自社製品・サービスを効果的にアプローチして売上を確保するためには、販売促進のための施策に力を入れる必要があります。
マーケティング担当者の中には、「効果的な販促事例を知りたい」「どのような方法で販促を行えばいいか分からない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、企業における効果的な販促施策の事例や、販促戦略のアイデア、販促を成功させるコツなどを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
企業の販促事例5選
まずは、企業の販促事例について紹介します。
1. ドラッグコスモス×キリンビール|マストバイキャンペーン

参照:暑い夏にはビールで乾杯!キャンペーン|OWNLY導入事例
ドラッグコスモス×キリンビールでは、共同企画として、WEB応募限定「暑い夏ではビールで乾杯!キャンペーン」を実施しました。
対象商品1本以上を含む合計1,000件(税込)以上を購入したレシートで応募すると、抽選で総計150名に「キリンビール飲み比べセット」や「ドラッグコスモス商品券」が当たるという内容です。
また、特定の商品を購入すると当選確率が2倍になるという条件も設けられおり、対象商品の販売促進にもつながっています。
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2. 宅配御膳「釜寅」|X診断キャンペーン
宅配御膳「釜寅」では、創業20周年記念企画の一環として、Xで投票キャンペーン「#推し釜飯を選んで当たる!プレゼントキャンペーン」を実施しました。
具材がハーフ&ハーフで楽しめる「選べる釜飯」の人気組み合わせの6品から、好きな釜飯に投票することで、参加者の中から抽選で30名にオリジナルグッズをプレゼントするというものです。

参照:釜寅20周年記念「#推し釜飯 を選んで当たる!プレゼントキャンペーン」
リポストだけでなくユーザー自らが選んで投票する参加型キャンペーンにすることで、キャンペーンがより盛り上がりを見せています。
また、好きな画像をタップするだけでポストできるストレスない挙動を実現することで、体験価値の向上にもつながっています。
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3. 宅配寿司 銀のさら|アプリDL促進キャンペーン

