近年、X(旧Twitter)を運用する企業が増えてきている中で、フォロワー数に課題を感じている企業は少なくないでしょう。
フォロワーが増えれば、認知拡大や売上向上など様々なメリットがあります。
本記事では、X(旧Twitter)のフォロワーを増やすための10の方法や増えない企業の共通点などを解説します。X(旧Twitter)を運用しているものの、フォロワーがなかなか増えないという方は是非参考にしてください。

X(旧Twitter)はフォロワー数が重要?

X(旧Twitter)はフォローしているアカウントのツイートがタイムラインに表示される仕組みです。そのため、フォロワー数が多ければユーザーに情報が伝わりやすくなります。
また、フォロワー数が多ければアカウントに興味を持たれやすいため、X(旧Twitter)運用においては重要な指標です。
しかし、フォロワー数を増やすことにのみ注力するのはおすすめできません。X(旧Twitter)運用の目的は様々ですが、多くは自社のアカウントに興味を持ってもらい、商品の購入や顧客単価の増加に伴う売上向上に繋げるためです。
フォロワーは、自社のアカウントや商品、サービスに潜在ニーズを持っている可能性が高いため、既存のフォロワーの中でいいねやリプライ、リポストなどを積極的に行ってくれるロイヤリティの高いフォロワーを育てることが重要です。
フォロワーを増やすことだけではなく、既にフォローしてくれているフォロワーに対して、いいねやリプライなどのコミュニケーションを積極的に行い、フォロワーとの良好な関係構築を意識しましょう。

X(Twitter)でフォロワーを増やすステップ
X(旧Twitter)でフォロワーを増やすためには、まずは下記のステップでアカウント運用の準備を始めましょう。
- アカウントの方向性を定める
- 運用体制を整える
- 運用の目的や目標を明確にする
- ターゲットに合わせて発信する
- 投稿の分析・改善をおこなう
ここでは、それぞれのステップについて順に解説します。
1. アカウントの方向性を定める
まずは、自社アカウントの方向性を定めましょう。
どのような情報を発信するか、どんな人に見てもらいたいかなどの内容や目的を明確にすることで、ターゲット層の興味関心を引きやすくなります。
アカウントを設計するにあたって、ソーシャルリスニングを行い、自社の現状や競合他社の運用状況などをチェックします。
たとえば、競合他社の投稿を確認して「どのようなポストが伸びているか」「フォロワーとどのように交流しているか」「商品・サービスをどう訴求しているか」など、項目を決めて調査を行いましょう。
これらの情報をもとに、具体的な発信内容やトーン&マナー、発信側のキャラクター、ターゲット層などを設計してマニュアル化していきます。
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2. 運用体制を整える
X(旧Twitter)アカウントを効果的に運用するためには、アカウント設計とあわせて運用体制の整備が欠かせません。
運用方針を定めた後、誰が投稿を行い、誰が分析や改善を担当するのかを明確にすることで、効率的なアカウント運用が可能になります。
たとえば、以下のような役割分担が考えられます。
- 投稿・スケジュール管理
- コンテンツ作成(テキスト・画像・動画など)
- データ分析と改善策の立案
- コメントやリプライへの対応
リソースが限られる場合は、担当者を兼務させたり、外部パートナーやツールを活用したりすることも検討しましょう。
また、複数人で確認する仕組みを作ることで、発信内容のクオリティやリスク対策にもつながります。X(旧Twitter)運用は中長期的に取り組む施策なので、無理なく継続できる体制を構築することがポイントです。
3. 運用の目的や目標を明確にする
最終的なゴールとなるKGI(重要目標達成指数)設定します。KGIを設定したら、KGIを達成するための具体的なKPI(重要業績評価指数)を設定しましょう。
KGIの例としては、以下のようなものが挙げられます。
- X(旧Twitter)経由の売上
- 自社サイトへの遷移率
- 1年後のフォロワー数
- 平均エンゲージメント率、クリック率
これらのKGIを達成するためには、中間目標であるKPIを適切に設定することが必須です。
たとえば、「1日のポスト数」「ポストごとのプロフィールアクセス数」「週ごとのエンゲージメント数」など、段階的かつ達成可能なKPIを設定しましょう。
そして、それぞれのKPIを達成するためにどのような施策を講じるべきかを検討します。
4. ターゲットに合わせて発信する
