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【2025年版】UGCツールおすすめ20選比較!主な機能や選び方を解説

【2025年版】UGCツールおすすめ20選比較!主な機能や選び方を解説

消費者にとって、UGC=ユーザーによる口コミ投稿の信頼度は高く、実際にUGC活用を導入している企業も増え始めています。

UGC活用には、UGCの収集や掲載、効果検証を実行できる「UGC活用ツール」の導入が必要不可欠です。

当記事では、UGC活用ツールを導入するメリットや、ツールを比較するときのポイントなどについて解説します。おすすめのUGC活用ツールも紹介するので、ぜひ自社のマーケティングでご活用ください。

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UGCツールとは|ユーザー投稿の収集・掲載・分析ができるツールのこと

UGCツールとは、SNSやレビューサイトに投稿された写真・コメント・動画などのUGC(ユーザー生成コンテンツ)を収集し、活用できるツールです。

投稿の取得や管理、Webサイトへの掲載、活用状況の分析などを一元的に行える点が特徴です。

ツールによって備える機能は異なりますが、UGCを効率よくマーケティングに活かす手段として注目されています。

企業の発信よりも生活者視点に近いUGCは、購買行動を後押しする要素として、多くの企業に取り入れられています。

UGCが重要視されている背景

近年のマーケティングにおいて、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の価値は急速に高まっています。

ここからは、UGCが重要視されている背景について順に解説します。

  • 消費者による口コミの信頼性が高まっている
  • 広告宣伝費にかかるコストを抑えられる
  • 自社商品・サービスの改善点を発見できる

口コミに対する信頼性が高まっている

UGCが重視される背景には、口コミに対する信頼性の高さがあります。

企業の広告は「売るための情報」として受け止められやすいのが特徴です。一方で、実際に商品やサービスを体験したユーザーの投稿は、第三者のリアルな意見として信頼されやすくなっています

実際に、約5割の人が商品やサービスの購入時に、WebサイトやSNS上の口コミを参考にしているという調査結果もあります。

参照:全年代の70%が毎日SNS検索を利用。購買活動へ与える影響とは?|PRTIMES

このように、ユーザーは身近な体験や率直な意見を重視する傾向があり、UGCは購買判断に大きな影響を与えています。

企業がどれだけ丁寧に情報を発信しても、実際の利用者の声に勝る説得力は得られにくいため、UGCはマーケティングにおいて欠かせない存在となっています。

広告宣伝費にかかるコストを抑えられる

UGCが注目される理由の一つに、広告宣伝にかかるコストを大幅に抑えられる点があります。

従来のマーケティングでは、広告の制作費や出稿費、運用管理のための人件費など、多くの予算を必要としました。

一方で、UGCはユーザー自身が自発的に商品やサービスを紹介するため、企業側が直接費用をかけることなく情報が拡散されます。

SNSでの投稿やレビューが広がれば、広告を出さずとも多くの人に商品を知ってもらえる可能性があるでしょう。

このように、UGCはコストを抑えながらも、広告と同等、もしくはそれ以上の効果を発揮することも考えられます。限られた予算で効果的なプロモーションを目指す企業にとって非常に有効な手段といえます。

自社商品・サービスの改善点を発見できる

UGCは、マーケティングやプロモーションだけでなく、商品やサービスの改善にも役立ちます。実際の利用者による率直な投稿には、企業が気づきにくい視点からの感想や意見が多く含まれています。

