X(旧Twitter)キャンペーンは、商品・サービスの認知拡大やフォロワー獲得に効果的な施策として、多くの企業が取り入れています。
「キャンペーンを実施したいけどやり方が分からない」「実施するコツやポイントが知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。
当記事では、X(旧Twitter)キャンペーンのやり方や種類、実施するコツについて解説します。各企業の事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
X(旧Twitter)キャンペーンとは?
X(旧Twitter)キャンペーンとは、応募者に対して景品をプレゼントするキャンペーンを実施し、認知拡大や売上向上などを狙うためのプロモーション手法です。
一般的には、企業アカウントがフォロワー増加やブランド認知度の向上、商品やサービスのプロモーションを行うために実施されます。、
キャンペーンの形式は様々で、リツイートやフォロー、指定のハッシュタグを使った投稿などがあります。それぞれの種類によって目的や目標は異なるので、プロモーションの目的に合ったものを選択しましょう。
参加者にとって魅力的なインセンティブを提供することも、キャンペーンの効果を高めるために重要です。
X(旧Twitter)キャンペーンのやり方|5ステップ
まずはX(旧Twitter)キャンペーンを実施する流れについて見ていきましょう。
- 目的やターゲットを設定する
- KPIを設定する
- キャンペーン詳細を決定する
- キャンペーンを実施する
- キャンペーンの効果検証をする
それぞれのステップについて解説します。
1. 目的やターゲットを設定する
はじめに、キャンペーンを実施する目的やターゲットを設定しましょう。目的によって、目指すべき目標や数値が変わってくるためです。
X(旧Twitter)キャンペーンを行う目的には、以下のようなものがあります。
認知拡大 |
ブランドやサービスの知名度を高める |
エンゲージメント向上 |
リツイート、いいね、コメントなどの反応を増やす |
集客・販売促進 |
特定の商品やサービスの購入を促進する |
リード獲得 |
メールアドレスや資料請求などの具体的なアクションを得る |
細かなペルソナを設定しておくことで、キャンペーンの種類やクリエイティブの方向性をスムーズに定められます。
2. KPIを設定する
目的に応じて、目標にすべき指標(KPI)を設定しましょう。
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目標にする指標
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新商品・サービスの認知拡大
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リツイート数などのインプレッション数
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商品の販売促進・来店促進
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キャンペーンをきっかけとする来店数
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話題作り・UGC獲得
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ユーザー投稿数
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施策が成功したかどうかを効果検証するためには、キャンペーン終了後の効果検証が必要不可欠です。必ずKPIを設定して、効果検証に活かしましょう。
KPIを設定するときは、SMARTの法則(具体的で測定可能、達成可能、関連性がある、期限がある)を活用して目標を設定すると効果的です。
3. キャンペーン詳細を決定する
目的や目標が決まったら、キャンペーンの詳細を企画します。
検討すべきおもな内容は以下の通りです。
- キャンペーンのツイート内容
- キャンペーン期間
- ユーザーの参加方法
- プレゼントの内容
- 当選者の集計・抽選方法
- キャンペーンの運用体制
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上記以外にも、キャンペーン用に専用のWebページ制作や、問い合わせフォームが必要になるケースもあるでしょう。
集計・抽選・運用などをスムーズに行うためにも、キャンペーン用ツールの選定も合わせて進めておくことをおすすめします。
4. キャンペーンを実施する
キャンペーンの詳細が決まったら、キャンペーンを実施しましょう。
