SNSキャンペーンツールは、SNS上でのキャンペーン実施に必要な事務局作業を効率化・自動化し、分析などに役立てられる便利なツールです。
SNS上でキャンペーンを実施したい方の中には「どのツールを選ぶべきか分からない」「無料のツールはある?」と疑問に感じている方もいるでしょう。
この記事では、おすすめのSNSキャンペーンツール8選と、ツールを選ぶポイントについて解説します。ツール選びでお悩みの方はぜひ参考にしてください。
SNSキャンペーンを実施するなら、OWNLYがおすすめです。OWNLYでは、15種類以上のSNSキャンペーンを定額・無制限で利用可能です。
キャンペーン施策の企画や提案などのサポートも行っているので、SNSキャンペーンを実施したい方は、ぜひお気軽に問い合わせください。

SNSキャンペーンツールとは
SNSキャンペーンツールとは、SNS上で開催されるキャンペーン施策に必要な事務局作業を自動化・効率化できるツールのことを指します。
SNSキャンペーンは多くの企業によって実施されている効果的なマーケティング施策のひとつです。一方でキャンペーンを実施するには、以下のさまざまな作業が必要になります。
- キャンペーン内容の企画
- キャンペーン投稿の作成
- 応募者の収集・リスト作成
- 応募条件を満たしているか確認
- 抽選・当選連絡
- 個人情報の管理
- 景品の梱包・発送
- 期間中の問い合わせ対応
- キャンペーンの分析・振り返り
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手間のかかる作業を自動化するツールを選ぶことで、より効率的なキャンペーンを実施できるでしょう。
なお、対応範囲はツールによって大きく異なるので、自社で行いたい施策に対応できるかどうか事前に確認しておくことが大切です。
SNSキャンペーンツールを活用するメリット
SNSキャンペーンツールを活用することで、下記のようなメリットがあります。
- キャンペーンの手間を省ける
- より高い効果を見込める
- 複数のSNSで効率良く実施できる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
キャンペーンの手間を省ける
SNSキャンペーンツールを利用することで、キャンペーンを実施する手間を省けるのがメリットです。
たとえば、以下のような作業が含まれます。
- キャンペーン投稿の作成
- 応募者の収集・管理
- 応募条件を満たしているか確認
- 期間中の問い合わせ対応
- 抽選・当選連絡
- 景品の梱包・発送
- キャンペーンの分析
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上記すべてを自力で行うのは非常に負担がかかる上に、漏れやミスが生じてしまう可能性も考えられます。
キャンペーンツールを利用することで、これらの業務を自動化・効率化し、自社の運用にかかる負担やリソースを大幅に削減できるのがメリットです。
より高い効果を見込める
SNSキャンペーンツールを使うことで、より高いマーケティング成果を見込めるのもメリットです。
キャンペーンツールの運営会社は、数多くのキャンペーン運営実績があるため、効果を最大化するための豊富なノウハウを持っています。
また、ツールを利用することで顧客データを収集できるので、今後の販促活動や分析に活かすことができます。
消費者のデータや商品の売れ行きなどを得ることで、企業のマーケティング活動に役立つでしょう。
複数のSNSで効率良く実施できる
SNSキャンペーンツールによっては、複数のSNSを横断して同時にキャンペーンを開催できる機能があります。
たとえば、X(Twitter)とInstagram、LINEのように複数のSNSから応募できるキャンペーンを実施したり、Web応募に対応したりとさまざまな組み合わせが可能です。
複数のSNSを使って手動でキャンペーンを実施するとなると、集計や抽選作業に莫大な時間がかかってしまいます。
キャンペーンツールを利用すれば、これらの作業を効率化できるため、複数のSNSで同時開催できるのが大きなメリットです。
複数のSNSでキャンペーンを実施したい場合は、SNSキャンペーンツール「OWNLY」がおすすめです。
OWNLYで実施できるキャンペーンの種類やSNSについては以下のページで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてください。

