X(Twitter)で時々「拡散希望」と書いて投稿を広めようとする行為を目にしたことはあるのではないでしょうか。しかし、Xを効果的に運用する上で、「拡散希望」の投稿はなるべく控えるべきと言えるでしょう。
「X(Twitter)の拡散の仕方を知りたい」「拡散されやすい時間帯や方法は?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、X(Twitter)で「拡散希望」を行うべきではない理由や、正しい拡散方法、具体的な手法について解説するので、ぜひ参考にしてください。
X(Twitter)の「拡散希望」はNG
Xで拡散したい投稿がある場合に、「#拡散希望」と付けて投稿したい人も多いでしょう。しかし、拡散希望と書いて投稿することは避けるべきと言えます。
拡散希望と書いてリポストを促すことで、ツイートを見かけた人が同調してリポストし、さらに別の人がリポストするという流れは珍しくありません。
こうした投稿がリポストされると、「自分も同じことをしよう」と拡散希望が書かれた投稿が溢れかえってしまう可能性があるのです。
また、拡散希望によって広がったツイートは一時的な宣伝にはなりますが、中長期的に見るとユーザーに嫌悪感を与えるきっかけとなります。
X(Twitter)で多くの人に拡散してもらうには、正しい拡散方法を知った上で対策を講じることが重要です。
正しいX(Twitter)の拡散の仕方|5つのコツ
Xで拡散させるには、以下のコツを意識しましょう。
- 拡散されやすい時間帯を意識する
- ハッシュタグを活用する
- ユーザーと積極的に交流する
- 拡散したくなるコンテンツを投稿する
- 共感や関心を得られる内容を投稿する
ここでは、それぞれの拡散方法について順に解説します。
1. 拡散されやすい時間帯を意識する
Xのアクティブ率は時間帯によって異なります。アクティブ率が高い時間帯に投稿することで、より多くの人に投稿を拡散してもらえる可能性が高まるでしょう。
たとえば、夜の20〜21時は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、最もユーザーがアクティブになる時間帯です。
また、朝の通勤・通学の時間帯である7〜8時、休憩・ランチタイムの12〜13時もアクティブユーザーが多い傾向にあります。
このように、ターゲット層によってアクティブな時間帯や生活リズムは異なるので、自社のフォロワーに合わせて適切な時間帯を狙って投稿しましょう。
おすすめの投稿時間については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてください。
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2. 画像や動画を活用する
Xでポストする際は、画像・動画・GIF・イラストなどのメディアを積極的に活用することも大切です。Xはタイムラインの流れが早いため、テキストだけの投稿はすぐに埋もれてしまいがちです。
実際に、以下のような統計も報告されています。
- 動画付きのツイートは、視覚的要素のない投稿に比べて10倍のエンゲージメントを集める
- GIFを使用したツイートは、使用していないツイートに比べて55%のエンゲージメントを獲得する
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拡散を狙う際は、画像や動画などのメディアは積極的にツイートに取り入れて、ユーザーの関心を引く投稿を心がけましょう。
参考:23 Strategies to Increase Your Twitter Engagement
3. ユーザーと積極的に交流する
Xで拡散されるには、ユーザーと積極的に交流を深めることも大切です。
自社に関する投稿や口コミを引用リポストしたり、リプライで交流したりしましょう。自社商品に関するお礼とともにコミュニケーションを取ることで、ファン獲得や顧客ロイヤリティの向上につながります。
短期間で大幅な拡散効果が見込めるわけではありませんが、質の高いフォロワーを獲得できれば、拡散されやすいアカウントへと成長させられるでしょう。
4. 拡散したくなるコンテンツを投稿する
Xで拡散されるには、お役立ち情報やニュース、有益なコンテンツなど、ユーザー自らが拡散したくなるコンテンツを投稿しましょう。
Xは拡散性が高いSNSなので、多くの人が関心を持っているトレンドを取り入れることで投稿されやすくなります。
また、ユーザーが有益に感じるツイートは、フォロワー以外の拡散も期待できるでしょう。
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5. 共感や関心を得られる内容を投稿する
Xのユーザーは、新たな情報を得たり共感した際に投稿を拡散する傾向にあります。投稿をポストする際は、フォロワーに関心を持ってもらえる内容や共感を得られるコンテンツを発信しましょう。