ダイレクトメッセージもしくはWebページにフォームを作成し、問い合わせに対応できるようにしておくとスムーズです。
キャンペーン期間中も、定期的に参加状況や数値をチェックして、必要があれば配信頻度やクリエイティブを調整しましょう。
自社アカウントからの発信だけでなく、X(旧Twitter)広告を活用してフォロワー外へのリーチを目指すのも有効です。
5. キャンペーンの効果検証をする
キャンペーンが終了したら、はじめに設定したKPIを達成できたかどうか、効果検証を行いましょう。専用ツールを活用すれば、KPIとなる指標を簡単に計測できます。
効果検証では、新たに獲得した新規フォロワーが自社のターゲットかをチェックしましょう。自社のターゲットとかけ離れている場合、キャンペーン終了後のフォロワーの離脱率が高くなる傾向にあります。
フォロワーの離脱率が高い=ターゲットと乖離していたと考えられるため、次回以降のキャンペーン施策に活かす必要があります。
投稿の時間帯やターゲットの設定、広告の内容などを見直し、キャンペーンの成果を最適化しましょう。
効果検証でキャンペーン単体を振り返って終わりではなく、今後のアカウント運用に活かせるよう分析することが重要です。
以下の資料では、X(旧Twitter)上でキャンペーン施策を行う際に押さえておきたいポイントを事例で確認できます。
今後X(旧Twitter)におけるフォロー&リツイートキャンペーンをご検討中の方は是非ご確認ください。
X(旧Twitter)キャンペーンの種類【応募方法】
X(旧Twitter)キャンペーンにはさまざまな種類があります。あらかじめ自社でどのキャンペーン手法を実施するかを検討しましょう。
まずは、キャンペーンの応募方法の種類について解説します。
- フォロー&リツイートキャンペーン
- ハッシュタグキャンペーン
- カンバセーショナルキャンペーン
- リプライキャンペーン
- 写真投稿キャンペーン
- 診断コンテンツキャンペーン
それぞれの特徴について見ていきましょう。
フォロー&リツイートキャンペーン
フォロー&リツイートキャンペーンは、アカウントの「フォロー」と対象ツイートの「リツイート」を参加条件としたキャンペーンです。
参加するハードルが低く、多くの人に参加してもらえるメリットがあります。
X(旧Twitter)の特性である「拡散性の高さ」を活かしつつ、キャンペーンを広く認知させられる方法のひとつです。
メリット |
- 低コストで実施しやすい
- 参加ハードルが低く応募者を集めやすい
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デメリット |
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フォロー&リツイートキャンペーンに関する詳しい情報は以下の資料で確認できます。
- フォロー&リツイートって何?どんなメリットがあるの?
- キャンペーンの成功事例が知りたい!
- フォロー&リツイートを成功させるにはどうしたらいい?
上記の疑問やお悩みを抱えている方は、ぜひ下記の資料を無料でダウンロードし、自社のSNS運用やプロモーション施策にお役立てください。
ハッシュタグキャンペーン
ハッシュタグキャンペーンは、指定のハッシュタグを付けてツイートすることを参加条件としたキャンペーンです。
ユーザーによる投稿を自然に増やせるため、UGCを獲得しやすいメリットがあります。
ただし、リツイートキャンペーンに比べて参加までのハードルが高いため、魅力的なプレゼントを用意する必要があるでしょう。
メリット |
- ユーザーの記憶に残りやすい
- UGC創出を通して認知度向上を図れる
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デメリット |
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ハッシュタグキャンペーンとは?成功事例からInstagram・X(旧Twitter)別のやり方のポイントを紹介!
カンバセーショナルキャンペーン
カンバセーショナルキャンペーンは、X(旧Twitter)の機能であるカンバセーショナルカードを用いて実施するキャンペーンのことです。
複数のハッシュタグから1つを選んでツイートすることで応募できるというもの。
アンケートやクイズ、診断などの要素を含んだキャンペーンを展開することができます。
ユーザーが選べる機会を提供することで、商品やサービスの理解度を深めたり、参加のハードルを下げたりするのが特徴です。
メリット |
- ユーザーに参加してもらいやすい
- 診断やクイズ、アンケートなどの要素を加えられる
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デメリット |
