
【完全版】SNSキャンペーンのやり方から成功事例を徹底解説
SNS上では毎日見ない日はないほど、さまざまなキャンペーンが実施されています。実際にひとつのキャンペーンだけで数十万件のリツイートを獲得し、多くの反響を生んだ事例もあり、今やSNS運用で欠かせない施策とも言えるでしょう。
そんななか、「自社でもキャンペーンを開催したい」「キャンペーンを盛り上げるにはどうすればよいか」と日々悩んでいる担当者の方もいるのではないでしょうか。
当記事では、SNSキャンペーンを実施するメリットや成功事例、やり方について解説します。SNS施策で欠かせないおすすめの代行会社やツールも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
以下の資料では、Twitter上でキャンペーン施策を行う際の設計手順・注意事項を中心に、キャンペーンから自社サービスへの遷移率を高める方法を解説しています。
「SNSキャンペーンを始めて実施する」という方や「SNSから自社サイトへの遷移率を向上させたい」とお考えの SNS運用担当者の方はぜひご覧ください。
目次[非表示]
SNSキャンペーンを実施する目的・メリットとは?
国内におけるSNSの月間アクティブユーザーは、Twitterで7,500万人以上、LINEで9,300人を超えるほどに成長しています。SNSを活用したキャンペーン施策は、数多くの人に効率的にアプローチでき、企業やブランドの認知度を高めることが可能です。
たとえば、定番のキャンペーン手法である「リツイートキャンペーン」であれば、フォローとリツイートをするだけで簡単に応募できます。面倒な手続きをせずに気軽に参加できるため、参加ハードルが低いことが特徴です。
またSNSは拡散力の高さが強みです。ユーザー同士で投稿をシェアしてもらうことで、キャンペーンやアカウントの認知拡大につながり、集客や売上アップが期待できるでしょう。
TwitterのSNSキャンペーン成功事例
Twitterは拡散力とリアルタイム性が高いSNSで、多くの企業が盛んにキャンペーンを実施しています。リツイート機能によって、手軽に投稿を拡散してもらえることが特徴です。
ここからは、TwitterのSNSキャンペーンの成功事例を紹介します。
1. Polar Bear総選挙2022|フォーモスト・ブルーシール株式会社
フォーモスト・ブルーシール株式会社が展開するブルーシールアイスクリーム・ポーラベアーのTwitterキャンペーン「Polar Bear総選挙2022」。
公式アカウントをフォローの上、特設サイトから推しの党を選んで投票してツイートすると参加完了。抽選で3名にポーラベアー詰合せをプレゼントするという内容です。
本キャンペーンは約3週間にわたって開催され、総投票数は2,600件を超える盛り上がりを見せました。
投票によって「商品の魅力」をユーザーが再検討する機会になるほか、ハッシュタグ投稿してもらうことで、ブランドの認知拡大にもつながっています。
2. 「#じゃがりこ1個分のごめんね」|カルビー株式会社
カルビー株式会社・じゃがりこ公式Twitterアカウントが実施した「#じゃがりこ1個分のごめんね」投稿型キャンペーン事例です。
公式アカウントをフォローの上、指定のハッシュタグを付けて謝りたい相手やエピソードを投稿すると参加完了。結果はすぐに自動で届くインスタントウィン形式となっています。
さらに、謝りたい人にメンションを付けて投稿した方から、抽選で100名に同社商品が当たるWチャンスも用意。これによってユーザー同士のコミュニケーションを促し、認知拡大やブランドの想起性を高めることにつながっています。
本キャンペーンは、12月10日「ごめんねの日」限定で開催されました。Twitterの特性であるリアルタイム性を活かし、トレンドの話題を取り入れた面白い事例です。
InstagramのSNSキャンペーン成功事例
Instagramは、写真や動画などのコンテンツで視覚的に訴求しやすいSNSです。フォトコンテストやハッシュタグ投稿など、写真を活かしたキャンペーンが盛んに開催されています。
ここでは、Instagramで実施されたキャンペーンの成功事例を紹介します。
1. セカンド冷蔵庫アンバサダーキャンペーン|アクア株式会社
アクア株式会社で実施された「セカンド冷蔵庫アンバサダーキャンペーン」。同社製品の冷蔵庫をPRするアンバサダーを募集するというものです。
アカウントをフォローの上、希望の商品をコメントするだけで応募完了。当選者は冷蔵庫がプレゼントされ、11~1月の間、毎月1回商品に関する投稿を行います。
当選すると「自分が使用するかもしれない」という気持ちから、キャンペーンの応募段階でユーザーの商品の認知・理解度が深まることが本キャンペーンの特徴です。
さらに、自社商品をPRしてもらうアンバサダーを発掘することにより、ブランドのカラーに合ったユーザーを起用できるのも魅力。キャンペーン終了後もアンバサダーによる投稿で商品がPRできる、素晴らしいキャンペーン設計となっています。
