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Twitter上でUGCを生み出す施策とは?メリットや成功事例4選を紹介

SNSにおけるUGCは、消費者が商品やサービスを購買する際に、大きな影響を与えているコンテンツのひとつです。

TwitterをはじめとするSNSマーケティング活動において、いかにUGCを戦略的に生み出すかが重要な課題となるでしょう。

当記事では、TwitterにおけるUGCを生成するメリットや施策、注意点などについて解説します。実際にUGC生成につながったキャンペーン事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

TwitterにおけるUGCとは

Twitterには、多くの一般ユーザーが写真や動画などを投稿しています。このようにユーザー自らが作り出したコンテンツを総称してUGCと呼びます。

企業が広告として宣伝するより、より消費者に近い目線で投稿されるUGCは、他のユーザーの共感を生みやすく、購買意欲を高められるのです。

実際に商品やサービスを購入するか迷ったときに、最終的にUGCを見て判断する人も多く、SNS上ではUGCが大きな影響を与えています。

TwitterでUGCを増やすメリット

UGCでUGCを増やすメリットには、大きく以下の2つがあります。

  • 消費者目線の情報が拡散される
  • 顧客のニーズを施策に活かせる

ここでは、TwitterでUGCを増やすメリットを解説します。

消費者目線の情報が拡散される

一般ユーザーが消費者目線で投稿することで、企業の宣伝よりも信憑性の高いコンテンツが出来上がります。

商品やサービスを使ったリアルな声をもとに、他のユーザーの購買意欲につなげることができるのです。

さらに、企業が気づいていなかった商品の活用方法などが拡散されることで、想定していなかった顧客層にまで購買範囲を広げられるメリットもあります。

顧客のニーズを施策に活かせる

TwitterでUGCを生成することで、ユーザーの不満や要望などをチェックできます。

商品の購入数や売上だけを見ても、ユーザーのリアルな声や具体的な課題は発見しづらいでしょう。

収集した口コミをもとに、次回のキャンペーンや今後のマーケティング活動に反映することで、施策の最適化につなげることができます。

Twitter上でUGCを増やすための3つの施策

Twitter上でUGCを生成するための施策には、主に以下の3つがあります。

  • ハッシュタグキャンペーン
  • インフルエンサー施策
  • フォロワーとのコミュニケーション

それぞれの施策について解説します。

1. ハッシュタグキャンペーン

Twitterでのハッシュタグ投稿を呼びかけるキャンペーンは、UGC生成において非常に効果的です。

ハッシュタグキャンペーンを開催中に、Twitter広告やリツイートキャンペーンを併用することで、より多くのユーザーに参加してもらえます。結果、短期間で多くのUGC生成を見込むことができるでしょう。

ハッシュタグキャンペーンによって多くのUGCを生み出すには、ユーザーが楽しみながら参加できる企画や、魅力的な景品が当たる企画などの工夫をすることが重要です。

キャンペーンは数多くのUGCを生み出せる施策のひとつでありながら、運用には多くの工数やコストがかかります。キャンペーンツールを活用することで、工数を抑えつつ、UGCを最大化することができるでしょう。

2. インフルエンサー施策

一般ユーザーではなく、既に知名度や影響力のあるインフルエンサーを起用し、商品やサービスのPRを依頼するのも有効な手法のひとつです。

影響力のあるUGCを生成でき、多くのターゲット層にリーチできるメリットがあります。

ただし、UGCは信頼できる情報であるという点が重要です。そのため、企業が良い情報だけを誘導するのではなく、インフルエンサー自身の言葉で発信してもらう必要があります。

インフルエンサーマーケティングでは、商品やサービスを普段から愛用している、共感してくれているような人物を起用することがおすすめです。

3. フォロワーとのコミュニケーション

Twitter上でUGCが生成されるには、ユーザーが自ら話題にしたくなるような体験を提供することが大切です。

商品やサービスの質を向上させるだけでなく、話題になりそうな商品のパッケージを開発したり、店舗にフォトスポットを設置したりと、UGC生成につながる仕掛けを用意しましょう。

投稿するハッシュタグを指定したり、投稿を呼びかけたりすることで、ユーザーにとって投稿までのハードルを下げることができます。

特定のハッシュタグが付いた投稿から、素敵な投稿をピックアップして紹介するといったことも効果的でしょう。

Twitter上のUGC生成に成功したキャンペーン事例4選

ここからは、Twitterキャンペーンを活用することでUGC生成に成功した事例を5つ紹介します。

  TwitterのUGC成功事例3選|生成のポイントから注意点まで紹介 | OWNLY Twitterを活用する企業が増えている中で、一般ユーザーのUGCをきっかけに注目度が上がる企業や商品が増えてきております。 UCGを意図的に作成し、トレンドとして注目されることは簡単ではないため、悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 これから企業のTwitterのマーケティング活用において、「UGC」をいかに戦略的に生成していくかが大きなテーマとして挙げられております。 本記事では、TwitterでUGC生成に成功した活用事例を3つにまとめて紹介しながら、ポイントや注意点についても詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。 OWNLY