SNSキャンペーンツールを導入するデメリット
SNSキャンペーンツールには多くのメリットがありますが、導入時には注意すべきデメリットも存在します。
- 導入・運用に費用がかかる
- 機能を使いこなせない可能性もある
- 不適切な発信で炎上するリスクがある
ここでは、それぞれのデメリットについて解説します。
導入・運用に費用がかかる
SNSキャンペーンツールの導入には、初期費用や月額利用料が発生します。
無料プランを提供しているツールもありますが、抽選機能やデータ分析、LINE連携などの高度な機能を利用する場合は有料プランの契約が必要です。
また、ツール導入後もキャンペーンの設定やデザイン制作、効果測定などに人的コストがかかります。
自社で運用する場合は担当者のリソースを確保する必要があり、外部に依頼する場合は運用代行費用も発生します。
導入前に「どの機能が本当に必要か」「費用対効果が見合うか」を明確にしたうえで、長期的な運用コストまで見据えて検討しましょう。
機能を使いこなせない可能性もある
SNSキャンペーンツールは多機能であるほど操作が複雑になりがちです。
抽選設定、応募フォームの作成、データ分析、ユーザー管理など、使いこなすためには一定の知識や経験が必要です。
特に初めて導入する企業では、設定方法や運用ルールの理解に時間がかかり、思うように活用できないケースも少なくありません。
こうしたトラブルを防ぐためには、操作マニュアルを整備したり、社内で運用担当者を明確にしたりといった体制づくりが重要です。
不適切な発信で炎上するリスクがある
SNSキャンペーンは拡散力が高い一方で、発信内容や企画設計を誤ると炎上につながる可能性があります。
たとえば、以下のようなものは参加者の不満を招きやすいポイントです。
- 応募条件が分かりにくい
- 当選基準が不透明になっている
- 景品内容に偏りがある
また、キャンペーン投稿の表現が差別的・過激と受け取られるケースや、利用規約に反する投稿をリポストしてしまうケースも問題になります。
SNSは一度炎上すると情報が瞬時に拡散され、企業のブランドイメージや信頼性の低下につながるおそれがあります。
そのため、企画段階で複数人による内容チェックを行い、発信前にリスクを洗い出すことが欠かせません。
【比較】SNSキャンペーンツールおすすめ17選
ここからは、おすすめのSNSキャンペーンツールを個紹介します。
1. OWNLY(オウンリー)

OWNLYは、15種類以上のSNSキャンペーンを定額・回数無制限で実施できるキャンペーンツールです。
X(旧Twitter)・Instagram・LINE・TikTokなどさまざまなプラットフォーム上でキャンペーンが実施できるうえに、同時にUGCマーケティングの管理も行えます。
キャンペーンの設計支援やLPデザイン制作、当選連絡、景品発送などの事務局代行にも対応しており、サポート体制も充実。
インスタントウィンやレシートキャンペーン、クーポン発行など幅広いタイプが用意されているので、キャンペーン施策に注力したい企業におすすめです。

2. ATELU

ATELUは、株式会社コムニコが提供する、X(旧Twitter)とInstagramに対応したクラウド型のSNSキャンペーンツールです。
応募者の収集・抽選作業・簡易レポート作成を自動化でき、キャンペーンにかかる手間を大幅に削減・効率化できます。
ほかにも懸賞BOTの除外や当選実績などによるフィルタリングにも対応しており、ターゲットにリーチしやすくなっています。
3. キャンつく

キャンつくは、株式会社ピクルスが提供するX(旧Twitter)・Instagramに対応したSNSキャンペーンツールです。
セルフ運用であれば月額5万円〜とリーズナブルに施策を実施できるため、予算が少ない企業や個人の方でも無理なく導入できます。
また企画・クリエイティブ制作・運用・分析などすべての業務に対応する「まるっとおまかせプラン」もあり、キャンペーン初心者の方も安心です。
4. デジコ

