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EC×UGCマーケティングの成功事例6選|UGC活用の重要性や手順も解説

EC×UGCマーケティングの成功事例6選|UGC活用の重要性や手順も解説

近年多くの企業がマーケティングにおけるUGCの活用に注目を高めており、さまざまな施策に取り組んでいます。

実際に、ECサイトにおいてもUGCの重要性は高く、UGCマーケティングの実施を検討している企業の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、EC×UGCマーケティングの成功事例を紹介します。実際にUGC活用するにあたって必要な運用サイクル、ECと相性の良いSNSも解説するので、ぜひ参考にしてください。


下記の資料では、UGCマーケティングで効果的なSNSキャンペーンについて解説しています。SNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ資料をご参考ください。

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目次

  1. UGCとは
  2. ECサイトでUGCを活用すべき理由
  3. ECにおけるUGCマーケティングの成功事例6選
    1. 株式会社ニトリ
    2. マルトモ株式会社
    3. アモーレパシフィックジャパン株式会社
    4. 株式会社meeth
    5. カルビー株式会社
    6. キヤノン株式会社
  4. ECサイトの売上アップにつながるUGC運用サイクル
    1. UGCを生成・収集する
    2. UGCをECサイトに掲載する
    3. UGCの効果測定・改善を行う
  5. ECサイトのUGCマーケティングと相性が良いSNS
  6. ECサイトでUGCマーケティングを実施しよう

UGCとは

UGCとは、User Generated Contentsの略称で、ユーザーによって作られたコンテンツのことです。たとえばSNSやブログ、掲示板などに投稿されている口コミや評判、コメントなどがUGCに含まれます。

UGCは消費者目線の感想や意見であり、企業のPRよりも信頼性が高いことが特徴です。そのため、消費者が商品を購入するにあたって、重要な判断材料となるのです。

ユーザーの情報検索手段として、SNSのハッシュタグ投稿や口コミ検索などの活用が大きく進み、企業のマーケティングにおいてもUGCの重要性は高まりつつあります。

 

ECサイトでUGCを活用すべき理由

UGCをECサイトに活用すべき理由として、おもに以下が挙げられます。

  • 消費者に親近感や信頼を与える
  • 口コミの二次拡散が期待できる
  • クリエイティブ制作の工数を削減できる
  • 新しいニーズや訴求ポイントを発見できる
  • 商品開発・改善のヒントになる

とくにECサイトでは、UGCによって商品への興味関心を抱いたのち、その流れでサイトに誘導することができます。

商品詳細ページで商品理解を促し、購買までの導線をスムーズに設計できるため、UGCマーケティングと相性が良いのです。

 

ECにおけるUGCマーケティングの成功事例6選

ここからは、ECサイトのUGCマーケティング活用事例を6つ紹介します。

1. 株式会社ニトリ

初めに紹介するのは、ニトリ公式TwitterアカウントによるUGC活用事例です。Twitter上で投稿されている同社商品に関するツイートを引用リツイートで紹介しており、口コミの2次拡散につとめています。

引用リツイートでは、商品詳細ページのURLを案内し、投稿に対して感謝の言葉を添えています。消費者目線のツイートとともに商品説明を加えることで、口コミを自然に活用。

こうした引用リツイートによる紹介は、ユーザーとのコミュニケーションとなり、認知拡大だけでなくブランドイメージ向上、ファン獲得にもつながります。

2. マルトモ株式会社

続いて、マルトモ株式会社が運営する公式TwitterアカウントのUGC活用事例です。同社では、毎日参加できるインスタントウィン形式のキャンペーンを実施しました。

フォロー&リツイートでその場で抽選結果が表示されるキャンペーンとなっており、Wチャンスという形でUGC創出に取り組んでいる事例です。

キャンペーン投稿のリプライで指定ハッシュタグ「#マルトモのこれが好き」をつけたコメントを募集することで、ユーザーの意見や感想が書かれた口コミの生成に成功しています。

3. アモーレパシフィックジャパン株式会社

韓国コスメブランド「ETUDE」を展開するアモーレパシフィックジャパン株式会社では、商品理解を深めるためのコンテンツとして、UGCを活用しています。

公式サイトのTOPページでは、「USERS VOICE」として、実際に商品を使ったユーザーからの写真や口コミが掲載されており、購入したい場合はそのまま商品ページへ遷移できる導線設計になっています。

また各商品ページではテキストレビューに加えて、画像つきのレビューコンテンツを表示させており、離脱率や回遊率の改善、売上に直結するUGCの活用事例となっています。

4. 株式会社meeth

株式会社meethが展開するスキンケアブランド「meeth」公式Instagramでは、ファンに寄り添ったブランド運営を行うことで、自然なUGC生成に成功しています。

ブランドの立ち上げ当初から商品づくりの過程を発信したり、Instagramライブ配信を通じてファンと積極的なコミュニケーションを図りました。

それによって同ブランドのハッシュタグを使ったUGCが自然と発生するようになり、口コミを見た別のユーザーからさらにUGCを投稿するという連鎖も生まれています。

Instagramのハイライトでも「meetf fans」として口コミを紹介するなど、自然な流れでUGCを活用している事例です。

5. カルビー株式会社

カルビー株式会社が販売しているグラノーラ「フルグラ」公式TwitterのUGC活用事例です。商品発売から30周年を記念した「#フルグラ30周年ありがとうキャンペーン」を実施しました。

