TikTokには、ユーザーに選択肢から投票してもらうアンケート機能があります。アンケート動画を投稿することで、ユーザーからのアクションやコミュニケーションにつながるのがメリットです。
「アンケートを取りたいけどやり方が分からない」「アンケートを活用するメリットはある?」と疑問に感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、アンケートのやり方やメリット、効果的なTikTokのマーケティング戦略などについて詳しく解説します。
以下の資料ではTikTokの特徴と強み、アカウント運用のコツ、マーケティングの効果を最大化する施策について解説しています。
TikTokの活用にお悩みをお持ちのSNS運用担当者様や広告代理店様は、ぜひ資料をダウンロードしてご参考ください。

TikTokのアンケートのやり方・作り方
はじめに、TikTokでアンケート動画を投稿する手順を解説します。
まず投稿したい動画をアップロードして、右側の編集タブから「ステッカー」を開きます。

1ページ目に「投票」というステッカーがあるので、タップして質問と選択肢を設定しましょう。
動画を編集して普段通りにアップロードすると、アンケート付きの動画が投稿されます。投票結果は、リアルタイムで確認することができます。
TikTokのアンケート・投票機能を活用するメリット
TikTokのアンケート機能を活用することで、ユーザーに対して手軽に質問やアンケートを取ることができます。
生年月日などの個人情報を入力する手間がないため、ユーザーにとっても手間がかかりません。
「結果を知りたいからアンケートに参加する」といったユーザーも一定数いるため、一度動画がバズると多くのユーザーからの回答を得られるでしょう。
ただし、正確な数値や有効な回答は得られにくいので、クイズや気軽なアンケートなどといったコミュニケーションに役立てるのがおすすめです。
TikTokでアンケート動画を投稿するときのポイント
TikTokでアンケート動画を投稿するときは、下記のポイントを心がけましょう。
- ユーザーが回答しやすい選択肢にする
- 炎上につながる不適切な言動は避ける
- ターゲットを意識して動画を投稿する
ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
ユーザーが回答しやすい選択肢にする
TikTokでアンケートを取るときは、ユーザーが回答しやすい選択肢にしましょう。
たとえば、どちらの選択肢にも当てはまらないような質問をすると、回答が偏ったりアンケートに回答してもらいにくくなったりします。
TikTokははじめの数秒ですぐにスワイプされてしまうことも多いので、ユーザーが気軽に回答したくなるような選択肢を作ると良いでしょう。
炎上につながる不適切な言動は避ける
アンケートに限らず、TikTokでは炎上につながるような不適切な言動は避けましょう。
TikTokはコメント欄でユーザーの賛否が分かれやすく、一度炎上するとなかなか火種が消えないこともあります。炎上するとアカウントだけでなく、企業全体の印象が悪くなる可能性があるので注意が必要です。
本格的にTikTok運用を検討している場合は、コミュニティガイドラインをチェックしておきましょう。
ターゲットを意識して動画を投稿する
TikTokをはじめ、SNSマーケティングではターゲットを意識して運用することが重要です。
TikTokは10代~20代のユーザーが多く、若者に刺さりやすい動画を投稿するとバズりやすい傾向にあります。
近年は30代以降のユーザーも増加しているので、自社商品やサービスとの相性も加味しつつ、適切なターゲットを選定して運用しましょう。
ターゲットに合わせて、どんなアンケートや投票コンテンツを作成するか検討することが大切です。
TikTokのアンケート機能はマーケティング戦略に有効
TikTokは匿名性が高く、精度の高いアンケートとして活用することは難しいため、マーケティングでは役に立たないとお考えの方もいるのではないでしょうか。
しかし、アンケート機能はユーザーと交流を図るコミュニケーション手段のひとつとして活用できるのが魅力です。TikTok運用において、ユーザーとのコミュニケーションは非常に重要です。
たとえば、コメント欄でアンケートに回答した理由のコメントを促したり、回答に対してリアクションをしたりと、ユーザーとの交流のきっかけになります。
単にアンケートを実施してみるのではなく、ユーザーからの反応やその後の対応まで想定しつつ、どんなアンケートを実施するか検討しましょう。

