
【最新】SNSキャンペーンの面白い成功事例6選|目的や効果、おすすめツールも紹介
SNSキャンペーンは、タイムライン上で見ない日はないほど、日常的なコンテンツとなりました。ユーザーが楽しみながらも手軽に参加できるキャンペーンは、多くのユーザーを巻き込んだ盛り上がりを見せています。
Twitter・Instagram・TikTokなどそれぞれの特徴を踏まえて、キャンペーン内容を工夫し、ユーザーが拡散・シェアしたくなる内容にすることが重要です。
当記事では、SNS投稿キャンペーンの成功事例を、各SNSの特徴と合わせて紹介します。キャンペーンを実施する際のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次[非表示]
SNSキャンペーンとは
SNSキャンペーンは、認知拡大や集客、フォロワー増加などに効果的です。
SNSは10〜60代の幅広い層が利用しており、キャンペーンが拡散されると、これまでリーチできなかった層に商品やサービスを届けられます。
いいねやRTなどで参加できるため、個人情報の入力など面倒な手続きが必要なく、ユーザーの参加ハードルが低いことが強みです。
さらに「投稿を拡散する」や「指定のハッシュタグで投稿」を条件にすると、キャンペーンの盛り上がりが他のユーザーにも伝わりやすくなるでしょう。
SNSキャンペーンを実施するメリット
SNSキャンペーンを実施するメリットとして、以下が挙げられます。
- 認知拡大・集客につながる
- 新規顧客・ファンを獲得しやすい
- ユーザーへの再利用・継続利用促進
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
認知拡大・集客につながる
SNSは投稿がユーザーからユーザーへと広がりやすく、一気に情報を拡散することができます。
キャンペーンを実施することで、多くのユーザーが拡散して自社ブランドの認知拡大につなげられるのが大きなメリットです。
また認知拡大により、直接的・間接的な集客や売上向上にもつながります。
新規顧客・ファンを獲得しやすい
SNSキャンペーンでは企業アカウントのフォローを参加条件にすることが一般的なので、多数の新規フォロワーを獲得できます。
またキャンペーンの実施内容によっては、企業と消費者との接点が増えていくため、コミュニケーションが図れることで、ブランドに対して親近感を持ってもらいやすくなります。
キャンペーン終了後もフォロワーに対して継続的に情報発信を続けることで、自社のファンを育てることができるでしょう。
ユーザーへの再利用・継続利用促進
自社サービスを一度利用してもらったが、それ以降継続して利用してもらえなかったというパターンを経験して困っている方もいるのではないでしょうか。
SNSキャンペーンは新規顧客の獲得のみならず、自社製品やサービスの利用歴があるユーザーに対しても再利用を促せます。
たとえばお得に利用できるクーポンを用意することで、製品やサービスの利用機会を増やせるため、自社サービスへの定着を図ることができるでしょう。
【Twitter】SNSキャンペーンの成功事例
Twitterは拡散性が高く、ユニークで面白い工夫を取り入れるのが重要です。
また、タイムリーかつ季節性を意識したテーマは、トレンドに上がりやすいため、積極的に活用しましょう。
ここでは、Twitterキャンペーンの成功事例を紹介します。
ふるなび|インスタントウィンキャンペーン
ふるさと納税サイト「ふるなび」では、フォロー&リツイートでその場で当たる「#はじめてのふるなび」最大20%キャンペーンを実施しました。
抽選で100名に、Amazonギフト券などに交換できる「10,000ふるなびコイン」が当たるという内容で、期間中毎日参加できるキャンペーンとなっています。
期間 |
2022年4月6日~2022年5月8日 |
プレゼント内容 |
10,000ふるなびコイン(1万円相当)×100名様 |
参加条件 |
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本キャンペーンは、結果がその場で分かるインスタントウィン型で開催され、初日の投稿は約6,000件のリツイートを獲得しました。
ふるなびコインをプレゼントすることで、サービスの利用促進につながっています。各種デジタル券に交換できることから、応募者の増加を促した事例と言えるでしょう。