多くのユーザーが興味を持っているトレンドのネタを利用したり、あるあるネタやユーモアのあるネタもリポストされやすいです。
有益な情報だけでなく、ユーザーが親近感を持つようなネタを投稿することで、距離感が縮まりやすくなるでしょう。
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X(Twitter)を拡散させる具体的な方法3選
Twitterを拡散させる具体的な手法として、下記が挙げられます。
- SNSキャンペーンを実施する
- インフルエンサーを起用する
- UGCマーケティングを展開する
ここでは、それぞれの手法について順に解説します。
SNSキャンペーンを実施する
SNS上でキャンペーンを実施することで、自社商品やブランドの情報を効率的に拡散できます。近年では、X(Twitter)上で公式アカウントのフォローとリポストを応募条件としたプレゼントキャンペーンが主流です。
Xのリポスト機能はユーザーからユーザーへと拡散されるので、必然的に多くのユーザーの目に触れる機会を増やせます。
Xのキャンペーン成功事例やコツなどについては、こちらの記事もぜひチェックしてください。
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【2024年最新】Twitterキャンペーンの成功事例16選|成功のコツやおすすめツールも紹介
以下の資料では、Twitter上でキャンペーン施策を行う際の設計手順・注意事項を中心に、キャンペーンから自社サービスへの遷移率を高める方法を解説しています。
SNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ下記の資料をダウンロードください。
インフルエンサーを起用する
インフルエンサーを起用して、自社の商品やサービスを宣伝してもらう方法です。
SNSで知名度のあるインフルエンサーによる投稿は、インフルエンサーが抱える数万〜数百人のフォロワーに拡散されます。
通常の広告で同等の拡散効果を狙おうとすると、莫大なコストが必要になるため、比較的低コストで情報を拡散できる点がメリットです。
自社のターゲット層とインフルエンサーのファン層が合致していれば、普段リーチできない層にも商品やサービスを知ってもらえるでしょう。
「インフルエンサーマーケティングに興味がある」「具体的な導入の流れや注意点を知りたい」とお考えの方は、下記の資料をぜひご覧ください。
UGCマーケティングを展開する
UGC(User Generated Content)とは、ユーザーが投稿した口コミやレビューなど消費者が積極的に発信するコンテンツのことです。
UGCは生活者の意見や客観的な評価を反映しており、企業が発信する広告に比べて信頼性が高く共感を呼びやすい特徴があります。
UGCマーケティングは、UGCの創出・収集・活用という一連の流れを経て、ユーザーに有益な情報を届け、売上につなげることが可能です。
具体的なUGCマーケティングの流れや成功事例については、下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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UGCとは?効果的なマーケティングの流れや成功事例を紹介
X(Twitter)を拡散させる上で大切なポイント
Twitterの拡散を狙う際には、以下のポイントを考慮することも大切です。
- 宣伝ばかりにならないよう注意する
- 目先の数字だけに捉われない
それぞれのポイントについて順に解説します。
宣伝ばかりにならないよう注意する
Xで拡散を増やしたい場合は、宣伝ばかりの投稿にならないよう注意しましょう。
Xでリポストを増やすためには、ユーザーにとって有益な情報を発信する必要があります。「拡散してほしい」という宣伝ばかりの投稿は、ユーザーから関心や共感を得られず、リポストにつながりません。
また、フォロワーとのコミュニケーションを通じて関係性を構築し、質の高いフォロワーを育成することで、拡散されやすいアカウントへと成長するでしょう。
目先の数字だけに捉われない
Xでの拡散を目指す際には、フォロワーやいいね数、リツイート数などのエンゲージメントに過度に注目せず、長期的な目標やブランドを考慮することが重要です。
数字が一時的に伸びたからといって、その後の成果や関心が継続するとは限りません。そのため、コンテンツの質やフォロワーとの関係性を重視し、中長期的にアカウントの成長を目指すことが大切です。
まとめ
X(旧:Twitter)で拡散を狙う際は、「#拡散希望」という文言を用いるのは避けましょう。本記事で紹介した正しい拡散方法を参考に、自社に合った施策を検討することが大切です。
もしXにおける拡散方法でお悩みの場合は、SNSマーケティングツール「OWNLY」までご相談ください。
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