SNSでの発信は続けているものの、売上につなげる仕組みをどう作ればよいのか迷う場面は少なくありません。実際に「運用を任されたばかりで、何から着手すべきか分からない」といった声も多く寄せられます。
そこで今回は、ソーシャルコマースの基礎と始め方、成功のポイントを、戦略設計の観点から徹底的に解説します。
本記事は、戦略ガイドとして基礎の理解から始め方の手順、成功事例までを体系的に整理したもので、BtoCやBtoB企業のマーケティング担当や販促担当が、ソーシャルコマースの全体像と実践の第一歩をつかめる内容になっています。
読み終えるころには、種類やSNSの選び方、購入導線の設計、成果を出すコツまでが明確になり、自社に合った進め方が見えてくるはずです。ぜひ参考にしてください。
【著者プロフィール】
Smart Share Lab 編集部|SNSマーケティングプラットフォームOWNLY運営。国内で通算940ブランド以上に利用され、累計3万件を超えるキャンペーン運用と3,800万件以上のUGC収集を支援してきた実績をもとに、SNSマーケティングとソーシャルコマースの実務知見を発信しています。現場の運用データと最新の施策トレンドを踏まえ、成果につながる情報だけを厳選してお届けします。
ソーシャルコマースとは|ECとの違いと注目される背景
このセクションでは、ソーシャルコマースの基本的な意味と、従来型ECとの違いを整理します。あわせて市場が拡大している背景を確認し、以降の種類や始め方を理解するための土台をつくります。
ソーシャルコマースの意味と仕組み
そもそもソーシャルコマースとは何を指すのか、迷う場面があります。ソーシャルコマースとは、SNSとEC(電子商取引)を組み合わせ、SNS上での商品紹介から購入までをつなぐ販売の仕組みのことです。SNS上で購入まで完結させる形式と、数タップで公式ECや外部モールへ誘導する形式の両方を含みます。
たとえばInstagramの投稿に付いた商品タグをタップして商品詳細へ進んだり、TikTokのライブ配信を見ながらそのまま購入したりする流れが該当します。従来のように認知はSNS、購入はECサイトと分断するのではなく、SNSそのものを販売チャネルとして捉える点が特徴です。まずは自社の商品がSNS上のどの接点で見つけられるのかを書き出すところから始めると、設計の輪郭が見えてきます。
従来型ECとの違い
ソーシャルコマースと従来型ECは何が違うのか、疑問に感じる担当者もいます。両者の最大の違いは、購入のきっかけが検索によるものか、発見によるものかという点にあります。検索して目的の商品を探す従来型ECに対し、ソーシャルコマースはコンテンツを見ているうちに欲しくなる流れを生み出します。
たとえば従来型ECでは、検索エンジンから商品ページへ遷移して購入に至ります。一方ソーシャルコマースでは、フィードやリール、ライブ配信で商品に出会い、そのまま購入へ進みます。以下は、両者の違いを整理した比較表です。
| 比較項目 |
従来型EC |
ソーシャルコマース |
| 主な接点 |
検索エンジン・比較サイト |
SNSのフィード・リール・ライブ |
| 購入のきっかけ |
検索による指名買い |
発見による衝動的な購入 |
| 購入導線 |
外部ECサイトへ遷移して購入 |
SNS内で完結、または数タップでEC誘導 |
| 主なコンテンツ |
商品説明・レビュー |
動画・ライブ接客・UGC |
| 推奨の仕組み |
検索意図・広告ターゲティング |
レコメンドアルゴリズムによる偶然の出会い |
自社の商品が指名買いされやすいのか、発見によって衝動的に買われやすいのかを見極めることが、活用の第一歩になります。
ソーシャルコマースが注目される背景
なぜ近年これほどソーシャルコマースが注目されるのか、背景が気になるところです。理由の中心には、生活者の情報収集がSNSへ移行したことがあります。日常的にSNSを見る流れのなかで商品に出会い、そのまま購入する行動が起きやすくなりました。
具体的には、国内のSNS利用者は約8,400万人と推計され、商品を認知するきっかけとしてSNSが上位を占めるという調査もあります。さらに2025年6月には、動画から直接購入できるTikTok Shopが日本で提供を開始し、企業が取り組むハードルが一気に下がりました。この流れを踏まえ、自社の販売チャネルにSNSを組み込む発想が、これからの成長に欠かせなくなっています。
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ソーシャルコマースの主な種類と特徴
このセクションでは、ソーシャルコマースの代表的な種類を整理します。それぞれの特徴と向いている商材を押さえることで、自社に合った形式を選べるようになります。