じゃがりこ|ハッシュタグ投稿キャンペーン
じゃがりこ公式Twitterでは、「#じゃがりこ1個分のごめんね」を伝えるTwitterインスタントウィンキャンペーンを開催しました。
キャンペーン参加者から抽選で4,000名に商品が当たるという内容です。さらに「@メンション」をつけて投稿した方から100名に当たるダブルチャンスも用意されました。
本キャンペーンは、12月10日「ごめんねの日」に開催され、Twitter上のトレンドを上手く活用した事例となっています。
さらにダブルチャンスの参加条件を「メンションを付けて投稿」にすることで、ツイートの共有や拡散につながっています。
以下の資料では、Twitter上でキャンペーン施策を行う際の設計手順・注意事項を中心に、キャンペーンから自社サービスへの遷移率を高める方法を解説。
SNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ資料をご参考ください。
【Instagram】SNSキャンペーンの成功事例
Instagramは、写真がタイムライン上に大きく表示されることが特徴です。視認性の高い画像や、フォトコンテスト形式のキャンペーンが多く開催されています。
また他のSNSに比べて拡散機能が弱いため、ユーザー自身に投稿・コメントしてもらうキャンペーンも効果的です。
ここからは、Instagramのキャンペーン成功事例を紹介します。
沖縄ファミリーマート|フォロー&コメントキャンペーン
沖縄ファミリーマート公式Instagramでは、ファミリーマートで使える「アーモンドミルクラテ無料引換クーポン」プレゼントキャンペーンを開催しました。
キャンペーン期間中に公式アカウントをフォローし、お気に入り「カスタマイズをコメント」することで応募できるというものです。
期間 |
2022年4月27日〜2022年5月8日 |
プレゼント内容 |
期間終了後「アーモンドミルクラテ 無料引換クーポン5杯分」50名様 |
参加条件 |
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本キャンペーンは、Twitter「フォロー&リツイートキャンペーン」、Instagram「フォロー&コメントキャンペーン」、LINE「友だち限定スピードくじ」で実施されました。
既存顧客はもちろん、まだ購入したことがない方への購買・来店促進につながった事例です。さらにお気に入りの「カスタマイズをコメント」を条件にすることで、商品理解度を深めることにもつながっています。
楽天ファッション|いいねキャンペーン
楽天ファッション公式Instagramでは、いいね&フォローで豪華アイテムが当たるプレゼントキャンペーンを実施しました。
さらに、投稿にコメントで「当選確率2倍」、アカウントをリポストで「当選確率3倍」といった当選確率がアップするチャンスも用意されていることが特徴です。
本キャンペーンは、フォロワー増加・エンゲージメント向上につながる事例となりました。
さらに、投稿へのコメントやリポストで当選確率をアップすることで、キャンペーンのさらなる拡散効果が見込めます。
【TikTok】SNSキャンペーンの成功事例
TikTokは比較的新しい動画主体のSNSで、10~30代の若年層が多く利用しています。
アプリ内で動画を撮影・編集・投稿でき、音楽もアプリ内のものを自由に利用できることが特徴です。
動画市場が急拡大しているなか、多くの企業がキャンペーンやPRで参入しています。
ここからは、TikTokキャンペーンの成功事例を紹介します。
UCC上島珈琲「#香るどブリューオーディション」
UCC上島珈琲では、池田エライザさんが監修するWeb CMに出演できるオーディション形式の動画投稿キャンペーンを実施しました。
TikTokアプリ内で、指定の音楽・エフェクト・ハッシュタグをつけて投稿し、投稿の中から最優秀賞(UCC COLD BREW Web CM出演権)・優秀賞を選定するというものです。
期間 |
2021年6月7日~2021年7月18日 |
プレゼント内容 |
最優秀賞3名:UCC COLD BREW Web CM出演権、UCC商品 優秀賞30名:UCC商品 |
参加条件 |
