
【完全版】Twitterキャンペーンとは?やり方やメリット、面白い成功事例5選を徹底解説
Twitterを利用する上で、タイムラインで企業のキャンペーン告知を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。近年、Twitterキャンペーンを活用して、認知拡大・新規フォロワー獲得に取り組む企業が増えています。
当記事では、Twitterキャンペーンを始めたい、興味があるという人に向けて、キャンペーンの種類やメリット、実施手順やポイントなどについて解説します。
実際に話題となった各企業のキャンペーン事例も紹介するので、Twitterキャンペーンの実施を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
以下の資料では、Twitter上でキャンペーン施策を行う際の設計手順・注意事項を中心に、キャンペーンから自社サービスへの遷移率を高める方法を解説しています。
SNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ資料をご参考ください。
目次[非表示]
- 1.Twitterキャンペーンとは
- 2.Twitterキャンペーンの種類
- 2.1.リツイートキャンペーン
- 2.2.ハッシュタグキャンペーン
- 2.3.写真投稿キャンペーン
- 2.4.カンバセーショナルキャンペーン
- 3.Twitterキャンペーンの抽選方法
- 4.Twitterキャンペーンのメリット3つ
- 4.1.1. 拡散性が高く話題になりやすい
- 4.2.2. 幅広い世代にリーチできる
- 4.3.3. 短期間で成果を得られる
- 5.Twitterキャンペーンの活用事例3選
- 5.1.ローソン|リツイートキャンペーン
- 5.2.ペプシ|カンバセーショナルキャンペーン
- 5.3.ロート製薬|投稿キャンペーン
- 5.4.そごう・西武|ダブルチャンスキャンペーン
- 5.5.がぶ飲み|ハッシュタグキャンペーン
- 6.Twitterキャンペーンを実施する手順
- 6.1.キャンペーンの目的・ターゲットを決める
- 6.2.キャンペーンの詳細を検討する
- 6.3.キャンペーンを実施する
- 6.4.キャンペーンの効果検証を実施する
- 7.Twitterキャンペーンを実施するポイント
- 7.1.Twitterのガイドラインを遵守する
- 7.2.参加要項は簡単にする
- 7.3.魅力的な景品を用意する
- 7.4.キャンペーン用ツールを活用する
- 8.Twitterキャンペーンのまとめ
Twitterキャンペーンとは
Twitterキャンペーンとは、企業アカウントがTwitterで実施するキャンペーンです。
ユーザーを対象にフォローやリツイートなどのユーザーアクションを促し、参加者は抽選などで景品を受け取れます。
Twitterキャンペーンを行う目的はさまざまです。
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Twitterキャンペーンは、アカウントさえあれば開催できるため、導入ハードルが低く予算を抑えて開催できるキャンペーン手法といえるでしょう。
Twitterキャンペーンの種類
Twitterキャンペーンには、さまざまな種類があります。
- リツイートキャンペーン
- ハッシュタグキャンペーン
- カンバセーショナルキャンペーン
- 写真投稿キャンペーン
ここでは、それぞれの参加方法について特徴やメリットを解説します。
リツイートキャンペーン
フォロー&リツイートキャンペーンは、アカウントの「フォロー」と対象のツイートを「リツイート」して参加するキャンペーンです。
ユーザー側は手軽に参加でき、開催側はキャンペーンを広く認知させられるメリットがあります。Twitterの特性である「拡散性の高さ」を活かせるキャンペーンのひとつです。
ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、指定のハッシュタグをつけたツイートをすることで参加できるキャンペーンです。
ユーザーによる投稿を自然に増やせるため、UGCを創出しやすいメリットがあります。ただし、リツイートキャンペーンに比べて参加のハードルが高いため、魅力的な景品を用意する必要があるでしょう。
写真投稿キャンペーン
お題に沿った写真の投稿や、フォトコンテスト形式でのキャンペーン手法です。ハッシュタグとともに写真をツイートすることで応募できる仕組みとなっています。
商品やサービスを実際に使っている写真や、観光スポットに訪れたときの写真、純粋な写真コンテストなどとして利用される場合があります。
写真投稿キャンペーンは、ビジュアルで訴求できるInstagramがメイン、サブとしてTwitterでも募集されるケースが多いです。
カンバセーショナルキャンペーン
Twitter広告のカンバセーショナルカードを利用するキャンペーンです。ハッシュタグが記載された複数のボタンから1つを選択してツイートしてもらうことで応募できる仕組みになっています。
「好きな○○はどれ?」「○○に入る答えは?」などの質問やクイズ形式で実施されることが多いです。
SNSマーケティングツール・OWNLYが提供する「OWNLYコミュカ」では、カンバセーショナルカードでは実現できない5つ以上の選択肢が設定できます。
リツイートによる拡散だけで終わらせず、ブランドイメージや商品のキャッチなど発話数を増やしたいときにおすすめです。