SNS・ソーシャルメディア型
どの形式から検討すればよいのか、種類の多さに迷います。最も基本となるのがSNS・ソーシャルメディア型で、企業がSNS上にショップ機能を設け、商品を直接販売したり自社ECへ誘導したりする形式のことです。導入のハードルが比較的低く、多くの企業が最初に取り組みます。
たとえばInstagramの商品タグやショップ機能、TikTok Shopの商品ショーケースがこれにあたります。フィードやリールといった日々の投稿を、そのまま販売の接点に変えられる点が強みです。まずは既存のSNSアカウントに商品タグを設定するところから始めると、無理なく着手できます。
ライブコマース型
配信で商品をどう売るのか、イメージがわかない場面があります。ライブコマース型とは、SNSのライブ配信機能を使い、視聴者とやり取りしながら商品を販売する形式のことです。実演や質疑をリアルタイムで行えるため、購入の後押しに強みを発揮します。
たとえばInstagramやTikTokのライブ配信で、商品の使い方を見せながら質問に答え、その画面から購入へ誘導します。テキストや静止画では伝わりにくいサイズ感や質感を、動きのなかで伝えられます。最初は短時間の配信で運用に慣れ、反応を見ながら頻度を増やしていく進め方が現実的です。
CtoC型と共同購入型
企業向けだけが対象なのか、範囲が気になるところです。ソーシャルコマースには、消費者同士が取引するCtoC型や、複数人で購入すると割引になる共同購入型もあります。CtoC型とは、プラットフォーム上で個人が個人に販売する形式のことで、フリマアプリが代表例です。
たとえば共同購入型では、一定人数が集まると価格が下がる仕組みで拡散を促します。自社の商材が個人間取引や共同購入と相性がよいかを見極めると、選択肢が広がります。以下は、主な種類の特徴を整理した比較表です。
| 種類 |
特徴 |
向いている商材 |
| SNS・ソーシャルメディア型 |
投稿やショップ機能から直接販売・EC誘導 |
アパレル・コスメ・雑貨全般 |
| ライブコマース型 |
配信で実演しながらリアルタイム販売 |
家電・美容・食品など実演が効く商材 |
| CtoC型 |
消費者同士がプラットフォーム上で取引 |
中古品・ハンドメイド |
| 共同購入型 |
複数人での購入で割引、拡散を促す |
日用品・食品などまとめ買い商材 |
ソーシャルコマースのメリットと注意点
このセクションでは、ソーシャルコマースを導入する企業側とユーザー側のメリットに加え、見落としがちな注意点を解説します。効果と留意点の両面を理解することで、失敗を避けた運用ができます。
企業側のメリット
導入する意義をどう説明すればよいのか、社内で問われる場面があります。企業側の最大のメリットは、購入までの道のりを短くしやすいことです。一般的にECではカート放棄率が約70%に達するとされますが、SNS内で決済まで進められれば離脱の要因を減らせます。カート放棄率とは、商品をカートに入れたまま購入に至らない割合のことです。
たとえば発見の起点が検索だけでなくコンテンツ視聴に広がることで、これまで届かなかった層にも自然にリーチできます。知った人を買った人に転換しやすい導線を作れる点が、大きな利点です。まずは離脱が多い段階を特定し、その手前をSNS内で完結できないか検討することをおすすめします。
ユーザー側のメリット
利用者にとっての価値も押さえておきたいところです。ユーザー側のメリットは、見つけた商品をその場で買える途切れない体験にあります。発見から詳細確認、決済までが同じ場所でつながるため、ページ移動の手間がありません。
たとえばライブ配信を見ながら疑問を解消し、そのまま購入まで進められます。第三者の使用感を見てから買えるため、失敗のリスクを感じにくくなる点も魅力です。ユーザーが快適に購入できる体験を整えることが、結果として企業の成果につながります。
見落としがちな注意点
導入前に知っておくべき落とし穴もあります。ソーシャルコマースでは、法令やガイドラインの順守が欠かせません。特にUGCやインフルエンサーを活用する際は、表示に関するルールへの配慮が求められます。
景品表示法とは、商品の品質や価格について消費者に誤解を与える不当な表示を規制する法律のことです。あわせて、2023年10月から広告であることを隠す表示を禁じるステマ規制が景品表示法のもとで運用されています。ステマ規制とは、広告であるにもかかわらずその事実を隠す行為を規制する仕組みのことです。第三者の投稿を活用する際は、使用許諾を得たうえで、広告表記を適切に行うことが重要です。使用許諾とは、投稿を二次利用する際に投稿者から得る利用の同意のことです。以下は、運用前に確認したい注意点のチェックリストです。
- 広告表記:タイアップ投稿には広告であることを明示する
