InstagramのUGC活用事例 Airbnbやスターバックスなど7選

InstagramのUGC活用事例

InstagramのUGC(ユーザーコンテンツ)は多くの場面において色々な方法でマーケティングに活用されています。
今回は、海外では既に盛んな取り組みである、UGCを自社のInstagramアカウントやWEBサイトでシェアして、ファンとのコミュニケーションに活かす事例を紹介していきます。

日本国内に比べ、英語圏の膨大な数の人々を相手にしている欧米のブランドは、たびたび先行して見本となる手法を示してくれます。かなり参考になる部分が多いので、是非チェックしてみましょう。

目次[非表示]

  1. 1.欧米ブランドのコミュニケーションの特徴
    1. 1.1.Airbnb
    2. 1.2.スターバックス
    3. 1.3.IKEA USA
    4. 1.4.west elm
    5. 1.5.Crocs
    6. 1.6.H&M
  2. 2.まとめ

欧米ブランドのコミュニケーションの特徴

以下に紹介していきますが、各事例に共通しており、注目したいポイントは以下の3点です。

  1. ユーザーに直接承諾を得ている
  2. ユーザー名を入れてシェア
  3. オープンな場で直接コミュニケーション

1と2は当然のように思いますが、3の「オープンな場でコミュニケーション」しているところは、国内の事例に比べ、欧米ブランドに特徴的な部分です。

DMなどのクローズな場でコミュニケーションを取るのと比較すると、オープンな場でコミュニケーションを取ると、ユーザーは公の場でブランドに賞賛されたと感じられます。そしてさらに、自身のコンテンツがブランドで取り上げられたことをシェアしやすくなる効果があります。

また、それを目にする他のユーザーにもブランドとの親近感が感じられたり、同様のコンテンツを持つユーザーを刺激することにもつながったりします。それでは実際の例を見ていきましょう。

Airbnb

@airbnb

AirbnbのInstagramの投稿は、ほぼ全てがUGCだと思われます。
取り上げられたユーザー投稿のコメント欄をご覧ください。ハッシュタグ「#AirbnbPhoto」を使って、ユーザーから許可を得ていることがわかります。

この承認ハッシュタグ「#AirbnbPhoto」を見てみると、当記事を書いている5月22日現在、6万5千を超える投稿が存在しますね。Airbnb自身の投稿数は1,200ほどですので、承諾のやり取りではないけど、このハッシュタグを付けて投稿しているというユーザーがたくさん出てきていることもわかります。

ちなみに、Airbnb自身は、自社アカウントの投稿のキャプションにはハッシュタグは何もつけていない場合も多いようです。自社の投稿に付けると、ハッシュタグ検索したときにUGCと重複して表示されることが出てくるので避けているのかもしれません。

また興味深いのは、投稿使用の承諾を得るコメントのやりとりの中で、「この投稿に写っているのはどの施設なのかURLを教えて欲しい」と呼びかけ、ユーザーがそれに応えてくれていることです。なぜこんなやり取りをしているかというと、プロフィールのリンク先にOlapicのTapshopが入っていて、そこで使われているんですね。

スターバックス

@starbucks

つづいてはスターバックスです。スターバックスは5分の1くらいがUGCでしょうか(ちゃんと数えたわけではなく、おおよその数字です)。
スターバックスのUGCは、コーヒーを持った手をかざしている写真が多いようですね。


ユーザー投稿のコメント欄を見ると、承認依頼のコメントで「DMを見てね」と書かれています。「DMを送るならコメントは不要では?」と思いますよね? 私たちは約1年以上ウォッチし続けていますが、ずっとこのやり方を続けているようです。コメントを活用したコミュニケーションを重視していることがわかります。

それと、このUGCを見て気づくのは、ハッシュタグ「#STARBUCKS」がないことです。「#icedcoconutmilkmochamacchiato」と、ずいぶん長いハッシュタグになっています。この長いハッシュタグを見ると、なんと3,389件(2017/5/10現在)。こんなに長いのに、付けている人が多いですね。

IKEA USA

@ikeausa

つづいてIKEA USA。こちらはUGCの割合は10分の1くらいのようです。

収集しているハッシュタグは、「#IKEA」,「#IKEAUSA」,「#MyIKEAUSA」などがありそうです。
コメント欄の承認ハッシュタグは「#hejIKEA」のようです。

IKEA USAのプロフィールからのリンク先にはLike2Buyが入っていますね。

最近、インテリアのUGCでは日本のRoomClipも人気ですが、インテリアもビジュアルで訴えるためInstagramと相性がいいですね。

つづいて、もう一つインテリア系を見てみましょう。

west elm

@westelm

west elmは、ニューヨーク・ブルックリン発のインテリアショップです。日本では知る人ぞ知るショップですが、実はアメリカを中心にカナダ、オーストラリア、イギリス、中東など多くの店舗を構えています。Instagramのフォロワーも130万人と、人気アカウントです。

プロフィール欄で指定ハッシュタグ「#mywestelm」を告知しています。
余談が続きますが、west elmもCuralateのLike2Buyを使っていますね。

Instagramアカウントでは素敵なインテリア写真がたくさんシェアされています。
承認ハッシュタグは「#sharemywestelm」のようですね。

west elmのWEBサイトを見ると、トップページに「SHARE YOUR STYLE WITH #MYWESTELM」が埋め込まれていて、そのリンク先には綺麗にカテゴリー分けされたUGCのギャラリーページがあります。そのギャラリーは一つ一つのインスタ投稿写真に商品がタグ付けされていて、west elmのライフスタイルの世界に引き込まれます。そして、ちゃんと商品詳細が見られるようになっており、購入もできるようになっています。

Crocs

@crocs

CrocsはたびたびInstagram上でフォトコンテストを行っていて、つい最近も、母の日のコンテストが行われていました。

WEBサイトのギャラリーはこんな感じです。昨年のハッシュタグは「#FindYourFun」でしたが、今年は 「#ComeAsYouAre」のようですね。こちらのUGCもショップタグ付きで便利です。

クロックスのUGCの取り組みも長く継続して行われています。承認ハッシュタグは「#crocsok」を使っています。

H&M

つづいては2,000万人以上のフォロワーを抱えるH&Mです。
#HM GALLERY」では、多くのUGCがシェアされています。やはり当然のようにショップタグ付きです。

さすがH&M。国際色豊かです。

承認ハッシュタグは「#YesHM」。
Instagramはコーディネートの宝庫ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「UGCを活用」というと、コンテンツを二次利用しているだけのように思われるかもしれませんが、ブランドとユーザーのコミュニケーションの場にもなっていることが分かります。今回ご紹介した事例では、「承認を取りに行く行為」自体をコミュニケーションととらえ、しかもインスタジェニックなターゲットにそのコミュニティが広がる様子を感じていただけたかと思います。

まだまだたくさんのUGC事例がありますので、今後もまた切り口を変えてご紹介していきたいと思います。

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