SNSは企業のマーケティング施策として重要なプラットフォームとなっています。SNSアカウントは誰でも無料で作成・運用できるので、運用にかかるコスト低減につながることも特徴です。
「会社SNSの運用事例が知りたい」「企業のSNSマーケティングを成功させたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
しかし、SNS運用は奥が深く、何から始めるべきか迷ったり、どのような施策であれば効果が出るかなど悩む場合も多いでしょう。
この記事では、会社や企業のSNSマーケティング事例をはじめ、注目される理由や成功させるコツについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
企業のSNSマーケティング注目される理由
SNSマーケティングは、SNSを活用したマーケティング手法のことです。SNSの特性である拡散性の強さを活かし、商品やサービス購入までの導線を作ります。
商品やサービスの認知拡大、ブランディングなどの効果があり、コミュニケーションを取ることでファンの育成も可能です。
また、マーケティングの目的や施策によって幅広い活用法を行えるため、SNS経由の売上アップを期待できます。
弊社で実施した『SNSマーケティングの企業動向』によると、2023年のSNSマーケティングの予算を増やす予定と答えた人は33.3%となっています。

とくに、公式SNSアカウント運用に注力したいという回答が多く、SNSキャンペーンや動画コンテンツをメインとしたSNS運用も注目されています。
企業におけるSNSマーケティングの動向や、会社・企業におけるSNSの利用状況について知りたい方は、ぜひ下記の資料をご活用ください。

企業のSNSマーケティングの成功事例8選
ここからは、企業のSNSマーケティングの成功事例を紹介します。
1. Twitter|SHARP シャープ株式会社
電気機器メーカー『SHARP』の公式Twitterでは、新製品や最新技術に関する情報や、運用担当者、いわゆる「中の人」についての情報が積極的に発信されています。
このアカウントは、フォロワーとのコミュニケーションを重視しており、消費者目線の投稿が多いことが特徴です。
Twitterを通じてコミュニケーションを図ることで、フォロワーとの関係性を深め、ブランドへの関心や拡散力を高める効果が期待できるでしょう。
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アクティブコミュニケーションとは?SNS上の成功事例や手順、コツも解説
2. Twitter|タイミー
スキマバイトアプリ『タイミー』の公式Twitterアカウントでは、フォロー&RTで1日1回参加できるTwitterキャンペーンを実施しました。
応募するとその場で当選結果が分かるインスタントウィン形式のキャンペーンで、応募者の中から抽選で10名にAmazonギフト券10,000円分がプレゼントされます。
参照:#もっと知ってタイミー フォロー&RTキャンペーン|OWNLY導入事例
Twitterは拡散性が高いという特性があるため、キャンペーンを実施することでブランドやサービスの認知拡大につながります。
本ツイートにはアプリのリンクも含まれており、スムーズなアプリのインストールを促進していることも特徴です。
3. Instagram|ブルーボトルジャパン
ブルーボトルコーヒーの日本公式Instagramでは、白や青を基調とした目を惹くビジュアルを通じて、ブランドの魅力を訴求しています。
ブルーボトルの宣伝はもちろん、コーヒーに関する情報や知識、コーヒーの淹れ方、ラテアートの技術などの有益な情報が紹介されています。
またブルーボトルの起源やコーヒー豆の選定、サステナビリティへの取り組みなど、ブランドのバックストーリーも綴られていることが特徴です。
フォロワーに対してブランドのアイデンティティや価値を伝えることによって、ブランディングや企業のイメージ向上を図ることができます。
4. Instagram|アクア株式会社
アクア株式会社では、「セカンド冷蔵庫アンバサダーキャンペーン」と称して、同社製品の冷蔵庫をPRするアンバサダーを募集するキャンペーンを実施しました。
当選者には冷蔵庫がプレゼントされ、11〜1月の間に毎月1回商品に関する投稿を行います。
自社商品をPRしてもらうアンバサダーを発掘することにより、ブランドカラーに合ったユーザーを起用できるのが魅力です。
また、キャンペーン終了後もアンバサダーによる投稿で商品がPRできるという、素晴らしいキャンペーン設計となっています。
当選すると「自分が使用するかもしれない」という気持ちから、キャンペーンの応募段階でユーザーの商品の認知・理解度が深まることが本キャンペーンの特徴です。
5. LINE|WILLER TRAVEL

