2010年に登場したInstagram(インスタグラム)は、現在日本国内で3,300万人以上の月間アクティブユーザー数が存在する人気のSNSです。
Instagramで集客する企業や店舗は年々増えています。集客方法のポイントをおさえることで、企業や個人でも集客に成功できるでしょう。
当記事では、インスタ集客の特徴やメリット、インスタ集客を成功させるポイントについて解説します。「Instagramで集客したい」「集客が難しい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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インスタ集客の特徴
Instagramは、新商品の発見や購入、店舗の情報や場所の検索などにおいて幅広く活用されています。
他のSNSに比べて購買欲が高いユーザーが集まる傾向にあり、ブランドやサービスへの関心が高いユーザーで構成されているのです。
またGoogleに代わる「ハッシュタグ検索」が生まれており、今では飲食店・観光スポット・ホテルなどの情報収集はInstagramを中心に行われているといっても過言ではありません。
インフルエンサーを起用する「インフルエンサーマーケティング」を活用する企業も多く、商品やサービスの購買につなげやすい点が特徴です。
インスタ集客のメリット
Instagramで集客するおもなメリットは以下の5つです。
- 無料で始められる
- 視覚的効果が高い
- 消費行動をアプリ内で完結できる
- 継続的にコミュニケーションが取れる
- 年齢層が拡大している
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ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
無料で始められる
Instagramは無料で誰でも簡単にアカウントを作成できます。
広告にかかる初期費用は必要なく、無料で世界中のInstagramユーザーにアプローチできる点は、集客において非常に強力と言えるでしょう。
視覚的効果が高い
Instagramは、テキストではなく写真や動画を主体としたSNSです。
他のSNSに比べて視覚的なアプローチに優れており、人々の印象に残りやすいメリットがあります。
また一般的な投稿だけでなく、ストーリー・リール・IGTVなどさまざまな動画投稿機能があり、商品・サービスの訴求に役立てることが可能です。
消費行動をアプリ内で完結できる
Instagramの「ショップ機能」は、投稿からECサイトへ移動してスムーズに買い物が行えます。
アプリに決済機能はないものの、視覚的にユーザーに訴求したのち、そのままの流れで商品検索・消費までを一貫して行うことが可能です。
プロフィールには、URLリンク・位置情報・問い合わせボタン・電話ボタン・予約ボタンなどを設置できるため、ユーザーに次のアクションを促しやすくなっています。
Instagramは、オンライン・オフラインどちらのビジネスにおいても活用可能です。
継続的にコミュニケーションが取れる
Insagramは、ストーリーやDM、投稿のコメントなどを通じてユーザーと円滑にコミュニケーションを取ることができます。
電話やメールで問い合わせや連絡をする必要がなく、企業とユーザーがより簡単にアプローチしやすい点がメリットです。
さらに、商品やサービスに興味を持ったユーザーからの質問に丁寧に回答することで、ブランドへの信頼感が高まり、ファン化につなげることができるでしょう。
年齢層が拡大している
Instagramの利用者数は世界で10億人以上、国内のアクティブユーザーは3,300万人を超えます。(※2017年時点)
以前は10~20代の女性を中心に流行していましたが、近年はユーザー層に大幅な変化が見られています。
20代だけでなく、30〜40代のユーザーも増え、男女比も狭まりつつあることで、より幅広いターゲットにリーチできるようになりました。
以下の資料では、Instagramをはじめとした日本国内で利用されているSNSの利用状況と具体的な活用シーンを効果別に解説しています。
「自社のサービスはどのSNSが合うの?」「今から参入すべきSNSは?」とお悩みの方は是非ご参考ください。
インスタ集客を成功させる15のコツ
Instagramにおける集客を成功させるためのポイントは以下のとおりです。
- ターゲットに合わせた投稿テーマを決める
- インサイト機能を利用する
- プロフィールを充実させる
- ジオタグ(位置情報)を設置する
- 定期的に投稿する
- ハッシュタグを付ける
- いいねより保存数を意識する
- インフルエンサーマーケティングを活用する
- CVにつながる導線を作る
- ショッピング機能を利用する
- フォロワーとコミュニケーションを取る
- リールを活用する
- Instagram広告を運用する
- 他のSNSと連携する
- インサイト分析を行い改善を繰り返す
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ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
