「自社の商品を多くの人に知ってもらいたい」「売上をアップさせたい」と考えている企業や担当の方は多く、販促方法に悩んでいる方もいるでしょう。
販促にはさまざまな手法がありますが、最近多くの企業に注目されている販促方法に「レシートキャンペーン」というものがあります。
レシートキャンペーンを実施することで自社商品の販売促進や来店促進が期待できます。しかし、ターゲットに合った種類やコツを理解していないと、本来の目的が達成できない可能性もあるでしょう。
そこで当記事では、レシートキャンペーンについて下記の内容を解説します。
- レシートキャンペーンの仕組みや種類
- レシートキャンペーンが注目される理由
- レシートキャンペーンの成功事例
- レシートキャンペーンの進め方やコツ
また、レシートキャンペーンで知っておきたい景品表示法や2023年最新の事例、おすすめのキャンペーンシステムも紹介するので参考にしてください。

レシートキャンペーンとは?
レシートキャンペーンとは、対象商品を購入したレシートを撮影し、指定の方法で応募してもらう販促施策です。
実店舗での来店促進はもちろん、ECサイトでの購買促進にも活用されており、オンライン・オフラインを問わず効果が期待できます。
■レシートキャンペーンの主な目的
- 商品の販売促進
- 店舗への来店促進
- 顧客情報の収集
- リピーター獲得・ファン化
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最近では、LINE応募やSNSキャンペーンなどと組み合わせたデジタル施策との連携も進んでおり、顧客との接点を広げる手法として注目されています。
応募は、スマートフォンでレシートを撮影するだけと非常にシンプルなケースが多く見られます。この手軽さにより、スマホに不慣れな層を含め、幅広い世代が参加しやすいのも大きなメリットです。
レシートキャンペーンが注目されている背景
企業のマーケティングや販促施策において、レシートキャンペーンが注目されているのには、以下のような背景があります。
- スマホ応募により参加率が向上している
- アクティブ層が多くリピートやファン育成につなげやすい
ここでは、近年の市場動向を交えて、具体的な背景について解説します。
スマホ応募により参加率が向上している
レシートキャンペーンは、スマートフォンからレシート画像を送信する形式が主流となっており、手軽さが参加率の向上につながっています。
マイボイスコムの調査によると、プレゼント・キャンペーン応募者のうち約7割がスマートフォンから応募しているという結果も出ており、特に若年層や女性にその傾向が強く見られます。
参照:プレゼント・キャンペーンに関するアンケート調査|マイボイスコム株式会社
従来の郵送やはがき応募に比べて、スマホ応募は「切手を用意する」「用紙に書く」といった手間が不要で、思い立ったその場で応募できる利便性があります。
アクティブ層が多くリピートやファン育成につなげやすい
スマートフォンでキャンペーンに応募するユーザーは、SNSやアプリに慣れたアクティブ層が中心です。
一度の応募にとどまらず、企業アカウントのフォローや当選報告の投稿などを通じて、継続的にブランドと関わる傾向があります。
同調査では、過去1年間にキャンペーンに10回以上応募した人が2割を超え、応募経験者の4割弱に達しているという結果が出ています。

引用:プレゼント・キャンペーンに関するアンケート調査|マイボイスコム株式会社
また、応募者の2割強が「キャンペーンがきっかけで購入量・利用回数が増えた」と回答しており、単発で終わらない購買行動の継続が見られます。
こうしたアクティブな参加者は、キャンペーン後も企業との接点を持ちやすく、リピート購入やファン育成の観点でも高い効果が期待できます。
レシートキャンペーンを実施するメリット
レシートキャンペーンが多くの企業に注目され始めているのは、主催者側も応募者側も得られるメリットが多いためです。
1. 気軽に参加してもらいやすい
SNSを活用したレシートキャンペーンでは、はがき応募のように個人情報を記入する必要がありません。
郵送のためにポスト投函する手間も省けるため、より応募へのハードルが下がり、気軽に参加できる点がメリットです。
当選者だけが個人情報を記入すればよいため、プライバシーの面でも安心できます。
2. 売上アップにつながる
レシートキャンペーンは、マストバイキャンペーンとも呼ばれ、対象商品を購入して応募する必要があります。
そのため、応募したいと思わせるキャンペーンを開催することで、売上アップにつながるのです。
またSNSによるキャンペーンの場合、継続的なコミュニケーションが取れるため、キャンペーン開催時だけでなく、長期的な売上増が期待できるでしょう。
3. 購買者属性・購買データを収集できる
購買データを収集できる点も企業にとって大きなメリットです。購買者のさまざまな情報を得ることで、今後の販促活動に利用することができます。
