「LINEキャンペーンを実施したいけどやり方が分からない」「成功させるコツが知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
LINEキャンペーンを実施するときは、目的やターゲットを明らかにした上で、適切なキャンペーンの種類、手法を企画することが大切です。
この記事では、LINEキャンペーンのやり方をはじめ、キャンペーンの種類や成功させるコツ、面白い事例について紹介します。
LINEキャンペーンで効果的な施策のひとつに「マストバイキャンペーン」があります。販売促進や集客効果があり、売上アップやリピーター育成につながる点が大きなメリットです。
下記の資料では、OWNLYとKIRINが共同開発した「マイレージ型マストバイキャンペーン」を事例付きで紹介しています。
無料でダウンロードできるので、LINEキャンペーン施策を検討している方は、ぜひご覧ください。

LINEキャンペーンのやり方・手順4ステップ
LINEキャンペーンのやり方は下記の通りです。
- ターゲットや目的を決める
- KGI・KPIを定める
- キャンペーン内容を企画する
- キャンペーンの実施・効果測定
ここからは、実際にLINEキャンペーンを実施する手順・やり方について解説します。
1. 目的・ターゲットを決める
まずは、LINEキャンペーンを行う目的・ターゲットを決めましょう。
キャンペーンの目的は企業によってさまざまですが、目的やターゲットによって実施すべき施策の種類や、企画する内容が異なるためです。
LINEキャンペーンを行うおもな目的として、以下が挙げられます。
- 友だち登録者数の増加
- 商品・サービスの認知拡大
- 販売促進・来店促進
- 集客・売上増加
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目的を決めたらキャンペーンのターゲット層を定めましょう。どんな人に参加してもらいたいのか、どんな人を顧客とするのかを具現化します。
ターゲット層を明らかにしないと、キャンペーン内容にブレが生じたり、うまく成果につながらなかったりする可能性があるためです。
ターゲットを設定する際は、より深堀りして顧客像を明確にできる「ペルソナ」を設定しましょう。ペルソナについては、下記記事をぜひチェックしてください。
2. KGI・KPIを定める
目的やターゲット層が決まったら、成果の判断基準となる指標を定めましょう。
ここでは、KGI(Key Goal Indicator)と、KPI(Key Performance Indicator)の2つが重要です。
KGI:プロジェクトなどの長期的な最終目標のこと KPI:プロセスごとの短期的な達成度を測る中間目標のこと
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LINEキャンペーンを行う目的に合わせて、クリック率・参加率などを指標にしましょう。
3. キャンペーン内容を企画する
あらかじめ定めた目的やターゲットをもとに、キャンペーン内容を企画します。
キャンペーン内容で企画すべき内容は、主に以下があります。
- キャンペーン期間の設定
- 参加条件
- 抽選方法
- 景品の選定
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LINEキャンペーンにはさまざまな種類があり、1度しか参加できないパターンや、期間中に何度でも参加できるパターンなどがあります。
また参加者にプレゼントする景品の選定として挙げられるのは、商品券やデジタルギフト、自社商品などが代表的です。
4. キャンペーンの実施・効果測定
企画した内容をもとにキャンペーンを実施しましょう。キャンペーン期間中はこまめに数値を確認して、必要に応じて改善などを行うと安心です。
キャンペーン期間中は問い合わせ対応などが必要になるケースもあるため、問い合わせ先を記載のうえ、担当者を決めておきましょう。
キャンペーンが終了したら、あらかじめ定めた指標をもとに効果測定を行います。目標を達成できたか数値を分析して、今後のマーケティング施策に活かしましょう。
LINEキャンペーンのおもな種類
LINEキャンペーンでよく実施されているのは、おもに以下があります。
- 友だち登録キャンペーン
- その場で当たるインスタントウィン
- アンケート・くじ引き
- 対象商品のレシートで応募
それぞれ順に解説します。
友だち登録キャンペーン
友だち登録キャンペーンは、LINEの友だち登録だけで応募が完了するというものです。友だち追加のうえ、エントリーして参加するケースもあります。
ユーザーは面倒な手順を踏む必要がないため、気軽に参加しやすいのがメリットです。ユーザーの参加ハードルが低くなることで、多くの参加者が見込まれるでしょう。
友だち登録キャンペーンについては下記の記事をぜひチェックしてください。
その場で当たるインスタントウィン
ユーザーがキャンペーンに参加した後、当落がすぐに表示されるインスタントウィン形式のキャンペーン手法です。
インスタントウィンは、すぐに結果が分かることからユーザーに参加してもらいやすいうえ、ユーザー同士の共有による2次拡散が期待できます。
デジタルギフトなどと相性が良く、商品券やクーポンなどを即時に発行することで、商品の購買行動・来店促進にもつながるでしょう。
対象商品のレシートで応募
マストバイキャンペーンは、対象商品の購入もしくは一定金額以上のお買い物をしたレシートで応募できるキャンペーン手法です。
購入したレシートをトーク画面上もしくはWebサイト上にアップロードすることで、キャンペーンに応募できる仕組みとなっています。
マストバイキャンペーンは、対象商品の売上アップに直接貢献できる点がメリットです。また店舗への来店促進にもつながりやすくなります。