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本キャンペーンはWeb CMに出演できるオーディション形式のキャンペーンで、TikTokの特性を活かした設計となっています。商品の認知拡大やUGC創出にもつながる事例となりました。
eBay「#Qoo10 MOVEファッションチャレンジ」
ECモール「Qoo10」を提供するeBay Japanでは、TikTok動画投稿で豪華賞品が当たるキャンペーンを開催しました。
指定の音源とハッシュタグをつけて、お手本動画を参考に自分の好きなコーディネートを投稿するというもの。
BEST MOBE賞に選ばれた5名には、屋外大型ビジョン出演権が授与されるなど、豪華な特典が準備されています。
期間 |
2022年6月16日~2022年7月17日 |
プレゼント内容 |
BEST MOVER:屋内大型ビジョン出演権 5名 BEST チャレンジ賞:Qoo10ギフト券 100名 |
参加条件 |
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本キャンペーンは同社から新しくリリースされたファッションサービス「MOVE」のデビュー企画として実施されました。
Qoo10の利用者には若年層の女性が多いこともあり、このキャンペーン以外にも、利用者層と相性が良いTikTokを活用したプレゼント企画を多数行っています。
SNSキャンペーンを実施するポイント
ここからは、キャンペーンを盛り上げて参加意欲を高めるためのポイントを紹介します。
キャンペーンに適切なSNSを選ぶ
Twitter・Instagram・TikTok・LINEなど、それぞれSNSによって利用者層や機能面は大きく異なります。
キャンペーンのターゲットや目的を考慮した上で、最適なSNSを選びましょう。
事前に各SNSで行われているキャンペーンを調べたり、上記で紹介した事例を参考にしたりして、各SNSの特徴を掴んでおくことがおすすめです。
なお、「どのSNSを選ぶべきか分からない」「自社と相性のよいプラットフォームはある?」とお悩みの方は、下記の資料をぜひご参考ください。
当選確率を高くする
どれだけ魅力的なキャンペーンを実施しても、参加条件が複雑だと、ユーザーは面倒に感じて参加してくれません。
手軽に参加できるキャンペーンほど、ユーザーの反応は良くなります。
フォロー&いいね・RTや、指定のハッシュタグをつけた投稿をするなどの条件が好ましいでしょう。
参加ハードルを低くする
より多くのユーザーにキャンペーンに参加してもらうためには、参加ハードルを低くすることが大切です。
フォロー&リツイートで簡単に参加でき、抽選結果がすぐに分かるインスタントウィン形式で実施したり、デジタルギフトサービスを活用したりと、簡単に景品を受け取れる仕組みにするのもよいでしょう。
たとえば、高額な景品が少数のユーザーに当選するよりも、景品の金額は低いものの当選確率が高いキャンペーンのほうが、多くのユーザーに好まれます。
SNSキャンペーンの注意事項|ガイドラインと景品法を遵守しよう
SNSキャンペーンを実施するときは、各SNSのガイドラインと景品表示法について注意する必要があります。
たとえばTwitterの場合、キャンペーンのガイドラインとして下記の内容が示されています。(一部抜粋)
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上記を遵守しなければ、最悪の場合アカウント制限や凍結などのリスクがあるため、前もって確認しておきましょう。
また景品表示法(景表法)についても注意が必要です。たとえば、現金・現金同等物を景品にすることは禁じられており、過度な景品類の提供を行ってはいけません。
景品表示法には法律が関わってくるため、あらかじめキャンペーン代行会社に相談しておくことをおすすめします。
SNSキャンペーンまとめ
SNS投稿キャンペーンを開催するときは、記事内で紹介した成功事例や各SNSの特徴を踏まえて、キャンペーン内容に適したSNSを選びましょう。
OWNLYでは、Twitter・Instagram・LINEなどを含む15種類以上のSNSキャンペーンを定額・無制限で実施できます。またSNSで重要な「UGC」を活用したマーケティング施策も合わせてサポート可能。
「SNS運用を成功させたい」「SNSキャンペーンを実施したい」と考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。