WILLER株式会社が運営する高速バス『WILLER TRAVEL』では、LINE友だち限定で高速バスセールを実施しました。
公式LINEで配信されるページからのみバスを予約でき、最大39%OFFが適用されるという豪華なキャンペーンとなっています。
WILLER TRAVELの公式LINEアカウントでは、キャンペーンの他にも、LINE連携によるクーポン配信やくじ引きなども定期的に実施されているのが特徴です。
セール開始時のメッセージ配信など、お得な情報を配信することで、ファン獲得や育成につながっています。
6. LINE|JA全農にいがた

参照:新潟茶豆 たくさん食べてご馳走を当てようキャンペーン|OWNLY導入事例
JA全農にいがた/にいがた園芸農産物宣伝会は、新潟茶豆のPRを目的に「新潟茶豆 たくさん食べてごちそうをあてよう!キャンペーン」を実施しました。
対象商品を購入したレシートを撮影し、メールアドレスまたはLINEでエントリーすると応募できるというものです。また、はがき応募にも対応することで、幅広い層からの応募を狙いました。
レシート応募によって購買を促し、豪華賞品をプレゼントにすることで新潟茶豆の認知拡大にもつながっています。
7. TikTok|しまむら
ファストファッションブランド「しまむら」の公式TikTokでは、若者を中心とするターゲット層に向けたショート動画のコンテンツを発信しています。
新商品や人気商品を紹介し、スタイリングやコーディネートのアイデアを提案したり、ユーザーを巻き込んだ企画を展開していることが特徴です。
面白いコンテンツやフォロワーとの積極的なコミュニケーションを通じて、TikTokのユーザー層に多い10~30代をターゲットとしたブランディングにつながっています。
8. TikTok|Relux

画像:「TikTok」と「Relux」無料宿泊券が当たる「#Relux思い出 TikTokキャンペーン」を開催
宿泊予約サービス『Relux』では、宿泊したホテルや旅館に関する動画を撮影し、施設の位置情報と「#Relux思い出」をつけて投稿するキャンペーンを実施しました。
応募者の中から、抽選で5名に指定施設で使える無料宿泊券をプレゼントするという内容です。
またキャンペーン参加者全員にReluxで利用できる5%OFFクーポンをプレゼントすることで、サービスの利用促進につながっています。
企業のSNSマーケティングを成功させるコツ
ここからは、企業のSNSマーケティングを成功させるコツについて紹介します。
適切なSNSプラットフォームを選定する
SNSマーケティングでは、SNSを運用する目的やターゲットのニーズを把握したうえで、適切なSNSを選ぶことが重要です。
ターゲットが利用している主要なSNSを調査し、自社の目的に合ったSNSを選びましょう。たとえば、ビジュアルコンテンツが重要な場合はInstagram、拡散力を重視したい場合はTwitterを運用するといったイメージです。
各SNSの特性や特徴に合わせてコンテンツを最適化することは必須と言えます。
もし、「自社の施策に自社のマーケティングをどのプラットフォーム上で行うべきか」とお悩みの方は、ぜひ下記の資料をご参考ください。
- Twitter/Instagram/TikTok/LINEなどの様々なSNSの強みや特徴
- 各SNSの利用層の詳細
- 各SNSに最適なキャンペーン施策の詳細

SNSでキャンペーンを実施する
SNSキャンペーンは、名の通りSNS上で実施するキャンペーンのことです。商品やブランドの認知拡大や集客、売上促進などが期待できます。
たとえば、投稿のシェア・拡散を応募条件としたり、フォロワーからの投稿やシェアを募集するフォトコンテストを開催してプレゼントを用意するなどの方法があります。
SNSキャンペーンについて詳しく知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
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【2023年最新】SNSキャンペーンの成功事例22選|効果や成功のポイントを解説
企業のSNSマーケティングまとめ
SNSマーケティングは、認知拡大やブランディング、顧客ロイヤリティ向上などさまざまな目的で活用することができます。各SNSの特性を理解し、最適なマーケティング施策を検討しましょう。
企業のSNS運用にお困りの方は、ぜひOWNLYまでご相談ください。OWNLYでは、SNSキャンペーンやUGC活用、動画マーケティングの支援など、SNS運用における幅広いサポートを提供しています。
下記の資料では、マーケティング戦略を組み立てる際に知っておくべき生活者のSNS利用状況をまとめています。
事業会社のマーケティング責任者/担当者や、広告代理店にお勤めの方はぜひご参考ください。