さらに、アンケート機能が充実しているツールを利用すれば、購入者のデータや商品への感想・要望を同時に得ることも可能です。
5. デジタルギフトとの相性が良い
最近ではURLやQRコードで送れる金券やサービス券など、デジタルギフトをプレゼントするキャンペーンが多くなっています。
SNSによるレシートキャンペーンはとくに、デジタルギフトと相性の良い手法です。
デジタルギフトをすぐに受け取れてすぐに使えるスピード感も大きなメリットと言えるでしょう。
■関連記事
デジタルギフトの使い方は?メリット・活用シーン・種類も解説
6. 競合との差別化を図れる
レシートキャンペーンを実施することで、競合との差別化を狙えます。
同じような商品やサービスで比較したときに、おまけや付加価値が付いているほうがお得感があり、喜ばれやすいものです。
たとえば、食品を買いにきたときに、キャンペーンの景品として「調理器具」を用意したとしましょう。そうすれば、同じ食品というジャンルの中でも、自社の商品を手に取るきっかけを作ることができます。
競合他社との差別化にも効果があるのがレシートキャンペーンのメリットです。
レシートキャンペーンの応募形式|Web・SNS・はがきの3種類
レシートキャンペーンには複数の応募方法があります。それぞれの特徴を踏まえ、ターゲットに合わせた方法を選びましょう。
ここでは、それぞれの種類の特徴やメリットについて解説します。
1. 専用ページから応募
企業公式サイトのキャンペーン専用ページから応募する方法です。
氏名・住所・メールアドレスといった送付先情報を入力することで、PCとスマホどちらからでも参加可能です。
スマホからの応募者のためにレスポンシブ対応させたり、できる限りシンプルな操作性にしたりと、ユーザーが参加しやすい環境を整える必要があります。
メリット |
- パソコンとスマホの両方から応募できる
- 特設ページで視覚的に訴求できる
- 応募者の収集・抽選の作業が行いやすい
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注意点 |
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2. SNSで応募
LINE・X(旧Twitter)などの各SNSと連携してキャンペーンに参加する方法です。
いずれもユーザーが気軽に応募しやすいことから、はがき応募では難しかった新しい層へのアプローチができ、応募者数の大幅な増加が見込めます。
LINEの場合は、レシートの写真をチャットに送信することで応募が完了します。普段から連絡手段として利用している人も多く、ほかのSNSに比べて幅広い世代が参加しやすい点が特徴です。
X(旧Twitter)の場合は、ダイレクトメッセージ上で送付することで応募が完了します。シェアによるキャンペーン拡散や、フォロワー増加を見込める点がメリットです。
メリット |
- はがき応募では取りこぼしていた層からの応募が見込める
- 参加ハードルが低く応募してもらいやすい
- SNSのフォロワーや友だち増加が期待できる
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注意点 |
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3. はがき・応募シールで応募
はがきに氏名や住所などの必要事項を記入して、レシートを貼り付けて企業に送付することで応募が完了します。
レシートを貼り付けたはがきを送付するだけで完了するため、電子機器に不慣れな方でも参加しやすい昔ながらの応募方法です。
しかし、はがきを用意したりポストに投函したりする手間がかかるため、手軽に応募できないというデメリットがあります。
メリット |
- はがき応募に慣れ親しんでいる高年層に向いている
- シールやバーコードを集めて応募する形式でできる
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注意点 |
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レシートキャンペーンを実施するデメリット・注意点
ここからは、レシートキャンペーンを実施するデメリット・注意点について解説します。
- 高齢者がターゲットの場合は不向き
- 不正応募のリスクがある
- 景品表示法の制約がある
それぞれの順に見ていきましょう。
シニア層がターゲットの場合は不向きなこともある
レシートキャンペーンはスマートフォンでレシートを撮影して応募する形式が主流のため、高齢者をメインターゲットとした商品には適していない場合があります。
応募には「レシートを撮る」「WEBフォームにアクセスする」「個人情報を入力する」といったデジタル操作が必要です。