デジコは、株式会社DIGITALIOが提供するポイントやギフトカード、電子マネーなど6,000種以上のサービスと交換ができるデジタルギフトサービスです。
自社のデータベースと連携できるため、メールやSNSで簡単にギフトURLを送付可能。即日納品・後払いに対応しているため、スピーディーな販促が行えます。
アンケート謝礼や集客イベントなどの販促キャンペーンとして、さまざまな利用実績があります。自社商品やサービス以外のデジタルギフトを景品にしたい場合におすすめです。
5. SMARTCROSS

SMARTCROSSは、幅広いキャンペーン施策に対応した老舗のキャンペーンシステムです。SNSキャンペーンだけでなく、WebやSMS認証など、さまざまな種類に対応しています。
キャンペーンツールの中でも老舗のサービスで、官公庁・自治体・NPOなどさまざまな導入事例があり、最短5営業日でキャンペーンを提供できます。
レスポンシブデザインでマルチデバイスに対応しており、サイト制作費用がかからず低価格で依頼できるツールです。
6. Icolor

Icolorは、株式会社アイカラーが提供する、その場ですぐに当落結果が分かる「インスタントウィンキャンペーン」に特化したSNSキャンペーンツールです。
スロットやガラポン、クレーンゲームなどのゲームを選択でき、ユーザーが楽しみながらキャンペーンに参加できるため、利用率アップを図れます。
他にもスゴロクや迷路パズルなどのブラウザゲームを活用し、ウェブサイトに訪れたWebユーザーを囲い込み、リピート率を向上できる点が魅力です。
7. giftee for Business

giftee for Businessは、500種類以上の豊富な賞品ラインナップをデジタルギフトとして贈れるデジタルギフトサービスです。
各種ポイントやユーザーが賞品を自由に選べる「giftee Box」など幅広いシーンに対応したギフトを取り揃えており、法人向けデジタルギフトの導入実績も高くあります。
X(旧Twitter)やLINEでのインスタントウィンキャンペーンも実施できるので、キャンペーンの賞品を自社以外で用意したい場合におすすめです。
8. 抽選ったー

抽選ったーは、無料で利用できるX(旧Twitter)キャンペーンツールです。リツイート、リプライ、ハッシュタグなどで取得したユーザーからランダムに抽選することができます。
無料ツールのためできることは少なく、小規模なキャンペーンを実施したい方に向いています。なお、月額または買い切りの有料プランも用意されているため、機能を拡張したい方は有料ツールを検討しましょう。
X(旧Twitter)キャンペーンを利用したい人の中で、予算に余裕がない方や個人の方が利用するのがおすすめです。
9. Dline

Dlineは、さまざまなSNSキャンペーンに対応したツールです。
キャンペーンをスポットで実施したい方に向けた「スポット」、回数無制限で実施したい方に向けた「プラットフォーム」のプランが用意されています。
また独自ドメインでの運用やWチャンスの実装など、要望に応じてカスタマイズできるプランもあるので、自社の状況に合わせて運用できるでしょう。
10. echoes

echoesは、アライドアーキテクツ株式会社が提供するX(Twitter)キャンペーンツールです。
キャンペーン管理・自動化のほか、UGC収集・検索、投稿のクリエイティブ管理、効果検証などをワンストップでサポートしてもらえます。
施策規模やリソース状況に合わせて3つのプランから選べるので、自社に合わせて活用することができます。
また、キャンペーン終了後も、専任コンサルタントによって改善施策を提案してもらえるので、企画を作り込みたい場合におすすめです。
11. タカハッシュ