2. 謎解きプレゼントキャンペーン|FUN!TOKYO!(JR東日本首都圏本部)
JR東日本首都圏本部が運営する「FUN!TOKYO!」公式アカウントが実施した「謎解きプレゼントキャンペーン」。同時期に山手線で開催される謎解きイベントと連動した企画となっています。
キャンペーン期間中、Instagram上で毎週火曜日に出題される謎を解いて、ストーリーで回答(応募)するというもの。応募者から抽選で計40名に、リアルイベントで使える「FUN!TOKYO!山手線謎めぐり2022」謎解きキットがプレゼントされました。
リアルイベント単体ではなく、SNSで謎解きキャンペーンを同時開催することで、イベントの認知拡大、参加促進につながる事例となっています。
SNSキャンペーンを実施する方法・やり方
実際に「SNSキャンペーンを実施したいが、何から始めるべきか分からない」という方もいるでしょう。SNSキャンペーンは、大まかに以下の流れで実施されます。
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またキャンペーンは実施して終わりではなく、今後のSNS運用やマーケティング戦略に活かせるよう、効果検証や分析を徹底しなければなりません。
そのためにも、はじめに目的やターゲットを設定し、最終目標の指標となるKPIを設定する必要があるのです。
関連記事:Twitterキャンペーンのやり方5ステップ|種類やコツ・キャンペーン事例を紹介
なお、SNSキャンペーンで必要となる業務には以下のようなものがあります。
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このようにSNSキャンペーンは、企画段階から運用までさまざまな作業が必要となり、多くの工数がかかります。手間のかかる作業を自動化し、効率よくキャンペーンを実施するなら、SNSキャンペーンツールを活用しましょう。
SNSキャンペーンツール・代行会社の選び方
ツールにはさまざまな種類があるので、どれを選ぶべきか迷う方も多いかと思います。
下記のポイントを参考に、自社に合ったツールを選定しましょう。
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また、ツール導入には初期費用や最低利用期間が設定されているケースも多くあります。もし「1回だけ利用したい」という場合であれば、単発での利用ができるかチェックしておきましょう。
なお、おすすめのツールや代行会社をお探しの方は、「【2022年最新】SNSキャンペーン代行会社7選|ツールの選び方やメリットとは | OWNLY」の記事をぜひご覧ください。
SNSキャンペーンの注意事項|ガイドラインと景表法を遵守しよう
SNSキャンペーンは、各SNSの「ガイドライン」と「景品表示法」をよくチェックした上で実施しましょう。
たとえば、Twitterであればキャンペーンについて下記のようなガイドラインが示されています。(一部抜粋)これらを遵守しなければ最悪の場合、アカウント凍結などのリスクがあるので注意が必要です。
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また景品表示法(景表法)もしっかり遵守する必要があります。たとえば、景表法では現金・現金同等物を景品としてはいけないという決まりがあり、過大な景品類の提供は禁止されているためです。
景品表示法は法律がかかわってくるため、心配な方はキャンペーン代行会社と企画段階でしっかり相談しておくといいでしょう。
OWNLYでは、多数のSNSキャンペーン事例が豊富にあり、各SNSのガイドラインや景表法を遵守したキャンペーン設計が可能です。
SNSキャンペーンまとめ
SNSキャンペーンは自社アカウントやブランドの認知度を高めるほか、集客や売上アップが期待できる施策のひとつです。より多くの参加者を集めるには、ユーザーが参加したいと思える、楽しんでもらえる企画を検討しましょう。
キャンペーンを実施するときは、工数を削減できるキャンペーンツールを導入するのがおすすめです。ツールによって対応SNSやできる範囲は異なるので、必ず自社に合っているかをチェックした上で選定しましょう。
SNSキャンペーンツールをお探しの場合は、Twitter・Instagram・LINE・TikTokなどをはじめとする、SNSキャンペーンを定額・無制限で実施可能なOWNLYまでご相談ください。
以下の資料ではSNSキャンペーンで必須となるSNSの活用術を紹介しています。
もし、自社の施策に「どのSNSを活用すべき?」「他のSNSとの相性は?」とお悩みの方は、以下の資料をご参照ください。 資料では以下の内容をメインに解説します。
- Twitter/Instagram/TikTok/LINEなどの様々なSNSの強みや特徴
- 各SNSの利用層の詳細
- 各SNSに最適なキャンペーン施策の詳細
自社のマーケティングをどのプラットフォーム上で行うべきかお悩みの方は是非ご参考ください。