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【2025年最新】LINEキャンペーンの事例22選|種類や成功のコツも解説
LINEは日常的な連絡手段ツールとして使われており、数あるSNSの中でもトップクラスの国内ユーザー数を誇ります。
2022年9月時点では9,200万人にも上り、かつアクティブ率も非常に高いことから、プロモーションや販促に活用している企業も多くいます。
この記事では、LINEキャンペーンの種類やメリット5つ、面白いLINEキャンペーンの成功事例などについて紹介します。
目次
LINEキャンペーンとは
LINEキャンペーンとは、LINE上で実施するキャンペーンのことを指します。
大きく分けると「オープンキャンペーン」と「クローズドキャンペーン」の2種類に分かれます。
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オープンキャンペーンは、LINE公式アカウントの友だち登録など、LINEのみでキャンペーンへの参加が完結するものです。
クローズドキャンペーンは、LINEアカウントのほかに対象商品を購入するなどの条件があり、レシートやQRコードを使って参加できる仕組みになっています。
LINEキャンペーンが注目される理由
株式会社ジャストシステムが実施した「LINEの利用に関するアンケート調査」によると、LINEを毎日起動するユーザーは、全体のうち72.8%を占めています。
つまり、7割以上のユーザーは毎日LINEアプリを利用しており、今やLINEはユーザーにとって手放せないアプリと言っても過言ではありません。
引用:Fastask
また、同社の調査では、企業のLINE公式アカウントを「友だち追加している」と回答した10代~50代の男女に『友だち追加した理由』を聞いたところ、半数以上のユーザーが『キャンペーン参加/応募のため』と回答しました。
引用:生活者の心をうごかす"LINE公式アカウント活用の心得"とは?LINE公式アカウントの利用実態を徹底調査!
また、『クーポンなどお得な情報を得るため』と回答したユーザーは51.2%にも上ります。
LINEは消費者にとって日常的に使用されるツールでありながら、お得なキャンペーン情報やクーポンを求めて企業のLINE公式アカウントを追加するケースが多いようです。
これらの理由から、LINEキャンペーンは集客や販促に効果的なマーケティング施策として、大きな注目を集めています。
LINEキャンペーンのおもな種類
LINEキャンペーンでよく実施されているのは、主に下記のようなものがあります。
- 友だち登録キャンペーン
- その場で当たるインスタントウィン
- レシートキャンペーン
- くじ引き・アンケート
ここからは、それぞれの種類について解説します。
友だち登録キャンペーン
友だち登録キャンペーンは、LINEの友だち登録のみで応募が完了するものです。簡単なエントリーの手順を踏んで参加するケースもあります。
ユーザーは面倒な手順を踏む必要がなく、気軽に参加しやすいのがメリットです。ユーザーの参加ハードルが低くなることで、多くの参加者が見込まれるでしょう。
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その場で当たるインスタントウィン
ユーザーがキャンペーンに参加したのち、抽選結果がすぐに表示される「インスタントウィン」形式のキャンペーン手法です。
インスタントウィンは、すぐに結果が分かることからユーザーに参加してもらいやすく、ユーザー同士の共有による2次拡散が期待できます。
デジタルギフトなどと相性が良く、商品券やクーポンなどを即時に発行することで、商品の購買行動・来店促進にもつながるでしょう。
くじ引き・アンケート
LINE友だち登録後、トーク画面上もしくはWebサイトに遷移して、くじ引きやアンケートへの回答をすることで応募できるものです。
くじ引きやゲームを通じて応募することで、ユーザーが楽しめるコンテンツとして広がりやすくなるメリットがあります。
アンケート回答を応募条件にすれば、ユーザー属性や興味関心などを把握しやすくなり、今後のマーケティング施策にも活かしやすくなるでしょう。
マストバイキャンペーン
マストバイキャンペーンは、対象商品の購入もしくは一定金額以上のお買い物をしたユーザーが参加できるキャンペーン手法です。
購入したレシートをトーク画面上もしくはWebサイト上にアップロードすることで、キャンペーンに応募できる仕組みとなっています。
マストバイキャンペーンは、対象商品の売上アップに直接貢献できる点がメリットです。また店舗への来店促進にもつながりやすくなります。
マストバイキャンペーンについては、下記の資料にて事例付きで分かりやすく解説しています。無料でダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。
LINEキャンペーンを実施するメリット5つ