タカハッシュは、Instagram投稿を特定のハッシュタグで自動収集し、ハッシュタグキャンペーンやオウンドメディア強化などに活用できるツールです。
ハッシュタグキャンペーンやフォトコンテスト、動画キャンペーンなどさまざまな活用が行えます。
応募数など期間を指定して抽出できるレポート機能やCSV形式でのダウンロードにも対応。
キャンペーンLPの雛形も用意されているので、最速でキャンペーンを実施することができます。
キャンペーン企画の立案からキャンペーンページの作成、SSNS広告運用などのオプションも用意されています。
12. autou

autouは、Instagram投稿へのコメントやメッセージに自動でDM返信するチャットボットツールです。
その場で抽選を行うインスタントウィンキャンペーンに対応しており、抽選作業やメッセージ送信の手間を省くことができます。
1日あたりの最大当選者数を設定したり、キャンペーン期間中の当選上限数を設定したり、当選確率を設定したりとさまざまな設定が行えます。
なお、インスタントウィンの利用にはオプション料金がかかるので、単体で利用するよりはチャットボットを利用したい場合におすすめです。
13. RTWIN

RTWINは、株式会社NONAME produbeが提供する、X(旧Twitter)のインスタントウィンが行えるキャンペーンツールです。
要望・目的に応じた柔軟なカスタマイズ性が特徴で、豊富なオプション機能が用意されています。
ハッシュタグトリガーやシークレットリプライ、時間差リプライ、当選DMカスタムなど複雑な条件にも対応可能です。
さまざまなキャンペーンを展開できるので、他社との差別化を図ったキャンペーンを開催したい場合に向いています。
14. Retach

Retachは、X(旧Twitter)・Instagram・LINEをはじめ、YouTubeやSpotifyなど多彩なプラットフォームに対応したSNSキャンペーンツールです。応募から抽選、データ管理までを一括で行えるため、煩雑になりがちな運用を効率化できます。
特徴は、わずか10分でキャンペーンを作成できる手軽さと、初期費用無料・月額2,980円から始められる低コスト設計。応募フォームは60種類以上の形式に対応しており、フォトコンテストやアンケート、マストバイ施策など幅広いキャンペーンを簡単に実施できます。キャンペーンをスピーディーに立ち上げたい企業や、まずは小規模で効果を試したい担当者にとって、導入ハードルの低い実用的なツールです。
15. Beluga

Belugaキャンペーンは、株式会社ユニークビジョンが提供するSNSキャンペーン運用プラットフォームです。
即時抽選を行う「インスタントウィン」、時間指定で自動返信できる「リマインダー」、定期返信に対応した「サブスクリプション」など、多彩な自動応答機能を搭載。クーポン配布やURL送付、画像・動画返信にも対応しており、幅広いキャンペーン演出が可能です。
AIによる不正アカウント判定や独自のブラックリスト機能を備え、BOT・スパム対策も万全です。
柔軟なカスタマイズ対応により「やりたい企画を実現できる」SNSキャンペーンツールとして選ばれています。
16. Shuttlerock BBF

Shuttlerock BBFは、「インスタントウィン機能」を搭載した、X(旧Twitter)公式パートナー認定のSNSキャンペーンツールです。
認知拡大や販売促進、UGC(ユーザー生成コンテンツ)獲得など、目的に応じた多彩なキャンペーンを簡単に設計できます。
また、12種類以上のキャンペーン形式に対応しており、事後抽選・フォロー&引用リポスト・WEBサイト連動など自由に組み合わせが可能。
経験豊富な専任担当者が、企画から設定、当選率調整、賞品発送までを一貫サポートしてくれる点も魅力です。
17. can4u

