全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーンは、普段はなかなか商品を試すことのできない消費者に対して、商品を手に取ってもらうきっかけとなります。
「無料サンプルのプレゼントキャンペーンの事例を知りたい」「全員に当たるプレゼントキャンペーンのメリットは?」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーンの事例やメリット、実施のポイント、相性の良いSNSについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
無料サンプルのプレゼントキャンペーン事例5選【全員に当たる】
まずは、全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーン事例を紹介します。
1. イカリ消毒株式会社
イカリ消毒株式会社が運営する公式Twitterアカウントでは、アンケートに回答するとプレゼントがもらえるキャンペーンを実施しました。
回答者全員にもれなく同社商品のサンプルをプレゼントするというもので、抽選で同社商品が当たるWチャンスも用意されました。
TwitterとInstagramをフォローすると当選確率がアップするという条件もあり、各SNSのフォロワー増加が見込めます。
拡散性が強いTwitter上でキャンペーンの告知を行うことで、キャンペーンの認知拡大につながっています。
2. ブレスラボ
第一三共ヘルスケア株式会社が販売するブレスラボの公式Twitterアカウントでは、フォロー&RTで応募者全員がもらえるプレゼントキャンペーンを実施しました。
キャンペーンは1ヶ月にわたって実施されており、応募者全員にブレスラボのサンプルセットが当たるという内容です。
全員に当たるサンプルのプレゼントキャンペーンを実施することで、商品の認知拡大やトライアル促進につながるというメリットがあります。
また、ハッシュタグをつけて感想をツイートすると、抽選で50名にJCBプレモカードが当たるWチャンスも用意されており、良質なUGC創出にもつながっています。
3. アットコスメ

引用:<1/1(月)~1/9(火) ニューイヤーセール開催!>10%ポイントバックやコスメガチャなど盛りだくさん★
アットコスメ東京では、9日間限定のニューイヤーセールイベントの一部として、10人に1人現品が当たる「コスメガチャ」を実施しました。
500円以上お買い物するとコスメガチャに参加でき、もれなく参加者全員にコスメサンプルセットがプレゼントされるという内容です。
参加条件は500円以上買い物すること、外れても全員にサンプルセットが当たることから、ユーザーの参加ハードルを下げている魅力的なイベントとなっています。
4. カバーマーク