たとえば「使いにくい」「ここが便利だった」といった具体的なコメントは、開発や改善のヒントとして非常に有益です。

企業が発信する情報はどうしても一方通行になりがちですが、UGCを通じて消費者の声を拾い上げることで、サービスの質を高めることができます。

このように、UGCは単なる「クチコミ」として見るのではなく、プロダクト改善の一環として積極的に分析・活用に役立てられるでしょう

UGCツールの主な機能|投稿の収集・掲載・許諾・分析まで一元管理

UGC活用ツールを利用すれば、UGCの収集から管理まで一元管理することができます

UGC活用ツールの主な機能としては、以下が挙げられます。

  • 投稿の自動収集
  • レビュー投稿の促進
  • 二次利用承認支援
  • 投稿のWebサイト表示
  • 効果検証

ここでは、それぞれの主な機能について解説します。

投稿の自動収集

UGC活用ツールには、自社が指定したハッシュタグや@メンションが付いた投稿を自動的に検知・収集できる機能が備わっています。

他にも、自社の商品・サービスの固有名詞、ブランド名などの単語で収集することも可能です。

UGCは過去に遡ると膨大な量の情報があるので、多くの投稿から取捨選択し、効果的なUGCを抽出するための機能が欠かせません。

また、収集したUGCをフィルタリングできる機能はあるか、自社に関する投稿かどうかをチェックして確認できるかも重要です。

直感的にUGCをチェックできれば、不適切な投稿を除外できるため作業効率が高まります。

レビュー投稿の促進

自社商品を購入した後に、レビュー投稿依頼のメールを送付したり、クーポンなどを付与したりして、UGC生成を促進する機能です。

ECサイト内に商品・サービスへのレビュー機能がある場合に、ユーザーからのレビューを促進することができます。

ECサイトのカート連携で投稿を促したり、LINEやメール経由でレビュー依頼のメッセージを送ったりとツールによってさまざまです。

投稿のWebサイト表示

収集したUGCを自社のWebサイトやECサイトに引用掲載するための機能です。

任意のページにタグを設置することで、簡単にUGCを掲載できるようになります。

UGCはテキストだけでなく、画像や動画に対応しているツールもあるので、自社が扱う商材や収集するUGCに合わせて選定しましょう。

二次利用承認支援

引用掲載したいUGCを投稿しているユーザーに、利用許諾申請を行うための機能です。

投稿者の許可なしにUGCを使うことは著作権侵害にあたるリスクがあるので、事前にユーザーからの許諾を取ることは必須と言えます。

しかし、毎回手動で掲載許諾を取るのは大きな手間がかかるので、二次利用承認支援機能があるツールを選ぶといいでしょう。

対象の投稿者に一括で許諾を依頼できるため、管理にかかる手間を削減できます。

効果検証

効果検証機能は、実際に収集・活用したUGCがどれくらいマーケティング効果や集客効果があったかを分析するための機能です。

UGCごとのCTRやCVRを計測し、どのようなUGCが成果につながるかを分析すれば、今後のUGCマーケティングに活かすことができます。

また、分析結果に応じてより高い成果が見込めるUGCを優先的に表示するツールもあるので、自社の目的や予算に応じて選定するといいでしょう。

UGCに限らずマーケティングで欠かせない基本のひとつで、どれくらいの効果があったかを把握して改善につなげるためにも効果検証は必須と言えます。

UGCツールを活用するメリット5つ

UGCツールを活用すべき理由は、おもに以下の5つです。

  1. SNSやECから自社に合ったUGCを効率的に収集できる
  2. LPや商品ページのCVR改善につながる
  3. クリエイティブ制作コストを減らせる
  4. 商品改善や施策検討に役立てられる
  5. 施策ごとの効果測定ができPDCAを回しやすい

ここでは、それぞれの理由について解説します。

1. SNSやECから自社に合ったUGCを効率的に収集できる

UGCツールを活用するメリットの一つが、SNSやECサイトに投稿された膨大なコンテンツの中から、自社にとって有益なUGCだけを効率的に収集できる点です。

ハッシュタグやメンション、商品ページとの紐づけなど、ツールによって設定できる収集条件は多岐にわたります。

ブランド名だけでなく、キャンペーン名や商品カテゴリなどに応じた柔軟な抽出が可能になります。

従来は手動で探していた投稿も、条件を絞るだけで自動的に集まり、運用負荷を大幅に軽減できるでしょう。また、収集した投稿を一覧で管理できるため、活用可否の判断や品質チェックもスムーズに行えます。

社内の工数を最小限に抑えながら、質の高いUGCをマーケティングに取り入れたい企業にとって、ツールの導入は有効な選択肢です。

2. LPや商品ページのCVR改善につながる

UGCツールで収集した投稿は、LPや商品ページなどに簡単に掲載でき、コンバージョン率(CVR)の改善に活用できるのもメリットです。

UGCは、企業が制作したクリエイティブと異なり、実際のユーザーによる使用感やリアルな反応が伝わるため、共感を得やすく、購入の後押しとなる要素になります。

ツールによっては、投稿のデザインや表示方法を柔軟にカスタマイズできるため、ブランドイメージやページ構成に合わせて最適な形で掲載できます。

こうしたUGCの活用は、従来の広告的な訴求では難しかった自然な説得力を加え、ページ全体の成果向上につながります

3. クリエイティブ制作コストを減らせる

マーケティング施策では、消費者に訴求するためにクリエイティブを制作するコストが必要でした。しかし、UGCであればクリエイティブの制作コストの手間がかかりません

ユーザーが投稿してくれたものを掲載できるので、新たな画像や動画を制作するためのリソースやコストを大幅に削減できます。

また、口コミやレビューは、SNSなどで自然に拡散していくことが多く、クリエイティブ制作だけでなく広告出稿のコストも減らせるでしょう。

UGCが拡散されればコストを抑えながら認知度を上げられるというメリットもあるので、UGCが創出される仕組みを作れれば、費用対効果が非常に高いといえるでしょう。

4. 商品改善や施策検討に役立てられる

UGCツールは、ユーザーのリアルな声を収集するだけでなく、投稿を分析することで商品改善や施策検討にも活用できます

たとえば、SNS投稿やレビューの中には、使い勝手やパッケージ、価格に関する具体的な意見が含まれていることが多いでしょう。これらを集約・可視化することで、顧客ニーズの傾向を把握できます。

ポジティブな表現が多く使われている要素や、ネガティブな指摘が集中する部分を洗い出すことで、商品の強みや改善点を明確にすることが可能です。

さらに、投稿が多く集まる時期やトピックを分析すれば、効果的なキャンペーンのタイミングや訴求軸の参考にもなります。

UGCを「素材」として使うだけでなく、「生活者の声」として活かすことで、より的確なマーケティング判断ができるようになります。

5. 施策ごとの効果測定ができPDCAを回しやすい

UGCツールには、収集・掲載した投稿の効果を可視化できる機能を備えたものもあり、施策ごとの成果を把握しやすくなります

投稿の表示回数やクリック数、購入への貢献度などを数値で確認できるため、どのコンテンツが効果的だったかを客観的に評価できます。

ツールによっては、キャンペーン別や商品別に集計できる機能もあり、投稿ごとの反応をもとに改善点を見つけやすくなるでしょう。

従来は感覚や反応頼りになりがちだったUGC活用も、数値に基づいたPDCAを回せるようになることで、継続的な施策改善が可能です。

UGCマーケティングの活用事例については、以下の記事についてチェックしてください。

■関連記事

UGCマーケティングの活用事例3選|メリットとポイントについても紹介

UGCツールの選び方とタイプ

UGC活用ツールは、主に以下の3タイプに分かれます。

  • SNS投稿の収集から活用まで行えるタイプ
  • レビュー獲得から活用まで行えるタイプ
  • 実店舗向けのタイプ

ここからは、それぞれのタイプと選び方について解説します。

SNS投稿の収集から活用まで行えるタイプ

主にソーシャルメディア上でのユーザー投稿を収集し、マーケティングや分析などの目的に活用できるタイプです。

SNSを中心に活用したい場合は、自社が活用したいSNSプラットフォーム(X、Instagram、Facebookなど)からデータを収集できるかどうかを確認しましょう。