デジタルでの応募が不慣れな高齢層にとっては、手間に感じられ、参加自体を断念してしまうケースも少なくありません。
もしシニア層の参加を見込むのであれば、ハガキ応募や店頭応募などのアナログな手段を併用する、もしくは操作をサポートする仕組みを用意するなど、参加ハードルを下げる工夫が必要です。
不正応募のリスクがある
レシートキャンペーンでは、「購入を装った不正応募」が一定数発生するリスクがあります。
たとえば、他人のレシートを使い回す、同じレシート画像を複数回送る、加工された画像で応募するなど、実際の購入を伴わない応募が行われる可能性があります。
特にデジタル応募が主流の場合、目視確認だけでは不正を見抜くのが難しく、事務局の負担や景品コストのロスにつながることもあります。
対策としては、OCR(画像認識)技術による自動チェックの導入や、応募制限(1人1回までなど)・重複検知機能の強化が有効です。
参加者にとっての応募のしやすさを保ちつつ、適切なチェック機能を備えた管理ツールの導入も選択肢のひとつとして検討するとよいでしょう。
景品表示法の制約がある
レシートキャンペーンを実施する際は、景品表示法(景表法)による景品の上限額や提供条件に注意が必要です。
懸賞形式のキャンペーンでは、商品購入額(取引価格)に応じて提供できる景品額が制限されています。
・取引価格が5,000円未満:景品は「購入額の20倍」まで ・取引価格が5,000円以上:景品は「一律10万円」まで ・景品の総額: 売上予定額の2%以内に収める必要あり |
※参照:消費者庁「景品類の制限及び禁止」
たとえば「500円分のレシートで応募」という形式であれば、提供できる景品の上限は500円×20倍=10,000円までとなります。
ルールを守らずに実施すると、違反として行政指導や課徴金の対象になる可能性もあるため、設計段階での確認が欠かせません。
X(Twitter)のレシートキャンペーン事例2選
まずは、X(旧Twitter)で実施されたレシートキャンペーン事例についてみていきましょう。
1. セブンイレブン|PSGJapanTour2023レシート応募キャンペーン
セブンイレブン公式X(旧Twitter)アカウントでは、レシート応募で「PSGJapanTour2023」の試合観戦チケット・公開練習チケットが当たるキャンペーンを実施しました。
1度に700円または636円のお買い物ごとにレシートにシリアルナンバーが印字され、集めて応募するというものです。
また、同時にフォロー&RTキャンペーンを実施することによって、キャンペーン自体の認知拡大や参加者増加につながっています。
実施期間 |
2023年6月14日~2023年6月25日 |
実施店舗 |
セブンイレブン |
対象商品 |
- |
賞品 |
- 1シリアル:セブンイレブン限定公式トートバッグ
- 2シリアル:公開練習ペアチケット
- 5シリアル:試合観戦ペアチケット
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応募方法 |
- 一度に700円または636円のお買い物ごとにレシートにシリアルナンバーが印字される
- シリアルナンバーを集めて応募する
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2. 吉野家|ポケ盛ドンぶりプレゼントキャンペーン
吉野家公式X(旧Twitter)では、人気を集めた「ポケ盛専用ドンぶりが当たるレシートキャンペーン」の第3弾を実施しました。
ポケ盛商品のいずれかを購入したレシートを、吉野家公式X(旧Twitter)のDMに送信すると応募できるというものです。商品を1食購入すると1応募となるため、何回でも応募できることから商品の販売促進につながりました。
レシートキャンペーンに合わせて、フォロー&リポストキャンペーンも同時開催され、キャンペーンの拡散や参加者増加につながっています。
実施期間 |
2021年8月27日~2021年11月24日 |
実施店舗 |
吉野家 |
対象商品 |
- |
賞品 |
ポケ盛専用丼ぶりセット |
応募方法 |
- ポケ盛商品の購入レシートの写真を撮影
- 吉野家公式XのDMに送信
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LINEのレシートキャンペーン事例2選
次に、LINEで実施されたレシートキャンペーン事例についてみていきましょう。
1. アクエリアス|LINEポイントが必ずもらえるキャンペーン

▲出典:アクエリアス
アクエリアスは、対象製品のレシート応募でLINEポイントが必ずもらえるキャンペーンを実施しました。
合計20万名に抽選でQUOカードや体験ギフト、商品などが当たるというものです。また、WチャンスとしてLINEポイント最大500ポイントが当たる制度も用意されています。
実施期間 |
第一弾:4月22日(月)~6月23日(日)
第二弾:6月24日(月)~12月29日(日)
