X(旧Twitter)のアンケート機能は、匿名で気軽に投票できることから、不特定多数のユーザーから多くの回答を得られるとして、多くの企業が活用しています。
デザイン案やネーミング案を「投票機能」で募ったり、X広告と合わせてプロモーションを行ったりと、さまざまなシーンで役立てられるでしょう。
当記事では、Xのアンケート機能を活用するメリット・デメリットや、アンケートツイートの作成方法、活用事例を紹介します。
アンケートを作るときのポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
X(旧Twitter)のアンケート機能とは

Twitterのアンケート機能とは、Twitter上でユーザーにアンケートを取ることができる機能です。
2~4つの選択肢をツイートに表示することで、アンケートを見たユーザーがワンタップで気軽に投票できます。
フォロワーに限らず誰でも投票でき、結果はパーセンテージですぐにチェックできるため、簡易的なアンケート収集に適しているといえるでしょう。
X(旧Twitter)のアンケート機能を活用するメリット3つ
企業がTwitterのアンケート機能には以下のようなメリットがあります。
- 商品やサービスの告知につながる
- マーケティングに役立つ
- 広告として配信できる
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ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
1. 商品やサービスの告知につながる
Twitterのアンケート機能を活用することで、自社商品やサービスを告知できます。
たとえば、アンケートに以下のような情報を入れると、不特定多数の人に商品やサービスの内容を見てもらえます。
- 新作商品のデザインはどれがいい?
- この中で使ってみたいサービスは?
- 自社商品・サービスでお気に入りのものは?
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このように、アンケートが自社商品やサービスを知るきっかけとなり、告知につなげられる点がメリットです。
さらに、アンケート結果をプッシュ通知できることで、アンケート収集・結果発表の2段階でユーザーにアピールすることもできます。
2. マーケティングに役立つ
Twitterのアンケート機能は、簡易的なマーケティングのリサーチとして活用できます。
サービスに求める条件や人気商品などを質問することで、商品開発や改善に役立つ意見を集められるでしょう。
匿名で気軽に投票できるため、より多くのユーザーの意見を集めてマーケティングに活かすことができます。
3. 広告として配信できる
Twitterのアンケートツイートは広告として活用することも可能です。
アンケートツイートは、通常のツイートに比べてユーザーの目に留まりやすく、参加型コンテンツとして高いエンゲージメントを獲得できる可能性があります。
広告ツイートであれば、ターゲット設定ができるため、特定のセグメントの回答を集めることができるでしょう。
Twitterのアンケート機能を活用するデメリット2つ
企業がTwitterのアンケート機能を活用する際には、いくつかデメリットもあります。
ここでは、それぞれのデメリットについて解説します。
1. 本格的なリサーチは難しい
従来のアンケートは、複数の質問によって構成され、具体的な情報を集めることで、マーケティングリサーチとして分析されるのが一般的です。
一方Twitterのアンケート機能は、非常にシンプルな機能であるため、本格的なマーケティングリサーチを行うのは難しいといえるでしょう。
Twitterのアンケート機能には「文字数制限」があります。
- ツイート内容は140文字以内
- 質問項目は25文字以内
- 質問項目は15文字以上で文字が切れる
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従来の長文で説明するアンケートには向いていないものの、簡単なアンケートとしては大きな効果が期待できるでしょう。
2. 対象者を絞れない
Twitterのアンケート機能では、不特定多数のユーザーに対して質問を投げかけるため、性別・年齢を絞り込むことができません。
たとえば、「30~40代の主婦」を対象としたい場合でも、性別や年齢層がまったく異なるユーザーが回答している可能性があるのです。
ツイートに対象ユーザーを絞るような文言を入れるのも手です。ただし、投票結果が100%正しいわけではありません。
Twitterアンケート機能で特定のセグメントの回答を得たい場合は、広告を併用することでターゲット層を絞ることができるでしょう。

X(旧Twitter)のアンケートツイートのやり方・作り方
ここからは、実際にアンケートツイートを作る方法を写真付きで解説します。
PCから作成する方法
通常のツイートを作成するのと同様に、「ツイートする」ボタンをクリックします。
左から3番目の「投票」アイコンをクリックします。

「質問」「回答」をそれぞれ入力して、回答期間を設定します。

ツイートボタンをクリックすると、アンケート付きツイートが投稿されます。
スマホから作成する方法
通常のツイート作成画面を開き、左から3番目の「投票」アイコンをタップします。
「質問」「回答」をそれぞれ入力して、回答期間を設定します。