また、リアルタイムで投稿を収集できるか、投稿やアカウントの分析を行うための機能があるかどうかも重要なポイントです。


SNSマーケティングツール「OWNLY」は、SNS投稿やUGC自動収集、利用許諾申請、管理まで幅広く対応しており、業務効率化を実現できます。

OWNLYについては、以下の資料で詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

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レビュー獲得から活用まで行えるタイプ

主に、ECサイトで購入した顧客やユーザーからのレビューを収集し、製品改善やマーケティングに活用するタイプです。

収集したレビューを管理し、必要に応じて返信や対応する機能があるかどうかを確認しましょう。

また、レビューを獲得するためにクーポンなどのインセンティブを付与できるツールを活用するのもおすすめです。

実店舗向けのタイプ

実店舗向けのツールは、店舗の来客や顧客の声を収集し、それを店舗運営やサービス向上に活用することができます。

多くのUGCツールはECサイトやネットショップ向けですが、一部には実店舗や施設のマーケティング効果を高めるツールも存在します。

もし店舗だけでなく自社のネットショップと連携させたいという場合は、店舗とECの両方でUGCを管理できるツールを選ぶのがおすすめです。

SNSに特化したUGC活用ツール10選

ここからは、UGC活用におすすめのツールについて紹介します。

1. OWNLY|スマートシェア株式会社

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OWNLYは、SNSマーケティング・UGCマーケティングを一元管理できるツールです。

ハッシュタグやメンションがついた投稿を自動的に検知して、専用の管理ページに収集し、グループに分けてUGCを管理することができます。

好みのデザインを選択するだけで、SNS上の優れたUGCをWebサイトに埋め込み表示するためのHTMLを生成可能。SNS上の投稿における許諾取得の状況も簡単に管理できます。

■UGCマーケティングにおける主な機能

  • ハッシュタグやメンションで投稿を自動収集
  • SNS投稿をサイトに埋め込み表示
  • 投稿の利用許諾をシステムで管理

UGC収集はもちろん、UGCキャンペーンを含めた15種類以上のSNSキャンペーンを定額・無制限で実施できる点が強みです。

またインフルエンサーとの連携にも力を入れており、インフルエンサーの発掘アンバサダー化のサポートもおこなっています。

UGC活用だけでなく、SNSマーケティング全般に力を入れたい方におすすめです。UGC Fittingの機能や導入事例、デモ版は下記からぜひチェックしてみてください。

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2. visumo Social|株式会社visumo

■UGCマーケティングの特徴

  • ハッシュタグやメンションで投稿を自動収集
  • SNS投稿をサイトに埋め込み表示
  • 投稿の利用許諾をシステムで管理

visumoは、X(旧Twitter)やInstagramにある使いたい写真・動画を管理画面でピックアップし、ECサイトやWebサイトに映えるコンテンツを追加できるUGCツールです。

管理画面を通じてユーザーの写真をハッシュタグで検索、ほしいビジュアルをピックアップし、二次利用の許可を得る申請機能を用いて、自社サイトでUGCを活用できます。

写真に関連する商品やコンテンツは、技術的な知識がなとても管理画面で簡単に紐づけでき、サイト内の導線や回遊性アップにつなげることができます。

3. LEEEP|株式会社REGALI

■LEEEPの特徴

  • SNS上にあるユーザーのリアルな声をECサイトに掲載し、実際の商品使用シーンを視覚的に確認できる
  • どんなサイトにもマッチする多彩な表示フォーマットを活用可能
  • 投稿別分析・タグ別分析・A/Bテスト機能などさまざまな方法で効果の高い投稿を分析できる

LEEEPは、InstagramやX(旧Twitter)などSNSやECサイトのコンテンツを収集し、ECサイト・LPへの掲載までを一括管理するUGC活用ツールです。

SNS上の投稿や動画を収集・掲載し、購入の後押しにつなげるUGC掲載機能が備わっており、非エンジニアでも簡単にコンテンツを掲載できます。

レポート機能を活用すれば、貢献度の高いコンテンツ傾向がわかるので、すばやく検証・改善のサイクルを回すことが可能です。

ユーザーの購入金額・注文率・滞在時間など、売上貢献度をグラフで確認できる自動レポーティング機能も搭載されています。

ファッション・コスメ・スキンケア・インテリア・食品などさまざまなジャンルで利用可能です。

4. UGCクリエイティブ|株式会社ディール

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■UGCクリエイティブの特徴

  • UGCの生成・収集・掲載・分析・改善まで搭載したUGCツール
  • 購入者・予約者等によるUGC生成やモニターなどによるギフティングで成果の出るUGCを増やせる
  • UGCの分析結果をもとに改善まで支援する専任のコンサルタントがつく

UGCクリエイティブは、InstagramやTikTok、レビューを活用してEC通販やD2Cの売上アップを目指すUGC活用ツールです。

ツール1つでUGC生成から分析まで一括で行えるうえに、これまでのノウハウや実績をもとにUGCの改善提案から運用までサポートしてもらえます。

UGCクリエイティブは、月額定額制で利用できるプランが用意されています。料金プランの詳細は、直接お問い合わせください。

5. EmbedSocial|Embedsocial Japan株式会社

■EmbedSocialの特徴

  • SNSキャンペーンの立案や実店舗での導線設計など、UGCを増やすための施策を実行
  • さまざまなSNSからUGCを取得するだけでなく、フォーム等で独自のUGC獲得も可能
  • Webサイトへの埋め込みやメールマガジンでの活用、UGCの多言語化など、多様なチャネルでUGCを二次利用できる