参照:宅配寿司 銀のさら「銀夏祭 公式アプリ限定デリポイントプレゼント」|OWNLY導入事例
宅配寿司「銀のさら」では、公式アプリ限定で「銀夏祭 公式アプリ限定デリポイントプレゼント」キャンペーンを開催しました。
銀のさら公式アプリをダウンロードし、LINE公式アカウントを友だち追加するとくじ引きができるようになっており、抽選で最大1,000ポイントが当たるというものです。
本キャンペーンは「ハズレなし」でお得なクーポンが必ず当たるので、宅配サービスの利用促進や販売促進につながっています。
4. がぶ飲み|X(Twitter)投稿キャンペーン
ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社では、「#がぶ飲みブルーシールコラボ」と称したX投稿キャンペーンを開催しました。
アカウントをフォローの上、指定のハッシュタグをつけて投稿すると、抽選で20名に同社商品のギフト券がプレゼントされるというもの。
参照:がぶ飲みブルーウェーブTwitter投稿キャンペーン|OWNLY導入事例
本キャンペーンは、「商品の購入は必須ではない」「写真の投稿有無も当落に影響しない」ため、ユーザーの参加ハードルが低くなっています。
結果的に、ユーザー自ら写真付きの投稿が多くポストされており、商品の認知度向上や販売促進につながりました。
5. &honey|写真募集キャンペーン
オーガニックヘアケア製品「&honey」の公式Xでは、猫ポンプがかわいいPixieシリーズの広告モデルを募集するべく、自慢の猫ちゃん写真を撮影して応募する写真募集キャンペーンを実施しました。
大賞に選ばれると広告モデルに起用される珍しいキャンペーンで、猫を飼っているXのユーザーから多数の応募が集まりました。
キャンペーンが拡散されることで同社商品「Pixie」シリーズの認知拡大やUGC創出につながり、結果的に販売促進を図れる事例になっています。
販促戦略のアイデア
ここからは、販売促進のアイデアを紹介します。
- SNSを運用する
- クーポンを配布する
- ポイントを付与する
それぞれのアイデアについて順に見ていきましょう。
SNSを運用する
X(Twitter)やInstagram、LINE、TikTokなどのSNSを運用して、自社商品やサービスの販促を行う方法です。
商品やサービスを紹介したり、有益なコンテンツを発信したり、顧客とのコミュニケーションやUGC活用を通じて、効果的な販促につなげられます。
また、SNS上でキャンペーンを実施し、商品やサービスの販促を行うことも有効です。
「SNSを運用したいものの、どんなSNSと相性が良いか分からない」とお悩みの方は、以下の記事をぜひチェックしてみてください。
X(Twitter)やInstagram、LINE、Facebook、YouTube、TikTokなど日本国内で主要なSNSの特徴やユーザーの使い分けなどを解説しています。
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以下の資料では、国内のSNS利用状況やSNSキャンペーンの活用シーン・効果などを詳しく解説しています。
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クーポンを配布する
クーポンや割引券を配布し、消費者の興味関心を引くことも大切です。
広告で商品やサービスを認知させつつ、クーポンでお得感を演出すれば、販売促進につながります。
たとえば、商品の新発売に合わせて広告を打ち出し、「○○(広告の品)を買うと○○プレゼント」のようなクーポンを配布するイメージです。
クーポンを配布することで、新規顧客やリピーター獲得を実現しやすいため、効果的な販促をおこなえるようになるでしょう。
ポイントを付与する
商品やサービスを購入・来店するごとにポイントを付与する販促施策も効果的です。
ポイント制度を設けることで、一度購入してくれた消費者がリピーターになってくれやすくなります。初来店や初購入からリピートを促すため、お得なポイントを付与するといいでしょう。
たとえば、「毎月○日はポイント2倍」「初購入から○日間はポイント5倍」のように、消費者がリピートしたくなる施策がおすすめです。
販売促進を成功させるコツ5つ
販売促進を成功させるコツとして、下記を意識しましょう。
- リピーター獲得を意識する
- ユーザー参加型の企画を実行する
- 商品理解を深めてもらう
- UGCを増やす
- 季節性やトレンドを取り入れる
ここでは、それぞれのコツについて解説します。
1. リピーター獲得を意識する
既存顧客を獲得することは新規顧客を集めるよりコストが低く、売上の安定につながりやすくなります。そのため、リピーターを増やすための仕組みを作るのがおすすめです。
たとえば、下記のようなマーケティング施策が挙げられます。
- ロイヤリティプログラム:ポイント制度やメンバーシップ特典の導入
- メルマガやSNS運用:顧客に役立つ情報の発信や新商品やキャンペーンの告知
- 顧客体験の向上:購入後のフォローアップや個別の提案 など
このような施策を通じて新規顧客の囲い込みをおこなうことで、長期的な売上の安定につながるでしょう。
2. ユーザー参加型の企画を実行する
ユーザー参加型の企画を実施して、消費者と企業が積極的に関わる機会を作ることで、エンゲージメントを高められます。
たとえば、写真や動画を投稿するコンテスト企画や、ハッシュタグを使ったSNSキャンペーンなど、ユーザーが楽しみながら参加できる施策があります。
ユーザー参加型のキャンペーンは、より自然な形でブランドの認知度向上につなげられるでしょう。
また、ライブ配信で商品の開発過程や裏側を見せたり、アンケートを通じてユーザーの声を聞いたりすることもおすすめです。
3. 商品理解を深めてもらう
顧客が商品についてよく理解する機会を提供することで、購買の意思決定をしやすくなるメリットもあります。
たとえば、商品の使い方や魅力をより具体的に伝えるために、動画やチュートリアルを活用することで、商品理解を深めやすくなります。
また、無料サンプルや体験会を通じて商品を試せる機会を提供し、実際に商品の良さを体感してもらえば、販売促進につながる可能性も高まるでしょう。
4. UGCを増やす
ユーザーが自発的に商品やブランドについてのコンテンツを共有するUGC(User Generated Content)を活用するUGCマーケティングも効果的です。
UGCは他の消費者からの信頼性が高く、購買を迷っているユーザーに対しての後押しにもつながるコンテンツといえるでしょう。
たとえば、購入後にレビューを投稿するとクーポンがもらえる仕組みや、特定のハッシュタグを使って商品を紹介してもらうキャンペーンの実施等が挙げられます。

5. 季節性やトレンドを取り入れる
効果的な販売促進の施策であっても、同じ施策を繰り返すだけでは新鮮味がなくなり、顧客の興味を引き続けるのが難しいこともあります。
そのため、販促施策を成功させるためには、キャンペーンの見せ方や戦略を工夫することも大切です。
たとえば、季節ごとに異なるデザインや文言を付け加えたり、トレンドを取り入れたりして広告を打ち出す方法などがあります。
また、季節性やトレンドを取り入れた施策は「限定性」をアピールしやすく、消費者の関心を寄せやすい点もメリットです。
まとめ
販促施策にはさまざまな手法が挙げられますが、中でも注目されているのはSNSを活用したキャンペーンによって認知度向上や販促を行うものです。
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