自社を応援してくれる熱烈なファンを育成するファンマーケティングは、中長期的に売上を伸ばせるというメリットがあります。
「ファンマーケティングの成功事例を知りたい」「ファンマーケティングの効果的な手法や施策は?」と興味をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、SNSを活用したファンマーケティングの成功事例10選や、効果的なファンマーケティングの手法について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ファンマーケティングとは?
ファンマーケティングとは、企業が提供する商品やサービスに愛着を持つファンを増やし、売上を拡大するためのマーケティング戦略です。
顧客が商品やサービスを長期的に利用したり、愛着を持ったファンがSNS上で良質な口コミを増やしたりするメリットがあります。
近年は、スマートフォンやインターネットが普及し、SNSやWebサイトの拡散による認知拡大や顧客の獲得が可能となりました。
そこで、SNSキャンペーンやUGCマーケティング、ライブ配信、クラウドファンディングの実施など、ファンが集まるコミュニティを構築する施策が注目されています。
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ファンマーケティングの成功事例10選
ここからは、企業によるファンマーケティングの成功事例を紹介します。
1. エイベックス・ピクチャーズ株式会社
エイベックス・ピクチャーズ株式会社では、TVアニメ「僕の心のヤバいやつ」公式Xアカウントにて、バレンタイン感想投稿キャンペーンを実施しました。
ファンが「アニメの好きな場面写真」を選び、アニメの感想をハッシュタグ付きで投稿することで、抽選で3名にグッズの詰め合わせがプレゼントされるという内容です。
参照:僕ヤバ愛を語ろう!バレンタイン感想投稿キャンペーン|ONWLY導入事例
バレンタインにあわせてファンに作品について呟いてもらうことで、UGCを生み出し、作品の認知・拡散を促進しています。
2. 株式会社毎日放送
株式会社毎日放送が提供する、地上波デジタル番組「謎解き日本一決定戦X 2022」にて、インスタントウィンキャンペーンを実施した事例です。
放送日の告知、謎解き番組の出題、番組をリアルタイム視聴しながら参加できるイベントなど、ファンが楽しめるユニークな施策が盛り込まれました。
参照:謎解き日本一決定戦X 2022 Twitterインスタントウィンキャンペーン|OWNLY導入事例
番組放送日前日から放送中にかけて3回のインスタントウィンキャンペーンを実施しました。
放送前の番組認知・拡散、盛り上げからリアルタイム視聴への誘導を可能にし、トレンド入りを果たしています。
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3. 株式会社横浜エクセレンス
株式会社横浜エクセレンスでは、プロバスケットボールクラブ横浜エクセレンス設立10周年を記念して、Xでフォロー&RTキャンペーンを実施しました。
公式アカウントをフォロー&RTすると、ホーム開幕戦観戦チケットが5組10名に当たるという内容で、参加者全員にオリジナル壁紙が当選するという内容です。
参照:プロバスケットボールクラブ横浜エクセレンス設立10周年を記念してTwitter Follow&RTキャンペーン|OWNLY導入事例
キャンペーンを通じて、多くの人に横浜エクセレンスに興味を持ってもらう機会となりました。ファンによる投稿(UGC)で、新たなユーザーやファンを取り込むきっかけとなった事例です。
4. AXN株式会社
AXN株式会社では、「シカゴ・ファイア(シーズン9)」「シカゴP.D.シーズン8」のAXN独占放送を記念して、投票キャンペーンを開催しました。
特設ページから推しメンバーを選んで投稿し、リアルタイムで投票結果がわかるインスタントウィン形式のキャンペーンとなっています。
参照:「シカゴ・シリーズ」AXN独占放送を記念!Twitterプレゼントキャンペーン|ONWLY導入事例
特設ページでは各放送情報の告知も行われ、作品の認知拡大につながりました。
さらに、リアルタイムで投票結果をチェックできるため、キャンペーンが盛り上がるきっかけとなった事例です。
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5. フォーモスト ブルーシール株式会社
フォーモスト ブルーシール株式会社が販売する「ブルーシールアイスクリーム」公式Xアカウントは、「ポーラベアー3党」の総選挙をXにて開催しました。
アイスクリームそれぞれの味から支持する政党を選んでツイートすると、抽選で3名に「新ポーラベアー詰合せセット」&「HYさんサイン入りカード」が当たる内容です。
参照:Polar Bear総選挙2022|OWNLY導入事例
本キャンペーンは、合計で2600件を超える投票ポストが投稿され、商品の認知拡大につながる事例となりました。