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実施店舗 |
- |
対象商品 |
各種アクエリアス商品
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賞品 |
必ずもらえる:LINEポイント10ポイント
- 1pコース:オリジナルデザインQUOカード(1,000円分)
- 5pコース:CAPTAIN STAG オリジナルアウトドアチェアセット
- 10pコース:全国47都道府県 200種以上から選べる体験ギフト
Wチャンス:LINEポイント最大500ポイント
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応募方法 |
- 購入した対象商品のラベルにある二次元コードを読み込み、キャンペーンサイトにアクセス
- キャンペーンサイトにアクセスしてSNSでログイン
- 「必ずもらえる」コースと「抽選で当たる」コースから希望の賞品を選んで応募
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2. 伊藤園|カテポマイレージキャンペーン

▲出典:伊藤園|カテポマイレージキャンペーン
株式会社伊藤園では、お~いお茶シリーズを購入したレシートで応募できる「カテポマイレージキャンペーン」を実施しました。
対象商品を購入しシールを集めると、集めた枚数に応じてデジタルポイントが先着20万名に選べるデジタルポイントがプレゼントされます。
抽選ではなく先着にすることによって、ユーザーの参加意欲が高まり、対象商品の購買促進につながるというメリットがあります。
また、抽選で3,000名に最新ヘルスケアグッズや豪華景品が当たるため、ユーザーが思わず参加したくなるような工夫が凝らされている事例です。
実施期間 |
第一弾:2023年9月4日~2023年11月5日
第二弾:2023年11月6日~2024年1月8日
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実施店舗 |
- |
対象商品 |
お~いお茶 緑茶(460ml・525ml・600ml・1L・2L)
お~いお茶 濃い茶(460ml・525ml・600ml・1L・2L)
お~いお茶 カテキン緑茶(500ml・1L・2L・スティック15本)
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賞品 |
◆第一弾
- 【Aコース】選べるデジタルポイント(8シール) 先着100,000名様
- ※LINEポイント・PayPayポイント・楽天ポイントのいずれか100ポイント
- 【Bコース】ベッドルームプロジェクター Nextorage NX1/E ブラック(24シール)抽選で100名様
- 【Cコース】abien MAGIC GRILLホットプレート ブラック(15シール)抽選で400名様
- 【Dコース】Tabio監修 お茶染めグリーンルームソックス(2シール)抽選で合計1,000名様
◆第二弾
【Eコース】選べるデジタルポイント(8シール) 先着100,000名様
※LINEポイント・PayPayポイント・楽天ポイントのいずれか100ポイント
【Fコース】窓型スマートディスプレイ Atmoph Window 2 White(36シール)抽選で100名様
【Gコース】リカバリーウェアBAKUNE 上下セット Navy(15シール)抽選で合計400名様※サイズ:M/L/XL
【Hコース】URBAN RESEARCH DOORS監修 お茶染めグリーンエコバッグ(2シール)抽選で1,000名様
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応募方法 |
- お~いお茶の対象商品を購入したレシートの画像をキャンペーンサイト上にアップロード
- カテキンポイント(応募シール)を集めて応募
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3. おべんとPON|新発売キャンペーン

参照:おべんとPON|新発売キャンペーン
味の素冷凍食品が展開する「おべんとPON™」では、えらべるPay3,000円分が合計500名に当たる新発売キャンペーンを実施しました。
対象商品のおべんとPON™を1点以上購入したレシートを撮影してLINEで応募すると、抽選に参加することができます。
まとめて買うと当選確率がさらにアップする仕組みが設けられており、2個なら通常の3倍、3個または4個なら通常の5倍、5個以上なら通常の10倍に。
当選確率アップの仕組みを設けることで、商品の購買促進やファン獲得につながるのがメリットです。
実施期間 |
2024年9月20日(金)10時00分~2024年11月30日(土)23時59分 |
実施店舗 |