Can4uは、X(旧Twitter)・Instagram・Facebookに対応した無料で使えるSNSプレゼント企画自動化ツールです。
集計や抽選に時間がかかるプレゼントキャンペーンを、誰でも手軽に運用できるよう設計されています。
企画者は、内容登録・抽選ボタンを押す・結果発表を行うだけで完結。アカウントログインのみで利用でき、会員登録も不要です。
無料ながら実用性が高く、初めてプレゼントキャンペーンを実施する企業や個人にも最適なツールです。
自社に合ったSNSキャンペーンツールを選ぶポイント6つ
SNSキャンペーンツールにはさまざまな種類があります。自社の施策に合ったツールを選ぶためにも、下記のポイントをもとに比較検討しましょう。
- 対応SNSやキャンペーン形式を確認する
- 必要な機能を確認する
- アップデート頻度・対応力を確認する
- 費用プランと課金形態を確認する
- UI/UXの使いやすさを確認する
- サポート体制を確認する
なお、キャンペーンの種類によっては、事前にX(旧Twitter)社への申請が必要になるケースがあるため早めに相談することをおすすめします。
ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
対応SNSやキャンペーン形式を確認する
SNSキャンペーンツールを選ぶ際は、対応しているSNSと実施できるキャンペーン形式を必ず確認しましょう。
自社の目的やターゲット層に合ったSNS・キャンペーンが実施できるかが、ツール選びの基本となります。
| 目的 |
向いているSNS |
主なキャンペーン形式 |
| 認知拡大 |
X(旧Twitter) |
リツイートキャンペーン、フォロー&リツイート |
| 若年層向け施策 |
TikTok、Instagram |
動画投稿コンテスト、ストーリーズ投稿 |
| 複数SNSの活用 |
X、Instagram、LINE、TikTok |
複数SNSを横断したキャンペーン形式 |
SNSの種類だけでなく、実施したいキャンペーン形式(応募方法や拡散手段)もあわせて確認することが大切です。
「どのSNSで、どの形式のキャンペーンを実施したいのか」を明確にし、自社に合ったツールを選びましょう。
必要な機能を確認する
SNSキャンペーンツールは、搭載されている機能がツールごとに異なります。自社のキャンペーン目的や運用体制に合った機能が備わっているかを確認しましょう。
| 機能 |
主な内容 |
| 応募管理機能 |
応募者情報の自動収集、データ管理 |
| 抽選・当選通知機能 |
自動抽選、当選者へのメール送信 |
| 景品発送支援 |
景品の梱包・発送代行(キャンペーン事務局) |
| 効果測定・分析 |
キャンペーン成果の可視化、レポート出力 |
たとえば、応募管理や抽選結果の通知を自動化したい場合は、これらの機能が標準搭載されているツールが適しています。
また、景品の梱包・発送を依頼したい場合は、キャンペーン事務局の代行サービスに対応したツールを選ぶことで、運営負担を大きく軽減できます。
導入後に「必要な機能がなかった」といったミスマッチを防ぐためにも、事前に提供会社へ相談し、機能やオプション内容を確認することが大切です。
アップデート頻度・対応力を確認する
SNSの仕様やルールは頻繁に変更されるため、アップデートに対して迅速に対応できるかどうかも重要なチェックポイントです。
特に、X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどは、API仕様やガイドラインの変更が多く、ツールによっては一部機能が使えなくなるリスクもあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、以下の点を確認しておきましょう。
- SNSごとの仕様変更やAPI更新にどの程度対応しているか
- 新機能への対応や改善が定期的に行われているか
- トレンドやSNS広告の変化に対する柔軟性があるか
たとえば、SNSキャンペーンでよく使われるリツイートやUGC(ユーザー投稿)の取得も、仕様変更によって制限されるケースがあります。