カバーマークでは、カバーマークのスキンケア製品「ジェリーファンデーション」のサンプル約3日分がプレゼントされるキャンペーンを実施しました。
カバーマークのLINEを友だち追加の上、カバーマーク店頭で提示すると無料サンプルがもらえるという内容です。
LINE友だち追加を条件とした無料サンプルプレゼントキャンペーンによって、顧客の育成や来店促進、トライアル促進につながっています。
5. ゲラン
香水・化粧品メーカーのゲラン公式Twitterアカウントでは、香水の無料サンプルがもらえるプレゼントキャンペーンを実施しました。
百貨店などのコスメカウンターで無料クーポンを提示すると、アクア アレゴリア フォルテの無料サンプルが提供されます。
直接店頭でクーポンを表示してもらうため、来店促進やトライアル促進につながります。
無料サンプルのプレゼントキャンペーンのメリット
全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーンを実施するメリットは、以下が挙げられます。
- トライアル促進ができる
- 商品やサービスの認知拡大につながる
- ユーザーの本音を集められる
- UGCとして活用できる
- コストを抑えられる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
トライアル促進ができる
無料サンプルのプレゼントキャンペーンを行うことで、トライアル促進につながるというメリットがあります。
応募者全員に無料で提供することで、幅広い顧客層に自社商品・サービスのサンプルや試供品を試してもらうことができます。
とくに、化粧品やスキンケアなどの自分に合うかどうか判断が難しい商品は、直接手に取って購入してもらうまでのハードルがあります。
サンプルを配布することによって、気軽に自社商品を試してもらえるため、結果的に購入の後押しにつながるでしょう。
商品やサービスの認知拡大につながる
無料サンプルのプレゼントキャンペーンを実施することで、商品の認知拡大につながる点もメリットです。
SNSを活用してキャンペーンの存在を周知したり、リポストなどの拡散をしてもらうことで、商品を拡散してもらうことが可能です。
Wチャンスとしてフォロー&RTキャンペーンやハッシュタグキャンペーンなどを組み合わせれば、高い拡散効果が見込めるでしょう。
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ユーザーの本音を集められる
サンプルや試供品のプレゼントキャンペーンは、サンプリングとしてユーザーの口コミを集められる貴重な機会となります。
SNS投稿を条件として新商品のサンプルをプレゼントすれば、ユーザーのリアルな声を収集することができるでしょう。
ユーザーの口コミや評判を集めることで、今後の商品開発やマーケティング施策の改善に活かすことができます。
UGCとして活用できる
サンプルや試供品をプレゼントすることで、SNS上で良い口コミ(UGC)が発生しやすくなります。
UGCを収集して商品のプロモーションに活用したり、引用リポストなどでさらに拡散したりすれば、売上促進や認知拡大などの効果が見込めるでしょう。
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コストを抑えられる
無料サンプルのプレゼントキャンペーンは、現物のプレゼントに比べてプレゼントにかかるコストを抑えられるというメリットもあります。
現物を100個プレゼントする場合と、試供品を100個プレゼントする場合では、かかるコストは大きく異なるでしょう。
また、「全員もらえる」という形にすることで多くのユーザーの参加意欲を高められるため、拡散効果が見込めます。結果的に、広告宣伝コストの削減にもつながります。
無料サンプルのプレゼントキャンペーンを実施するポイント
全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーンを実施する際は、以下のポイントを意識しましょう。
- SNSを活用する
- 薬機法に注意する
- ステマ対策を行う
ここでは、それぞれのポイントについて解説します。
SNSを活用する
全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーンを実施するときは、TwitterやInstagram、LINEなどのSNSを活用するといいでしょう。
たとえば、以下のような使い方が効果的です。
Twitter(X):リポストを条件とした豪華なWチャンスを用意する
Instagram:シェアや投稿を条件にする
LINE:友だち追加を条件にする
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どのSNSを使うかによっても変わりますが、Twitterなら拡散効果が見込めますし、LINEであれば友だち追加数の増加が期待できます。
SNSと組み合わせて無料サンプルの配布イベントを行うことで、より盛り上がりを見せられるため、多くの人に参加してもらいやすくなるでしょう。
以下の資料では、TikTokをはじめとした日本国内で利用されているSNSの利用状況と具体的な活用シーンを効果別に解説しています。
「自社のサービスはどのSNSが合うの?」「今から参入すべきSNSは?」とお悩みの方は是非ご参考ください。

薬機法に注意する
無料サンプルや試供品のプレゼントキャンペーンでは、化粧品や健康食品などを取り扱う場合もあるでしょう。薬機法では、虚偽・誇大広告に関する規制が設けられています。
また、医薬品としての承認が得られていない健康食品等について、薬効があると宣伝することもできません。
無料サンプルの口コミをUGCとして利用する場合は、薬機法に抵触した口コミを利用しないように注意する必要があります。
ステマ対策を行う
無料サンプルを提供する際は、ステマ(ステルスマーケティング)にならないよう対策が必要です。
ステマ規制では、事業者が明確な依頼や指示をしてSNSなどに口コミ投稿を依頼することは、ステマの対象となる可能性があります。
また、事業者が第三者に対して明らかに依頼や指示をしていない場合でも、第三者に表示させたとして判断されることもあります。
事業者とどのようなやり取りをしたか、対価は発生したか、事業者と第三者の関係性などから総合的に判断されます。
対価のやり取りは金銭に限らないため、無料サンプルも対象となる可能性がある点も把握しておきましょう。
ステマ規制については、以下の記事でわかりやすく解説しているのでぜひチェックしてみてください。
正しい知識を身に着けたうえで、ステマ規制を回避して正しくインフルエンサーマーケティングやSNS広告を活用したいと検討している方は、ぜひ本記事と併せて以下のセミナー動画をご視聴ください。

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ステマ規制をわかりやすく解説!対象となる表示や対策法も
まとめ
全員に当たる無料サンプルのプレゼントキャンペーンを実施することで、幅広い顧客層に商品を試してもらえるため、トライアル促進につながります。
また、SNSを組み合わせることで、多くの人に参加してもらいやすくなり、商品・サービスそのものの認知拡大も狙えるでしょう。
無料サンプルや試供品を景品にすることでコストを抑えられることもメリットです。
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