LINEキャンペーンを実施するメリットには、下記の5つがあります。
- 新規顧客を獲得しやすい
- 低コストで友だち登録者を増やせる
- 既存顧客の離脱防止になる
- ユーザー属性や興味関心を把握できる
- クローズドな空間でアプローチできる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
1. 新規顧客を獲得しやすい
LINEはユーザー数が多く、国内の月間アクティブユーザー数は約9,200万人にも上ります。(2022年9月時点)そのため、新規顧客を獲得しやすいSNSと言えるでしょう。
普段利用していないSNSでキャンペーンに参加するとなると、アプリをインストールしたりアカウント登録したりと手間がかかります。
いくら魅力的なキャンペーンであっても、参加までの工数が煩雑だと参加してもらえないこともあります。
一方LINEであれば普段から連絡手段として利用しているユーザーも多いため、多くのキャンペーン参加者が見込めるでしょう。
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2. 低コストで友だち登録者を増やせる
LINEの友だち登録キャンペーンを実施することで、低コストで友だち登録者を増やせます。LINEでは友だち追加広告を配信することもできますが、出稿にコストがかかります。
一方LINEキャンペーンであれば、デジタルギフトなどを活用することで比較的低コストで済むでしょう。
LINEはクローズドSNSなので、他のSNSのように拡散力がありません。そのため、キャンペーンを開催することで友だち登録者数を効率的に増やしやすくなります。
3. 既存顧客の離脱防止になる
LINEを使ってキャンペーンを実施することで、友だち登録したユーザーの離脱やブロックを防げることもメリットのひとつです。
友だち登録の解除やブロックをした場合、当選が無効になる旨を記載すれば、キャンペーンの期間中は離脱・ブロックされにくくなります。
定期的にキャンペーンの実施やクーポンを配布すれば、ファンとして定着しやすくなり、友だち登録を継続してもらえるようになるでしょう。
4. ユーザー属性や興味関心を把握できる
キャンペーンでアンケート回答を応募条件とすることで、ユーザー属性や興味関心を把握できるようになります。
ユーザーの要望や需要に合ったマーケティング施策に活かせるため、商品開発や改善による顧客満足度の向上、売上アップなどに間接的に寄与できるでしょう。
5. クローズドな空間でアプローチできる
LINEは、クローズドな空間だからこそ発信できる内容の幅も広がり、特別感を演出しやすいメリットがあります。
TwitterやInstagramなどのオープンなSNSは、フォロー外であっても他アカウントが発信する情報をチェックできます。一方、LINEによる情報発信は友だち登録者でなければ閲覧できません。
たとえばお得なクーポンやタイムセール情報を流したり、LINE連携によってお得に買い物できるなど、さまざまな工夫によってファン獲得を目指せるでしょう。
LINEキャンペーンを実施するデメリット3つ
LINEキャンペーンを検討する際は、メリットだけでなくデメリットについても知っておくと、効果的なキャンペーンの設計に役立ちます。
- 拡散力がない
- 友だち登録までのハードルが高い
- ブロックされやすい
ここでは、LINEキャンペーンを実施するメリットを解説します。
拡散力がない
LINEは他のSNSのような拡散機能がなく、拡散力はあまり期待できません。LINEでメッセージを届けられるのは、友だち追加をしているユーザーのみです。
タイムラインにシェアされれば、友だち追加しているユーザーの目にも留まりやすくなるでしょう。
タイムラインへの投稿を条件にしたり、ダブルチャンスとして他のSNSと同時にキャンペーンを展開したりするのが効果的です。
友だち登録までのハードルが高い
LINEは友だち登録してもらえるまでのハードルが高い傾向にあります。
LINEアカウントは複数のアカウントを作れないので、プライベート用のアカウントで友だちを追加することに抵抗がある方もいるかもしれません。
そのため、LINEの友だち追加までの導線をスムーズにしたり、キャンペーンの応募以外にも友だちに追加するメリットを提示したりするといいでしょう。
ブロックされやすい
LINEには、ブロックされやすいというデメリットもあります。TwitterやInstagramでは、フォローしてもタイムラインに投稿が流れるだけなので、個別のメッセージが送られてくるわけではありません。
一方でLINEの場合は、友だち追加した相手との個別のトーク画面が作られ、メッセージの通知が届きます。
通知をオフにしてもメッセージは溜まっていくので、ブロックされる可能性があります。メッセージの内容や配信頻度を調整しつつ、できる限りブロックを減らす工夫が必要です。
LINE友だち登録キャンペーンの面白い成功事例22選
ここからは、LINEキャンペーンの面白い成功事例を紹介します。