#がぶ飲みブルーシールコラボ

ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社は、「#がぶ飲みブルーシールコラボ」Twitter投稿キャンペーンを開催しました。

「#がぶ飲みブルーシールコラボ」と「#がぶ飲み」のハッシュタグを付けて投稿することで、抽選で20名に同社商品のギフト券がプレゼントされる内容です。

期間
2022年5月16日(月)10:00〜2022年6月30日(木)23:59
賞品
ブルーシールアイス詰め合わせセットギフト券 20名様
応募方法
①がぶ飲み公式Twitterアカウント(@Gabunomi_JP)をフォロー
②「#がぶ飲みブルーシールコラボ」と「#がぶ飲み」のハッシュタグをつけて投稿
キャンペーンURL

写真の投稿有無は当落に影響しないものの、ユーザー自ら多数の写真付きツイートが投稿され、商品の購買促進・認知拡大につながりました。

松野家6つ子生誕祭2020企画第1弾

「おそ松さん」公式Twitterでは、松野家6つ子生誕祭2020企画として、6つ子への誕生日メッセージを募集する企画を開催しました。

「#松おめ募集中」「#松野家6つ子生誕祭2020企画」を付けて66文字以内で投稿し、メッセージによってデザインした特別ビジュアルを公開するというものです。

期間
2020年5月2日〜2022年5月20日
賞品
ブルーシールアイス詰め合わせセットギフト券 20名様
応募方法
「#松おめ募集中」「#松野家6つ子生誕祭2020企画」を付けて66文字以内でお誕生日メッセージを投稿
キャンペーンURL

お誕生日メッセージを募集することで、普段キャンペーンに参加しない層のUGC生成に成功した事例です。特設ページでは、ハッシュタグ付きの投稿が自動で掲載されるようになっています。

#カフェオレどき

「AGF」公式Twitterでは、カンバセーショナルボタンを使った投票型の投稿キャンペーンを実施しました。

「私は朝カフェオレ」「私はこんなカフェオレどき」のいずれかを選んでハッシュタグツイートをすることで、抽選で100名に同社商品が当たる内容です。

期間
2021年10月21日~2020年10月31日
賞品
Blendy stick カフェオレ 100名様
応募方法
①公式Twitter(@agfcm2)をフォロー
②「#私は朝カフェオレ」「#私はこんなカフェオレどき」の選択肢から選んでツイート
キャンペーンURL

2つの選択肢から選んでツイートしてもらうことで、ユーザーのキャンペーン参加意欲を促し、UGC生成を高められた事例となりました。

#キット想いとどく 受験生応援キャンペーン

「キットカット」公式Twitterでは、「#キット想い届く」「#キットカットで応募」を付けて受験生への応援メッセージを投稿することで、抽選で20名にキットカットが当たるキャンペーンを開催しました。

商品のパッケージには手書きでメッセージが書けるスペースが用意されており、ユーザーによる写真投稿を促せる事例となっています。

期間
2019年12月23日(月)~2020年2月28日(金)
賞品
キットカットセット 20名様
応募方法

①Twitterで該当アカウント(@KITKATJapan)をフォロー。
②「 #キット想いとどく」「#キットカットで応援」をつけて、受験生へのメッセージを投稿することで応募完了

キャンペーンURL

特設サイトでは、キットカットのパッケージで「お守り」を作るユニークなアレンジ方法も紹介されており、UGC生成の促進につながっていると言えるでしょう。

TwitterでUGCを活用するときの注意点

TwitterでUGCを活用する際は、以下の2つに注意しましょう。

  • 投稿の炎上リスク
  • 著作権・肖像権のトラブル

それぞれの注意点について解説します。

投稿の炎上リスク

ハッシュタグを活用した投稿では、誤った情報や炎上につながる情報を投稿してしまう可能性もあります。

Twitterは一度拡散されると、収集がつかなくなるほど炎上してしまうケースも珍しくありません。

クレームや誤った情報が発信された場合、迅速に対応できるようチェック体制を整えておくことが重要です。

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著作権・肖像権のトラブル

UGCには著作権があるため、企業が使用する際にはユーザーの許可を得る必要があります。

さらに、肖像権や著作権などの権利を、ユーザーが意図せずに侵害してしまう恐れもあるため、十分に注意しなければなりません。

UGCを活用する際は、ユーザーへの許可を取った上で、肖像権や著作権について十分確認しておきましょう。

まとめ

当記事では、TwitterにおけるUGCのメリットや、ハッシュタグキャンペーンを中心としたUGC生成の事例を紹介しました。

UGCを生成するには、まずはユーザー自らが写真や動画を撮影・投稿してもらえるよう、商品やサービスを工夫することが重要です。

そのうえで、Twitterキャンペーンやインフルエンサーマーケティングを活用していくと、さらにUGC生成を最大化できるでしょう。

TwitterキャンペーンやUGCマーケティングの実施を検討している方は、ぜひお気軽にOWNLYまでお問い合わせください。

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