アーティストのサイン入りカードをプレゼントに含めることで、既存のファンを巻き込んだ施策になっていることも特徴です。
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6. 株式会社講談社
参照:4月1日の「CLAMPの日」をお祝いしよう!Twitter投稿キャンペーン|OWNLY導入事例
株式会社講談社では、TVアニメ「CLAMP」の公式アカウントにて、4月1日の「CLAMP」の日をお祝いするX投稿キャンペーンを実施しました。
作品への応援や想いを、ハッシュタグ付きで投稿または引用リツイートすると、CLAMP特製QUOカード500円分が抽選で50名に当たるという内容です。
ファンのお祝いメッセージをSNS上に創出させることで、「CLAMPの日」の認知・拡散を促進させることができます。
また、CLAMP特製QUOカードを賞品に設定することで、多くのファンを楽しませる仕様になっていることも特徴です。
7. 讀賣テレビ放送株式会社
讀賣テレビ放送株式会社が放映するTVアニメ「ラブオールプレー」公式Xでは、アニメに出演するネコの名前をXで決める投票キャンペーンを実施しました。
4つの候補から選んでツイートし、決定した名前に投票してくれた方の中から抽選で5名に「番組オリジナルクオカード」が当たるという内容です。
参照:ラブオールプレー『#ネコの名前を投票で決めるよ』Twitterキャンペーン|OWNLY導入事例
投票結果は、Xで毎年トレンドに上がる2月22日「猫の日」に発表され、より注目を浴びるよう工夫されています。
番組内に登場するキャラクターの名前を投票することで、番組の認知・拡散、視聴への誘導を可能にした事例となりました。
8. 株式会社カワダ
参照:第11回公式ナノブロック作品コンテスト『nanoblock AWARD 2022』|OWNLY導入事例
株式会社カワダでは、公式ナノブロック作品コンテスト「nanoblock AWARD」を開催し、ナノブロックファンからの作品を募集しました。
ファンによるオリジナル作品を募集するコンテストとなっており、特設サイトのエントリーフォームやSNSからエントリーが可能です。
4つの部門が用意されており、各部門の最終選考作品や受賞作品、応募作品は特設サイト上で掲載されました。
SNSで投稿してもらうことで、ナノブロックを知らない層や、興味のあるユーザーに対して認知を広げられるのがメリットです。
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9. 株式会社レベルファイブ
株式会社レベルファイブでは、「妖怪ウォッチ ぷにぷに」公式Xアカウントにて、ユーザーが想像する転生妖怪のイラストを投稿するXイラストコンテストを実施しました。
優秀作品に選ばれたイラストはゲーム内に登場し、さらに受賞者にはイラストをもとに作成されたゲーム内キャラクターがプレゼントされるという内容です。
参照:転生妖怪イラストコンテスト|OWNLY導入事例
短期間ながら、投稿数は2,273件、キャンペーン参加者は1,177人と多くのユーザーが参加し、子どもから大人まで楽しめる大好評なキャンペーンとなりました。
10. 株式会社グッドスマイルカンパニー
株式会社グッドスマイルカンパニーでは、日本のポップカルチャーを世界へ配信すべく、海外向けのXキャンペーンを実施しました。
66日間ひとり1日1回参加でき、抽選結果は即時にリプライで送られるインスタントウィン形式で実施されました。
参照:OWNLY初、海外向けキャンペーン!⽇本のポップカルチャーを世界へ配信!|OWNLY導入事例
投稿本文とリプライ内容は英文で設定されるため、海外ユーザーでも参加できる仕組みに。フォロワー増加数は18,023人と大盛況なキャンペーンとなりました。
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ファンマーケティングで効果的な手法
ファンマーケティングに効果的な手法としては、下記のようなものが挙げられます。
- SNSアカウント運用
- UGCマーケティング
- ファンミーティング
- オンラインコミュニティの構築
- メルマガ配信
- ライブ配信
- サンプリング体験・座談会
- クラウドファンディングの活用
- サブスクリプション運営
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上記のほかにも、会員制サービスなどを実施するなど、効果的なファンマーケティングとしてはさまざまな手法があります。
なお、各施策にはメリット・デメリットがある上に、自社商品・サービスやターゲット層によっては相性の良し悪しも存在するでしょう。
商品・サービスの種類やターゲットに合わせて、最適な手法を取り入れることが大切です。
まとめ
SNSを活用したファンマーケティングを展開したいとお考えの方は、ぜひSNSマーケティングツール「OWNLY」までご相談ください。
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