EmbedSocialは、SNS投稿やWebサイトの口コミを自社サイトと連動して、マーケティングの効率化を図るUGC活用ツールです

SNS投稿を収集後、管理画面でレイアウトを作成し、Webサイトに埋め込み表示するといった流れで利用することができます。

7種類以上のSNSからの投稿収集に対応しており、複数のSNSを横断したUGC施策の実施に活用できるのが大きなメリットです。

無料プランからエンタープライズプランまで幅広い料金体系のプランが用意されており、初期費用なしで1ヶ月単位の契約で利用可能です。

6. 旅アトリーチ|ソーシャル・アイディー株式会社

■旅アトリーチの特徴

  • SNS上に投稿された口コミを自社サイトに自動で掲載できる
  • 滞在顧客の求めるリアルな感想や情報を活用し、予約・購入・問い合わせなどを促進
  • 口コミのピックアップや掲載交渉、加工、アップロードまで代行できるため、日々の運用やメンテナンスの手間を省ける

旅アトリーチは、SNS上に投稿された口コミ投稿を自動で自社サイトに掲載できるUGC活用ツールです

旅アトリーチリーチに掲載中のSNS投稿を公式ホームページに埋め込みできるというもの。投稿選定、掲載交渉、同意書締結、サイト掲載までワンストップで委託できます。

掲載した口コミに既存予約システムのリンク設置も可能で、集客・CVR向上に貢献できるでしょう。旅行・ホテル・キャンプ場などのUGC活用に向いています。

7. allmine|株式会社ビューズ

■allmineの特徴

  • UGCを活用したPRや投稿内容のUGC分析、インフルエンサーを起用したギフティング募集代行などをワンストップで提供
  • 画像だけでなく動画データも設置可能

allmineは、株式会社ビューズが運営するUGC設置計測ツールです。投稿されたUGCを活用して、Webサイトに表示するアイフレームのタグを発行することができます

また、投稿内容を2つのグループに分けて、AとBは1日ごとに表示が切り替わり、CTRとCVRを計測することも可能です。

UGC設置・活用ツールは基本的に無料で、表示された投稿単位でクリック回数が計測できる機能を無料で利用できます。

なお、UGCを発生させるギフティングの募集機能を利用すると6万円の費用がかかります。

8. Social Pitt|グリーライフスタイル株式会社

■Social Pittの特徴

  • インフルエンサー施策で蓄積したUGCをECサイトで活用できる
  • 許諾管理やUGCライブラリの管理、UGCの効果分析がおこなえる
  • サンプリング募集などで新たなUGC生成へとつなげるサポートプランも

Social Pittは、UGCクリエイティブ活用をはじめ、SNSアカウント運用やインフルエンサーPRなど、さまざまなSNSマーケティング業務を効率化するサービスです。

UGCの許諾管理やUGCライブラリの管理、UGCの生成・収集・掲載まで一貫してサポートし、CVRにつなげる施策を展開することができます。

Social Pittは、InstagramやX(旧Twitter)、TikTok、YouTubeなど各種SNSに対応しており、ShopifyなどのECプラットフォームと連携することも可能です。

9. Moribus Navi|AIQ株式会社

■Moribus Naviの特徴

  • SNS上に投稿された画像・動画・テキストなどの情報をAIが解析するUGC活用ツール
  • ワンクリックでレポートを作成することで工数を削減

Moribus Naviでは、Instagram分析や運用支援を提供しており、SNS上での口コミやUGCを効果的に管理するインフルエンサーマーケティングも手がけています。

累計70万件以上のバズったリール動画をAIが解析することで、伸びるリールの作り方をレコメンドしたり、フォロワーの興味関心をデータ化して売上につながるUGCを量産することができます。

また、さまざまなデータは1クリックでレポート作成し、CSV形式でダウンロードできるので、分析・改善も行いやすいのが特徴です。

10. DETEKURU|株式会社サイバー・バズ

■DETEKURUの特徴

  • 主要なSNSで活躍するインフルエンサーやUGCクリエイターを探せる
  • 大人数にまとめて制作を発注したり、サイト内のチャットでやり取りを完結させられる
  • 非公開オファーによってクリエイターに直接アプローチも可能

DETEKURUは、X(旧Twitter)やInstagram、TikTok、YouTubeなどで活動中のUGCに特化したクリエイターとクライアントのマッチングサービスです。

動画制作や写真撮影、デザイン、イラスト、漫画、テキストライティング、音声・作曲など、SNSに特化したクリエイターが在籍しています。

募集オファーを作成すると応募が集まるのでクリエイターを探す手間が省け、撮影用の賞品を専用倉庫からまとめて発送できるため、手間を省けます。

レビュー獲得に強いUGC活用ツール4選

続いて、レビュー獲得に強いUGC活用ツールを4つ紹介します。

1. Letro

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■Letroの特徴

  • 15万ページ以上の導入実績とノウハウにもとづいた圧倒的なCVR改善実績
  • Instagram投稿やレビュー、動画などのコンテンツを量産・運用
  • 制作・掲載・計測までをすべて管理画面上で、直感的に実行できる

Letroは、EC事業のUGCに向いたUGC活用ツールです。

運用型UGCという独自のフレームワークを活用して、UGCの収集から最適化までの基本的な機能を提供しています。

ECサイトの運営に特化した機能を多数搭載しており、ダイレクトマーケティングに知見を持つ専任担当がUGC運用をサポートしてくれます。

Letroは初期費用と月額費用がかかりますが、機能やオプションによって料金が変わってくるため、詳しく知りたい方は問い合わせしましょう。

2. YOTPO

■YOTPOの特徴

  • Instagramの写真・動画やレビューなどを様々なマーケティング施策に活用できる
  • SNS拡散やGoogle連携、広告施策、効果検証などに対応

YOTPOは、世界で20万サイト以上が導入している海外発のUGC活用ツールです。レビューやInstagram写真を収集して、ECサイト上に掲載することができます。

レビューリクエストメール機能や商品ページからレビューができるなど、ユーザーが気軽にレビューを投稿できる仕組みが充実しています。

3. U-KOMI|株式会社サブスパイア

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■ U-KOMIの特徴

  • 各種SNSの写真・動画やレビューなどのUGCコンテンツを活用できるツール
  • レビュー依頼メールや商品プロモーションへの活用などに対応

U-KOMIは、ECサイトやモール、カートシステムのレビュー獲得に強いUGC活用ツールです。購入者に対して独自のメール配信アルゴリズムを利用することで、レビュー獲得率の向上が見込めます。