- LINEインスタントウィンキャンペーンの事例
- LINEレシート応募キャンペーンの事例
- LINEクイズ・アンケート回答キャンペーンの事例
- LINEマイレージキャンペーンの事例
- LINEコンテンツ参加型キャンペーンの事例
それぞれ企画別に紹介するので、どのようなキャンペーンを開催するかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
LINEインスタントウィンキャンペーンの事例4選
続いて、応募するとその場で抽選結果が分かるインスタントウィンキャンペーンの事例を見ていきましょう。
1. 和光堂|にこピカ新商品キャンペーン
参照:和光堂
和光堂では、「和光堂にこピカ新商品キャンペーン」と称して、その場で当たるLINEインスタントウィンキャンペーンを実施しました。
LINEに友だち追加をした後、くじを引くとその場で当選結果が発表されるというもの。1日1回チャレンジできます。
景品には、各月齢から選べる商品セットが用意されており、成長段階別のラインナップを揃えることで幅広い層からの参加が見込めます。
また、特設サイトでは乳歯ケアの重要性や同社商品の紹介も行われており、商品やサービスの認知拡大や商品理解の促進などにもつながっている事例です。
応募条件 | LINEに友だち追加した後、くじを引くとその場で当落結果が発表される |
特徴 |
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2. 銀のさら|友だち登録キャンペーン
参照:宅配寿司 銀のさら「銀夏祭 公式アプリ限定デリポイントプレゼント」|OWNLY導入事例
宅配寿司「銀のさら」公式LINEアカウントでは、友だち追加で参加できるプレゼントキャンペーンを実施しました。
LINEアカウントの友だち追加によって、抽選で最大1,000デリポイントが当たるというもので、ハズレなしでお得なクーポンが必ず当たる内容になっています。
銀のさら公式アプリをダウンロードのうえ、公式LINEの友だち追加をするとくじを引くことができ、その場ですぐに当選結果が分かるという流れです。
当選結果をすぐに確認できることで、ユーザーが気軽に参加しやすくなり、参加者増加のほか満足度が向上した事例です。
応募条件 |
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特徴 |
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3. 沖縄ファミリーマート|LINE友だち限定スピードくじ
参照:アーモンドミルクラテプレゼントキャンペーン|OWNLY導入事例
沖縄ファミリーマート公式LINEアカウントでは、ラテ飲料「アーモンドミルクラテ」の販売を開始するにあたって、友だち追加キャンペーンを実施しました。
応募するには、公式LINEアカウントを友だち追加のうえ、キャンペーン特設サイトにアクセスすると、くじ引きがひけるというもの。
キャンペーンの期間中は、1日1回毎日参加できるようになっており、ラテ飲料をより多くの人に知って、飲んでもらえるようなプロモーションとなっています。
このキャンペーンはTwitterやInstagramといった他のSNSでも同時開催されたため、拡散力が少ないLINEでも多くの応募者を集めたことが特徴です。
応募条件 |
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特徴 |
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4. アサヒビール|友達登録キャンペーン
出典:アサヒ生ビール コンビニ無料引き換えクーポンプレゼントキャンペーン
アサヒビール株式会社は、アサヒ生ビールの無料引き換えクーポンが抽選で合計100万名に当たるLINEキャンペーンを実施しました。
このキャンペーンはLINEとTwtitterで同時開催されており、いずれも参加までのハードルが低いインスタントウィン形式となっています。
LINEは拡散性が低いという弱みがある中で、Twitterで拡散を狙いLINEに誘導するといった導線がうまく作られていることも特徴です。
応募条件 |
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特徴 |
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LINEレシート応募キャンペーンの事例5選
次に、レシートで応募できるLINEキャンペーンの成功事例を紹介します。
1. ザバス
プロテインブランド「ザバス」では、バスケットボールの河村勇輝選手を応援するキャンペーンとして、LINEのレシート応募キャンペーンを実施しました。
ザバス対象商品を購入してレシート応募すると、河村選手のサイン入りボールやザバス詰め合わせセット、家電製品、QUOカードなどが当たるという内容です。
