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公式LINEのクーポンの作り方・配信方法は?種類や活用メリットも解説

公式LINEのクーポンの作り方・配信方法は?種類や活用メリットも解説

公式LINEのクーポン機能は、LINE上で割引や特典を手軽に配布できる便利な販促ツールです。
飲食店やECサイトを中心に、来店促進や購入率アップを目的として導入が進んでいます。

「LINEをもっと販促に活かしたい」「友だち登録後のアプローチを強化したい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、公式LINEのクーポン機能の基本的な仕組みから、種類ごとの特徴、作り方・配信方法、そして活用メリットまでをわかりやすく解説します。

公式LINEのクーポン機能とは

公式LINEのクーポン機能は、LINE上で簡単に「割引」「特典」を配布できる販促ツールです。

紙やメールのクーポンと異なり、ユーザーが日常的に使うLINEアプリ内で受け取れるため、開封率・利用率が高い点が特徴です。

発行・配信・利用状況の管理までをすべてLINE公式アカウントの管理画面上で完結でき、店舗ビジネスからECサイト運営まで幅広く活用されています。

次に、それぞれの種類と特徴を見ていきましょう。

通常クーポン

通常クーポンは、あらかじめ設定した特典を誰でも利用できる最も一般的なタイプです。

例えば「10%OFF」「ドリンク1杯無料」「◯円以上の購入でプレゼント」など、来店や購入を促す目的で活用されます。

発行後は、LINEトーク上で配信したり、リッチメニューに掲載したりすることでユーザーの目に留まりやすくなります。

シンプルかつ使いやすいため、初めてクーポン施策を導入する企業にもおすすめです。

抽選付きクーポン

抽選付きクーポンは、ユーザーが「当たるかもしれない」という期待感を持てるタイプのクーポンです。

クーポン配布時に当選確率や当選人数を設定でき、当たった人だけが特典を利用できます。

「抽選で◯名様に当たる」「その場で結果がわかる」などの仕組みにより、ゲーム感覚で参加できる点が特徴です。

通常クーポンよりも開封率や利用率が高く、話題性や拡散効果を狙うキャンペーンにも適しています。

公式LINEでクーポンを活用するメリット

公式LINEのクーポンを上手く活用すれば、集客やリピーター施策を効率的に行えます。

ここでは、クーポン活用によって得られる主なメリットを3つ紹介します。

  • 店舗・Webサイトに誘導できる
  • 友だち追加数が増やせる
  • ブロックを回避しやすい

店舗・Webサイトに誘導できる

クーポンを配布することで、ユーザーを自然に店舗やWebサイトへ誘導できます

「この画面を提示で◯円引き」「オンライン限定クーポンはこちら」など、明確な行動を促す設計ができるためです。

また、クーポンの有効期限を短めに設定すれば「期限内に使わなきゃ」と来店・購入を後押しできます。

特にECサイトでは、商品ページやカート画面に誘導するリンクを併用することで、購入完了までの導線をスムーズに設計できます。

友だち追加数が増やせる

クーポンは「友だち追加」の動機づけとしても効果的です。

たとえば「友だち追加で10%OFF」「新規登録者限定クーポン配布中」といった訴求を行うことで、自然に登録数を伸ばせます。

特に、SNS広告や店舗POPなどでLINE公式アカウントへの導線を用意しておくと、オフライン・オンラインの両方から友だち獲得が可能です。

一度追加したユーザーとの接点を維持しやすく、リピーター育成にもつながります。

ブロックを回避しやすい

LINE公式アカウントでは、クーポン配布によってブロックを回避しやすくなります。

単なる宣伝メッセージばかり送ると離脱されやすいですが、「お得情報をもらえるアカウント」として認識されれば、通知を好意的に受け取ってもらえます。

また、定期的にクーポンを発行することで、「次も何かもらえるかも」という期待感を維持でき、自然にエンゲージメントを高められます。

季節限定やイベント連動など、ユーザーにとって価値のある内容にすることが、ブロック防止のポイントです。

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公式LINEのクーポンの作り方|8ステップ

公式LINEでクーポンを作成する手順は、管理画面上で完結します。ここでは、基本の8ステップを紹介します。

  1. LINE公式アカウントの管理画面を開く
  2. 「ツール」から「クーポン」を選択
  3. 「クーポン名」「有効期限」を設定
  4. クーポンの「写真」を設定
  5. 利用ガイドを設定
  6. 抽選付きの場合は「当選確率」「当選人数」を設定
  7. LINEヤフーサービスへの掲載設定
  8. 「公開設定」「使用可能回数」を選択
  9. 「クーポンコード」「クーポンタイプ」を選択

1. LINE公式アカウントの管理画面を開く

まずは、LINE公式アカウントの管理画面にアクセスします。パソコンから「LINE Official Account Manager」にログインし、クーポンを作成したいアカウントを選択しましょう。

