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【LINE Frontliner監修】LINEキャンペーンのやり方・手順4ステップ|成功させるコツや事例も紹介

【LINE Frontliner監修】LINEキャンペーンのやり方・手順4ステップ|成功させるコツや事例も紹介

亀井 昭宏
監修者
LINE Frontliner
亀井 昭宏
ウェブ制作ベンチャー企業でプロデューサーとして、日本のネット黎明期(1998年)から数多くの事業会社のウェブサイトや通販サイトの構築・リニューアルを手掛ける。 
その後、トランスコスモス株式会社にて西日本のウェブ広告事業責任者、広告メディア部門責任者、新規事業開発責任者、コーポレートブランディング部門責任者を歴任。 
2020年よりEdTech系スタートアップにて新規事業による教育機関のデジタルトランスフォーメーションを推進中。
2022年にLINE Frontliner第3期メンバーとして認定。
同年、合同会社かめとうさぎを創業、10代・社会人向けに「自分らしさ」を獲得できる学習コンテンツと授業を提供中。

「LINEでのキャンペーンを実施したいけどやり方が分からない」「成功させるコツが知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。

LINE販促キャンペーンを実施するときは、目的やターゲットを明らかにした上で、適切なキャンペーンの種類、手法を企画することが大切です。

この記事では、LINE販促キャンペーンのやり方をはじめ、キャンペーンの種類や成功させるコツ、面白い事例について紹介します。


LINEでのキャンペーンで効果的な施策のひとつに「マストバイキャンペーン」があります。販売促進や集客効果があり、売上アップやリピーター育成につながる点が大きなメリットです。

下記の資料では、OWNLYとキリンホールディングスが共同開発した「マイレージ型マストバイキャンペーン」を事例付きで紹介しています。

無料でダウンロードできるので、LINEでのキャンペーン施策を検討している方は、ぜひご覧ください。

売上UPにつながるSNS施策!マイレージ型マストバイキャンペーン

LINEキャンペーンとは?

LINEキャンペーンとは、名の通りLINE上で実施するキャンペーンのことです。

LINEキャンペーンを実施することで、LINEの友だち数増加やファン獲得、販売促進などにつながるメリットがあります。

大きく分けると「オープンキャンペーン」と「クローズドキャンペーン」の2種類に分かれます。

たとえば、友だち追加だけで応募できるのはオープンキャンペーンで、誰でも参加できる参加ハードルの低さが特徴です。

一方で、商品の購入後にLINEから応募できるものはクローズドキャンペーンと呼ばれます。

LINEキャンペーンを実施するメリット

LINEキャンペーンを実施するメリットとして、以下が挙げられます。

  • 幅広い層からの参加を見込める
  • 低コストでLINE友だちを増やせる
  • ブロック回避につながる

ここでは、それぞれのメリットについて解説します。

幅広い層からの参加を見込める

LINEは、日本国内で圧倒的なシェア数を誇るコミュニケーションツールです。10代から60代以上まで幅広い世代のユーザーが利用しています。

そのため、LINEキャンペーンを実施することによって、ターゲットを絞ることなく幅広い層に向けてアプローチできるのがメリットです。

また、LINEは性別や地域などによってターゲティングを行えるので、ターゲティング広告によって効率的に情報を届けることができます。

幅広い層にメッセージを配信することで、新規顧客の獲得や既存顧客のロイヤリティ向上につながるでしょう。

低コストでLINE友だちを増やせる

LINEのキャンペーンは、低コストで友だち登録数を大幅に増やせる施策のひとつです。

LINEはクローズドなSNSなので、X(Twitter)など他のSNSのような拡散力がありません。そのため、友だち登録数を増やすには、まずアカウントの存在を認知してもらう施策が必要になります。