- |
対象商品 |
「おべんと PON™」各種 |
賞品 |
えらべるPay 3,000円分 500名様 |
応募方法 |
- キャンペーンアカウントを友だち追加する
- LINEから質問に回答する
- レシートを撮影・送信で応募完了
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Web応募のレシートキャンペーン事例6選
続いて、Web応募のレシートキャンペーン事例についてみていきましょう。
1. アパガードロイヤル|星野リゾートの旅プレゼントキャンペーン

▲出典:アパガードロイヤルと行く星野リゾートの旅プレゼントキャンペーン
オーラルケア商品を販売するアパガードロイヤルは、25周年を記念して「星野リゾートの旅プレゼントキャンペーン」を実施しました。
キャンペーン期間中に定期コースへの申し込みが完了すると自動で抽選対象となり、抽選で5名に宿泊ギフト券と同社商品のセットが当たるという内容です。
また、抽選20名にQUOカードが500円分当たるWチャンスも用意されており、抽選人数を増やすことでユーザーの参加意欲を高めています。
2. キリンビバレッジ|自然体験プレゼントキャンペーン

キリンビバレッジ株式会社では、同社製品の対象商品を購入して応募すると、自然体験や商品券が当たるプレゼントキャンペーンを実施しました。
応募時にコースを選択し、好きな賞品に応募できるため、応募者層を限定することなく多くの参加が見込めます。
複数レシートの合算もできるので、1度に少額しか購入しないユーザーも参加しやすいキャンペーンとなりました。同社製品の販売促進、施設の認知度向上・顧客満足度向上などにつながる事例となっています。
3. コカ・コーラ|ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで特別な体験をしようキャンペーン

参照:https://c.cocacola.co.jp/cp/aeon2303/
コカ・コーラ社は、対象商品を含む必要金額分のお買い物で応募できる、レシートキャンペーンを実施しました。
当選者には、ユニバーサルスタジオジャパンの豪華景品が当たるというもので、購入レシートを撮影のうえWebサイトにアップロードすると応募できるというものです。
合計で3,000名に当たるキャンペーンなので、当選人数の多さから多くのユーザーが参加し、コカ・コーラ製品の販売促進にもつながっている事例と言えます。
このように、自社製品だけでなく、豪華景品やテーマパークのチケットなど、企業とのコラボによって相互誘客を図ることもおすすめです。
4. サントリー|マイレージ型マストバイキャンペーン
株式会社キリンでは、購入ごとに発行したポイントで参加できる「OWNLYマイレージ型マストバイキャンペーン」を実施しました。
キャンペーンの対象商品を購入するとポイントが付与され、貯まったポイントに応じてプレゼントされるキャンペーンです。
参加方法は簡単で、レシートを撮影してアップロードすることで簡単に応募できます。期間中に複数回の購入が期待できるので、長期リピーター獲得や来店促進などが実現できます。
OWNLYマイレージ型マストバイキャンペーンについて気になる方は、ぜひ下記の資料をご覧ください。

レシートキャンペーンを実施する流れ・手順|6ステップ
レシートキャンペーンは、はがきを使ったアナログな手法ではなく、レシートをスマホカメラで撮影して送信するデジタルな方法が主流となってきています。
主催者側がレシートキャンペーンを実施する流れは以下の通りです。
- キャンペーンの目的やターゲットを設定する
- 中間目標・最終目標を設定する
- キャンペーン内容を企画する
- キャンペーンツールを選定する
- キャンペーンを実施する
- キャンペーンの効果検証を行う
ここからは、レシートキャンペーンを実施する手順についてみていきましょう。
1. キャンペーンの目的やターゲットを設定する
キャンペーンを実施する際は、まずは目的やターゲットを明確に設定しましょう。
企業によって目的やターゲット層は異なりますが、以下のようなものが挙げられます。
- 販売促進
- 認知度向上
- リピート顧客の獲得
- トライアル促進
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最適なキャンペーン手法の選択や景品選びを行うためにも、自社のターゲットとなるユーザーを明確にしましょう。
ターゲットを定めるときは、顧客像を深掘りした「ペルソナ」を設定するのがおすすめです。ペルソナ設定の具体例については、下記の記事をぜひチェックしてください。
■関連記事
SNSマーケティングで重要なペルソナ設定とは|具体例や作成のコツを紹介

2. 中間目標・最終目標を設定する
目的やターゲットが定まったら、中間となる目標(KPI)や、最終目標(KGI)を設定しましょう。