アップデート頻度が高く、SNSの最新事情に合わせて機能改善が行われているツールなら、こうした影響を最小限に抑えられるでしょう。
費用プランと課金形態を確認する
SNSキャンペーンツールは、料金体系がツールごとに異なるため、自社の予算や施策規模に合った費用感かを事前に確認しましょう。
主にかかる費用は以下のとおりです。
| 費用項目 |
内容 |
| 初期費用 |
ツール導入時にかかる初期費用 ※無料あり |
| 月額費用 |
毎月発生する基本料金 |
| オプション |
- 同時開催数の上限追加
- クリエイティブ制作代行
- 事務局代行
- インセンティブ手配・配送
- UGC埋め込み機能など
|
自社の予算と必要な機能・開催規模を照らし合わせ、無理なく導入できる料金体系かどうかを慎重に確認しましょう。提供会社へ見積もりを依頼することもおすすめです。
UI/UXの使いやすさを確認する
誰でも直感的に使えるUI/UXかどうかを確認することが大切です。
SNSキャンペーンツールは、どれだけ高機能でも、使いこなせなければ意味がありません。操作画面がわかりづらいと、設定ミスや作業が属人化するリスクがあるためです。
具体的には、以下のポイントを確認しましょう。
- 操作画面がわかりやすい
- 分析画面が見やすいか
- 無料トライアルが用意されているか
たとえば、分析画面が複雑で見づらいツールでは、効果を正確に把握できず、改善施策にも支障が出てしまいます。
導入前にトライアルを活用して、実際の操作感や画面の見やすさを確認し、現場の担当者がストレスなく使えるかどうかをチェックしましょう。
サポート体制を確認する
SNSキャンペーンツールを選ぶ際は、機能や対応SNSの多さだけでなく、導入前後のサポート体制が整っているかどうかも重要です。
初めてキャンペーンを実施する場合やリソースが限られている場合は、サポートの有無が運用のしやすさに直結するため、チェックしておきましょう。
▼サポート体制のチェックポイントの例
- キャンペーン企画段階のアドバイス
- 導入時の設定支援、操作説明
- 広告運用や成果改善のサポート
- 問い合わせ対応やトラブル時のサポート体制
たとえば、キャンペーン内容の設計から広告運用の最適化まで幅広くサポートしてくれるツールなら、社内に専門知識がなくても安心して運用できます。一方で、サポートが限定的なツールだと、自社で調整や対応を行う負担が増える可能性があります。
そのため、導入を検討しているツールがどこまでサポートしてくれるか、事前に確認しておきましょう。
SNSキャンペーンツールを選ぶときの手順|5ステップ
SNSキャンペーンツールを導入する際は、目的に合った機能や運用体制を整理しながら、段階的に選定を進めることが重要です。
以下の5つのステップに沿って進めると、ツールのミスマッチを避けやすくなります。
- 自社の課題・目的を整理する
- 必要な機能を定義する
- 自社に合ったツールを絞る
- 事例・効果をもとに選定する
- デモ版やトライアルで使用感を確認する
それぞれの手順に沿って解説します。
1. 自社の課題・目的を整理する
SNSキャンペーンツールを選ぶ前に、まず自社が解決したい課題と達成したい目的を明確にします。
加数を伸ばしたいのか、売上につなげたいのか、UGCを増やしたいのかによって、必要な機能や選ぶべきツールが大きく変わるためです。
現状の課題と理想の状態を書き出し、改善したい指標を可視化しておくことで、次のステップで必要な機能が判断しやすくなります。
2. 必要な機能を定義する
課題と目的が整理できたら、達成に必要な機能を具体的に洗い出します。
SNSキャンペーンツールには多くの機能が含まれていますが、すべての機能を使うケースは多くありません。
たとえば参加数の最大化を狙う場合は応募導線のカスタマイズ性が重要で、UGCの活用が目的なら投稿収集や利用許諾などの仕組みが必要です。
必要な機能を事前に整理しておくことで、最適なツール候補を効率よく絞り込めるでしょう。
3. 自社に合ったツールを絞る
必要な機能が明確になったら、条件に合うツールをリストアップします。