X運用では、事前に設定したターゲット層に合わせて発信することを徹底しましょう。
性別や年齢層だけでなく、どのような物事に関心を持っており、どのような時間帯にXを利用しているかなどを細かく掘り下げます。
投稿するコンテンツを作成したあとは、ターゲット層が求める情報とズレがないかを確認しましょう。初めのうちはとくに、運用担当者だけでなく、複数名でチェックできるような体制を整えておくのがおすすめです。
また、ターゲット層のフォロワーを獲得するために、X広告やキャンペーンを実施する手法もあります。
5. 投稿の分析・改善をおこなう
X運用で効率的にフォロワーを増やすためには、やみくもに発信を続けるだけでなく、データ分析や改善を行うことも欠かせません。
インプレッションやエンゲージメントなどのデータを詳しく追うことで、どの部分を改善すべきかどうかが分かります。
たとえば、プロフィールアクセス数が多いのにもかかわらず、フォロワーがなかなか伸びない場合は、プロフィールの改善が必要と考えられます。
このように、各指標の推移をポストごとにチェックして分析することで、投稿やアカウントの質を高めることが重要です。
X(旧Twitter)フォロワーの増やし方12選

X(旧Twitter)のフォロワーが増えないアカウントの特徴を紹介しましたが、実際に増やすためにはどのような方法を取るべきなのでしょうか。
以下では、具体的な増やし方をご紹介します。
- アルゴリズムを理解して戦略を立てる
- ハッシュタグを効果的に活用する
- 認知してもらうためのアクションを増やす
- トレンドを取り入れたツイートをする
- 写真や動画を投稿する
- 投稿時間や頻度を工夫する
- 魅力的なプロフィールを設定する
- インフルエンサーを起用する
- 反応の良かったツイートを分析する
- X(旧Twitter)広告を出稿する
- UGCマーケティングを展開する
- X(旧Twitter)キャンペーンを実施する
以下の項目を実施していない企業はぜひ参考にして、フォロワーの増加に繋げてみてください。
1. アルゴリズムを理解して戦略を立てる
X(旧Twitter)のフォロワーを増やすには、Xのアルゴリズムを理解したうえで戦略を立てることが重要です。
Xのタイムラインは、単純な時系列だけでなく、ユーザーの興味関心に合わせて表示される仕組み(おすすめアルゴリズム)が採用されています。
そのため、投稿をより多くの人に届けるには、エンゲージメント(いいね、リポスト、リプライ)を獲得できるコンテンツを意識することが不可欠です。
特に、投稿直後の反応が良いと拡散されやすくなるため、フォロワーがアクティブな時間帯に投稿することも有効です。また、画像や動画を活用して視覚的に目立つ工夫を行うのも効果的です。アルゴリズムの仕組みに沿った投稿を行うことで、自然とフォロワーが増えやすくなります。
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2. ハッシュタグを効果的に活用する
X(旧Twitter)でフォロワーを増やすためには、ハッシュタグの活用も大切です。
ユーザーは特定のハッシュタグを検索したり、トレンドとして表示されたタグから投稿を閲覧したりします。そのため、フォローしていないユーザーにも投稿を見てもらえる機会が増えます。
効果的に活用するには、トレンドタグとアカウントの関連性が高いタグをバランスよく使用するのがポイントです。トレンドを取り入れることで短期間の拡散が期待でき、業界特有のタグを使えば、狙ったターゲット層にリーチできます。ただし、ハッシュタグを多用しすぎるとスパムと判断される恐れがあるため、2〜5個程度を目安に、適切なタグ選びを意識しましょう。
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3.認知してもらうためのアクションを増やす
アカウントに興味がありそうなユーザーに対して、いいねやリプライ、リポストなどのアクションを積極的に行ってコミュニケーションを図りましょう。
アクションを行うと相手に通知されるため、自社アカウントを認識してもらえる可能性が高くなります。
しかし、リプライを大量に送信してしまうとスパムアカウントと判断されてしまう可能性があるため、適切な量のリプライを送るように注意しましょう。
4.トレンドを取り入れたツイートをする
X(旧Twitter)のフォロワーを増やすためにトレンドに上がっているハッシュタグを活用した投稿をする方法もおすすめです。
ユーザーがハッシュタグを検索することで、フォローしていないユーザーにも自身の投稿を見てもらえる機会が増え、フォローに繋がる可能性が高まります。