1. ターゲットに合わせた投稿テーマを決める
まずは集客ターゲットを設定し、ターゲットのニーズに適した投稿をしていくことで、いいねやフォロワー数の上昇につながります。
投稿の色合いや構図を揃えるなど、投稿全体のテーマを決めて統一させることで、ユーザーを惹きつけられるでしょう。
Instagramの運用を始める前に、アカウントのトーン&マナーについて決めておくとスムーズです。
2. ビジネスアカウントを利用する
Instagramで企業アカウントを運用する場合は、ビジネスアカウントへ切り替えましょう。
ビジネスアカウントでは、集客に役立つ「ビジネスプロフィール」「インサイト機能」「インスタグラム広告」などが利用できます。
具体的には、予約電話番号・メールアドレスの登録、店舗地図情報、問い合わせボタン表示などが可能で、ユーザーの来店・購買につなげることが可能です。
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3. プロフィールを充実させる
Instagramのプロフィールは、ユーザーの関心を寄せ、アカウントをフォローするかどうかを判断する重要な要素のひとつです。
どんな内容を発信しているのか、コンセプトやブランドの紹介を150文字以内でシンプルかつ魅力的にまとめましょう。
プロフィール画像は、自社のロゴや店内の写真などを使用するとイメージしやすくなります。
4. ジオタグ(位置情報)を設置する
Instagramの投稿では、ハッシュタグに加えて「ジオタグ(位置情報)」を付けることができます。
ユーザーはジオタグでも検索できるため、第2のハッシュタグとも言え、より多くのユーザーに見てもらえる機会が増えるでしょう。
ジオタグは正確な住所ではなく、「東京スカイツリー」といったピンポイントな名称や「Tokyo,Japan」といった広範囲なものでも問題ありません。
5. 定期的に投稿する
Instagramを運用する場合、1~3日に1回程度の投稿頻度がおすすめです。
投稿自体が少なかったり、更新が不定期だったりすると、なかなか集客の効果が出ない可能性があります。
反対に、投稿頻度が高すぎると、投稿が埋もれてしまうため注意しましょう。ユーザーからの印象を下げてしまうほか、運用の手間がかかります。
6. ハッシュタグを付ける
Instagramに投稿する際は、投稿内容に関連したハッシュタグをつけましょう。ハッシュタグは、1つの投稿につき30個まで使用可能です。
商品・サービスに関連する重要なハッシュタグを固定化したり、投稿に応じて適切なハッシュタグを選定することで、集客しやすくなります。
また企業独自のハッシュタグを作って投稿することで、ブランディングや認知拡大につなげることもできるでしょう。
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7. いいねより保存数を意識する
Instagramは、他のアカウントの投稿を保存する機能があります。フォロワーからいいねを得ることも重要ですが、投稿が保存されることもアルゴリズム上で重要です。
保存数が多い投稿は、発見タブに表示される回数が増えるため、より多くのユーザーの目に留まる機会が増えます。
ユーザーに「保存して後から見返したい」と思ってもらうには、有益な情報やシェアしたくなる画像を作成するといいでしょう。
たとえば、役立つレシピなどの情報や商品の使い方をキャプションで紹介したり、あえて複数枚の画像を作成するなどの工夫が大切です。
8. インフルエンサーマーケティングを活用する
Instagramで活用される施策の1つに「インフルエンサーマーケティング」があります。
インフルエンサーマーケティングは、影響力のある人気のインスタグラマーに商品・サービスや店舗、イベント、観光地などを紹介してもらうPR手法です。
インスタグラマーの投稿によって、普段はリーチできない層に向けて発信でき、より多くのフォロワーに興味関心を持ってもらえるメリットがあります。
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9. CVにつながる導線を作る
Instagramを運用する際は、商品購入や問い合わせなどのCV(コンバージョン)につながる導線を設置することが重要です。
フィード投稿のキャプションは、URLを掲載してもタップして直接サイトに遷移することはできません。
そのため、「詳細はプロフィールのリンクから」と一言添えて、プロフィールやリンク先に誘導しましょう。
10. ショップ機能を利用する
オンラインショップを運営している場合、ショッピング機能の導入は必要不可欠です。
ショッピング機能とは、Instagramの投稿を見た人をそのまま商品・サービスに誘導でき、購入につなげられる機能です。
Instagram上に商品カタログを設置できるなど、ユーザーにとって違和感のない導線を設置することで、購買やCV率を高めることができます。
11. フォロワーとコミュニケーションを取る