LINEキャンペーンを実施することで、ユーザーが公式アカウントを知るきっかけを作れるため、効率良く友だちを増やせるでしょう。

また、他SNSと組み合わせてキャンペーンを実施すれば、より多くの参加者を集めやすくなります。

ブロック回避につながる

LINEのキャンペーンは、一度友だちになってくれたユーザーのブロック回避につながるメリットもあります。

新しく友だちになってくれたユーザーに限らず、既に友だちに追加しているユーザー全員が応募できるようにすれば、LINEの定着率が高まります。

定期的にキャンペーンを実施すれば、ブロックされにくくファン育成の効果が期待できるでしょう。

キャンペーンを実施していない期間は、友だちに販促メッセージを配信すれば、開封率やクリック率の向上も見込めます。

LINE販促キャンペーンのやり方・手順4ステップ

LINE販促キャンペーンのやり方は下記の通りです。

  1. 目的・ターゲットを決める
  2. KGI・KPIを定める
  3. キャンペーン内容を企画する
  4. キャンペーンの実施・効果測定

ここからは、実際にLINE販促キャンペーンを実施する手順・やり方について解説します。

1. 目的・ターゲットを決める

まずは、LINE販促キャンペーンを行う目的・ターゲットを決めましょう。

キャンペーンの目的は企業によってさまざまですが、目的やターゲットによって実施すべき施策の種類や、企画する内容が異なるためです。

LINE販促キャンペーンを行うおもな目的として、以下が挙げられます。

  • 友だち登録者数の増加
  • 商品・サービスの認知拡大
  • 販売促進・来店促進
  • 集客・売上増加

目的を決めたらキャンペーンのターゲット層を定めましょう。どんな人に参加してもらいたいのか、どんな人を顧客とするのかを具現化します。

ターゲット層を明らかにしないと、キャンペーン内容にブレが生じたり、うまく成果につながらなかったりする可能性があります。

ターゲットを設定する際は、より深堀りして顧客像を明確にできる「ペルソナ」を設定しましょう。ペルソナについては、下記記事をぜひチェックしてください。

  SNSマーケティングで重要なペルソナ設定とは|具体例や作成のコツを紹介

2. KGI・KPIを定める

目的やターゲット層が決まったら、成果の判断基準となる指標を定めましょう。

ここでは、KGI(Key Goal Indicator)と、KPI(Key Performance Indicator)の2つが重要です。

KGI:プロジェクトなどの長期的な最終目標のこと
KPI:プロセスごとの短期的な達成度を測る中間目標のこと

LINE販促キャンペーンを行う目的に合わせて、クリック率・参加率などを指標にしましょう。

3. キャンペーン内容を企画する

あらかじめ定めた目的やターゲットをもとに、キャンペーン内容を企画します。

キャンペーン内容で企画すべき内容は、主に以下があります。

  • キャンペーン期間の設定
  • 参加条件
  • 抽選方法
  • 景品の選定

LINE販促キャンペーンにはさまざまな種類があり、1度しか参加できないパターンや、期間中に何度でも参加できるパターンなどがあります。

また参加者にプレゼントする景品の選定として挙げられるのは、商品券やデジタルギフト、自社商品などが代表的です。

4. キャンペーンの実施・効果測定

企画した内容をもとにキャンペーンを実施しましょう。キャンペーン期間中はこまめに数値を確認して、必要に応じて改善などを行うと安心です。

キャンペーン期間中は問い合わせ対応などが必要になるケースもあるため、問い合わせ先を記載のうえ、担当者を決めておきましょう。

キャンペーンが終了したら、あらかじめ定めた指標をもとに効果測定を行います。目標を達成できたか数値を分析して、今後のマーケティング施策に活かしましょう。

LINE販促キャンペーンのおもな種類

