「企業の面白いインスタ運用事例が知りたい」「Instagram運用を成功させるコツは?」という疑問を抱える方もいるのではないでしょうか。
Instagramはただ闇雲に運用するだけでは良い成果は得られません。運用の成果を最大化するためにも、成功事例や成功の秘訣について把握しておきましょう。
この記事では、企業のインスタ運用の面白い事例6選や、効果的な施策、インスタ運用を成功させるコツなどについて詳しく解説します。
企業アカウントの面白いインスタ運用事例6選
まずは、企業アカウントによる面白い運用事例を紹介します。
1. 三井住友銀行(SMBC)
三井住友銀行公式Instagramアカウントでは、資産運用や投資を検討している人または初心者に向けて、お金にまつわる豆知識を紹介しています。
複数枚に分けてマガジン形式でお役立ち情報を発信し、ターゲットに向けて分かりやすく訴求しています。
また、ストーリーでは、アンケート機能を使ってユーザーとのコミュニケーションを積極的に取っていることもポイントです。
投稿の内容を詳しく知りたい方に向けて、記事に誘導する文言も含めており、自社のメディアへのアクセスをスムーズに促しています。
2. チキンラーメン ひよこちゃん
日清食品グループは、チキンラーメンでお馴染みのオリジナルキャラクター「ひよこちゃん」を使い、ユニークな投稿や商品のPRを行っています。
季節性のある投稿や「○○の日」を取り入れた投稿など、さまざまなバリエーションの投稿で運用を行っていることが特徴です。
親しみやすさを全面に押し出すことで、ユーザーに親近感を与えていることがポイントです。
遊び心あふれる面白いInstagramアカウントとして、ぜひ参考にしたい事例です。
3. NICO STOP
株式会社Nikonが運営するWebマガジン『NICO STOP』の公式Instagramアカウントです。「写真がもたらす豊かさ」をテーマに、写真やカメラを楽しむための情報を発信しています。
投稿では、記事のURLやサイト内検索のキーワードなど、Webマガジンへの導線をしっかりと設計しているため、ユーザーは迷うことなく記事に辿り着くことができます。
プロフィールやキャプションに「#NICO STOP」をつけて投稿された素敵な1枚をアカウントで紹介するという文言を掲載しており、自然なUGCの生成に成功しています。
4. PlayStation
PlayStationの公式Instagramアカウントでは、プレイステーションに関するtipsや新作タイトルのプロモーションなどの情報を発信しています。
また、「#プレイステーションのある生活」をつけてハッシュタグ投稿を促し、オリジナルグッズやファッション、ゲーム部屋などを紹介していることも特徴です。
ユーザーの投稿(UGC)をリポストとして紹介することで、消費者目線の自然な発信・宣伝を行えるのがメリットです。
5. ニトリ
インテリア・家具を販売する「ニトリ」公式Instagramアカウントでは、ニトリ製品を使ったコーディネートや収納など、インテリアの参考になる投稿を行っています。
つい見たくなる収納アイデアや便利アイテムなども紹介されており、ユーザー参加型のSNS写真投稿キャンペーンを実施していることもポイントです。
キャンペーンは、当選者3名に「選べるニトリのアイテムセット」、20名に「3,000円分の商品券」がプレゼントされるという内容です。
本キャンペーンによって、集客や顧客ロイヤリティ向上などにつながっています。
6. 洋服の青山
スーツ専門店・洋服の青山では、ガールズアカウントと称して、女子高生をターゲットにした公式Instagramアカウントを運営しています。
普段はInstagramに投稿する写真の撮影方法やプリクラなど、女子高生ウケする内容を投稿し、インプレッションやフォロワーを集めています。
そして、卒業シーズンにはおすすめのスーツやバッグなどを紹介することで、ターゲットとなる女子高生に効率良く宣伝している事例です。
あえて宣伝を行わず、普段は女子高生に刺さるコンセプトで運用しており、フォロワー数は約6.8万人にも達しています。(2023年10月時点)
企業のインスタ運用で成功するためのマーケティング施策4つ
企業がInstagramを運用する際にぜひ取り入れたい、効果的なマーケティング施策は次のとおりです。
- ハッシュタグの最適化
- UGCの生成・収集・活用
- インフルエンサー施策
- Instagramキャンペーン
ここでは、それぞれの施策のメリットや特徴を解説します。
ハッシュタグの最適化
ハッシュタグの最適化は、Instagram上の投稿で最適なハッシュタグを選定し、より多くのユーザーに投稿を届けるための施策です。
Instagramでは、ハッシュタグ検索をするユーザーが多いため、最適なハッシュタグを付けることによって、多くのユーザーに自社の投稿を見つけてもらえます。