たとえば、「キャンペーンを○○人に認知してもらう」「キャンペーンを通じて売上を○○万円アップする」といった定量的な目標を立てます。
目標は具体的かつ計測可能なものに設定することで、効果測定や改善につなげることができます。
3. キャンペーン内容を企画する
目的や目標が定まったら、キャンペーンの内容を戦略的に企画します。
参加者を引き込む魅力的なプレゼントやキャンペーン期間の選定、広告やプロモーションの実施計画などを検討しましょう。
ターゲット層や競合状況を考慮し、効果的な企画を立てることが成功の鍵となります。
レシートキャンペーンでは、キャンペーンツールを利用するのが一般的です。おすすめのキャンペーンツールについては後ほど紹介します。
4. キャンペーンツールを選定する
レシートキャンペーンの内容を企画したら、目的に合ったキャンペーンツールを選定しましょう。
レシートキャンペーンは手作業で実施すると、データ集計や抽選などに人的リソースが必要となり、運用において大きな負荷がかかります。そして、キャンペーンの規模が大きくなるほど、ミスが生じやすくなるデメリットもあります。
一方で、レシートキャンペーンツールを活用すると、応募者の集計や抽選などの作業を自動化できるため、運用の負担を削減することが可能です。
レシートキャンペーン選びに迷う方は、下記の記事をぜひ参考にしてください。
■関連記事
【2023年最新】レシートキャンペーンツール13選|導入するメリットや選び方を解説
5. レシートキャンペーンを実施する
キャンペーンを企画したら、実際にキャンペーンを実施します。より多くのユーザーに参加してもらうためにも、運用しているSNSや自社サイトで宣伝しましょう。
必要に応じてクリエイティブや投稿頻度を調整したり、予算に余裕があれば広告を打つのも視野に入れてもいいかもしれません。
キャンペーン期間中は、参加者からの問い合わせ対応や応募内容の確認を丁寧に行い、円滑な運営を心がけましょう。
6. キャンペーンの効果検証を行う
キャンペーン終了後は、目標達成度や参加者数、売上データなどを詳細に分析し、キャンペーンの効果を検証します。
得られたデータを元に、成功要因や改善点を洗い出し、次回のキャンペーンに活かすことで、より効果的なマーケティングを展開することができます。
レシートキャンペーンを成功させるコツ
レシートキャンペーンを成功させるには、次のコツを意識しましょう。
- 魅力的な景品を用意する
- 応募条件を工夫する
- 条件に応じて当選確率をアップさせる
- キャンペーンを広く認知させる
- マイレージ方式のキャンペーンにする
ここからは、それぞれのコツを紹介します。
1. 魅力的な景品を用意する
レシートキャンペーンは、景品選びが非常に重要です。
自社ターゲット層のニーズに合った魅力的な景品か、話題性やトレンドをおさえた拡散されやすい景品かなどを確認しましょう。
株式会社マフィンの調査によると、プレゼントキャンペーンに参加する理由として「景品が魅力的だから」という結果が多いことが分かっています。

参照:https://mafin.gift/news/05
また、景品として欲しいものを尋ねたところ、8割以上の人が商品券や金券などの「デジタルギフト」を挙げました。デジタルギフトを景品にすることで、ユーザーの参加意欲を高められる可能性があるでしょう。

参照:https://mafin.gift/news/05
ターゲット層によっては、受け取りにかかる手間や時間などによって、魅力を軽減させてしまう恐れもあるため注意が必要です。
2. 応募条件を工夫する
レシート応募によるキャンペーンを実施する際は、応募条件を工夫するのもおすすめです。
以下では、それぞれの応募条件の特徴やメリットをまとめました。
応募条件
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特徴
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メリット
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1つ購入
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対象商品からいずれか1つの購入で応募
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販売促進・トライアル促進につながる
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複数購入
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対象商品から複数点の購入で応募
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多く購入してもらえる可能性がある