アンケート・くじ引き
LINE友だち登録後、トーク画面上もしくはWebサイトに遷移して、くじ引きやアンケートへの回答をすることで応募できるものです。
アンケートへの回答を応募条件にすることで、ユーザー属性や興味関心を把握できるため、今後のマーケティング施策にも活かせるメリットがあります。
またくじ引きやゲームなどを通じて応募できるようにすると、ユーザーが楽しめるコンテンツとして拡散され、広がりやすくなることも考えられるでしょう。
LINEキャンペーンを成功させるコツ
LINEキャンペーンを成功させるコツは以下の通りです。
- ブロックされない工夫をする
- 他のSNSを活用して誘導する
ここでは、それぞれのコツについて解説します。
ブロックされない工夫をする
LINEはクローズドなSNSなので、ブロックされやすいデメリットがあります。友だち登録した相手との個別のトーク画面が作られ、送られてきたメッセージや通知が溜まってしまうことがあるためです。
メッセージ配信数が多かったり、有益な情報が得られないと感じた場合は、ブロックされてしまう可能性があります。
メッセージ内容や頻度を工夫して、ブロック数を減らす取り組みも必要になるでしょう。
他のSNSを活用して誘導する
LINEで情報発信できるのは、友だち登録しているユーザーだけなので、情報の拡散力が少なくなってしまうデメリットがあります。
一方でLINEキャンペーンは、「友だち登録者限定」など特別感を演出しやすいと言えるでしょう。
LINE単体では拡散力が少ないため、他のSNSを活用してLINEキャンペーンの存在を周知したり、キャンペーン情報を流したりするのが効果的です。
LINEキャンペーンの面白い事例3選
ここからは、LINEキャンペーンの面白い事例を紹介します。
西武・そごう|インスタントウィン

初めに紹介するのは、株式会社そごう・西武のLINE友だち登録キャンペーンです。すぐに当落通知が届くインスタントウィンで実施されたため、気軽に参加しやすいことが特徴です。
またTwitterでは、豪華賞品がその場で当たるキャンペーンが同時開催されており、キャンペーンの認知拡大・参加者増加に貢献していると言えるでしょう。
当選者数は2万名と非常に多いことから、「自分も当たるかもしれない」という気持ちにさせることができるため、多くのユーザーに参加してもらいやすくなります。
コカ・コーラ|レシート応募キャンペーン

画像:https://c.cocacola.co.jp/zero2021_receipt/
続いて紹介するのは、コカ・コーラ株式会社で実施された、対象製品を購入したレシートで応募できるクローズドキャンペーンの事例です。
レシート応募サイトにアクセスして、初回のみ生年月日を入力の上LINEアカウントでログイン。希望する賞品の工数を選択のうえレシート画像を登録すると、応募できます。
従来のハガキ応募に比べてユーザー側は応募のハードルが下がり、企業側はデータの一元管理が可能になる点がメリットです。
ヒロインメイク|アンケートキャンペーン

画像:https://www.isehan.co.jp/heroine/cp/2021/3rd_mascara/#297
続いて紹介するのは、コスメブランド「ヒロインメイク」が実施したLINEキャンペーン事例です。LINEからアンケートに回答すると同社製品のミニサンプルが抽選でもらえる内容となっています。
アンケート結果を取得することで、今後の商品開発やマーケティングに活かせるデータを自然に入手できるのがメリットです。
LINEキャンペーンのやり方まとめ
LINEは日々多くの人が利用しており、LINEキャンペーンを実施することで幅広いユーザー層に対してアプローチすることができます。
拡散力にはやや欠けるものの、クローズドな空間だからこそ情報共有や発信の幅が広がり、ユーザーに対して特別感を与えられるでしょう。
「LINEキャンペーンを実施したい」「成果の上がるLINEキャンペーンが知りたい」とお考えの方は、SNSキャンペーンツール・OWNLYがおすすめです。
LINE以外のSNSも無制限で活用していただけるので、SNS上でキャンペーン施策を検討している方はぜひご活用ください。