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カンバセーションボタンとは?メリットや使い方・キャンペーン事例も
リプライキャンペーン
リプライキャンペーンは、リプライを通じて応募する形式のキャンペーンです。
たとえば、お題を出してクイズ形式でリプライを送る、好きな商品名を聞く、新商品のアイデアをもらう、などさまざまな企画で展開することができます。
リプライキャンペーンは、既存ユーザーに対しておこなうため拡散力は期待できないものの、リプライの質向上や活性化が見込めます。
ユーザーとのコミュニケーション促進や関係性構築につながるため、商品やブランドのファン化が見込めるでしょう。
メリット |
- エンゲージメント向上や理解促進を図れる
- 良質なUGC創出が見込める
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デメリット |
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写真投稿キャンペーン
写真投稿キャンペーンは、ユーザーに特定のテーマや商品に関連した写真を投稿してもらうキャンペーンです。
自然な口コミ(UGC)を増加させたり、自社商品やブランドを拡散させられるというメリットがあります。
また、オフラインイベントとの相性も良く、イベントの魅力や楽しさを広めやすいことも特徴です。
メリット |
- エンゲージメント向上や顧客満足度向上を図れる
- ブランディングやUGC創出に貢献できる
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デメリット |
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■関連記事
写真投稿キャンペーンとは?メリットや成功事例、成功のポイントを解説
診断キャンペーン
診断キャンペーンは、SNSや特設サイト上で実施する、診断コンテンツ形式のキャンペーンです。
診断結果として自社商品やサービスを訴求したり、診断結果をシェアしたりすることで、サービスの認知拡大やブランディングにつながります。
また、診断コンテンツはユーザーが気軽に参加しやすく、シェアによる話題化を図れるという点もメリットです。
メリット |
- 診断の企画次第でトレンド入りを狙える
- 診断結果のシェアによって口コミの拡散効果が期待できる
- 普段参加しない層からも参加してもらえる
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デメリット |
- 企画力によって成果が左右される
- コストがかかりやすい
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診断キャンペーンとは?メリット・デメリットや成功事例、実施する流れも解説
診断キャンペーンを実施するなら、SNSキャンペーンツール『OWNLY』がおすすめです。
OWNLYが作った診断コンテンツは下記で体験いただけるので、ぜひチェックしてみてください。
X(旧Twitter)キャンペーンの種類【抽選方法】
続いて、X(旧Twitter)キャンペーンの抽選方法について解説します。
ここでは、それぞれの抽選方法について解説します。
通常抽選
通常抽選は、キャンペーンに参加したユーザーを選定し、後日プレゼントを送付する形式です。
プレゼントを郵送するにあたって、ダイレクトメッセージなどでのやり取りが必要となる場合も多く、当選人数が少ないケースに向いています。
選定・抽選・景品の送付を手動で行うにはかなりの負担がかかるため、ツールを利用するのが一般的です。
インスタントウィン
インスタントウィンは、フォローやリツイートなどのアクションをすると、すぐにキャンペーンの当落結果が分かる仕組みです。
当落結果がすぐに分かることで、手軽に参加しやすく、ユーザーによる共有で話題化しやすい点がメリットです。
Webクーポンや商品券などのプレゼントと相性がよく、当選者数が多いキャンペーンに向いています。
また、ユーザーへの当選連絡などの対応が自動で行われるため、キャンペーン開催側の負担を軽減できます。
拡散効果が高く手軽に実施しやすいX(Twitter)のインスタントウィンについて詳しく知りたい方は、以下の資料をぜひチェックしてください。この資料は以下のような方におすすめです。
- SNSキャンペーンの実施を検討している
- SNSをマーケティングに活用したい
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無料でダウンロードいただけるので、インスタントウィンキャンペーンについて少しでも興味をお持ちの方はぜひご活用ください。