- 使用許諾:UGCの二次利用は投稿者の同意を得る
- 景品表示法:価格や効果の表示に誇大な表現を使わない
- 個人情報:応募や購入で得た情報を適切に管理する
主要SNS別の活用方法と選び方
このセクションでは、主要なSNSごとのソーシャルコマース機能と活用法を整理します。それぞれの特徴を比較することで、自社商品に合ったSNSを選べるようになります。
Instagramの活用方法
ビジュアル重視の商材をどう売るか、悩む場面があります。Instagramは、世界観や質感で魅力が伝わる商材と相性がよいSNSです。フィードやリール、ストーリーズの商品タグから商品詳細へ誘導する導線が基本になります。
たとえばアパレルやコスメ、インテリアでは、着こなしや使用シーンを投稿で見せ、タグから自社ECの購入ページへつなぎます。なお2025年9月以降、Instagramの決済は外部サイトへ移行したため、商品タグで関心を高めつつ自社ECで購入を完了させる設計が基本線です。ビジュアルで惹きつけ、スムーズに自社ECへ渡す流れを整えることが成果につながります。
TikTok(TikTok Shop)の活用方法
短尺動画をどう販売につなげるか、判断に迷います。TikTokは、使い方や効果を見せる実演型の商材と相性がよいSNSです。2025年6月に日本で提供が始まったTikTok Shopでは、動画やライブに表示された商品をアプリ内で購入できます。
たとえばキッチン家電や美容家電、生活雑貨では、ショート動画で実演し、視聴の流れのまま購入まで短距離でつなげられます。クリエイターが紹介し売れた分だけ成果報酬を支払うアフィリエイト機能を使えば、UGCを販売促進に活かせます。まずは高頻度の動画投稿とライブを組み合わせ、アルゴリズムに乗せる運用を意識することが効果的です。
LINE・X・YouTubeの活用方法
その他のSNSはどう使い分けるのか、全体像が気になります。LINEは既存顧客との関係構築に、XやYouTubeは送客や商品訴求に強みがあります。それぞれの役割を理解して組み合わせることが大切です。
たとえばLINEでは、公式アカウントからクーポンや新商品情報を配信し、リピート購入を促します。XやYouTubeでは、商品カードやショッピング機能を送客導線として活用します。以下は、主要SNSの特徴を整理した比較表です。
| SNS |
主な購入導線 |
向いている活用 |
| Instagram |
商品タグから自社ECへ誘導 |
ビジュアル訴求・ブランディング |
| TikTok |
アプリ内で購入完結(TikTok Shop) |
実演・ライブでの衝動購入 |
| LINE |
公式アカウントから配信・クーポン |
既存顧客のリピート促進 |
| X |
商品カードで外部ECへ送客 |
話題化・新商品の拡散 |
| YouTube |
ショッピング機能で購入先へ案内 |
動画レビュー・比較検討 |
自社商品の訴求軸と、狙う顧客が使うSNSを重ね合わせて選ぶことが、無駄のない運用の鍵になります。
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ソーシャルコマースの始め方5ステップ
このセクションでは、ソーシャルコマースの立ち上げを5つのステップに分解して解説します。順にたどることで、運用を任された担当者でも迷わず着手できます。
ステップ1:目的とKPIを設定する
何から手をつければよいのか、最初のつまずきになりがちです。最初に行うべきは、目的とKPIの設定です。KPIとは、目標達成度を測るための中間指標のことです。売上なのか、新規顧客の獲得なのか、目的を1つに絞ることで施策の方向性が定まります。
たとえば「月間のSNS経由売上100万円」「新規購入者数200人」のように数値で置くと、成果の判断がしやすくなります。目的が曖昧なまま投稿を始めると、改善の基準が持てません。最初に到達したい状態を具体的な数値で描くことを推奨します。
ステップ2:自社商品に合うSNSを選ぶ
どのSNSを選べばよいか、判断に迷います。ステップ1で定めた目的と、自社商品の訴求軸をもとにSNSを選びます。世界観で魅せる商材か、使い方を実演する商材かで最適なSNSは変わります。
たとえばビジュアルで惹きつけたいならInstagram、実演で衝動購入を狙うならTikTokが向いています。すべてのSNSに一度に手を広げず、主戦場を1つに絞ることが成果への近道です。自社の顧客が最も多く使うSNSから着手すると、効率よく成果を積み上げられます。
ステップ3:購入導線を設計する
投稿から購入へどうつなげるか、設計に悩みます。発見から購入までの距離を短くすることが、ソーシャルコマースの肝心な部分です。商品タグやショップ機能、ライブ配信を組み合わせ、迷わせない導線を作ります。
