当記事では、InstagramでUGC活用するメリットや注意点、流れについて解説します。さらにUGC活用に効果的な施策や成功事例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
たとえば、自社商品に関わる写真をInstagramに投稿し、「自社アカウントで紹介してもいいですか?」とメッセージをすることで、ユーザーとの関係性を構築することができます。
インスタ上でUGCを増やすための4つの施策
Instagram上でUGC生成を促す施策は主に3つあります。
- ハッシュタグキャンペーン
- インフルエンサー施策
- フォロワーとのコミュニケーション
- 4. UGCを投稿したくなる導線作り
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ここでは、それぞれの施策内容について解説します。
1. ハッシュタグキャンペーン
Instagram上でハッシュタグを付けた投稿を呼びかけるキャンペーンは、短期間のUGC生成に非常に効果的です。
ハッシュタグキャンペーンを開催中に、Instagram広告やリポスト投稿型キャンペーンを併用することで、より多くのユーザーに参加してもらえます。結果、短期間で多くのUGC生成を見込めるでしょう。
キャンペーンは数多くのUGCを生み出せる施策ですが、運用には大きな手間や工数がかかります。工数を抑えつつUGC活用を最大化するには、キャンペーンツールの利用が必要不可欠です。
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2. インフルエンサー施策
既に知名度や影響力のあるインフルエンサー(インスタグラマー)を起用して、商品やサービスのPRを依頼するのも有効です。
影響力のあるUGCを生成できるため、自社のターゲットとは異なる層にも広くリーチできるメリットがあります。
UGCは「信頼できる情報である」という点が重要です。そのため、企業が良い情報だけを伝えて投稿してもらうのではなく、インフルエンサー自身の言葉で発信してもらいましょう。
普段から商品やサービスを愛用している、共感してくれているような人物を起用するのがおすすめです。
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Instagramのシステムにとって評価の高いインフルエンサーを把握し、それらにPR投稿を依頼することによって、投稿の外部露出が増え、潜在顧客の獲得が期待できます。
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3. フォロワーとのコミュニケーション
ユーザーが自ら話題にしたくなるような体験を提供することで、Instagram上でUGCが生成されやすくなります。
たとえば、話題になりそうなフォトスポットを設置したり、商品のパッケージを工夫したりと、UGC生成につながる仕掛けを用意するのが効果的です。
ユーザーにとって投稿のハードルを下げるためにも、普段から投稿するハッシュタグを指定し、投稿を呼びかけましょう。
指定のハッシュタグが付いた投稿から、素敵な投稿をピックアップしてリポストするのもおすすめです。
4. UGCを投稿したくなる導線作り
UGCを獲得すると商品やサービスの認知度が広がり、UGCが発生する可能性も上がります。しかし、Instagramアカウント運用の初期段階でUGCを自然発生させるのは非常に困難です。
商品やサービスの認知度が低く、自社に関するハッシュタグが少ない場合は、自社に関するコンテンツを投稿してくれる可能性は低いでしょう。
アカウント運用の初期段階では、商品やサービスを紹介したくなるような導線や特典を作ることで、積極的なUGC獲得を目指すことが有効です。
たとえば、次のような導線や特典があります。
- 指定のハッシュタグをつけて投稿すると○○円割引
- 商品を紹介してくれた方に次回来店で使えるクーポンをプレゼント
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インスタでUGCを活用する流れ|中・長期編
キャンペーンやインフルエンサー施策は、短期間で効果が出やすい手法です。しかし、UGC生成は、中長期的な視点で効果を出すことが重要となります。
ここでは、中長期的にUGCを生成して活用する流れを解説します。
1. 独自のハッシュタグを設定する
キャンペーンの企画内容やブランドを伝えるために、企業オリジナルのハッシュタグを設定しましょう。
自社アカウントのプロフィールやキャプション内で、設定したハッシュタグを紹介し、ユーザーに使用を呼びかけます。
なお、初期段階ではUGCの自然発生が難しい可能性もあります。アカウントのプロフィールに使用を促す文章を記載したり、特典を用意したりと、投稿してもらえるような仕組みを作りましょう。
2. ユーザーの投稿を選定する
ユーザーによる投稿の中から、魅力的な投稿やイメージとマッチするものを選定しましょう。
ハッシュタグ収集ツールやUGCツールを利用することで、特定のハッシュタグや条件からコンテンツを絞り込んで収集できます。