X(旧Twitter)キャンペーンの事例6選
ここからは、各企業が実際に開催したキャンペーンの事例を紹介します。
1. ビアードパパ|シュークリーム復活ファン投票
参照:ビアードパパ25周年企画第三弾「シュークリーム復活ファン投票」
シュークリーム専門店「ビアードパパ」では、25周年を記念してお客様参加型キャンペーン「シュークリーム復活ファン投票」を開催しました。
2022年までに販売された期間限定シュークリームの中から、社内選抜された8商品を対象に、お客様が「もう一度食べたい」商品に投票してもらうというもの。
投票結果で1位になった商品は、2025年1月に復活販売を予定しており、参加者の中から抽選で25名にオリジナルグッズなどの賞品がプレゼントされます。
本投票を盛り上げるために、3日限定で全員が当たるスピードくじも同時開催され、店舗で利用できるクーポン券が配布されました。
キャンペーンを通して、既存ファンに改めて商品について考えてもらうきっかけを与えることで、想起性が高まりファンのロイヤリティ向上につながっています。また、店舗への来店促進や売上アップにも貢献できるでしょう。
2. 株式会社湖池屋|ピュアポテト診断キャンペーン
株式会社湖池屋では、「ピュアポテト ブランド芋くらべ」シリーズの発売を記念して、X(旧Twitter)上で完結する診断コンテンツによるキャンペーンを実施しました。
対象の投稿から診断に参加して結果をシェアすると、抽選で20名に同社商品(ピュアポテト)の詰め合わせが当たるという内容です。
参照:あなたはどのタイプ?#ピュアポテト診断キャンペーン|OWNLY導入事例
診断の中で質問に答えるとおすすめの商品が紹介されるので、診断コンテンツを通じて商品の理解促進、販売促進などにつながっています。
数種類のピュアポテトの魅力を発信しつつ、ユーザー投稿(UGC)を促進することで、ブランドに関する投稿を効果的に増加させています。
3. YOLU -ヨル-|サクラナイトシリーズ発売記念キャンペーン
夜間美容シャンプー「YOLU」の公式Xアカウントでは、新商品のサクラナイトシリーズの発売を記念して、プレゼントキャンペーンを実施しました。
フォロー&リポストで参加でき、抽選で合計100名に、同社の新シリーズをプレゼントするという内容です。
本キャンペーンは、フォロー&リポストで応募できるので、ユーザーにとって参加ハードルが低く、多くの人に参加してもらいやすいのがメリットです。
また、ハッシュタグ「#YOLU夜桜シリーズ」をコメントすることで、当選確率がアップするという条件も設けられており、ハッシュタグ投稿の拡散によって認知度向上が見込めます。
4. アプライド|アプライドコラボ感謝際キャンペーン
パソコン専門店・アプライドの公式Xアカウントでは、公式Xのフォロワーが10万人突破したことを記念して、いいね&リポストキャンペーンを実施しました。
1名様限定で高性能パソコンをプレゼントするという内容で、期間中は3回にわたって投稿されました。そのため、3回全部いいね&リポストすると当選確率が3倍になるという仕組みになっています。
オリジナルハッシュタグ「#アプライドコラボ感謝祭」をつけてコメントすると当選確率アップの条件も設けられていたため、キャンペーン投稿の自然な拡散につながります。
期間中に3回投稿し、すべての投稿を拡散してもらうことで、一度投稿を見逃したユーザーにも参加してもらいやすいのがメリットです。
5. MOFUCAT猫家具の通販|RTプレゼントキャンペーン
猫家具の通販サイト「MOFUCAT」の公式Xアカウントでは、フォロー&リポストキャンペーンを実施しました。
アカウントをフォローのうえ、投稿をリポストすると当選者1名に、同社商品の夜空キャットタワーをプレゼントするというもの。
キャンペーンを通じてユーザーに商品を知ってもらうきっかけとなり、商品の認知度向上につながるのがメリットです。
また、アカウントをフォローしてもらい、定期的にキャンペーンを実施することで、ブランドに興味を持ち続けてくれるのもキャンペーンの利点といえるでしょう。
6. オルビス|ユーの濃密アワー プレゼントキャンペーン
オルビス公式Xアカウントでは、抽選で100名に当たる「#ユーの濃密アワー」プレゼントキャンペーンを実施しました。
アカウントをフォローのうえ、ウォッシュの魅力をポストすると自動で抽選に参加できるインスタントウィン形式となっています。
ハッシュタグ付きの投稿を必須にすることで、UGC創出につながるので、多くのユーザーに魅力を広げられるというメリットがあります。
X(旧Twitter)キャンペーンを実施するコツ8つ
X(旧Twitter)キャンペーンを実施するときは、以下をポイントにしましょう。
- KPIを設定する
- 送料や在庫管理のコストも考慮する
- 参加ハードルを低くする
- 当選者数を多くする
- コラボグッズで話題化を狙う