Instagramのストーリーズにある「アンケートスタンプ」という機能を使用すると、フォロワーに質問を投げかけて回答してもらうことができます。
フォロワーとコミュニケーションを取るきっかけを作り、信頼関係を構築することを心がけましょう。来店や購入の投稿にいいねやコメントを送るのもおすすめです。
質問や要望を受け付けたり、どんな情報がほしいかアンケートを取ったりすることで、消費者の意見を取り入れやすくなるでしょう。
12. リールやストーリーを活用する
通常投稿だけでなく、60秒以下のショートムービーが投稿できるリール、24時間以内に消えるストーリーズも活用しましょう。
とくにリール動画は、リール専用タブ・発見タブに表示されるため、フォロワー以外の潜在顧客に商品・サービスを知ってもらうきっかけになります。
ストーリーはアンケートの実施や、キャンペーンの開催といった特別なイベントに合わせて利用するのがおすすめです。
13. Instagram広告を運用する
Instagram広告を活用することで、ユーザーに写真や動画の広告を簡単に配信することができます。
年齢・性別・住まい・興味関心・ライフステージなどでターゲットを詳細に絞り込むことで、ユーザーに的確にアプローチが可能です。
数百円の低予算で始めることができ、自分のフォロワー外へ広告を配信できるため、効率的に集客できます。
14. 他のSNSと連携する
TikTokやYouTube、Twitterなど他のSNSと連携することで、投稿の露出が増えるため、インプレッション数を上げることができます。
Instagramは、とくにTikTokとの相性が良く、リーチを広げやすい特徴があるので、初めから連携するようにしましょう。
また、Instagramのリール動画は、YouTubeショートやTikTok動画など他のSNSにも使えるので、複数のSNSで効率的に集客が見込めます。
15. インサイト分析を行い改善を繰り返す
Instagramは、単にフィード投稿やストーリーをアップするだけでは成果は生まれにくいでしょう。インサイト機能を使って、データにもとづいて分析を行いましょう。
インサイトでは、インプレッション数やエンゲージメント、リンククリック数、ユーザー属性などを把握することができます。
また、Instagramの分析ツール等を使い、仮説検証を繰り返し、自社のターゲットユーザーに合った集客施策を検討しましょう。
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インスタ集客の成功事例
ここからは、Instagramの集客に成功している企業の事例について紹介します。
沖縄ファミリーマート|フォロー&コメントキャンペーン
株式会社沖縄ファミリーマートでは、沖縄ファミリーマート限定企画として、フォロー&メントキャンペーンを開催しました。
指定の投稿にお気に入りのカスタマイズを投稿することで「アーモンドミルクラテ5杯分クーポン」を抽選で50名にプレゼントするという内容です。
参照:アーモンドミルクラテプレゼントキャンペーン|OWNLY導入事例
日頃から飲んでいる方はもちろん、まだ飲んだことがない方にも同社商品をアプローチし、商品購入のきっかけづくりとなっている事例です。
また、本キャンペーンはTwitterとLINEで同時開催されており、複数のSNSの活用によってより多くの人に認知してもらえるキャンペーンとなっています。
LOWYA|週に1度のインスタライブで集客&クーポン配布
インテリア・家具を販売する「LOWYA」の公式Instagramアカウントでは、毎日投稿に加えて、週に1回ほど約1時間のインスタライブを開催しています。
インスタライブでは、同社の製品をおすすめし、視聴者には割引クーポンを配布するなどして、商品の認知拡大や販売促進を図っています。
LOWYAのインスタライブは、3〜5万回ほどの再生数を叩き出しています。また、同社商品を紹介するリール動画も人気を集めており、多いものでは100万回再生を超えるほど。
2023年10月時点で、Instagramアカウントのフォロワーは88.8万人です。
JILL STUART Beauty|リポスト専用アカウントでUGCを活用
コスメブランド「JILL STUART Beauty」では、ユーザーによる商品紹介写真の投稿を紹介する「リポスト専用」のInstagram公式アカウントを設けています。
ユーザーの投稿を紹介することで、質の高いクリエイティブが拡散され、口コミを自然な形で広げることができます。
UGCの活用を検討しているものの、ブランドイメージや世界観の保持などが障壁となり、なかなか踏み切れないという方もいるでしょう。
リポスト専用アカウントを設けることで、ブランドイメージを保ちつつ、ファンとのコミュニケーションを促していることが特徴です。
インスタ集客まとめ
Instagramは、購買意欲の高いユーザーが集まっており、上手に運用することで多くのユーザーを集客できるSNSです。
広告やインフルエンサーマーケティング、キャンペーンなど、効果的なマーケティング施策を行って、アカウントを運用しましょう。
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