近年のSNSマーケティングにおいて、いかに戦略的にUGCを生み出すかが重要視されています。
以下の資料では、Instagramをご活用されている企業様向けに最新サービス「UGC Fitting」を紹介しています。ぜひご覧くださいませ。
SNS上のUGC(ユーザー生成コンテンツ)の管理、使用許諾の取得、UGCの二次利用をワンストップで対応いたします。
収集できるハッシュタグ数は10個まで、年間収集できる投稿数は10万件までとなります。また、初期費用と月額定額費用でご利用いただけます。
UGCマーケティングの成功事例5選【Twitter】
ここからは、TwitterのUGCマーケティングの成功事例を紹介します。
1. レゴ ジャパン
レゴジャパンの公式Twitterでは、レゴのミニフィギュアのPRとして、ハッシュタグ投稿キャンペーンを実施しました。
ミニフィギュアを使った楽しい写真を募集し、指定のハッシュタグをつけて投稿すると抽選で豪華賞品が当たるというものです。
ハッシュタグでは、商品を使ったユニークな写真が多数投稿されており、コミュニティ形成やロイヤリティ向上、認知拡大などにつながっています。
レゴジャパンのTwitterでは、定期的にレゴブロックの作品の写真を募集する投稿キャンペーンを開催しており、UGCの収集を実現しています。
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2. オロナミンCドリンク
オロナミンCドリンクの公式Twitterアカウントでは、7月3日のオロナミンCの日を記念して、みんなの元気がつながる広告キャンペーンを開催しました。
スペシャルムービーの素材となる音と画を用意し、ハッシュタグ付きで投稿すると、素材を使ったオリジナル楽曲やオリジナル映像を制作するというもの。
プレゼントなどのインセンティブはないものの、ユーザー参加型の面白い企画を展開することによって、多くの応募者を集めている事例です。
3. チロルチョコ
チロルチョコ公式Twitterアカウントでは、きなこもち味のチロルチョコの再発売を記念して、フォロー&RTで参加できるプレゼントキャンペーンを実施しました。
指定のハッシュタグ「#きなこもち再発売」「#おかえりきなこもち」をつけて、コメントor投稿すると当選確率がアップするという工夫もされています。
リツイートキャンペーンとハッシュタグ投稿を組み合わせることによって、キャンペーンの拡散とUGC生成を同時に狙うことができます。
このように、「当選確率アップ」や「ダブルチャンス」という条件を組み合わせて、自然にUGCを創出できるキャンペーン設計にするのもおすすめです。
4. トゥギャッター株式会社
トゥギャッター株式会社の公式Twitterアカウントは、1年間いろいろあったTwitterへの思いを川柳にして応募するプレゼントキャンペーンを実施しました。
フォロー&RTに加えて、ハッシュタグ付きで川柳をツイートすると応募者でき、抽選で高級和牛やギフト券などの豪華賞品がプレゼントされるというものです。
テキストベースのSNSであるTwitterの特性を活かし、ユニークな川柳の投稿を促すことで、自然なUGCの生成に成功しています。
5. 株式会社メルカリ
株式会社メルカリの公式Twitterでは、メルカリ10周年を記念したプレゼントキャンペーンを実施しました。
フォローまたは引用リポストで「好きな都道府県名1つ」を投稿すると、47都道府県タオルか1,000ポイントがプレゼントされるというものです。
参加条件はハードルが低いため、ユーザーが気軽に応募しやすいことが特徴です。
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UGCマーケティングの成功事例5選【Instagram】
ここからは、Instagramを活用したUGCマーケティングの成功事例を紹介します。
1. カルビー株式会社
カルビー株式会社が発売する「フルグラ」の公式Instagramでは、フルグラのこだわりの食べかたを紹介する写真投稿キャンペーンを実施しました。
自身のフルグラの食べ方を写真とハッシュタグ付きで投稿すると応募でき、フルグラ1ケースと専用のセラミックボウルが当たるというものです。
商品のさまざまな楽しみ方を写真投稿で紹介する企画によって、個性あふれるUGCの収集を実現しています。
日頃からフルグラを食べているユーザーが嬉しい景品を用意することで、既存顧客の育成につながっています。
2. オンジャパン
スイス発シューズ&アパレルブランドのオンジャパン公式Instagramでは、オリジナルハッシュタグを付けた投稿を積極的に呼びかけています。
公式プロフィールには「#onrunning」「#runonclouds」「#OnFriends」とハッシュタグを案内しており、商品を楽しむUGCを見ることができます。