トレンドを取り入れた投稿は検索に引っかかりやすいため特に意識すべきポイントですが、アカウントにマッチしたハッシュタグを選ぶことも大切です。
アカウントにマッチした発信でなければ、投稿のリーチが伸びたとしてもフォローには繋がりにくいでしょう。
5. 写真や動画を投稿する
X(旧Twitter)に投稿する際は、写真や動画などのビジュアルコンテンツを積極的に活用しましょう。
X(旧Twitter)のタイムラインは流れやすいため、テキストだけの投稿はユーザーの目に留めてもらえない可能性が高いと言えます。
一方で、ターゲット層に適したコンテンツを提供できれば、ユーザーの興味関心を惹くことができます。
ユーザーの目を惹くクリエイティブを用意することによって、フォロワー獲得につながるでしょう。また、ビジュアルコンテンツは、いいねやRTなどのエンゲージメント率向上にも役立ちます。
6. 投稿時間や頻度を工夫する
Xでフォロワーを増やすためには、多くのユーザーに見てもらうことが必要です。ユーザーのアクティブ率が高い時間に投稿することで、フォローしてもらえる可能性も高まるでしょう。
一般的には、通勤・通学の7~8時や、お昼休憩の12~13時、夜間のゴールデンタイムといわれる19~21時にアクティブ率が高まるといわれています。
ただし、適切な投稿時間や頻度は、ターゲット層によって大きく変わるため、一概に「この時間が良い」とはいえません。主婦向けのアカウントか学生向けのアカウントかなどによって、最適な投稿時間や頻度は変わるでしょう。
自社のターゲットがどの時間帯にアクティブなのかを分析ツール等でチェックするのがおすすめです。
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7. 魅力的なプロフィールを設定する
Xでフォロワーを増やすうえで、魅力的なプロフィールを作り込むことは非常に重要です。
ポストを通じて気になったアカウントのプロフィールページに訪れてくれたユーザーがフォローしてくれることで、フォロワーが増えるのが一般的でしょう。
しかし、たとえ多くのユーザーに投稿を見てもらっても、プロフィールが魅力的でなければ「フォローしたい」と思ってもらえない恐れがあるということです。
どんな情報を発信しているのか、フォローするとどんな情報・メリットが得られるのかなどを端的に記載しましょう。
また、自社サイトのURLや所在地を記載することで信頼性向上につながり、自社ブランドを知ってもらえるきっかけにもなります。
8.インフルエンサーを起用する
多くのフォロワーを抱えているインフルエンサーを起用した投稿もフォロワー増加に効果的です。
例えば、インフルエンサーにサービスや商品に関する投稿をしてもらうことで自社アカウントの認知度を高めます。
自社アカウントでインフルエンサーの投稿をリポストしたり、関連するハッシュタグをつけて投稿する工夫もフォロワー増加や、アカウント認知に有効です。
9. 反応の良かったツイートを分析する
X(旧Twitter)にはX(旧Twitter)アナリティクスという自社のアカウントを数値で分析できる機能があります。
投稿ごとの分析では以下の項目が確認できます。
- ユーザーが投稿を見た回数
- リポスト数
- いいねした数
- リプライ数
X(旧Twitter)アナリティクスでは、月ごとの反応の推移や動画の詳細分析、投稿ごとの分析も可能。
反応の良かった投稿を数値で確認することで、明確によかった点や悪かった点が分かるようになり、効果的な改善を実施できます。
10. X(旧Twitter)広告を出稿する
X(旧Twitter)内に広告を出稿することで、フォロワー増加につながります。
X(旧Twitter)広告にはさまざまな種類があり、中には「フォロワー獲得広告」が存在します。
ターゲティングしたユーザーにアカウントをPRすることで、認知拡大や新規フォロワー獲得に役立てることが可能です。
X(旧Twitter)広告の出し方や手順については、以下の記事もぜひチェックしてください。
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Twitter広告の出し方・手順は?広告の種類やポイントについて解説
11. UGCマーケティングを展開する
X(旧Twitter)上でUGCを収集・活用するUGCマーケティングも効果的です。
UGC(User Generated Content)とは、一般消費者がSNSや口コミサイトなどに投稿するコンテンツのことを指します。
UGCを上手く活用すれば、口コミの二次拡散や信頼性向上を通じて、フォロワー獲得につながるでしょう。
UGCマーケティングについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にてください。
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Twitter上でUGCを生み出す施策とは?メリットや成功事例10選を紹介
12. X(旧Twitter)キャンペーンを実施する
X(旧Twitter)上でプレゼントキャンペーンを実施するの1つの方法です。
自社アカウントのフォローを応募条件に含めることで、フォロワーを効率良く集めることができます。
X(旧Twitter)キャンペーンにはさまざまな種類があり、目的に応じてキャンペーン施策を展開することで、マーケティング効果も見込めるでしょう。
X(旧Twitter)キャンペーンについては、下記の記事をぜひチェックしてください。
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【2025年最新】Twitterキャンペーンの成功事例16選|成功のコツやおすすめツールも紹介
以下の資料では、X(旧Twitter)上でキャンペーン施策を行う際の設計手順・注意事項を中心に、キャンペーンから自社サービスへの遷移率を高める方法を解説。
SNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ資料をご参考ください。

X(旧Twitter)でフォロワーを増やした企業の成功事例3選
ここからは、X(旧Twitter)でフォロワーを増やした企業の成功事例を紹介します。
1. 株式会社タイミー|フォロー&リポスト×インスタントウィン施策で短期間にフォロワー5.7倍
スキマバイトサービスを展開する株式会社タイミーは、Xを活用したフォロー&リポストキャンペーンを実施し、短期間でフォロワー数を約5.7倍に増加させました。
このキャンペーンでは、Amazonギフト券がその場で当たるインスタントウィン形式を採用しました。気軽に参加できる設計と複数回チャレンジできる仕様によって、多くのユーザーからのエントリーを獲得しています。
参照:#もっと知ってタイミー フォロー&RTキャンペーン|OWNLY導入事例
成功の背景には、タイミーが抱えるターゲット層である「スキマ時間で効率的にお金を稼ぎたい」というユーザー心理を的確に捉えたインセンティブ設計があります。
また、参加後すぐに当落が分かる仕組みによってユーザーの行動意欲を高め、拡散を促進した点も効果的でした。
2. 株式会社ニトリ|UGC活用で共感を呼ぶ投稿設計
株式会社ニトリは、X(旧Twitter)上でユーザーの投稿(UGC)を引用リポストすることで、フォロワーとの接点を自然に増やしています。
特に、「#ニトリで見つけた」というハッシュタグを活用し、ユーザーからの自発的な投稿を促進しているのが特徴です。
これにより、ブランドからの一方的な宣伝ではなく、リアルな使用感や共感を生む情報発信を実現しています。
UGCを活用することで、ユーザー自身がブランドのファンとなり、投稿が拡散されることで新たなフォロワー獲得や認知拡大に繋がるのが大きなメリットです。また、ニトリはユーザーの投稿に対して「素敵な投稿ありがとうございます!」と感謝の言葉を添えて紹介するなど、双方向のコミュニケーションを意識しており、ユーザーとの信頼関係構築にも成功しています。
3. ユニクロ|ユーザーの反応を促すコーデ紹介で自然に拡散
ユニクロは、X(旧Twitter)でコーディネート紹介とユーザー参加型の投稿を組み合わせ、エンゲージメントを高めています。例えば「どれを着回したい?」という問いかけに対してリプライを促す形式を取り入れ、ユーザーの反応(リプライ・いいね)を誘発しました。
これにより、アルゴリズム上も投稿が拡散されやすくなります。
また、自社商品のコーディネート提案を自然に織り交ぜることで、販促感を抑えつつ商品訴求を実現。ターゲット層の日常に寄り添った投稿設計により、新規ユーザーの関心を引き、フォローにつながる接点を生み出している点が特徴です。エンゲージメントを高めながらフォロワー獲得につなげた事例といえるでしょう。
X(旧Twitter)のフォロワーが増えない企業の5つの共通点

X(旧Twitter)運用をしているものの、フォロワーが増えずに売上など運用の目的に繋がらない場合もあるでしょう。
X(旧Twitter)のフォロワーが増えない場合は、問題点の追求が必要です。
以下で紹介する「フォロワーが増えない企業の5つの共通点」を参考に、自社アカウントに当てはまる点がないか確認してみましょう。