スマートフォンアプリでも作成可能ですが、初めて設定する場合は操作がわかりやすいPC版がおすすめです。

ログイン後、画面左側のメニューから各種ツールを操作できるようになります。

2. 「ツール」から「クーポン」を選択

この画面では、クーポンをどの条件でユーザーに配布するかを選択します。

「条件なし」を選ぶと、すべてのユーザーが自由にクーポンを取得できる設定になり、来店促進や新商品のお試しに向いています。

一方「条件あり」には「抽選」と「友だち紹介」の2種類があり、抽選では当選者だけがクーポンを受け取れる仕組みです。限定感を出したいキャンペーンに適しています。

「友だち紹介」は、紹介した人と紹介された人の両方にクーポンを付与でき、友だち追加を促す施策に最適です。目的に応じて、最も効果的な獲得条件を選びましょう。

3. 「クーポン名」「有効期限」を設定

次に設定するのは「クーポン名」「有効期限」です。

クーポン名は、ユーザーがひと目で内容を理解できるよう、シンプルかつ具体的に記載します。

たとえば「LINE友だち限定10%OFFクーポン」や「期間限定・ドリンク1杯無料」など、特典内容や対象条件を明確にするとクリック率が上がります。

また、クーポン名には個人情報を含めないよう注意しましょう。有効期限では「開始日時」と「終了日時」をそれぞれ入力し、キャンペーン期間に合わせて設定します。

短すぎると利用されにくく、長すぎると希少性が薄れるため、数日~1週間程度が効果的です。

4. クーポンの「写真」を設定

続いて、クーポンの「写真」を設定します。

クーポン画像はユーザーの目に最初に入る要素であり、視覚的な印象を左右します。設定できるのは10MB以下のJPG・JPEG・PNG形式の画像で、サイズ制限を超えるとアップロードできません。

写真が表示されるのは有効期間中のみで、有効期限切れ・使用済み・落選時には非表示となります。また、画像内には氏名などの個人情報を含めないよう注意が必要です。

デザインに不安がある場合は、LINE公式が提供するクーポン用テンプレートを活用するのもおすすめです。ブランドイメージに合った写真やカラーを使うことで、クーポンの信頼性や利用意欲を高められます。

5. 利用ガイドを設定

次に、「利用ガイド」を設定します。利用ガイドは、クーポンの使用条件や注意点を明記する項目です。

たとえば「他クーポンとの併用不可」「1人1回まで利用可能」「テイクアウトは対象外」など、誤解やトラブルを防ぐ内容を具体的に記載します。

説明が不十分だと、店舗スタッフやユーザー双方で混乱が生じやすくなります。また、文字数に制限があるため、長文ではなく簡潔にまとめるのがポイントです。

複数店舗を運営している場合は、どの店舗で利用できるかも明確に記載しておきましょう。

6. 抽選付きの場合は「当選確率」「当選人数」を設定

抽選付きクーポンを作成する場合は、「当選確率」「当選者数の上限」を設定します。

当選確率は1%から100%の範囲で選択でき、ユーザーが参加した際に自動で抽選が行われます。たとえば「当選確率10%」に設定すれば、10人に1人が当たる仕組みになります。

特典を限定的に配布したい場合や、キャンペーンにゲーム性を持たせたい場合に効果的です。また、当選者数の上限を設けることで、配布数をコントロールできます

7. LINEヤフーサービスへの掲載設定

クーポンをより多くのユーザーに届けたい場合は、「LINEヤフーサービスへの掲載」を設定します。

「掲載する」を選ぶと、トークルーム上部のサービスメニューバーにクーポンへのリンクが表示され、新規友だちの獲得につながります。また、LINEヤフー内の関連サービスにもクーポン情報が掲載されるため、LINE外からの流入も期待できるでしょう

一方で、「掲載しない」を選んでも、メッセージ配信・LINE VOOM・SNSなどを通じて自由に配布可能です。

なお、抽選付きクーポンを設定している場合は、プロフィールページやクーポンリストには掲載されますが、LINEヤフーサービス上には表示されない点に注意しましょう。

8. 「使用可能回数」「クーポンコード」を選択


次に、「使用可能回数」と「クーポンコード(クーポンタイプ)」を設定します。

使用可能回数では、同じユーザーがクーポンを利用できる回数を指定します。1回限定にすれば特典の乱用を防げ、複数回にすればリピーター施策として有効です。

クーポンコードは、実店舗やECサイトで利用する際の管理に役立ちます。「コード入力型」ならオンライン決済時に使用可能、「提示型」なら店頭で画面を見せて利用できます。

9. 「クーポンタイプ」を選択

次に、「クーポンタイプ」を設定します。クーポンタイプには、「円引き」「%引き」「打ち消し線」「設定なし」などの形式があります。

たとえば「円引き」は100円引きのように金額を明示でき、「%引き」は10%OFFなど割引率で訴求できます。

「打ち消し線」は、割引前と割引後の価格を並べて表示できるため、値引きのインパクトを強調したいときに効果的です。

また、利用条件欄に「1,000円以上の購入で利用可能」などの条件を追加すれば、客単価の向上も狙えます。施策の目的に合わせて、最も伝わりやすいタイプを選びましょう。

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まとめ

LINE上で手軽にクーポンを発行・配信できる仕組みを活用すれば、来店促進やECサイトへの誘導、友だち追加の増加など、幅広いマーケティング効果が期待できます。

また、抽選付きや紹介型など多様なクーポン形式を使い分けることで、キャンペーンの訴求力を高め、ユーザーとの継続的な関係構築にもつながるでしょう。

一方で、有効期限や利用条件などの設定を誤ると、トラブルやユーザー離れを招くリスクもあるため、発行前の確認が重要です。


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