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— ザバス 公式アカウント (@my_savas_jp) March 27, 2024
ザバスを買って豪華賞品を当てよう🏀
\#ザバス × #河村勇輝 選手応援キャンペーン実施中⛹
応募方法
①ザバスLINEアカウントを友だち追加
②対象商品購入レシートを撮影し送付📷
河村選手サイン入りボール他、オリジナル賞品をプレゼント❗
応募はこちらからhttps://t.co/Q7MfRSff3I#バスケ pic.twitter.com/lFdCw9EAWb
ザバスシリーズの全商品が対象となっているので、商品の販売促進や利益向上につながっています。
また、「河村選手を応援する」というキャッチーな企画を展開することで、自社のターゲット層とは異なるファン層を獲得できるという点もメリットです。
応募条件 |
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特徴 |
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2. JA全農にいがた
参照:新潟茶豆 たくさん食べてご馳走を当てようキャンペーン|OWNLY導入事例
JA全農にいがた/にいがた園芸農産物宣伝会では、新潟茶豆のPRを目的に「新潟茶豆 たくさん食べてごちそうをあてよう!キャンペーン」を実施。
対象商品を購入したレシートを撮影し、メールアドレスまたはLINEでエントリーすると応募できるというもの。また、はがき応募にも対応することで、幅広い層からの応募を狙いました。
レシート応募によって購買を促し、豪華賞品をプレゼントにすることで新潟茶豆の認知拡大にもつながっています。
応募条件 |
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特徴 |
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3. 株式会社トライフォース
株式会社トライフォースでは、ハマボールイアスからのホリデーギフトとして、年末年始にかけてレシート応募キャンペーンを実施しました。
キャンペーン特設サイトからLINE公式アカウントにアクセスし、友だち追加した上でキャンペーンに参加できます。
参照:ハマボールイアス HAPPY HOLIDAY レシート応募キャンペーン|OWNLY導入事例
案内メッセージに従ってLINEのトーク画面でレシート応募すると応募が完了し、後日当選者にトーク画面で通知されるというものです。
LINE公式アカウントの友だち数を増やすことで、店舗のお得なキャンペーン情報やクーポンなど、販促につながるコンテンツを継続的に配信できます。
応募条件 |
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特徴 |
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4. リカルデント
モンデリーズ・ジャパン株式会社の「リカルデント」は、フルーツアソートボトルガムの新発売を記念し、人気キャラクター・ちいかわとのコラボを実施しました。
このコラボレーションでは、期間限定ボトルの販売や、リカルデントを買うと店頭でプレゼントがもらえるキャンペーン、コラボグッズが当たるLINEキャンペーンを展開。
画像引用:リカルデントボトルを持った、ちいかわたちが登場!期間限定のコラボボトルが2月6日(月)から発売 フレーバーは新発売のマスカット&グレープフルーツ
LINE公式アカウントを友だち追加し、キャンペーン期間中に購入したレシートで応募すると、ちいかわオリジナルコラボグッズが当選するという内容です。
新発売を記念し、人気キャラクターとのコラボでさまざまなチャネルで宣伝することにより、効率良く認知度向上につながっています。
応募条件 |
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特徴 |
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5. モスバーガー|生産地応援ありがとうキャンペーン
モスバーガーでは、地域の生産地を応援する企画として、LINE公式アカウントを活用した「生産地応援ありがとうキャンペーン」を実施しました。
キャンペーンへの応募には、店舗で税込1,000円以上を購入したレシートが必要で、さらに「モスのネット注文」を利用した場合は当選確率が2倍にアップするという設計です。
\生産地応援ありがとうキャンペーン/#モスバーガー 公式LINEアカウントを友だち追加&レシートをアップすると、対象商品と交換できるデジタルギフトをゲットのチャンス♪
— モスバーガー (@mos_burger) May 24, 2023