- UGCを創出・活用する
- キャンペーンを広告として宣伝する
- 他社とのコラボで相互誘客する
それぞれのコツについて解説します。
1. KPIを設定する
キャンペーンのKPI(重要業績評価指標)を設定することは、キャンペーンが成功したかを効果測定するために欠かせません。
具体的な目標を決めることで、成果を評価しやすくなり、次回以降のキャンペーンをより効果的に実施できるようになります。
たとえば、フォロワー数の増加、リツイート数、エンゲージメント率、売上数などをKPIとして設定することが一般的です。
事前に設定したKPIをもとに、キャンペーンの効果を定量的に把握しましょう。
2. 送料や在庫管理のコストも考慮する
キャンペーンを実施する際には、送料や在庫管理のコストも考慮する必要があります。
とくに物品のプレゼントキャンペーンの場合、予算をしっかりと計算し、無理のない範囲で行うことが重要です。
予期せぬコストが発生しないように、事前に全ての費用を見積もり、計画を立てるようにしましょう。
定期的にキャンペーンを行う場合は、こうしたコストもしっかり把握して管理することが大切です。
3. 参加ハードルを低くする
X(旧Twitter)キャンペーンを実施する際は、参加ハードルを低くするのがポイントです。
応募条件が複雑になるほど、ユーザーの参加意欲が低下する原因になります。
本記事で紹介したX(旧Twitter)キャンペーンの種類を参考に、ユーザーが気軽に参加できるような応募条件に設定するよう心がけましょう。
4. 当選人数を多くする
応募人数をより多く集めたい場合は、キャンペーンの当選人数を多くするのが効果的です。
「10,000円分が10名に当たる」よりも「1,000円分が100名に当たる」という条件にすることで、自分も当選するかもしれないと思ってもらいやすい傾向にあります。
なお、金額の大きいプレゼントはインパクトが大きいため、ターゲット層や自社商品との親和性なども考慮しましょう。
また、リポストの数に応じて当選人数を増やすという条件を設けるのもおすすめです。
たとえば、1,000RT達成でプラス5名、5,000RT達成で10名にプレゼントされるというもの。
設定された目標を達成すると当選確率が上がる仕組みを設けてユーザーを巻き込むことで、話題化を狙えるでしょう。
5. コラボグッズで話題化を狙う
人気アニメやキャラクターなどとコラボレーションしたキャンペーン企画を実施するのもおすすめです。
たとえば、応募条件を達成した人全員にアニメキャラクターの限定ポストカードをプレゼントしたり、店舗に訪れた人に抽選でコラボグッズが当たるというもの。
異色のコラボレーションによって多くの人から注目を集めやすく、双方の既存ファンを獲得し合えるという効果があります。
SNS上で話題を集めることで、キャンペーンを通じて新規顧客の獲得や集客につながりやすくなるでしょう。
6. UGCを創出・活用する
X上のキャンペーンを通じて、良質なUGC創出や活用をおこなうのもおすすめです。
たとえば、フォトコンテスト形式のキャンペーンを実施すれば、クオリティが高く良質なUGCが数多く投稿されるでしょう。
受賞した写真を自社アカウントやWebサイトで紹介したり、許諾を取って広告として二次利用したりする方法があります。
クリエイティブの品質が高くなることで活用の幅も広がるでしょう。
また、X上にUGCが増えることで認知拡大や話題化につながるため、商品の魅力を多くの人に伝えられます。
7. キャンペーンを広告として宣伝する
Xのキャンペーンは「リポスト」や「引用リポスト」を条件にしていることが多く、参加者が自然に投稿をシェアしてくれます。
そのため、キャンペーン投稿自体を無料で拡散させられるのが大きなメリットです。
キャンペーンで投稿が拡散されれば、自社商品やサービスをバズらせるきっかけとなり、大きな宣伝効果が期待できます。
もちろん、キャンペーンとX広告を組み合わせれば、さらなる認知拡大や話題化が図れるでしょう。
X上のキャンペーンは、広告コストを削減しつつ、話題化を狙えるマーケティング手法のひとつといえます。
8. 他社とのコラボで相互誘客する
自社商品・サービスだけでなく、他社とのコラボ企画として2つの企業によるXキャンペーンを実施するのもおすすめです。
他社企業とコラボすることで、双方の企業の既存ファンに対して自社ブランドを訴求し、集客や新規顧客の獲得を図れるというメリットがあります。
コラボ企画が相乗効果を生み出し、新たなユーザー層を開拓できるでしょう。
自社と親和性が高い企業とのコラボ企画を検討してみるといいでしょう。
以下の資料では、X(旧Twitter)上でキャンペーン施策を行う際の設計手順・注意事項を中心に、キャンペーンから自社サービスへの遷移率を高める方法を解説。
SNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ資料をご参考ください。