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ハッシュタグ選定を最適化するには?重要性や効果的な手法を解説
OWNLYが提供している「ハッシュタグSEO」は、Instagramの検索結果の上位表示を実現させるサービスです。
Instagramのシステムで評価の高いインフルエンサーを把握し、PR投稿を依頼することによって、投稿の外部露出が増え、潜在顧客の獲得が期待できます。
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UGCの生成・収集・活用
UGC(User generated content)は、ユーザーによって作られたコンテンツのことです。
自社商品の写真を載せたフィード投稿やレビュー、メンションをつけたストーリーなどが該当します。
UGCは、広告に比べて宣伝感が薄く自然な訴求ができるため、企業のSNS運用において非常に重要視されている施策のひとつです。
InstagramのUGC活用のメリットや施策、事例などについては下記の記事で詳しく紹介しているのでぜひ参考にしてください。
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InstagramでUGCを活用する施策とは?効果的な戦略や活用事例を紹介
インフルエンサー施策
インフルエンサーマーケティングは、SNS上で知名度のある人物に、自社商品・サービスを宣伝してもらう施策です。
自社ターゲット層のフォロワーを多く抱えており、商品・サービスと親和性の高いインフルエンサーを起用すれば、大きな知名度向上や集客につながります。
また、インフルエンサー施策とUGCマーケティングを組み合わせて、ハッシュタグを最適化する施策も効果的です。
企業が実施するインフルエンサーマーケティングの成功事例や、成功のコツについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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【2023年最新】インフルエンサーマーケティングの成功事例8選!成功させるコツも解説
Instagramキャンペーン
Instagram上でキャンペーンを実施することも効果的です。
キャンペーンを実施する際は、自社の目的や課題によって適切なキャンペーンを選ぶことが大切です。
しかし、どのキャンペーンが良いか分からないという方もいるでしょう。SNSにおけるキャンペーン選びに迷う方は、ぜひOWNLYの『SNSキャンペーン診断』を試してみてください。
貴社の状況や課題、予算に関する質問に回答していただくと、最適なキャンペーン施策が提案されます。
約1分で完了するので、SNSキャンペーン戦略を模索する担当者の方は、ぜひ下記のボタンからご利用してみてはいかがでしょうか。
企業のインスタ運用を成功させるコツ
はじめに、企業のインスタ運用のコツについて紹介します。
インスタを運用する目的を明確にする
企業のInstagramアカウントを運用する際に、最も重要なのは運用目的を明確にすることです。
目的がはっきりしていないと、戦略やコンセプトの方向性が定まらず、成果を上げるのが難しくなります。
たとえば、認知拡大、集客、販売促進などの大まかな目標から、具体的な数字の目標を設定することも必要です。
目的を設定することで、Instagram運用の戦略立案や効果検証を適切に行えるようになるでしょう。
有益なコンテンツを発信する
自社のターゲットユーザーにとって有益なコンテンツを発信することで、多くのユーザーの興味関心を引くことができます。
たとえば、アウトドア製品を扱うブランドの場合は、おすすめのアウトドアスポットやアイテムを紹介すれば、ターゲット層からのリーチを獲得できます。
最終的に、自社商品やサービスなどにつなげれば、効果的なアプローチが行えるでしょう。
積極的にコミュニケーションを取る
ユーザーと積極的なコミュニケーションを取ることも大切です。
コンテンツの発信や商品の宣伝だけではなく、フォロワーと交流を促進することで、信頼感や親近感を持ってもらいやすく、ロイヤリティの高い顧客を育成できます。
コメント返信やリポスト、ストーリーの投票機能、アンケート機能などを上手く活用するといいでしょう。
企業のインスタ運用まとめ
企業のInstagram運用では、ハッシュタグの最適化やUGCマーケティング、インフルエンサー施策、Instagramキャンペーンなど多様な施策を展開できます。
自社の運用目的や目標に合わせて、上記のようなマーケティング施策の実施を検討してみてはいかがでしょうか。
下記の資料ページでは、これらの施策を含めたInstagram運用に関するお役立ち情報を紹介していますので、ぜひ一度チェックしてみてください。