LINE販促キャンペーンでよく実施されているのは、おもに以下があります。

  • 友だち登録キャンペーン
  • その場で当たるインスタントウィン
  • アンケート・くじ引き
  • 対象商品のレシートで応募

それぞれ順に解説します。

友だち登録キャンペーン

友だち登録キャンペーンは、LINEの友だち登録だけで応募が完了するというものです。友だち追加のうえ、エントリーして参加するケースもあります。

ユーザーは面倒な手順を踏む必要がないため、気軽に参加しやすいのがメリットです。ユーザーの参加ハードルが低くなることで、多くの参加者が見込まれるでしょう。

友だち登録キャンペーンについては下記の記事をぜひチェックしてください。

  LINEの友だち登録キャンペーンの事例6選|メリット・デメリットを解説

その場で当たるインスタントウィン

ユーザーがキャンペーンに参加した後、当落がすぐに表示されるインスタントウィン形式のキャンペーン手法です。

インスタントウィンは、すぐに結果が分かることからユーザーに参加してもらいやすいうえ、ユーザー同士の共有による2次拡散が期待できます。

デジタルギフトなどと相性が良く、商品券やクーポンなどを即時に発行することで、商品の購買行動・来店促進にもつながるでしょう。

対象商品のレシートで応募

マストバイキャンペーンは、対象商品の購入もしくは一定金額以上のお買い物をしたレシートで応募できるキャンペーン手法です。

購入したレシートをトーク画面上もしくはWebサイト上にアップロードすることで、キャンペーンに応募できる仕組みとなっています。

マストバイキャンペーンは、対象商品の売上アップに直接貢献できる点がメリットです。また店舗への来店促進にもつながりやすくなります。

新規CTA

アンケート・くじ引き

LINE公式アカウントでの友だち登録後、トーク画面上もしくはWebサイトに遷移して、くじ引きやアンケートへの回答をすることで応募できるものです。

アンケートへの回答を応募条件にすることで、ユーザー属性や興味関心を把握できるため、今後のマーケティング施策にも活かせるメリットがあります。

またくじ引きやゲームなどを通じて応募できるようにすると、ユーザーが楽しめるコンテンツとして拡散され、広がりやすくなることも考えられるでしょう。

LINE販促キャンペーンを成功させるコツ

LINE販促キャンペーンを成功させるコツは以下の通りです。

  • ブロックされない工夫をする
  • 他のSNSを活用して誘導する

ここでは、それぞれのコツについて解説します。

ブロックされない工夫をする

メッセージ配信数が多かったり、有益な情報が得られないと感じた場合は、ブロックされてしまう可能性があります。

そのため、メッセージ内容や頻度を工夫して、ブロック数を減らす取り組みも必要になるでしょう。

ユーザーの興味や行動に基づいて配信対象をセグメントし、キャンペーン情報やクーポン、お役立ち情報などのコンテンツを配信することが有効だと思われます。また、配信頻度を週1回、月4回程度に抑えることでブロック率を下げることができます。

他のSNSを活用して誘導する

LINEで情報発信できるのは、友だち登録しているユーザーだけなので、情報の拡散力が少なくなってしまうデメリットがあります。

一方でLINEでのキャンペーンは、「友だち登録者限定」など特別感を演出しやすいと言えるでしょう。

LINE単体では拡散力が少ないため、X(旧Twitter)やInstagramなど、他のSNSを活用してLINE販促キャンペーンの存在を周知したり、キャンペーン情報を流したりするのが効果的です。

LINE販促キャンペーンの面白い事例5選

ここからは、LINE販促キャンペーンの面白い事例を紹介します。

1. 西武・そごう|インスタントウィン

初めに紹介するのは、株式会社そごう・西武のLINE友だち登録キャンペーンです。すぐに当落通知が届くインスタントウィンで実施されたため、気軽に参加しやすいことが特徴です。