TikTokマーケティングに力を入れるべき理由
TikTokは10代~20代を中心に人気が広がったSNSです。しかし現在は30代以降のユーザーも大幅に増加しており、国内での利用者数は950万人にも上ります。
これまでは若者向けコンテンツがバズりやすい傾向にありましたが、近年は急速に人気が拡大していることから、今後は幅広い世代に広がることが予想されるでしょう。
短尺コンテンツのため気軽に動画を視聴してもらいやすく、フォロワー以外の多くのユーザーに動画を届けやすいのも大きなメリットです。
現在いくつかの企業がTikTokに参入し始めているものの、まだまだ数は多くないため競合が少なく、参入障壁が低いタイミングとも言えます。
TikTokのアンケート以外で効果的なマーケティング戦略
アンケートはTikTokユーザーとのコミュニケーションに有効ですが、その他にも効果的なマーケティング施策はいくつかあります。
- トレンドを活用して公式アカウントを運用する
- インフルエンサーを起用してPR動画を投稿してもらう
- TikTok広告を配信して認知や購買促進を行う
- TikTokキャンペーンを実施して認知を広げる
ここからは、TikTokで効果的なマーケティング戦略を紹介します。
トレンドを活用して公式アカウントを運用する
TikTokアカウントを運用するときは、トレンドをいち早く取り入れることが大切です。
トレンドに沿ったテーマや楽曲を使用して動画を投稿することで、ユーザーの興味関心を惹くことができます。
TikTokの流行は移り変わりが非常に激しく、流行った動画を真似してさらに動画が投稿され、あっという間にトレンドが変化していくのが特徴です。
上手くトレンドを取り入れつつ、リアルタイムでどんな動画が流行っているかを普段からチェックしておきましょう。
インフルエンサーを起用してPR動画を投稿してもらう
SNS上で影響力のあるインフルエンサーを起用して、商品やサービスを宣伝してもらうインフルエンサーマーケティングも有効です。
TikTok上で知名度が高いユーザーは「TikToker」と呼ばれ、トップクラスのTikTokerは数百万〜数千万人のフォロワーを抱えています。
ただしフォロワー数が多いインフルエンサーを起用すればよいわけではありません。自社と親和性の高さや、インフルエンサーが抱えるフォロワーの質を見極める必要があります。
TikTok広告を配信して認知や購買促進を行う
TikTokにはアプリ上で広告を配信できる「TikTok広告」というものがあります。
TikTok広告は、通常の投稿と同様に「おすすめ」のタイムラインに表示されるため、投稿が馴染みやすく、違和感なく広告を届けられるのがメリットです。
そのため、ユーザーの目を惹く広告動画を配信することで、多くのユーザーに見てもらえる可能性が高まります。
他にも1日1社限定でアプリを開いたときに表示される「起動広告」や、独自のハッシュタグ設定による「ユーザー参加型広告」などもあります。
TikTokキャンペーンを実施して認知を広げる
TikTok上でキャンペーンを実施する方法も、効果的なマーケティング戦略のひとつです。
TIkTokで独自のハッシュタグ付き動画を投稿することでキャンペーンに参加できるというもの。ユーザーによる動画投稿を促すことで、商品やサービスの認知拡大や理解度向上につながります。
また、ユーザーの「TikTokでバズりたい」「有名になりたい」という心理を刺激することで、質の高いコンテンツ(UGC)を生み出すきっかけにもなるでしょう。
TikTokでキャンペーンを実施したい方は、ぜひOWNLYまでご相談ください。

TikTokのアンケートでよくある質問
ここからは、TikTokのアンケートでよくある質問に回答します。
TikTokのアンケートに回答するとバレる?
A. 動画投稿者には、結果と名前が表示されます。
アンケート動画を投稿したユーザーは、アンケートに投票したユーザーを確認することができます。名前も見えるので、誰がどちらに投票したかは投稿者に分かってしまいます。
もしバレたくない場合は、アンケートに回答しない、あるいは別のアカウントから回答することをおすすめします。
TikTokのアンケート回答を間違えた!取り消しできる?
A. アンケートの取り消し方法は今のところありません。
TikTokでアンケートの回答を間違えたときの取り消し方法は、現段階ではないようです。
TikTokの機能は日々新しくなっているので、今後取り消し機能が追加されるかもしれません。
TikTokのアンケート・投票機能まとめ
アンケート機能は、ユーザーとのコミュニケーションとして役立てられるため、マーケティング戦略の一つとして上手に取り入れるのがおすすめです。
他にも、TikTok広告やインフルエンサー施策、TikTokキャンペーンなどさまざまな施策を行いながら、TikTok運用を成功させましょう。
これからTikTokマーケティングに注力したい方や、今後本格的にTikTokを運用していきたいと考えている方は、下記の資料をぜひご覧ください。
