ハロウィンの時期にSNSキャンペーンを展開することは、ユーザーの興味関心を高め、話題性を生む絶好のチャンスです。
企業のSNS担当者の中には、「ハロウィンに面白い取り組みをしたい」「キャンペーンのアイデアが浮かばない」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、SNSにおけるハロウィンキャンペーンの成功事例や、キャンペーンを成功させるコツなどについて解説するので、ぜひ参考にしてください。
ハロウィンキャンペーンの成功事例10選【SNS】
まずは、SNSにおけるハロウィンキャンペーンの成功事例について解説します。
1. ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|Twitter
ユニバーサルスタジオジャパン公式Twitterでは、TwitterやInstagramと連動した写真投稿キャンペーンを実施しました。
ハロウィンで仮装した写真を撮影して、指定のハッシュタグ付きで投稿するとUSJのオリジナルグッズが抽選で当たるという内容です。
ハロウィンの季節は「仮装」をテーマに、自身が映っている写真や動画などをSNSにアップする人が多いです。
そしてUSJはハロウィン中に仮装で盛り上がりやすく、仮装×USJといった関連性をうまく掛け合わせ、ターゲット層を合致させることで参加率が高くなっていると言えるでしょう。
2. 渋谷愛ビジョン|Twitter
渋谷愛ビジョンの公式Twitterでは、指定のハッシュタグを付けて、仮装した全身写真をアップする写真投稿キャンペーンを実施しました。
当選者は「渋谷愛ビジョン」で放映されるチャンスがあるという内容です。
YouTube LIVEで渋谷テレビジョンを見ることもできるので、家にいてもキャンペーンを楽しめることが特徴です。
インセンティブがテレビジョンへの放映と珍しく、ユーザーの「仮装を見てもらいたい」という滞在的な心理をうまく利用していると言えます。
3. カイホウジャパン|Twitter
株式会社カイホウジャパンの公式Twitterでは、アンケートツイートへの回答とフォロー&RTで応募できるTwitterキャンペーンを実施しました。
さらにリプライで選んだ理由をコメントすると、当選確率がアップするWチャンスも用意されており、エンゲージメント増加に貢献しています。
アンケートは全部で5問あり、最大5回の応募チャンスがあるため、ユーザーの離脱を防ぎつつアンケート情報を収集することが可能です。
また「かぼちゃ色」の炊飯器を景品に選ぶことで、ハロウィンとの関連性を高め、インパクトのある訴求に成功しています。
4. Wondershare Recoverit|Twitter
データ復元ソフト「Recoverit」公式Twitterアカウントでは、フォロー&RTで当たるプレゼントキャンペーンを実施しました。
ユーザーが思わず読みたくなるような漫画で同社製品が紹介されており、ターゲット層と合致した景品を用意することで、製品の認知拡大を実現しています。
同アカウントでは定期的なキャンペーンの実施や、ユーザーの目を惹くクリエイティブを活用しており、認知拡大やファン獲得・育成などにつながっています。
5. みんなでトリックorリツイート|Twitter
株式会社コムニコは、複数企業が合同で参加する「みんなでトリックorリツイート」のTwitterインスタントウィンキャンペーンを実施しました。
各参加企業のアカウントをフォロー&対象のツイートをRTすると応募できる仕組みで、当選結果がすぐにわかるインスタントウィン形式の内容になっています。
合計10社による合同キャンペーンでは、相互誘客が期待できます。
また全アカウントの当落リプライでキャンペーンサイトURLが記載されており、サイトへの訪問を促すことで、アカウントを回遊してもらう狙いがあるのもポイントです。
6. ドン・キホーテ|Instagram・Twitter
株式会社ドン・キホーテでは、ハロウィンフォトコンテスト「貼ろ超す-HALLOCOS-2020」を実施しました。
ジャンル問わずハロウィンに関連する写真を投稿し、指定のハッシュタグ付きで投稿すると、キャンペーンに応募できるというもの。
またTwitterではフォロー&RTキャンペーンが同時開催されており、応募すると抽選で「ドン・キホーテグループ商品券」が抽選で100名に当たる企画も用意されました。
参加条件が簡単かつ、複数のSNSから参加できることで、参加ハードルを下げつつより多くのユーザーが参加しやすいような工夫が施されています。
7. セブンイレブン|Instagram
セブンイレブン公式Instagramで実施された、「#セブンでハロウィン フォトキャンペーン」の成功事例です。
セブンイレブンのハロウィン限定商品を撮影して、指定のハッシュタグ付きでInstagramまたはTwitterqに投稿すると景品が当たるというもの。