Twitterキャンペーンの抽選方法
Twitterキャンペーンでは、抽選で景品を用意することがほとんどです。抽選方法は大きく分けて「通常抽選」と「インスタントウィン」の2パターンがあります。
通常抽選
通常抽選は、キャンペーンに参加したユーザーを選定し、後日景品を送付する形式です。
景品を送付するにあたって、ダイレクトメッセージなどでのやり取りが必要となる場合も多く、当選人数が少ないケースに向いています。
選定・抽選・景品の送付までのフローを定め、スムーズに対応する必要があるでしょう。
インスタントウィン
インスタントウィンは、フォローやリツイートなどのアクションをすると、すぐにキャンペーンの当落結果が分かる仕組みです。
Webクーポンや商品券などの景品と相性がよく、当選者数が多い場合に適しています。当落がすぐに分かることで話題化しやすい点がメリットです。
またユーザーへの対応が自動で行われるため、キャンペーン開催側の負担を軽減できます。
Twitterキャンペーンのメリット3つ
Twitterキャンペーンを実施するメリットは、主に以下の3つです。
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それぞれのメリットについて解説します。
1. 拡散性が高く話題になりやすい
Twitterの大きな特徴は、拡散性の高さです。フォロー&リツイートキャンペーンを実施することで、商品やサービスが話題になりやすいメリットがあります。
参加者のリツイートを別のユーザーがリツイートするといった二次拡散が期待でき、キャンペーン自体の認知度を高めることができるのです。
2. 幅広い世代にリーチできる
日本国内におけるTwitterの月間アクティブユーザー数は、4,500万人を超えています。(※2017年10月時点・公式発表)
10代から60代まで幅広い世代に利用されており、男女の偏りも見られません。
とくに20代と40代は利用率が高く、キャンペーン企画によっては今までリーチできなかった新しい層にもアプローチできるといえるでしょう。
3. 短期間で成果を得られる
キャンペーンを実施することで、認知拡大や新規フォロワー獲得などの成果を短期間で得ることができます。
地道にツイートを続けるオーガニック投稿だけでは、ビジネスでの効果を感じにくいため、景品の用意や広告による発信などのペイド広告が重要です。
Twitterキャンペーンの活用事例3選
ここでは、各企業が実施しているTwitterキャンペーンの事例を3つ紹介します。
ローソン|リツイートキャンペーン
ローソン公式アカウントでは、フォロー&リツイートやハッシュタグキャンペーンなど、インスタントウィン型のキャンペーンを定期的に実施しています。
当選者にはローソンで使える商品の無料券がプレゼントされる内容です。落選者にも商品のクーポン券が配布されることで、商品の販売促進やリピーター獲得につながります。
フォロー&リツイートで簡単に参加でき、すぐに当落結果がわかることから、多くのインプレッション数を獲得している事例です。
ペプシ|カンバセーショナルキャンペーン
(参考:「1年間何やってたんですか? サントリー、「本田とじゃんけん2020」を開催」/https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1251990.html)
ペプシ公式アカウントでは、動画を活用したインスタントウィン型のTwitterキャンペーンを実施。
ペプシの公式アカウントをフォローし、サッカー元日本代表の本田圭佑氏とじゃんけんを行い、勝てば無料クーポンがもらえるというものです。
ゲーム性のあるユニークな動画を活用することで、Twitter上でバズりが発生し多くのシェア・拡散がされました。
ロート製薬|投稿キャンペーン
ロート製薬公式アカウントでは、フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーンを実施。
ハッシュタグ「#雪国環奈のコピー書いてみた」を付けてツイートし、ユーザーにオリジナルコピーを考えてもらうキャンペーンです。
景品は用意されていないものの、「自分が考えたコピーが橋本環奈さんの電車広告と一緒に使われるかもしれない」という期待もあり、多くの参加者が殺到しました。
そごう・西武|ダブルチャンスキャンペーン
株式会社そごう・西武では、「Twitter・LINE公式アカウントダブルチャンスキャンペーン」を実施しました。
Twitterでは、フォロー&リツイートを参加条件によって参加、LINEでは友達登録後に抽選することで参加できる内容となっています。
ダブルチャンスにすることで、より多くのユーザーに参加してもらえます。また当選人数が2万名と非常に多く、ユーザーの参加意欲を向上できるのもポイントです。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、「#がぶ飲みブルーシールコラボ」Twitter投稿キャンペーンを開催しました。
がぶ飲み|ハッシュタグキャンペーン
「#がぶ飲みブルーシールコラボ」と「#がぶ飲み」のハッシュタグを付けて投稿することで、抽選で20名に同社商品のギフト券がプレゼントされる内容です。
商品を購入する必要はなく、ハッシュタグを付けるだけで応募できるようになっています。それによって、商品を購入したことがないユーザーの参加が多く目立ちました。