1. 投稿の頻度が低い
フォロワーが増えない企業の共通点は、投稿の頻度が低いことです。X(旧Twitter)のタイムラインは多くの投稿が表示されるため、その中で興味を持ってもらうためには埋もれさせないことが大切です。
投稿の目安は、毎日1〜5投稿程度にしましょう。フォロワーが毎日X(旧Twitter)を開かない可能性もあるため、頻繁に投稿することでフォロワーの目に触れやすくなります。
しかし、投稿が多ければ良いというわけではありません。ユーザーのフォロー数が少ない場合は、タイムラインを埋めてしまう可能性があります。フォロワーに不快な印象を与えてしまう恐れがあるので注意しましょう。
2. フォローの比率が高過ぎる
フォロワー数と比べてフォローの比率が高すぎると「本当に実在する会社なのか」「評判が良くないのではないか」のような不信感をユーザーに与えてしまう可能性があるため、フォローを躊躇してしまいます。
反対にフォロワー数の比率が高い場合は人気のアカウントと認識されやすいため、商品やサービスへの第一印象も良くなります。
3. 投稿内容に一貫性がない
投稿内容が定まらず一貫性のない情報発信をしているアカウントは、投稿をきっかけに流入したユーザーの離脱に繋がる可能性があります。
X(旧Twitter)や扱っているサービスなどをきっかけにアカウントに流入したユーザーは、目的を持ってX(旧Twitter)アカウントを閲覧しています。
そのため、ユーザーが流入したきっかけとなる情報と関連のない発信をしていると、フォローする理由に繋がりません。
どのようなアカウントなのかをユーザーが認識しやすいように、X(旧Twitter)内容に一貫性を持たせることを意識するようにしましょう。
4. 投稿内容が宣伝ばかりになっている
投稿内容がサービスや商品の宣伝ばかりになっていると、企業の広告としてのイメージが全面的に押し出されてしまいます。一方的な広告や宣伝は、ユーザーが嫌悪感を持つことが多いため、フォローに繋がりにくいです。
人気の高いアカウントは宣伝だけではなく、ユーザーに共感を持たれるような発信や有益な発信をするため、ユーザーは親近感を抱く傾向にあります。
宣伝ばかりの投稿ではなく、ユーザーが楽しめるコンテンツや有益な情報を提供できているかを意識して投稿内容を考えましょう。
5. 適切なプロフィール設定がされていない
プロフィール項目に空白が多いアカウントは、フォロワーが増えにくくなる特徴の一つです。
ユーザーがアカウントをフォローするかを検討する際には、アカウントのプロフィールページを確認します。
アカウントの情報を得た上でフォローを判断するため、プロフィールはフォロワー獲得に重要な役割を果たしています。
プロフィールに会社概要やホームページやECサイトなどの記載がない場合、適切に設定していないと判断されフォローに繋がりにくくなります。
以下の資料では、X(旧Twitter)の企業アカウントで企業担当者の方が知っておくべきポイントを解説しています。
企業公式アカウントの運用における始め方と注意点から、X(旧Twitter)の運用効果の具体的な測定方法を解説しています。
- 興味を持ってもらえるプロフィールを作りたい
- 投稿が見てほしいターゲット層に届かない
- 企業公式アカウントの運用における始め方と注意点が分からない
上記でお悩みの方は是非ご参考ください。

X(旧Twitter)のフォロワーを増やしたい時の注意点

X(旧Twitter)のフォロワーを増やしたいがためにフォロワーを買ってアカウントの信用を高めようとする方がいますが、フォロワーの購入はデメリットが大きいため避けましょう。
第一にフォロワーを購入して人為的に増やすことはX(旧Twitter)の利用規約に違反します。
利用規約に違反すると自身のアカウントが凍結する恐れがあるため、フォロワー買いは行わず地道に効果的な施策を実施しましょう。
購入できるフォロワーの多くは実際に使われていないアカウントのため、アクティブなフォロワー獲得に繋がりません。
X(旧Twitter)のフォロワーの増やし方まとめ
X(旧Twitter)のフォロワーが増えないアカウントの特徴やフォロワーの増やし方などをご紹介してきました。X(旧Twitter)を使用したマーケティングは、成功すると自社にとって大きな広告効果を呼ぶため、積極的に活用していきましょう。
ご紹介したフォロワーの増やし方を参考に自社アカウントの改善点を見つけ、目的や数字的な目標を達成しましょう。
一度のみならず常日頃から成功事例を積み上げられるように改善をし、ニーズに合った運用方法を模索し続けることが大切です。