収集したデータをAIで分析して自動で選定することで、重要なワードを強調したり、薬事法対策で一部の文字を隠したりすることも可能です。

4. ReviCo|株式会社ReviCo

■ReviCoの特徴

  • ECサイトと店舗の両方に対応したUGCツール
  • 投稿プレゼントやカンタン入力による購入者のレビュー促進や、検討層への購入率アップを図れる

ReviCoは、レビューの収集・活用に強みがあるUGCツールです。コスメ・アパレル・食品をはじめ170サイト以上の事業者に利用されています。

ECサイトはもちろん、店舗でも利用可能。QRコードを読み取るだけで、商品情報やレビューをチェックできるようになります。

良質なレビューを簡単に収集できるので、EC運用担当者の運用負荷を減らし、ECサイトの大幅な購入率アップを図れるツールです。

実店舗向けのUGC活用ツール

最後に、実店舗におけるUGC活用に向いたツールを紹介します。

aumoマイビジネス(アウモ株式会社)

aumoマイビジネスは、大手飲食店チェーンやホテル・旅館などをはじめとする全国3万店舗以上で導入されている実店舗向けのSaaSツールです。

Instagram上のUGC活用にも対応しており、UGC収集・掲載・効果測定までノンストップで実施することができます

■aumoマイビジネスの主な機能

  • SEO
  • SNS
  • MEO

また、UGCの導入によってSEOの効果アップにもつながるのが特徴です。

UGCツールの費用相場

UGCツールの料金は月額制が中心ですが、提供会社によって体系は異なります。費用相場としては、月3万円〜10万円前後が一般的です。

シンプルな投稿収集やWebサイトへの表示といった基本機能のみであれば、月額3万円程度から導入できます。

一方で、分析機能や二次利用管理などを含む多機能プランでは10万円を超える場合もあります。

料金体系は以下のような種類があります。

  • 月額固定型:定額で機能を利用できるタイプ。中〜大規模運用に向いている
  • 従量課金型:投稿数や表示回数に応じて費用が変動。小規模スタートに適している
  • 機能別課金型:必要な機能だけを選び、柔軟にカスタマイズできる

初期費用が発生するサービスもあるため、料金の内訳は事前に確認が必要です。

無料トライアルや資料請求で比較検討し、自社の運用規模や目的に合った価格帯のツールを選びましょう

UGC活用ツールを比較するときのポイント7つ

UGCツールを導入するだけでなく、適切なUGCツールを選定して、しっかり運用していくことが重要です。

  1. 多様なSNSに対応しているか
  2. UGCの獲得方法は豊富か
  3. 購入・予約に促す機能はあるか
  4. 既存のカートシステムと連携できるか
  5. サポート体制は充実しているか
  6. 費用対効果が見合っているか
  7. 信頼できる実績はあるか

理想的なUGCツールを選ぶには、以下のポイントをチェックしましょう。

1. 多様なSNSに対応しているか

UGCの収集・獲得がおこなえるSNSは、ツールによって大きく異なります。X(旧Twitter)やInstagram、TikTok、LINEなどSNSからUGCを収集できるかをあらかじめチェックしておきましょう。

自社商品・サービスと親和性が高いツールを選んだり、力を入れたいSNSに特化したツールを選ぶと成果につながりやすいでしょう。

たとえば幅広いSNSに対応したい場合は、「OWNLY」のようなツールを選ぶと安心です。

■関連記事

InstagramでUGCを活用する方法とは?効果的な施策や活用事例3選

2. UGCの獲得方法は豊富か

UGC活用ツールを選ぶ際は、UGCの獲得方法が豊富に用意されているかを確認することが重要です。

UGCと一口にいっても、以下のように手法は多岐にわたります。

  • SNS投稿の収集
  • ハッシュタグキャンペーン
  • レビュー募集
  • アンケート回答
  • フォトコンテストなど

ツールによっては、特定の獲得方法に特化しているものもあります。自社の商品やサービスの特性、ターゲット層に合った方法が選べるかを事前にチェックしておきましょう

たとえば、Instagramを活用したい場合は、ハッシュタグや@メンションを通じた投稿収集機能が不可欠です。一方、ECサイトでは購入者レビューの収集機能が重視されます。