たとえば投稿に商品タグを付け、プロフィールにショップ機能を設置し、ライブで紹介した商品をすぐ購入できるようにします。導線が途切れると、その手前で離脱が起きます。ユーザーが商品に興味を持った瞬間から、最短で購入へ進める流れを整えることが重要です。
ステップ4:売れるコンテンツを設計する
投稿しても反応が薄いという悩みがあります。販促力のあるコンテンツには、UGCやインフルエンサーの活用が有効です。UGCとは、ユーザー自身が作成した投稿や口コミなどのコンテンツのことです。第三者のリアルな使用感は、宣伝らしさを和らげ検討を後押しします。
たとえば購入者の使用投稿を自社ECに再掲したり、インフルエンサーに実演してもらったりすると、説得力が高まります。インフルエンサーとは、SNS上で特定分野に影響力を持つ発信者のことです。誰に語ってもらうかを設計するほど、同じ商品でも伝わり方が変わります。集めた投稿を導線に組み込み、興味が高まった瞬間を購入へ変えることを心がけます。
ステップ5:効果測定と改善を繰り返す
成果の良し悪しをどう判断するか、迷う場面があります。設定したKPIをもとに、施策の効果を測定し改善を重ねます。エンゲージメント率とは、投稿に対する反応の割合を示す指標のことです。表示回数やクリック、購入数といった数値を追い、どこに課題があるかを見極めます。
たとえば表示は多いのに購入が少ない場合は、導線やコンテンツに改善の余地があります。小さく検証しては改善するサイクルを回すことで、運用の型が固まります。以下は、始め方5ステップの要点をまとめたチェックリストです。
- 目的とKPI:達成したい状態を数値で定める
- SNS選定:商品の訴求軸に合うSNSを1つに絞る
- 導線設計:発見から購入までを最短でつなぐ
- コンテンツ設計:UGC・インフルエンサーで説得力を高める
- 効果測定:数値を追い、検証と改善を繰り返す
ソーシャルコマースの成功事例と成果を出すコツ
このセクションでは、国内企業の成功事例を紹介し、そこから導ける成果を出すコツを整理します。実例を通じて、自社に応用できる勝ちパターンをつかめます。
TikTok Shopでの成功事例
動画からの販売がどれほど伸びるのか、実感がわかない場面があります。TikTok Shopでは、高頻度の動画とライブ配信を組み合わせて成果を上げた事例があります。実店舗を持つ企業が、アプリ内決済の即時性を活かして初速の売上を伸ばしました。
たとえば靴の専門店では、代表自らが発信者となり、商品紹介や工場の裏側、UGCを組み合わせた動画で関心を高めました。低い広告費に抑えながら、ショップ開設から約2か月半で累計売上1,860万円を記録しています。実店舗の信頼とデジタルの即時性をつなぐ運用が、成果を後押しした点が参考になります。
Instagram・LINEでの成功事例
自社に近い業種の事例を知りたいところです。Instagramでは商品タグとライブ配信の連動が、LINEでは既存顧客への継続的な配信が成果を生んでいます。それぞれのSNSの強みを活かした運用が共通点です。
たとえばインテリア通販では、投稿に商品タグを徹底し、定期ライブでサイズ感の質問に答えつつ、UGCを自社ECに再掲して検討材料を補強しました。宅配寿司チェーンでは、LINEを活用した顧客体験の向上により、LINE経由の売上を前年比160%まで伸ばした例があります。自社の顧客との接点が強いSNSを軸に据えることが、成果につながります。
成果を出すための共通のコツ
事例に共通する要素は何か、気になるところです。成功事例に共通するのは、発見の文脈のまま買える導線と、第三者の納得感を組み合わせている点です。この2つを押さえることで、成果が安定します。
たとえば主戦場となるSNSを1つに絞り、商品タグやライブで購入までの距離を縮め、UGCやインフルエンサーで信頼を補強します。あれもこれもと広げるのではなく、勝ちパターンを1つ作り込むことが再現性につながります。小さく検証して改善するサイクルを回しながら、自社の型を固めていくことをおすすめします。
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ソーシャルコマースに関するよくある質問
このセクションでは、ソーシャルコマースに取り組む担当者から多く寄せられる質問に回答します。実務で迷いやすい論点を、簡潔に整理しました。
ソーシャルコマースは何から始めればよいですか
最初に取り組むべきは、目的とKPIの設定です。売上か新規顧客獲得か目的を1つに絞り、自社商品の訴求軸に合うSNSを選んでから導線を設計することで、成果につながりやすくなります。主戦場を1つに絞って小さく始めることをおすすめします。
費用はどのくらいかかりますか