キャンペーンでは、「写真投稿コース」と「簡単参加コース」を用意。写真投稿コースでは「#フルグラモザイクアート」といった思わず投稿したくなるような投稿テーマを設定することで、UGCの創出につなげています。

このキャンペーンはTwitterと同時にInstagramでも開催され、同じくモザイクアートを募集することで多くのユーザーによるUGCを集めました。

UGC創出はもちろん、30年間支持されている人気商品といったポジティブなブランドイメージと認知向上にも成功した事例です。

6. キヤノン株式会社

キヤノン株式会社が展開するCanonのミラーレスカメラ「EOS Mシリーズ」の公式InstagramアカウントによるUGC活用事例です。

このアカウントはおもにUGCのリポストで成り立っていますが、フォロワー数は10万人超えと高い人気を誇っています。

写真を撮影したユーザーにとっても多くの人の目に留まる機会となるため、積極的にUGCを投稿するのでしょう。投稿の際に指定のオリジナルハッシュタグを設けており、スムーズなUGC収集・活用につなげている事例です。

ECサイトの売上アップにつながるUGC運用サイクル

UGCマーケティングはすぐに成果が出るものではなく、長期的に運用していくことで継続的な成果を向上させることができます。

  • UGCを生成・収集する
  • UGCをECサイトに掲載する
  • UGCの効果測定・改善を行う

ここでは、UGC運用サイクルにおける一連の流れを解説します。

UGCを生成・収集する

まずはユーザーによる商品に関するSNS投稿や口コミといった、UGCを収集しましょう。

UGCを生成するには、おもに下記のような施策があります。

  • 口コミ・レビューを募集する
  • オリジナルハッシュタグを用意する
  • キャンペーンを実施する

オリジナルハッシュタグを用意しておき、日頃から口コミやレビューを積極的に募集することで、UGCが自然に生まれやすくなります。ただし、これは長期的な施策となるため、長い目でUGCを募集しましょう。

短期でUGCを生成する手法として、SNSキャンペーンを実施するのも挙げられます。

一口にキャンペーンと言ってもさまざまな種類がありますが、UGC生成に効果的なキャンペーンは「ハッシュタグキャンペーン」「投稿キャンペーン」「フォトコンテスト」などです。

UGCをECサイトに掲載する

自社の商品・サービスに関するSNS投稿やレビューを収集します。各プラットフォームから質の高いUGCを収集するには、UGCツールを活用するのもおすすめです。

UGCをECサイトに活用する前に、UGCを投稿したユーザーに使用許諾を取得しましょう。

たとえば、ECサイトのTOPページに掲載することで、ブランドに対して興味を持ったユーザーへの興味関心を促し、商品詳細ページに誘導することができます。

また商品詳細ページへの掲載、「こんな商品もおすすめ」といったリコメンド表示、商品購入後のサンクスページに記載するなどの方法も効果的です。

UGCの効果測定・改善を行う

UGCはとりあえず掲載・表示させておけばよいわけではありません。どの位置で、どのようなデザインで、どのUGCを活用するかによって成果が変わってくるためです。

UGC活用においても、数値を計測しながら反応の良いUGCを分析して、掲載箇所やデザイン、UGCの選定を最適化することが求められます。

UGCの効果測定で検証すべき項目はいくつかあるため、UGCマーケティングツールを活用するのがおすすめです。

ECサイトのUGCマーケティングと相性が良いSNS

ECサイトにおいてUGCマーケティングを実施するにあたって、相性が良いと言われるSNSはおもに以下の3つです。

  • Instagram
  • Twitter
  • TikTok

それぞれのSNSによって実施すべき施策は異なりますが、どのSNSにおいても共通しておすすめできるのがハッシュタグを活用することです。

オリジナルハッシュタグを用意してユーザーに使ってもらうことで、UGCを投稿するきっかけが作れるうえに、UGC収集がスムーズになります。

自社に合ったSNSを選定するには、各SNSの特徴や強みを理解することが大切です。

自社のマーケティングをどのプラットフォーム上で行うべきかお悩みの方は、是非以下の資料をご参考ください。

国内のSNS利用状況まとめとSNSキャンペーンの活用シーンと効果について

ECサイトでUGCマーケティングを実施しよう

ECサイトとUGCマーケティングは相性がよく、うまく活用すれば売上アップに大きく貢献できること間違いありません。とくにSNSキャンペーンと並行してUGCマーケティングを実施することで、より効率的にUGCを収集することができるでしょう。

なおUGCマーケティングに効果的なSNSキャンペーンについては、下記の資料をぜひチェックしてみてください。

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OWNLYでは、UGCマーケティングとSNSキャンペーンの両方をサポートしています。UGCの収集・掲載・利用許諾・分析はもちろん、UGC生成に役立つ施策も提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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