多様な獲得方法を備えたツールであれば、キャンペーンごとに柔軟な施策を打ち出しやすく、UGC活用の幅も広がります。

3. 購入・予約に促す機能はあるか

UGC活用ツールを比較する際は、UGCを見たユーザーがそのまま購入や予約へ進める導線が整っているかどうかも重要なポイントです。

どれだけ魅力的な口コミや写真が集まっても、購入アクションにつながらなければ成果には結びつきません。

たとえば、UGCに商品情報や「カートに入れる」ボタンを紐づける機能があれば、ユーザーはスムーズに購入手続きへ移行できます。

また、飲食店や美容サロンであれば、予約フォームへのリンクやその場で予約できるボタンがあると、来店につながりやすくなるでしょう。

集客だけでなく成果にも直結させたい場合は、コンバージョンを促す機能の有無を必ず確認しましょう。

4. 既存のカートシステムと連携できるか

UGC活用ツールを導入する際は、自社が使用しているECカートシステムとの連携が可能かを必ず確認しましょう。

ツール単体でどれほど高機能でも、既存の販売フローと連携できなければ、業務の手間が増えたり、顧客体験が分断されたりする恐れがあります。

自社が利用するカートシステムに対応していれば、商品ページにUGCを埋め込んだり、UGCから直接購入へ誘導する仕組みをスムーズに構築できます。

また、在庫情報や価格の自動反映といった連携機能があると、更新作業の負担も軽減できるでしょう。

5. サポート体制は充実しているか

自社で使いこなせるツールか、不明点がある場合にサポートしてもらえるかをチェックしましょう。

セルフサーブ型のツールの場合、マニュアルをもとに自社ですべて対応しなければならず、サポートを十分に受けられないケースがあります。

ツールの機能面だけでなく、ツールを活用していかにマーケティングの成果を上げるかといった、運用の面についてもサポートしてもらえると安心です。

6. 費用対効果が見合っているか

初期費用・料金プランなど、導入や運用にかかるコストを計算し、費用対効果が適切かを確認しましょう。

また、オプション追加で発生する費用についても十分検討しなければなりません。

はじめて導入する場合は、費用対効果に見合っているか計りかねることもあります。そのため、これまでの導入実績も合わせて確認するのがおすすめです

7. 信頼できる実績はあるか

UGCマーケティングを提供している会社のホームページや資料に、信頼できる導入実績はあるか確認しましょう。

UGCを収集・活用する際は、単にUGCを収集して掲載するだけで効果が生まれるわけではありません。

ノウハウを活かして成果が出るUGCの収集や生成、活用、また効果検証までを行えるかどうかを確認しましょう。

UGCツールを導入するときの流れ|選定から運用・改善までの4ステップ

UGCツールを導入するときは、以下の流れに沿って行いましょう。

  1. 導入目的を明確にする
  2. 自社に合ったツールを選定する
  3. 試用やデモで運用イメージを確認する
  4. 導入後は効果検証と改善を行う

ここでは、それぞれの流れについて解説します。

1. 導入目的を明確にする

UGCツールを効果的に活用するには、まず「何を目的として導入するのか」を明確にすることが大切です。

SNS運用の効率化を図りたいのか、ECサイトや広告でUGCを活用したいのかによって、求める機能は大きく異なります。

下記のように、目的別に必要な機能を整理しておくと選定の指針になります。

導入の目的 必要な機能の例
SNS投稿の管理を効率化したい ・投稿スケジュール管理機能
・承認フロー
・複数アカウント連携
ECサイトでUGCを活用したい ・商品ページへのUGC埋め込み機能
・ハッシュタグ自動収集
・画像利用許諾管理
広告クリエイティブにUGCを活かしたい ・画像・動画ダウンロード
・著作権管理
・素材分類タグ機能
ブランドコミュニティを育てたい ・投稿キャンペーン機能
・ファンランキング機能
・コメント返信機能

目的が曖昧なまま導入を進めると、効果が出なかったり運用が滞るリスクがあります。

「何のためにUGCを集め、どう活用するのか」を明確にしてからツール選びを行いましょう

2. 自社に合ったツールを選定する

目的が決まったら、次は自社の運用体制や目的に合うUGCツールを選びましょう。

ツールごとに対応SNSや機能の範囲が異なるため、以下のような観点で比較すると選びやすくなります。

比較項目 チェックポイント
対応SNS X・Instagram・TikTokなど、自社が活用するSNSに対応しているか
主な機能 投稿収集、レビュー管理、効果測定、承認フローなど
二次利用の可否 利用許諾の取得や管理がスムーズに行えるか
操作性・運用負担 担当者が無理なく使えるUI・運用フローか
サポート体制 導入時・運用中のサポートが充実しているか
導入実績 同業他社での活用例や成功事例があるか

機能や使い勝手を比較しながら、自社の目的とリソースに合ったツールを選定することが大切です。

3. 試用やデモで運用イメージを確認する

選定したツールが自社に合っているかを判断するためには、実際に試用したりデモを受けることが大切です。資料だけではわかりにくい操作感や、具体的な運用フローとの相性を確認できます。

とくに、UGCの収集や掲載作業の流れ、承認作業のしやすさ、データ分析機能など、日々の運用に直結する部分を実際に確認しておくと安心です。

導入担当者だけでなく、実際の運用メンバーもデモに参加することで、現場の視点を取り入れた判断ができます。

試用やデモで運用イメージを確認することで、導入後のミスマッチを防げるでしょう。

4. 導入後は効果検証と改善を行う

UGCツールを導入したあとは、運用を開始するだけでなく、効果検証と改善を継続的に行うことが重要です。

UGCの掲載数やクリック数、SNSでの反応など、設定したKPIをもとに成果を測定し、次の改善につなげましょう。

分析指標 内容・目的
投稿数/掲載数 UGCの収集・活用量を把握し、運用の活発度を確認する
クリック数・閲覧数 UGCがどれだけユーザーの興味を引いているかを測定する
エンゲージメント率 SNS上での「いいね」「コメント」「シェア」などの反応を可視化する
コンバージョン数 UGC経由での購入や問い合わせなど、実際の成果を評価する
投稿承認率 収集した投稿のうち活用可能な割合を確認し、質の改善に活かす

効果が伸び悩む場合は、投稿の選定基準や表示方法、活用チャネルを見直すことで改善につながるケースもあります。

ツールの効果測定機能を活用しながら、継続的にデータを検証していきましょう

UGCツールが向いている企業の特徴

UGCツールは、以下のような企業が挙げられます。

  • 商品やサービスの認知拡大を狙いたい企業
  • SNS運用のリソースが少ない企業
  • ECサイトや店舗の購買促進をしたい企業

ここでは、それぞれ詳しく解説します。

商品やサービスの認知拡大を狙いたい企業

UGCツールは、商品の認知度向上やブランドイメージの強化を図りたい企業に向いています。ユーザーが自発的に投稿した写真や感想は、広告よりも信頼性が高く、SNS上での拡散が期待できます。