UGC活用ツールを利用すれば、UGC収集を効率的に行えるようになります。自社のリソースに余裕がない場合は、UGC活用ツールの利用も検討しましょう。
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3. 使用の許可を取る
ユーザーの投稿を無断で使用すると、炎上や法的なトラブルに発展するリスクがあります。
必ずユーザーに使用許可を得た上でUGCを活用しましょう。Instagram上のコメントやダイレクトメッセージで使用したい旨を伝えるのが一般的です。
顔や企業のロゴなどが映っている場合は、肖像権・著作権・プライバシーなどに十分配慮しましょう。
4. リポストとして投稿する
使用の許諾を得たら、UGCをリポスト投稿しましょう。
元の投稿者が分かるよう、リポストでは画像内かキャプションにアカウント名を記載しましょう。引用元の情報はメンション機能を使うと便利です。
なお、UGCの著作権はユーザーにあるため、編集や加工はしてはいけません。キャプション内に投稿を活用した感謝を記載しておくと好印象です。
5. Webサイトや広告クリエイティブに活用する
自社のホームページやLPなどに口コミとして掲載する手法もあります。
他のユーザーが実際に商品やサービスを利用した感想や口コミを確認できることで、信頼獲得につながります。
あらかじめ、自社のマーケティング活動に使用する場合があるという旨を記載したり、利用許諾を取ったりと、トラブルには十分配慮しましょう。
インスタでUGCを活用した成功事例4選
ここからは、InstagramにおけるUGC活用の成功事例を紹介します。
1. JILL STUART Beauty
コスメブランド「JILL STUART Beauty」では、ユーザーによる投稿を紹介する「リポスト専用」公式Instagramアカウントを設けています。
UGCの活用を検討しているものの、ブランドイメージや世界観の保持などが障壁となり、なかなか踏み切れないという方もいるでしょう。
リポスト専用アカウントを設けることで、ブランドイメージを保ちつつ、ファンとのコミュニケーションを促しています。
2. ニトリ
家具・インテリアの「ニトリ」公式Instagramでは、ハイライト機能を使ってUGCを活用しています。
「お客様の投稿」というハイライトを作り、ニトリの商品を使っているユーザーの投稿をまとめて紹介しています。
商品を使ったときのイメージをしやすくなるほか、好意的なコメントを残すことで、ユーザーのファン化を促進している事例です。
3. H.I.S(タビジョ)
旅行代理店H.I.Sが運用するInstagramアカウント「タビジョ」では、「#タビジョ」でUGCを収集。約230万件を超える投稿があります。
ユーザーの投稿をリポストして、おすすめスポットとして旅先の魅力を発信しています。ただリポストするだけでなく、撮影場所や投稿者のコメントを軸にすることで、情報が濃いキャプションになっていることが特徴です。
さらに投稿に関連した多数のハッシュタグも添えられており、多くのユーザーの目に留まりやすくなる配慮もされています。
4. Canon LIFE with CAMERA
Canonのカメラの公式アカウントは、Canonユーザーが投稿した「カメラのある生活」を紹介するアカウントです。
指定のハッシュタグ「#LIFEwithCAMERA+#機材名」をプロフィールに記載し、オリジナルハッシュタグの投稿を促しています。
フォロワー数は10万人を超えており、Canonのカメラを使用した素敵な写真を通じて、コミュニティを築いていることがポイントです。
カメラを使うユーザーにとっては撮影の参考になったり、Canonの製品を知る良いきかけになっています。
インスタでUGCを活用するときの注意点
InstagramでUGCを活用する際は、以下の点に十分注意しましょう。
ここでは、それぞれの注意点について解説します。
投稿の炎上リスク
一般ユーザーによる投稿で、誤った情報や不適切な発言が拡散されると、炎上につながるケースも少なくありません。
ユーザーの投稿をリポストする際は、必ず画像やキャプションをチェックして問題ないかを確認しましょう。
ハッシュタグによるUGC活用の場合、迅速に対応できるようチェック体制を整えておくことが重要です。
著作権・肖像権のトラブル
UGCには著作権があるため、企業が使用する際にはユーザーの許可を得る必要があります。またユーザーの顔が映っている場合は、肖像権にも十分留意しましょう。
さらに、肖像権や著作権などの権利を、ユーザーが意図せずに侵害してしまう恐れもあるため注意が必要です。
UGCを活用する際は、ユーザーへの許可を取った上で、肖像権や著作権について十分確認しましょう。
インスタのUGC活用まとめ
InstagramでUGCを活用することで、信頼できる口コミを創出でき、ユーザーのファン化や間接的な売上アップにつながります。
UGCマーケティングをはじめ、Instagramキャンペーンの実施やインフルエンサーを起用したい場合、OWNLYの活用がおすすめです。
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