ツイートボタンをタップすると、アンケート付きツイートが投稿されます。
X(旧Twitter)アンケート機能の活用シーン4つ
X(旧Twitter)のアンケート機能は、フォロワーとの接点を増やしながら、施策成果を高められる手軽な機能です。具体的な活用シーンは以下のとおりです。
- ユーザーとのコミュニケーションに活用する
- 顧客調査に活用する
- エンゲージメント数向上に活用する
- 資料DLやLPへのCTA設計に活用する
ここでは、企業がXのアンケート機能を活用できる代表的なシーンについて解説します。
ユーザーとのコミュニケーションに活用する
Xのアンケート機能は、企業とユーザーの双方向コミュニケーションを生み出す手段として活用できます。
一方的な情報発信になりがちな企業アカウントでも、選択肢を提示することで、ユーザーが気軽に参加できる場を作れます。リプライや引用投稿を促さなくても意思表示が完結するため、反応のハードルが低い点も特徴です。
日常的な質問や意見募集にアンケートを取り入れることで、ユーザーの声を可視化でき、会話のきっかけを作りやすくなります。
結果として、アカウントに対する親近感が高まり、企業の投稿を身近なものとして受け取ってもらいやすくなるでしょう。
顧客調査に活用する
Xのアンケート機能は、顧客の意見や傾向を把握する簡易的なリサーチ手段としても活用できます。
選択式で回答できるため、長文入力を求める調査と比べて参加率が高まりやすく、短期間で一定数の意見を集められます。
商品やサービスに関する好み、関心の有無、利用経験の有無など、初期段階の仮説検証に適しているでしょう。
得られた結果をもとに、施策の方向性を調整したり、次の企画に反映したりすることも可能です。精密な市場調査には向かないものの、ユーザーの声を素早く確認する手段として有効に機能します。
エンゲージメント数向上に活用する
Xのアンケート機能は、投稿への反応を増やし、エンゲージメント数を高める施策としても有効です。
アンケートはクリックのみで参加できるため、いいねやリポストよりも行動のハードルが低く、自然と反応を集めやすくなります。結果として、投稿に対する参加人数が増え、アクティブなアカウントである印象を与えられます。
また、アンケートへの投票は表示回数の増加にもつながりやすく、投稿の拡散力を高める効果が期待できます。
エンゲージメントを意識した運用において、アンケート機能は取り入れやすい施策のひとつです。
資料DLやLPにCTA設計に活用する
Xのアンケート機能は、資料ダウンロードやLPへの導線を自然に設計する手段としても活用できます。
いきなりリンクを提示するよりも、アンケートで関心や課題を確認したうえで次の行動を示すことで、ユーザーの納得感を高めやすくなります。
選択肢にユーザーの悩みや目的を反映させることで、自分ごととして捉えてもらいやすくなります。
例えば、「詳しく知りたい方はこちら」「該当する方に向けた資料を用意しています」といった流れを作ることで、押しつけがましさを抑えたCTA設計が可能です。
ユーザーの意思表示を起点に行動を促せるため、資料DLやLP遷移の質を高める施策として有効に機能します。
X(旧Twitter)でアンケートを作成するときのポイント
Twitterのアンケートは、以下をポイントに作成しましょう。
- 「結果を見たい」ボタンを作る
- トレンドを意識する
- 自社商品に関連した内容にする
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ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
「結果を見たい」ボタンを作る
選択肢の数に余裕があれば、「結果を見たいだけ」というボタンを設置しましょう。
Twitterのアンケートは、投票期間が終了するまでは、一度投票しなければ結果を確認することができません。
結果を見たいユーザーが適当な選択肢を回答した結果、回答結果の精度が低下してしまう可能性があります。
またアンケートは投票期間が終了すると参加者に通知が届くようになっており、多くの人が回答できるようにしておくことで、さらにアカウントに接触してもらえるようになるでしょう。
トレンドを意識する
Twitterは、あらゆる分野でトレンドが発生しやすいSNSです。
アンケート内容にトレンドを絡ませることで、より多くの人に参加してもらえるきっかけとなるでしょう。
トレンドに上がっているワードや、特定のイベントや期間に合わせてアンケートを作成しましょう。
自社商品に関連した内容にする
Twitterでアンケートを実施するときは、自社商品やサービスを想起させる質問を投げかけることもポイントです。
たとえば、アパレル業界であれば冬物のアウターについて、オフィス家具の業者であれば整理整頓など、自社商品の必要性を感じさせる内容にしましょう。
また自社のターゲット層やニーズに合わせた内容を検討することも重要です。
X(旧Twitter)のアンケート機能を活用した事例4選
ここからは、Twitterのアンケート機能を活用した企業の事例を紹介します。
自社で実施するアンケート内容に迷う方は、ぜひ参考にしてください。
ZOZOマリンスタジアム メインロゴ投票|前澤友作