特に、新商品の発売やキャンペーン施策を行う企業には効果的です。UGCを活用することで、ターゲット層以外にも自然に情報が届き、認知拡大につながります。

また、UGCは企業目線ではなく、消費者目線のリアルな声や体験が伝わるため、SNS広告やWebサイト、LPなどにも効果的に活用できます。

多方面でUGCを活用することで、ブランドの信頼性や親近感を高め、さらなるファン獲得につなげられるでしょう。

SNS運用のリソースが少ない企業

SNSの運用には、ユーザー投稿の収集や掲載、分析など、さまざまな作業が発生します。

しかし、専任の担当者がいなかったり、運用に割けるリソースが限られている企業では、これらの作業が負担になりがちです。

UGCツールを導入すれば、投稿の収集から掲載、承認までを自動化できるため、SNS運用にかかる工数を大幅に削減できます

投稿の検索や許諾確認などを手作業で行う必要がなくなるため、少ない人員でも効率的にSNS運用を継続できるのが強みです。

SNS上でのUGC活用を始めたいものの、運用体制に不安がある企業は、ツール導入によって負担を軽減しつつ成果を上げる仕組みを整えられるでしょう。

ECサイトや店舗の購買促進をしたい企業

ECサイトや店舗では、購入・利用を迷っているユーザーに対して、後押しするきっかけを提供することが重要です。

その際、UGCツールは実際の利用シーンやレビューを掲載できるため、購買意欲の向上に効果的です

ユーザーが投稿した写真や感想は、リアルな体験が伝わるため、説得力があり、購入を後押しできます。

ECサイトの商品ページやLP、実店舗での販促用ディスプレイなど、さまざまな場面でUGCを活用でき、購買行動につなげやすくなるでしょう。

とくに、アパレルやコスメ、飲食など、商品の使用感や体験価値が重視される業種におすすめです。ユーザーの投稿を活用することで、自社の商品やサービスへの信頼感や親近感を高め、購買促進に結びつけやすくなります。

SNS上のUGC活用について詳しく知りたい方は、下記の資料をぜひチェックしてください。

新規CTA

UGC活用ツールを導入する際の注意点

UGC活用ツールには多くのメリットがあるものの、注意すべき点も存在します。

  • 権利や許諾に関するトラブル
  • コンテンツの品質管理
  • 運用改善の難易度

ここでは、それぞれの注意点について解説します。

コンテンツの品質管理が難しい

UGCはあくまでユーザー自身が発信するコンテンツなので、クリエイティブや口コミなどの質をコントロールしづらい一面があります。

商品に関する不当な口コミや、誤った情報の拡散、SNSの規約に反する投稿など、自社にとってマイナスになりうる投稿が発信される可能性もあるでしょう。

企業としての信用を失いかねないため、質の高いUGCを選定する仕組みや、フィルター機能があるUGCツールを導入することが大切です。

権利や許諾に関するトラブルに注意する

SNSに投稿されたUGCを活用する際は、投稿者に許可を取ったうえで、サービスのポリシーに従う必要があります。

UGC活用ツールを利用すれば、利用許諾の管理を一括で行えるようになります。

しかし、ツールもすべての対応を自動化するわけではないので、注意深く運用しなければなりません。

権利関係のトラブルに発展すると、企業としての信用問題にかかわるでしょう。

運用改善の難易度が高い

UGC活用ツールを利用すれば、UGCの収集や活用、管理、分析などを効率化できます。しかし、分析を通じて「改善」までの成果につなげることは容易ではありません

導入して業務が効率化し、手間が減っただけでは成果が出たとは言えないため、分析をもとに改善するための施策ノウハウも必要です。

自社商品やサービスに関連する実績があるか、ノウハウを豊富に要しているかなどのサポート体制が整っているツールを選ぶと安心できるでしょう。

UGCツールと組み合わせたいマーケティング施策5選

UGCツールは、単体で使うよりも他のマーケティング施策と組み合わせることで、より高いマーケティング効果を発揮します。

投稿数の増加やCVR改善、リピーター育成など、目的に応じた施策との連携が鍵になります。

  1. SNS用の投稿素材として活用する
  2. SNSキャンペーンとの連携で投稿数を増やす
  3. インフルエンサーマーケティングと併用する
  4. 広告・LPへの活用でCVRを改善する
  5. 店舗・EC・LINE連携でリピーター施策に活かす

ここでは、UGCと特に相性の良い施策を紹介し、実践的な活用イメージを解説します。

1. SNS用の投稿素材として活用する

UGCツールで収集した投稿は、SNS運用における重要なコンテンツ素材として活用できます。

実際のユーザーによるレビューや写真、動画は信頼性が高く、ブランド発信の投稿よりも共感を得やすい傾向があります。

投稿にUGCを組み合わせることで、自然でリアルな情報発信ができ、フォロワーの反応率やエンゲージメント向上にもつながるでしょう

また、季節のキャンペーンや新商品の紹介投稿にUGCを取り入れることで、宣伝感を抑えながら効果的に訴求できます。

2. SNSキャンペーンとの連携で投稿数を増やす

UGCの投稿量を増やすには、SNSキャンペーンとの組み合わせが有効です。

たとえば、「#○○を使ってみた」などのハッシュタグ投稿キャンペーンを実施することで、ユーザーに投稿のきっかけを与えられます。

プレゼント企画や抽選制を取り入れることで参加率も上がり、自然なUGCを大量に集められるでしょう。

UGCツールを使えば、投稿の自動収集や選別が可能になるため、運用の手間も抑えられます

3. インフルエンサーマーケティングと併用する

UGCとインフルエンサーマーケティングは、それぞれの強みを活かしながら併用することで、より効果的です。

インフルエンサーによる投稿は拡散力と信頼感に優れており、商品の認知拡大や初期の話題づくりに向いています。

一方、UGCは実際の購入者や体験者によるリアルな声が中心となるため、比較検討段階のユーザーに対して説得力があります。
これらをフェーズごとに使い分けることで、ブランド全体の信頼性とコンバージョン率の向上が期待できるでしょう