SNSのアカウント作成は無料のため、低コストで着手できます。商品タグやショップ機能の設定も無料で始められ、必要に応じて広告やインフルエンサー施策に投資を広げていく進め方が現実的です。まずは手元のリソースで始め、成果を見ながら投資を判断します。
BtoB企業でも活用できますか
活用できます。BtoBでは即時の購入よりも、SNSで専門的な情報を発信して信頼を積み上げ、問い合わせや資料請求につなげる使い方が有効です。担当者個人がSNSで情報を集める機会が増えており、認知と関係構築の接点として機能します。
ステマ規制にはどう対応すればよいですか
インフルエンサーやUGCを活用する際は、広告であることを明示することが必須です。2023年10月から運用されるステマ規制のもと、広告であるにもかかわらずその事実を隠す表示は禁じられています。タイアップ投稿には広告表記を入れ、UGCの二次利用では使用許諾を得ることが重要です。
成果が出るまでどのくらいかかりますか
商材やSNSによって差はありますが、運用の型が固まるまでには数か月を要することが一般的です。表示回数やエンゲージメント率などの中間指標は比較的早く表れます。小さく検証しては改善するサイクルを回しながら、中長期で取り組む姿勢が求められます。
ソーシャルコマースを成功に導くなら「OWNLY」
このセクションでは、これまで解説した戦略と施策を実行に移すうえで役立つツールとして、SNSキャンペーン・UGCマーケティングツール「OWNLY」を紹介します。SNSでの発見から購入までの導線づくりに伴う課題を、どう解決できるかという観点で整理します。
豊富なキャンペーン手法で発見の接点を増やす
商品に出会ってもらう接点をどう増やすか、課題になります。OWNLYは、インスタントウィンやレシート投稿、フォロー&リポスト、クイズなど15種類以上のSNSキャンペーンを提供しています。インスタントウィンとは、応募したその場で当落が分かる仕組みのことです。目的に応じて手法を選べるため、認知拡大から購入のきっかけづくりまで幅広く対応できます。定額かつ回数無制限で実施できる点も、継続的な運用を支えます。
応募導線を作りやすく購入前の接点を設計する
参加は集まっても、購入や顧客情報につながらない悩みがあります。OWNLYは、応募フォームや参加導線を柔軟に設計でき、キャンペーン参加から購入や会員登録への流れを組み立てられます。発見の熱量を逃さず次の行動へつなぐ導線づくりを後押しします。
UGC収集・活用をワンストップで実現する
第三者の声を集めても、管理と活用に手間がかかる課題があります。OWNLYは、UGCの収集から使用許諾の取得、活用までを1つのツールで完結できます。累計3,800万件以上のUGC収集を支えてきた実績があり、集めた投稿を商品ページやライブでの信頼の裏づけとして活用できます。
複数SNSを横断して展開できる
SNSごとに運用が分断され、手間が増える課題があります。OWNLYは、X(旧Twitter)やInstagram、LINE、TikTokなど複数のSNSを横断してキャンペーンを展開できます。商品の訴求軸に合わせてSNSを組み合わせられるため、発見の接点を効率的に広げられます。
事務局代行・効果測定まで伴走する
運用リソースが足りず、施策を回しきれない課題があります。OWNLYは、企画から実行、事務局代行、効果測定までを一貫して支援します。Pマークを取得済みで、個人情報を扱うキャンペーンも安心して任せられます。通算940ブランド以上、累計3万件を超えるキャンペーン運用の実績が、成果につながる運用を支えます。
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まとめ
本記事では、ソーシャルコマースの基礎から始め方、成功事例までを解説しました。まずはSNSとECを組み合わせた仕組みと、発見によって購入が生まれる従来型ECとの違いを押さえます。そのうえでSNS・ライブコマース・CtoC・共同購入といった種類を理解し、自社商品に合う形式を選ぶことが出発点になります。
始め方は、目的とKPIの設定、自社に合うSNSの選定、購入導線の設計、UGCやインフルエンサーを活かしたコンテンツ設計、効果測定と改善という5つのステップで進めます。成功事例に共通するのは、発見の文脈のまま買える導線と、第三者の納得感を組み合わせている点です。主戦場を1つに絞り、小さく検証しては改善するサイクルが、成果を安定させます。
全体像が見えたら、次は実行のフェーズです。自社の課題に合わせて施策を具体化するために、まずは資料で理解を深めるか、ツールのデモで施策を体験してみることをおすすめします。
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