SNSキャンペーンツールは機能・料金・サポート体制に差があり、目的に合わないサービスを選ぶと費用対効果が下がるため、複数比較することが重要です。
まずは「必要な機能を満たしているか」「月額費用は予算内か」「運用体制は自社と相性が良いか」を基準に選定します。
さらに、導入企業の規模や利用用途もチェックすると、自社と近い事例を持つツールに絞りやすくなります。
4. 事例・効果をもとに選定する
候補となるツールが絞れたら、導入事例や実際の効果を確認してツール選定に進みます。
公式サイトに掲載されている活用例や、同業種・同規模の企業がどのように成果を出しているかを見ることで、ツールの強みや得意分野が把握しやすくなります。
また、事例の量や更新頻度も重要な指標で、継続的に改善されているツールほど運用ノウハウが蓄積されています。
目的に最も近い成果を出しているサービスを選ぶと、導入後のミスマッチを防げます。
5. デモ版やトライアルで使用感を確認する
最終候補まで絞れたら、デモ版や無料トライアルを使って実際の操作感を確かめます。
資料だけでは分からない使いやすさや画面の分かりやすさは、運用効率に直結する重要なポイントです。
また、導入前のサポート対応や質問へのレスポンス速度も、この段階で確認できます。
実際に使ってみてストレスが少ないツールを選ぶことで、導入後の手戻りを防ぎ、キャンペーン運用の効率を高められます。
SNSキャンペーンツールの費用相場
SNSキャンペーンツールの料金は、機能の範囲や提供会社によって大きく異なります。
一般的には、月額数万円から数十万円が相場です。
基本プランでは応募フォーム作成や抽選機能などの標準的な機能が含まれるのが一般的です。
そのほかに、データ分析、LINE連携、インスタントウィン対応などを追加する場合はオプション料金が発生します。
短期間のキャンペーンであれば数万円のライトプランで十分な場合もあるでしょう。大規模なプロモーションや複数SNSを横断的に活用する場合は、機能に見合った上位プランを選ぶのがおすすめです。
また、運用代行やデザイン制作、事務局サポートをセットで依頼する場合は、さらに多くのコストを用意する必要があります。
自社の目的・予算・運用体制に合わせて、必要な機能を見極めたうえでプランを選定することが重要です。
SNSキャンペーンツールを導入する際の注意点
SNSキャンペーンツールは機能だけでなく、運用の安全性やアップデート対応の有無も重要なチェックポイントです。
以下のポイントを押さえて確認しましょう。
- Xの仕様変更やアルゴリズムに対応できるか
- ガイドラインに則った運用をしているか
- セキュリティ体制は十分か
それぞれのポイントについて解説します。
Xの仕様変更やアルゴリズムに対応できるか
SNSキャンペーンツールを選ぶ際は、X(旧Twitter)の頻繁な仕様変更にどれだけ対応できるかが重要です。
特にキャンペーンでは、ツール側が最新の仕様に追従できなければ、正しくデータを取得できない、応募が判定されないといったトラブルにつながります。
安定した運用を行うには、API変更に素早く対応する開発体制を持っているツールを選ぶことが不可欠です。
サービスサイトで「X APIの更新情報に対応済み」「最新仕様に準拠」など明記しているか、もしくは問い合わせ時に対応方針を確認すると安心です。
ガイドラインに則った運用をしているか
SNSキャンペーンツールを導入する際は、各プラットフォームのガイドラインに準拠して運用されているかを必ず確認します。
特にXでは、懸賞・キャンペーンに関するポリシーが細かく定められており、禁止行為に抵触すると投稿が非表示になったり、アカウント凍結につながる可能性があります。
応募条件の設計や不正防止の仕組みが公式ルールと矛盾していないか確認することが重要です。
セキュリティ体制は十分か
SNSキャンペーンでは、応募情報・個人データ・投稿内容など、多くの情報をツール上で扱います。そのため、選定時にはツールのセキュリティ体制が十分かどうかを細かく確認する必要があります。
プライバシーポリシーの整備や情報の保存期間、削除フローが明確になっているかも重要なポイントです。