ハッシュタグで商品のファン同士をつなぐコミュニティ形成を実現しています。UGCには、こうしたファン同士のつながりを深めるという役割もあるのです。
3. キヤノン株式会社
キヤノン株式会社が展開するCanonのミラーレスカメラ「EOS Mシリーズ」の公式InstagramアカウントによるUGC活用事例です。
このアカウントはおもにUGCのリポストで成り立っています。
写真撮影したユーザーにとっては、リポストで取り上げてもらうと自身の写真が多くの人の目に留まる機会となるため、積極的にUGCを投稿してもらえます。
投稿の際に指定のオリジナルハッシュタグを設けており、スムーズなUGC収集・活用につなげている事例です。
4. 株式会社KADOKAWA
株式会社KADOKAWAは、さまざまな本を出版する企業ですが、中でも絵本に特化したInstagramアカウントを運用し、UGCを活用しています。
子育て世代に喜ばれる絵本や親子のエピソードを投稿していることが特徴です。赤ちゃんのアンバサダーを起用した可愛らしい投稿も人気を集めています。
本をメインとしたコンテンツではなく、子育て世代をターゲットにしたアカウント運用を行うことで、UGC収集に成功しています。
5. キリンビール
キリンビールの公式Instagramでは、オリジナルハッシュタグ「#乾杯のある暮らし」を付けたUGC投稿を促したUGC活用を行っています。
具体的には、ハッシュタグをつけてキリンビールやお酒の写真を投稿してもらい、公式アカウントでリポストして紹介するというものです。
本来は「#キリンビールのある暮らし」というハッシュタグを活用してましたが、「乾杯」というワードに切り替えることで、お酒関連の投稿に広く使われるようになりました。
同社商品に限定せず、汎用性の高いハッシュタグを作ることで、リーチできる層を広げられるというメリットがあります。
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UGCを活用するときの注意点
UGCを活用するときは、以下の点に注意しましょう。
- 投稿の炎上リスク
- ステルスマーケティング
- 著作権・肖像権
ここからは、それぞれの注意点について解説します。
投稿の炎上リスク
UGCを取り扱う時は、炎上リスクに対して慎重に対策することが求められます。不適切な表現や言動をUGCとして取り上げると、炎上に巻き込まれる恐れもあるためです。
また、UGCを収集すると、時にネガティブな口コミも見受けられることがあります。
たとえWebサイトや広告、SNSに掲載しなくても、UGCをユーザーの率直な意見として、今後の商品開発やマーケティングに有益な情報として活用しましょう。
ネガティブなUGCを見かけた際には、企業として誠実な対応が重要です。今後のサービス向上に役立てる姿勢を示すことで、企業のイメージを守ることができるでしょう。
ステルスマーケティング
ユーザーに宣伝・広告であることを隠して自社商品・サービスの宣伝活動を行うこと・させることをステルスマーケティング(ステマ)と呼びます。
ステマ行為は禁じられており、ユーザーからの信頼を失う恐れもあるため、やらせ行為・ステマ行為は運用ルールで禁止しましょう。
SNSではステマによる投稿が多く、ユーザーも敏感になっています。ユーザーに対して明言しておくことで、運営の健全性・透明性をアピールすることができます。
2023年10月より景品表示法において「ステマ規制」の施行が開始され、ステマに関する規制が強化されました。
ステマ規制について詳しく知りたい方は、下記の記事もチェックしてください。
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著作権・肖像権
UGCは一般ユーザーによるコンテンツなので、著作権や肖像権、薬事法などに関する侵害や違反が意図されていない状態で発生することも考えられます。
たとえば、有名人や有名なキャラクターの顔写真を使用したり、著名な作品に似せたコンテンツを投稿したりする場合などです。
コンテンツを取り扱うことは企業全体のイメージに悪影響を及ぼす可能性がありますし、最悪の場合は法的な問題につながることも考えられます。
薬事法や著作権に関連する不安がある場合には、社内の法務部や法律の専門家と連携し、対策を講じる体制を整えておくことが大切です。
まとめ
UGCを生み出す方法や活用方法はさまざまで、最適な方法は企業によって異なります。
根本的に求められるのは、生活者が思わず写真や動画を投稿したくなるような商品やサービスを磨いていくことです。
この手法として、今回紹介したSNSのUGC活用が役立つということを頭に入れておきましょう。
本記事で紹介したTwitter・InstagramのUGCマーケティング事例を参考に、自社に合ったUGCマーケティングを展開してみてください。