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合計金額
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合計○円以上購入のレシートで応募
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アップセル(購入金額アップ)につながる
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対象商品&対象商品の合計金額
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対象商品を○円以上購入したレシートで応募
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対象商品の購入金額アップを促せる
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対象商品&合計金額
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対象商品を含む、合計○円以上購入したレシートで応募
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対象商品の販売促進・小売店の売上アップにつながる
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店舗限定・時間限定
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A店舗のみ、12~19時のみの購入で応募
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特定店舗・時間帯の販売促進につながる
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自社の目的に合ったキャンペーンを実施するために、メリットを踏まえて応募条件を設定することもおすすめです。
3. 条件に応じて当選確率をアップさせる
キャンペーンの当選確率をアップさせるための工夫を施すことで、参加者の増加が見込めるため、参加者と企業どちらにもメリットが生まれます。
たとえば、「複数回応募で当選確率アップ」「投稿で当選確率3倍」など、当選確率に関する情報を明記しつつ、シェアを促すのがおすすめです。
またすべてのユーザーの当選確率を高めるために、当選人数を増やすという手もあります。当選人数が多いほど、ユーザーの当選確率も上がるためです。
ユーザーに「当たるかもしれない」という期待を抱いてもらいやすく、参加者の大幅な増加も見込めるでしょう。
景品の額が小さい場合は当選確率を増やし、額が大きい場合はWチャンスを作るといった工夫もおすすめです。
4. キャンペーンを広く認知させる
どれだけ魅力的なキャンペーンを企画し、豪華な景品を用意したとしても、ユーザーに認知されなければ参加してもらえません。
自社ターゲット層はもちろん、より多くの人に参加してもらうために、どのような宣伝方法をすべきか検討する必要があります。
たとえば、LINEでレシートキャンペーンを実施する際に、自社のX(旧Twitter)やInstagramなど他のSNS上で宣伝することが理想です。
導入するツールによっては、宣伝方法についてもサポートしてもらえる場合があります。SNSキャンペーンに特化した会社であれば安心でしょう。
5. リピートしてもらいやすい工夫をする
レシートキャンペーンを実施する際は、リピートしてもらいやすいよう工夫することも大切です。
たとえば、1回目の来店で100ポイント、2回目の来店でさらに200ポイントといったように段階的に特典を用意することで、リピート化を狙えます。
レシートキャンペーンを実施するときは、マイレージ方式のキャンペーンにすることもおすすめです。
マイレージ方式のキャンペーンとは、購入数に応じてポイントが加算され、貯めたポイントに応じて景品や商品と交換できるというシステムです。
既存顧客が対象となるため成果が出やすく、費用対効果も高いというメリットがあります。
マイレージ型マストバイキャンペーンの機能やサービス内容、導入事例などについては、ぜひ下記の資料をダウンロードして参考にしてください。

レシートキャンペーンの効果をもっと高める!よくある組み合わせ施策の例
レシートキャンペーンは、他の施策と組み合わせることで効果をさらに高めることができます。
- 【認知度向上】SNS投稿と組み合わせてシェアしたくなる仕掛けを作る
- 【LTV向上】LINEで応募完結+継続的な接点をつくる
- 【リピート促進】ポイントプログラムと連携して継続利用を促す
- 【オフライン強化】チラシ・POPと連動して店頭でも訴求する