またX(旧Twitter)では、豪華賞品がその場で当たるキャンペーンが同時開催されており、キャンペーンの認知拡大・参加者増加に貢献していると言えるでしょう。

当選者数は2万名と非常に多いことから、「自分も当たるかもしれない」という気持ちにさせることができるため、多くのユーザーに参加してもらいやすくなります。

2. コカ・コーラ|レシート応募キャンペーン

画像:https://c.cocacola.co.jp/zero2021_receipt/

続いて紹介するのは、コカ・コーラ株式会社で実施された、対象製品を購入したレシートで応募できるクローズドキャンペーンの事例です。

レシート応募サイトにアクセスして、初回のみ生年月日を入力の上LINEアカウントでログイン。希望する賞品の工数を選択のうえレシート画像を登録すると、応募できます。

従来のハガキ応募に比べてユーザー側は応募のハードルが下がり、企業側はデータの一元管理が可能になる点がメリットです。

3. ヒロインメイク|アンケートキャンペーン

画像:https://www.isehan.co.jp/heroine/cp/2021/3rd_mascara/#297

続いて紹介するのは、コスメブランド「ヒロインメイク」が実施したLINE販促キャンペーン事例です。LINEからアンケートに回答すると同社製品のミニサンプルが抽選でもらえる内容となっています。

アンケート結果を取得することで、今後の商品開発やマーケティングに活かせるデータを自然に入手できるのがメリットです。

4. 株式会社トライフォース

株式会社トライフォースでは、ハマボールイアスからのホリデーギフトと称して、年末年始にかけてレシート応募キャンペーンを実施しました。

キャンペーン特設サイトからLINE公式アカウントにアクセスし、友だち追加した上でキャンペーンに参加できます。

参照:ハマボールイアス HAPPY HOLIDAY レシート応募キャンペーン|OWNLY導入事例

LINEのトーク画面で商品を購入したレシートで応募し、後日当選者にトーク画面で通知されるというものです。

LINE公式アカウントの友だち数を増やし、店舗のお得なキャンペーンやクーポンなど販促につながる情報を継続的に配信しています。

■関連記事

【2024年最新】レシートキャンペーンとは?成功事例10選やキャンペーンシステムも紹介

5. 株式会社ライドオンエクスプレス

ginnosara

参照:宅配寿司 銀のさら「銀夏祭 公式アプリ限定デリポイントプレゼント」|OWNLY導入事例

宅配寿司「銀のさら」のLINEでは、友だち追加で参加できるプレゼントキャンペーンを実施しました。

LINE公式アカウントを友だち追加すると抽選で最大1,000デリポイントが当たり、ハズレなしでお得なクーポンが必ず当たる内容です。

銀のさら公式アプリをダウンロードのうえ、公式LINEの友だち追加をするとくじを引くことができ、その場ですぐに当選結果が分かります。

当選結果をすぐに確認できるインスタントウィン形式にすることで、ユーザーが気軽に参加しやすくなり、参加者増加のほか満足度が向上した事例です。

6. JA全農にいがた

参照:新潟茶豆 たくさん食べてご馳走を当てようキャンペーン|OWNLY導入事例

JA全農にいがた/にいがた園芸農産物宣伝会では、新潟茶豆のプロモーションを目的として「新潟茶豆 たくさん食べてごちそうをあてよう!キャンペーン」を実施しました。

対象商品を購入したレシートを撮影し、メールアドレスまたはLINEでエントリーすると応募できるというものです。

また、はがき応募にも対応することで、幅広い層からの応募を狙いました

レシート応募によって購買を促し、豪華賞品をプレゼントにすることで新潟茶豆の認知拡大にもつながっています。

LINE販促キャンペーンのやり方まとめ

LINEは日々多くの人が利用しており、LINE販促キャンペーンを実施することで幅広いユーザー層に対してアプローチすることができます。

拡散力にはやや欠けるものの、クローズドな空間だからこそ情報共有や発信の幅が広がり、ユーザーに対して特別感を与えられるでしょう。

「LINE販促キャンペーンを実施したい」「成果の上がるLINEキャンペーンが知りたい」とお考えの方は、SNSキャンペーンツール・OWNLYがおすすめです。

LINE以外のSNSも無制限で活用していただけるので、SNS上でキャンペーン施策を検討している方はぜひご活用ください。

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