4. 広告・LPへの活用でCVRを改善する

UGCは広告やランディングページ(LP)に掲載することで、CVR(コンバージョン率)の向上にもつながります。

たとえば、実際のユーザーによる写真やレビューを商品ページに掲載することで、利用シーンの具体性が増し、購入の後押しにつながります。

従来の訴求型広告だけでは信頼されにくい場合でも、UGCを加えることで説得力が増すのが大きなメリットです。

UGCツールを使えば、質の高い投稿を選定し、LPやバナーに簡単に表示させることが可能です。

5. 店舗・EC・LINE連携でリピーター施策に活かす

UGCは新規顧客の獲得だけでなく、リピーター施策にも効果的です。

ECサイトでは「この商品を使った投稿を見る」導線を設けることで、再購入の動機づけがしやすくなります。

また、LINEのステップ配信やメルマガにUGCを組み込めば、商品理解を深めたり、購入後の活用方法を提案することもできます。

実店舗の場合は、来店者の投稿を公式サイトやSNSに紹介することで、来店体験の再現性や参加感を生み出せるでしょう。

UGCツールとCRM・MAツールを連携させることで、より個別に最適化された情報発信が可能になり、中長期的な関係構築に役立ちます

UGC活用の成功事例

ここからは、UGCを活用した企業の成功事例について紹介します。

キットカット×サンリオキャラクターズ|ARメッセージキャンペーン

参照:受託開発事例|”キットカット”×サンリオキャラクターズ 新生活応援!メッセージAR

スマートシェア株式会社では、ネスレ日本株式会社とサンリオキャラクターズのコラボレーションによるARメッセージ施策を開発。

「キットカット」の個包装を読み取ると、AR上でサンリオキャラクターが登場し、メッセージを入力・撮影・シェアできる仕組みです。

SNS上では動画投稿やハッシュタグ「#サンリオ」「#キットカット」を通じて自然発生的なUGCが拡散し、ブランドエンゲージメント向上に大きく貢献しました。

ビアードパパ |ご当地シュー ファン投票キャンペーン

参照:ビアードパパご当地シューファン投票

株式会社DAY TO LIFEは、シュークリーム専門店「ビアードパパ」にて、投票キャンペーン「ビアードパパ ご当地シュー ファン投票」を実施しました。

ユーザーが公式X(旧Twitter)をフォローし、キャンペーンサイトからお気に入りのご当地シューに投票すると応募が完了。投票内容は自動でXに投稿され、拡散による話題化を促進しました。

キャンペーンは全国を7エリアに分けて実施され、投票総数が17,000票を超えるなど高い参加率を記録。

SNS上では「どの味に投票したか」を投稿するUGCが多数生まれ、ファンとのコミュニケーションを活性化させました。

最も支持を集めた商品は、翌年全国発売が予定されており、ファンのロイヤリティ向上にもつながっています。

UGCツールの導入に関するよくある質問

ここからは、UGCツールの導入に関するよくある質問について回答します。

UGCとは具体的にどんな投稿のこと?

UGC(User Generated Content)とは、一般ユーザーが自発的に作成・公開したコンテンツことを指します。

企業が依頼したものではなく、日常の中で自然に発信された投稿である点が特徴です。

■UGCの具体例

  • Instagramに投稿された購入商品の写真とコメント
  • ECサイトの商品レビューや星評価
  • TikTokでの使用感紹介動画
  • X(旧Twitter)でのクチコミや使用レポート
  • Googleマップの店舗口コミ

SNSやレビューサイトなどに投稿されたUGCは、リアルな体験に基づいた声として信頼性が高く、多くの企業がマーケティングに活用しています。

UGCとインフルエンサー投稿の違いは?

UGCとインフルエンサー投稿はどちらもユーザー発信のコンテンツですが、発信の目的と立場に明確な違いがあります。

UGCは企業からの依頼や報酬がない投稿で、発信者の純粋な体験や感想が中心です。

一方、インフルエンサー投稿は報酬や契約に基づく“広告”の側面が強く、企業のプロモーション意図が含まれています。

UGCの方が生活者視点に近く、自然な共感を得やすいという特徴があります。

UGCの数が少なくても導入できる?

UGCの投稿数が少ない段階でも、ツール導入は十分に検討できます

UGCツールの中には、投稿募集の仕組みやキャンペーン機能を備えたものもあり、運用と並行してUGCを増やすことが可能です。

導入初期は「集める」ことに注力し、一定数集まったタイミングで「活用」フェーズに移行する流れが現実的です。

導入から効果が出るまでどれくらいかかる?

効果が出るまでの期間は、業種や導入目的によって異なりますが、一般的には1〜3ヶ月程度が目安とされています。

導入後すぐに投稿が収集できるケースもありますが、効果測定や改善を通じて最適化していくには一定の時間が必要です。

ツール導入はゴールではなく、継続的な運用を前提にして設計しましょう。

投稿の許諾はどのように取るべき?

UGCを二次利用する際には、著作権や肖像権の観点から投稿者の許諾取得が必要です。

多くのUGCツールには、投稿の収集と同時に許諾依頼を行う機能があり、DMやフォーム経由で承諾を得る形式が一般的です。

許諾文面には利用目的や掲載媒体を明記し、誤解を生まない設計にしましょう。

また、キャンペーン時には事前に応募規約へ同意を求めることで、スムーズな運用が可能になります。

まとめ|自社に合ったUGCツールを選ぼう

UGCを活用すると、消費者に信頼や親近感を与えるうえに、ユーザーの拡散により広告コストを抑えることができます。

UGC活用ツールを導入することで、収集・掲載・効果検証をサポートしつつ、商品開発や施策の企画に活かせるでしょう。

OWNLYでは、UGC活用とSNSマーケティングにおいて、施策の企画から広告運用まで幅広くサポートしています。

UGC活用はもちろん、15種類以上のSNSキャンペーンを定額・無制限で実施可能。予算と目標に応じた広告運用最適化を支援します。

サービスや料金プランなど、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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