X(旧Twitter)キャンペーンを実施する際の注意点
X(旧Twitter)キャンペーンを実施するときは、「Xサービス利用規約」に記載されている下記のルールを遵守しましょう。
- 同一ユーザーによる複数アカウントでの応募は禁止
- 複数回同じ内容のポストをさせない
- X(Twitter)ルールに準拠する
- 炎上リスクを対策する
ここでは、それぞれの注意点について解説します。
同一ユーザーによる複数アカウントでの応募は禁止
X(Twitter)では、同じユーザーが複数アカウントで何度もキャンペーンに応募することが禁止されています。
複数アカウントで応募するとアカウントが凍結してしまうリスクがあるため注意が必要です。
キャンペーンを実施する際は、応募規約として「複数アカウントでの応募は当選資格が失効する」という旨のルールを記載しておきましょう。
複数回同じ内容のポストをさせない
X(Twitter)では、複数回同じ内容や同じリンクを投稿することは規約違反にあたるケースがあります。
そのため、キャンペーンを主催する際は、下記のようなルールを明記しておくことが必要です。
- 同じポストを複数回投稿しない
- 同じアカウントで1日に複数回応募すると無効になる
X(Twitter)ルールに準拠する
X(Twitter)のサービス利用規約には、下記のような記載があります。
Xサービスは常に進化し続けています。そのため、本サービスは、当社独自の判断により適宜変更されることがあります。 |
参照:Xサービス利用規約
たとえば、2023年はTwitterからXへと仕様変更するに伴い、APIにする大きな変化もありました。
そのためX(Twitter)キャンペーンを実施する際は、定期的にルールを確認したうえで、正しくルールに則ることが大切です。
炎上リスクを対策する
X(Twitter)キャンペーンでは、炎上リスクに注意する必要があります。
不適切な発言を投稿したり、ユーザーにとって不利益な投稿を行ったりすると、あっという間に炎上してしまう可能性が考えられます。
投稿が炎上すると、アカウントだけでなくブランドに対してもマイナスなイメージを持たれてしまう可能性があるので、投稿前に問題ないか十分確認しましょう。
万が一炎上してしまった場合の対策として、すぐに謝罪文や訂正などを掲載できるように準備を整えておくことをおすすめします。
X(旧Twitter)キャンペーンのよくある質問
ここからは、X(旧Twitter)キャンペーンのよくある質問を回答します。
- 鍵付きアカウントにはどう対処する?
- フォローされているかチェックするには?
- 応募者リストの作成や抽選方法は?
鍵付きアカウントにはどう対処する?
鍵付きアカウント(非公開アカウント)は、フォロワー以外にはツイート内容が見えません。
そのため、キャンペーン参加条件として「アカウントを公開にする」ことを明記するのが一般的です。
鍵付きアカウントが応募条件を満たしていない場合、抽選対象外とする旨をあらかじめ告知しておくとトラブルを防げます。
鍵付きアカウントからの応募を増やすためにも、キャンペーン期間中だけでも公開設定に変更するよう促すと良いでしょう。
フォローされているかチェックするには?
フォローされているかをチェックするためには、専用のツールや手動で確認する方法があります。
手動で確認する場合、フォロワーリストを確認することで対象アカウントがフォローしているかを確認できます。しかし、手間がかかるため注意が必要です。
専用のツールを使うことで応募条件を満たしているかどうかを効率的に判定でき、抽選、当選連絡なども自動で行えるため便利です。
応募者リストの作成や抽選方法は?
応募者リストの作成には、ハッシュタグ検索やメンションリストの活用が有効です。
手動で行う場合は、応募ツイートを検索し、応募者のアカウントをリスト化しましょう。その後、抽選にはランダム抽選ツールを使用するのが便利です。
公平性を保ちつつ、応募者の個人情報を適切に管理する必要があるため、専用の抽選ツールを使うことをおすすめします。
まとめ
キャンペーン実施には多くの手間がかかるため、キャンペーン用ツールを利用するのが一般的です。実施前には、キャンペーン用ツールの活用も視野に入れて、早めに情報収集しておくことをおすすめします。
X(旧Twitter)キャンペーンを実施するなら、「OWNLY」をぜひご活用ください。Xキャンペーンを含め、15種類以上のキャンペーンを無制限で利用いただけます。
「やり方が分からない」「開催するにあたって不安がある」という方に向けて、自社のノウハウを活かし、施策の企画から、予算と目標に応じた広告運用の最適化を支援します。
当選者の連絡や商品送付などの事務局業務も代行可能です。サービスや料金プランなど、ぜひお気軽にお問い合わせください。