ユーザーの目を惹くクリエイティブが使用されており、ハロウィン限定商品の購買促進のほか、UGC創出・口コミ獲得にも貢献しています。
8. ビアードパパの作りたて工房|Instagram
シュークリーム専門店「ビアードパパの作りたて工房」では、Instagram上で「#ビアパパハロウィンフォトキャンペーン」を実施しました。
ビアードパパに関する写真や、フォトスポットで撮影した写真をハッシュタグ付きで投稿すると、ビアードパパ商品券が当たるというものです。
投稿では10月限定のハロウィン限定シュークリームが紹介されており、ハロウィンフォトスポットの設置などリアルと連動した大規模なイベントを実施。
また景品を自社店舗で使える商品券にすることで、店舗来店の導線づくりができ、集客やファン獲得、売上アップにつなげています。
9. ユーキャン|LINE
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000893.000007628.html
株式会社ユーキャンでは、LINE公式アカウントにて10,000円分の特製QUOカードが当たるLINE友だち限定キャンペーンを実施しました。
LINE公式アカウントを友だち追加の上、キャンペーンページを経由して受講申込みをすると、抽選で5名に当たるというもの。
豪華プレゼントを用意したキャンペーンを実施することで、滞在層がユーキャンの講座に興味を持つきっかけになります。さらに、これまで受講に踏み切れなかった顕在層の導線づくりになっているのもポイントです。
10. アサヒ飲料|LINE
引用元:https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/campaign/line/2101018-211101/?sc_cid=aicya_LN2_ba_09130
アサヒ飲料では、ハロウィン限定で同社商品やお菓子詰め合わせが抽選で当たるプレゼントキャンペーンを実施しました。
アンケートに回答して、かぼちゃの中からおかしを見つけるゲームに挑戦するといったわくわく感を与える内容になっています。
さらに、ゲームに外れた方でもLINEまたはTwitterでシェアすると抽選で同景品が当たるWチャンスも用意されました。
またハロウィンスペシャルコンテンツとして、ハロウィン当日限定のプレゼントキャンペーンも別途用意されるなど、豪華な企画になっています。
SNS上でハロウィンキャンペーンを成功させるコツ
SNSでハロウィンキャンペーンを成功させるには、下記のコツを意識しましょう。
- ハロウィンに関連する景品を用意する
- 魅力的なコンテンツを提供する
- 適切なSNSプラットフォームを選ぶ
ここでは、それぞれのコツについて解説します。
ハロウィンに関連する景品を用意する
ハロウィンキャンペーンで意識したいのは、楽しさやサプライズ感を与えることです。
キャンペーン参加者に魅力的な景品や特典を提供することで、参加のモチベーションを高めることができます。
ハロウィンにぴったりの景品は、ハロウィン限定商品やハロウィンテーマのグッズ、割引クーポンなどが考えられます。景品の魅力や価値を高めることで、参加者の関心を惹き付けましょう。
魅力的なコンテンツを提供する
ハロウィンキャンペーンの成功には、魅力的なコンテンツの提供が欠かせません。
SNSはビジュアルコンテンツの共有が盛んであり、ユーザーはハロウィン関連の写真や動画を投稿することが多いです。
SNSキャンペーンを展開することで、ユーザーが自分のハロウィン関連のクリエイティブなコンテンツをシェアする機会を提供しましょう。
参加者がコンテンツを楽しめるような工夫を重視し、エンゲージメントを促進することが重要です。
適切なSNSプラットフォームを選ぶ
ハロウィンキャンペーンを展開する際には、適切なSNSを選ぶことが重要です。
たとえば、ビジュアルコンテンツを重視する場合はInstagram、拡散性を求める場合はTwitter、エンターテイメント性を追求する場合はTikTokやYouTubeが有効です。
キャンペーンの目的やコンテンツの特性、ターゲット層などに合わせて、プラットフォームの特性とマッチングさせて、効果的なキャンペーンを実現させましょう。
もし、マーケティングをどのプラットフォーム上で行うべきかお悩みの方は、下記の資料をぜひご参考ください。
- Twitter/Instagram/TikTok/LINEなどの様々なSNSの強みや特徴
- 各SNSの利用層の詳細
- 各SNSに最適なキャンペーン施策の詳細
ハロウィンに向けて魅力的なSNSキャンペーンを企画しよう
ハロウィンの時期に特別なキャンペーンを実施することで、ブランドや企業の魅力を効果的に発信でき、最終的に売上アップに繋げることができます。
本記事で紹介した成功事例やコツを参考に、ハロウィンに関連したコンテンツの提供やエンゲージメントを促しましょう。
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