国内サービスであれば、Pマーク取得やISMS(ISO27001)の有無も安全性の判断材料になります。
万が一のトラブルに備えた対応体制が整っているツールを選ぶことで、安心してキャンペーンを運用できます。
SNSキャンペーンについてのよくある質問
ここでは、SNSキャンペーンに関して、特によくある質問を2つ取り上げて解説します。
無料のSNSキャンペーンツールはある?
一部のSNSキャンペーンツールには、無料で利用できるプランがあります。
応募フォームの作成や基本的な抽選機能など、シンプルなキャンペーンであれば無料版でも十分対応可能です。
ただし、無料プランは機能が制限されていることが多く、データ分析や自動抽選、LINE連携などの高度な機能は利用できません。
継続的にキャンペーンを実施したい、効果検証を行いたいといった場合は、有料プランを検討するほうが安心です。
まずは無料プランで試し、自社に合った機能を確認してから本格導入するとよいでしょう。
X(旧Twitter)のキャンペーンツールを知りたい
X(旧Twitter)向けのキャンペーンツールは、フォロー&リポスト企画やインスタントウィンキャンペーンの実施に特化したツールが多くあります。
無料で使える簡易版もありますが、本格的な運用を行う場合は有料プランの利用が一般的です。
特に企業アカウントでキャンペーンを展開する場合は、セキュリティの安全性やサポート体制も重視する必要があります。
目的に応じて、機能やコストのバランスを比較検討しながら選定することが大切です。
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インスタのキャンペーンツールを知りたい
Instagram向けのキャンペーンツールは、ハッシュタグ投稿やフォロー&コメントなどの参加型企画を自動化できるものが多くあります。
投稿を通じてUGC(ユーザー生成コンテンツ)を集められる点が特徴で、ブランド認知やファンコミュニティの形成にも効果的です。
中でもOWNLY(オウンリー)は、Instagram公式APIに対応し、フォトコンテストやインスタントウィン、レシート応募など幅広い形式に対応しています。
目的に応じて、運用負担や費用、機能のバランスを比較しながら、最適なツールを選定するとよいでしょう。
LINEキャンペーンツールのおすすめはある?
LINE向けのキャンペーンツールは、友だち追加やクーポン配布、レシート応募などの販促施策を効率的に実施できるものが多くあります。
無料の簡易ツールもありますが、企業アカウントで継続的にキャンペーンを運用する場合は、分析機能やサポート体制が整った有料ツールを利用するのが一般的です。
特に、OWNLY(オウンリー)はレシート応募・インスタントウィン・マストバイなど幅広い施策を一元管理できる点が評価されています。
目的に合った機能やコストを比較し、自社のマーケティング戦略に合わせてツールを選定すると良いでしょう。
インスタントウィンに対応しているツールは?
インスタントウィンに対応しているツールには、X(旧Twitter)やInstagram、LINEなど複数SNSに対応したタイプが多くあります。
ユーザーがその場で抽選結果を確認できるため、参加率の向上や拡散効果が高い点が特徴です。
無料の簡易ツールもありますが、企業で本格的に活用する場合は、API連携やセキュリティ、レポート機能が整った有料ツールを選ぶのが一般的です。
特にOWNLY(オウンリー)は、主要SNSに対応し、フォロー&投稿型やレシート応募型、インスタントウィンなど多彩な形式を一括で管理できる点が強みです。
キャンペーン内容や運用体制に応じて、機能・コスト・サポート体制を比較検討しながら、自社に合ったツールを選ぶとよいでしょう。
SNSキャンペーンツールを活用しよう
SNSキャンペーンツールを活用するなら、定額・回数無制限で実施できる「OWNLY」がおすすめです。
OWNLYでは、UGCの収集・活用も並行して行えるので、SNSマーケティング施策の効果を最大化することができます。
どういったキャンペーンを実施すべきか悩んでいる場合も、企画段階からしっかりサポートいたしますので、ぜひお気軽に問い合わせください。