ここでは、特に相性の良い施策例を紹介します。
【認知度向上】SNS投稿と組み合わせてシェアしたくなる仕掛けを作る
SNS投稿を応募条件に設定することで、レシートキャンペーンの拡散力を大きく高められます。
たとえば、「購入商品とレシートの写真をXに投稿して応募完了」といった形式にすれば、自然な形でUGC(ユーザー生成コンテンツ)を生み出せます。
キャンペーン専用ハッシュタグを設定すれば、他のユーザーの投稿も可視化され、さらに参加意欲を向上させられるでしょう。
【LTV向上】LINEで応募完結+継続的な接点をつくる
LINE公式アカウントと連携させれば、レシートキャンペーンの応募体験をよりシームレスに設計できるのがメリットです。
ユーザーはレシート画像をLINEで送信するだけで応募が完了し、追加の情報入力を省けるようになります。
応募後の当落通知やリマインド配信もLINE上で行えるため、継続的な接点を築きやすくなるでしょう。
また、友だち追加と同時に参加できる形式にすれば、新規顧客の獲得にもつながります。
【リピート促進】ポイントプログラムと連携して継続利用を促す
レシートキャンペーンをポイントプログラムと連動させることで、単発の購入で終わらせず、継続的な利用を促すことができます。
たとえば、以下のような工夫によって複数回の購買を自然に誘導できるでしょう。
- レシートの金額に応じてポイントを付与する
- 特定の商品購入でボーナスポイントが得られる仕組みにする
マイレージ形式にすれば、集める楽しさも加わり、参加者のモチベーションを維持させる効果もあります。既存の会員制度と組み合わせることで、LTVの向上にもつながります。
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マイレージキャンペーンとは?メリットや成功事例、ツールも解説
【オフライン強化】チラシ・POPと連動して店頭でも訴求する
レシートキャンペーンの告知は、WebやSNSだけでなく、店頭でもしっかり行うことが重要です。
チラシやPOPを活用すれば、購買の意思決定が行われる売り場で直接訴求することができます。
キャンペーン対象商品に目立つシールやタグをつけることで、参加のきっかけを生み出しやすくなるでしょう。
オンラインとオフラインを併用した導線づくりで、より多くの参加者を獲得できます。
レシートキャンペーンの仕組みとOCRの活用|自動化で工数削減・精度向上できる
レシートキャンペーンは、専用のキャンペーンシステムを用いて実施されるのが一般的です。
多くの場合は、LINEのトーク画面上やWebでアップロードされたレシートは、OCR(光学文字認識)機能で自動判定されるようになっています。
そのため人が目視でチェックする必要がなく、コストやリソースを大幅に削減できるのが特徴です。
レシートキャンペーンを実施するうえで、OCR機能は必須ではありません。しかし、OCR機能が備わっているシステムを活用することで次のようなメリットがあります。
- 応募者情報の自動収集
- データ精度の高さ
- リアルタイム更新
- 人的リソースや手間の削減
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レシートキャンペーンで使用するシステムについては、下記の記事もぜひチェックしてみてください。
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【2023年最新】レシートキャンペーンツール13選|導入するメリットや選び方を解説
レシートキャンペーンシステムならOWNLYがおすすめ
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OWNLYは、レシート応募を含む15種類以上のキャンペーンを定額・無制限で利用できるSNSキャンペーンツールです。
OWNLYのレシート応募キャンペーン機能では、LINE株式会社が開発した文字認識サービス「CLOVA OCR」を搭載しており、世界最高水準の認識精度と評価されています。
「CLOVA OCR」はレシートの解析に特化したOCRを提供し、商品名、店舗名、購入日時などの情報をレシート画像から自動的に読み取り、OWNLYにおいて該当するレシートの有効性を自動判別します。
レシート応募キャンペーンの機能をリリースして以来、OCR解析の処理件数は累計154万件を超えました。
多彩な機能の提供はもちろん、企画・デザイン・運用・データ分析をトータルサポートするため、ノウハウがない方や初めてキャンペーンを開催する方でも安心です。
SNS運用に力を入れたい、レシートキャンペーンを成功させたいと考えている方は「OWNLY」がおすすめです。
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レシート応募キャンペーンに対応する「OWNLY」、OCR解析の処理件数が154万件を突破。