「ZOZOマリンスタジアム」のロゴマークを、Twitterのアンケート機能で決定するというものです。
30,000票ものユーザーから票を集めて、ロゴマークが決定されました。
「大衆の意見を聞いて決めたい」という内容は、Twitterのアンケート機能が向いていると言えるでしょう。
ダウンジャケットに関するアンケート|LDK編集部

幅広いテーマを扱う女性向け雑誌LDKでは、アンケート機能を使って「ダウンジャケット」に関するアンケートを実施しました。
合計で5つの質問をツリーにてツイートし、約500~800票ほどの回答を得ています。
同アカウントでは、雑誌に掲載する記事のニーズを調査するために、Twitterでさまざまなアンケートを実施しています。
ビアードパパ25周年企画|シュークリーム復活ファン投票
シュークリーム専門店「ビアードパパ」は、25周年記念企画として、アンケート形式のファン参加型キャンペーン「シュークリーム復活ファン投票」を実施しました。
過去に販売された期間限定商品の中から社内で選定した8商品を対象に、「もう一度食べたいシュークリーム」をユーザー自身が選択・投票する仕組みです。

参照:ビアードパパ25周年企画第三弾「シュークリーム復活ファン投票」|OWNLY導入事例
投票結果によって復活商品が決定されるため、ユーザーの意思が商品企画に反映される点が特徴です。
、投票参加をXアカウントのフォローや投稿と連動させることで、情報拡散やUGC創出につなげています。
また、全員参加型のスピードくじを同時開催することで、投票行動への心理的ハードルを下げ、参加体験を強化しました。アンケートを起点に、商品理解とエンゲージメントを高めた好例といえるでしょう。
ラグナロクオンライン|拡張4次職実装記念!オススメ職業 押せ推せキャンペーン
ラグナロクオンラインは、新たに実装された拡張4次職の認知拡大を目的として、アンケート形式の参加型キャンペーン「オススメ職業 押せ推せキャンペーン」を実施しました。
ユーザーが複数の新職業の中から推したい職業を選択し、専用ボタンからXへ投稿することで投票が完了する仕組みです。

参照:【ラグナロクオンライン】拡張4次職実装記念!オススメ職業 押せ推せキャンペーン|OWNLY導入事例
本施策では、単純な投票にとどまらず、イラストやコスプレ、ぬいぐるみ画像を添えた投稿を促す設計とすることで、UGCの創出と情報拡散を両立しています。
また、特設ページには「今すぐ遊ぶ」「ログイン」などの導線を設置し、新規・既存ユーザーそれぞれに適した行動を促しています。
アンケートを起点に、認知拡大とエンゲージメント向上を実現した活用事例といえるでしょう。
X(旧Twitter)のアンケート(投票)機能でよくある質問
ここからは、X(旧Twitter)のアンケート機能でよくある質問を紹介します。
X(旧Twitter)のアンケートは誰が投票したかバレる?
X(旧Twitter)のアンケートは匿名なので、誰が投票したか回答者を把握することはできません。
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投票する際、他のアカウントには誰が投票したかわからないようになっています。投票の回答者だけでなく、投票をツイートした本人にも投票したアカウントやその利用者が投票した経緯はわかりません。
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(参考:「Twitter投票について」https://help.twitter.com/ja/using-twitter/twitter-polls)
把握できるのは、全体の投票数と各回答の割合のみとなっています。
X(旧Twitter)のアンケートに回答せず結果だけを見れる?
X(旧Twitter)のアンケートは、設定された期間が終了するまでは回答した人しかその時点での結果を見ることはできません。
期間が終了すると、誰でも結果が確認できるようになります。
そのため、「結果だけ見たい」という選択肢が設けられているケースもあり、回答しなくてもその選択肢をタップすることで結果を確認できます。
X(旧Twitter)のアンケートが表示されないときの対処法は?
X(旧Twitter)のアンケート機能は、「すべての投票結果が0%」「自分の投票結果しか表示されない」というバグが発生することがあります。
正しく表示されない場合は、以下の対処法を試してみましょう。
- ブラウザ版から確認する
- アプリをアップデートする
- Twitterを再インストールする
- アンケートを作成しなおす
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バグの原因はTwitter側の不具合である可能性が高いため、時間をおいて修正を待つことで対処できることもあるでしょう。
急ぎで解決したい場合は、Twitter公式のサポートチームに問い合わせください。
まとめ
Twitterのアンケート機能を上手く活用することで、ユーザーとのコミュニケーションを図りつつ、マーケティングに役立つ情報を集めることができます。
さらに、商品やサービスを告知する場にもなり、より多くのユーザーに知ってもらうことで、フォロワー増加や売上向上につなげられるでしょう。
広告を併用する場合でも、低予算から導入できるため、アンケート機能を利用したことがない方は、ぜひ一度チャレンジしてはいかがでしょうか。