写真の投稿有無は当落に影響しませんが、ユーザー自ら多数の写真付きツイートが投稿されました。多くのUGC獲得に成功し、商品の認知拡大・購買促進につながっています。
Twitterキャンペーンを実施する手順
ここからは、Twitterキャンペーンの具体的な実施手順について解説します。
キャンペーンの目的・ターゲットを決める
Twitterキャンペーンの内容を検討する前に、実施する目的やターゲットを定めましょう。ここであらかじめKPIを設定しておく必要があります。
目的に応じて、目標にすべき指標(KPI)は異なります。
目的 |
目標にする指標 |
新商品・サービスの認知拡大 |
リツイート数などのインプレッション数 |
商品の販売促進・来店促進 |
キャンペーンをきっかけとする来店数 |
話題作り・UGC獲得 |
ユーザー投稿数 |
目的が決まったら、「誰に届けたいか」というターゲットを決定します。できる限り細かなペルソナを設定して、キャンペーンの種類やクリエイティブの方向性を定めましょう。
キャンペーンの詳細を検討する
ターゲットや目的に合わせて、キャンペーンの詳細を検討します。
検討すべき主な内容は以下のとおりです。
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上記以外にも、キャンペーン用に専用のWebページを作る場合は、その手配も必要になるでしょう。
当選者の集計・抽選方法を抜け漏れなく行い、開催側の負担を軽減するためには、キャンペーン用のツールを活用するのがおすすめです。
キャンペーンを実施する
キャンペーンの詳細が決まったら、キャンペーンを実施しましょう。
キャンペーン期間中も、応募状況や指標の数値を定期的に確認し、必要に応じて配信頻度やクリエイティブを調整します。
自社アカウントから発信するだけではフォロワー外にリーチしにくいため、Twitter広告を併用するのもよいでしょう。
問い合わせに対応できるよう、ダイレクトメッセージの受信設定もしくはキャンペーン用のWebページにフォームを作成しておくのがおすすめです。
キャンペーンの効果検証を実施する
キャンペーン終了後、初めに定めた目的・数値を達成できたか効果検証を行いましょう。
キャンペーン専用ツールを活用することで、インプレッションやユーザー投稿数などKPIとなる指標を簡単に計測できます。
新たに獲得した新規フォロワーが自社のターゲットであるかをチェックしましょう。単なる懸賞目的でターゲットとかけ離れている場合、フォロワーの離脱率が高くなる傾向にあります。
フォロワーの離脱率が高い=ターゲットと乖離していたと考えられるため、次回以降のキャンペーン施策にも活かせるでしょう。
キャンペーン単体を振り返って終わりではなく、今後のアカウント運用に活かせるよう分析することが重要です。
Twitterキャンペーンを実施するポイント
Twitterキャンペーンを実施する際のポイントは以下のとおりです。
- Twitterのガイドラインを遵守する
- 参加要項は簡単にする
- 魅力的な景品を用意する
- キャンペーン用ツールを活用する
それぞれのポイントについて解説します。
Twitterのガイドラインを遵守する
Twitterのキャンペーンガイドラインを遵守して、キャンペーンを実施しましょう。
ガイドラインには以下のような内容が記されています。
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キャンペーン実施前にTwitterガイドライン・Twitterルール・適用法令および規制について十分確認しておきましょう。
参加要項は簡単にする
キャンペーンの参加要項を簡単にすることも重要です。参加要項が複雑だと、ユーザーの参加意欲を下げかねません。
たとえば、ハッシュタグ付き投稿の文字数を制限する、応募するのに複数アカウントのフォローが必要になるといった要綱です。
参加要項は複雑にせず、誰でも気軽に参加しやすい内容にしましょう。
魅力的な景品を用意する
キャンペーンでは、不特定多数が魅力を感じられる景品を用意しましょう。
参加するユーザーがメリットや魅力を感じないと、キャンペーンに参加してもらえません。
自社商品やサービスはもちろん、クーポンや商品券といったデジタルギフトはインスタントウィン型のTwitterキャンペーンと相性がよいでしょう。
キャンペーン用ツールを活用する
自力でキャンペーンの参加ユーザーを収集・抽選するのは非常に手間がかかります。
効率的にキャンペーンを実施し、効果測定を行う場合は、Twitterキャンペーン用ツールの活用がおすすめです。
一般的には応募データの収集・管理・抽選・レポート機能などの機能が備わっています。ツールによって、細かな機能はさまざまです。
自社で実施したいキャンペーンの目的に応じて、最適なツールを選定しましょう。
Twitterキャンペーンのまとめ
Twitterキャンペーンを活用することで、新規フォロワー獲得・認知拡大・売上増加・ブランディングなどさまざまな効果を得られます。
キャンペーンの種類や手法によっても期待できる効果は変わるため、最適な手法を選び効果的なキャンペーンを実施しましょう。
Twitterキャンペーン用ツールを活用するなら、「OWNLY」をご利用ください。OWNLYでは、Twitterキャンペーンを含め、15種類以上のキャンペーンを無制限で利用いただけます。
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