期間限定商品の #エビマヨソースの海老カツバーガー と #エビグラスソースの海老カツバーガー もお楽しみください🦐
本キャンペーンは全3回に分けて展開され、各回で異なる人気商品のポチッとギフトが抽選で当たる内容となっています。
また、キャンペーンの告知にはLINEだけでなく、X(旧Twitter)も活用されており、SNSを横断しての話題拡散に成功しました。
生産地とのつながりを打ち出したブランドメッセージが好感を呼び、LINE友だち登録の増加と購買促進の両面で効果を上げた事例となっています。
応募条件 | モスバーガー店舗で1,000円(税込)以上購入したレシートで応募可能 ※ネット注文利用時は当選確率が2倍に |
特徴 |
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LINEクイズ・アンケート回答キャンペーンの事例6選
次に、クイズやアンケート回答で参加できるLINEキャンペーンについて紹介します。
1. 東京ラスク|ダブルチャンスキャンペーン
続いては、株式会社グランバーが販売する「東京ラスク」のLINE友だち登録キャンペーンの事例です。LINE公式アカウントを友だち登録の上、キャンペーンページからエントリー、アンケートへの回答で応募が完了します。
本キャンペーンはTwitterとの同時開催で、ダブルで応募すると当選チャンスも2倍になるのが大きな魅力です。
また、OWNLYを活用してSNSアカウントとアンケート結果を合わせて取得できるようにしたことによって、顧客分析に役立てることができます。
応募条件 |
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特徴 |
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2. JAPAN AVE.|頭文字Dコラボキャンペーン
参照:JAPAN AVE.
しげの秀一氏の人気漫画「頭文字D」と車載家電ブランド「JAPAN AVE.」がコラボしたLINEのクイズキャンペーンの事例です。
JAPAN AVE.公式LINEに登録して簡単なクイズに答えると、頭文字D限定コラボTシャツが抽選で43名に当たるというもの。
クイズに回答すると簡単なメッセージが送信されるようになっており、結果を発表する前にユーザーの離脱されたり、ブロックされたりすることを防いでいます。
特設ページ内にあるヒントから回答を探すことができ、特設ページへの遷移を促していることがポイントです。Amazonや楽天などのバナーも設置されており、すぐにECサイトにアクセスできるような工夫も施されています。
応募条件 |
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特徴 |
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3. T-fal|アンケート回答キャンペーン
ティファール公式LINEアカウントでは、同社全商品対象・10,000円以上の購入で使える1,500円オフクーポンがもらえるLINEキャンペーンを実施しました。
LINE友だち追加で1,000円オフクーポン、さらに簡単なアンケートに回答すると1,500円オフクーポンがもらえるという内容です。
応募条件はいずれも簡単なので、ユーザーの心理ハードルが低く、多くの人に参加してもらいやすいキャンペーンとなっています。
また、アンケート回答によって顧客情報の収集や活用に役立てることができ、クーポンによる購買促進にもつながっている事例です。
応募条件 |
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特徴 |
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4. GLOBAL WiFi|グローバルWiFiプレゼントキャンペーン
参照:GLOBAL WiFi
GLOBAL WiFiは、LINE友だち100万人突破を記念して、グローバルWiFiプレゼントキャンペーンを実施しました。
LINEに友だち追加のうえ、アンケートに回答すると、抽選で旅行券やスーツケース、ヘッドセットなどの豪華景品が当たるという内容です。
特設サイトでは、友だち登録をするメリットも簡潔に説明されており、ユーザーにとってのキャンペーン参加の心理的ハードルを下げる狙いも。
また、LINEやTwitter、FacebookなどのSNSシェアボタンも用意されているため、認知拡大や拡散効果も期待できます。
応募条件 |
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特徴 |
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5. メゾンエイブル|アンケートキャンペーン
参照:メゾンエイブル
一人暮らしの女性を応援する生活サポートサービス・メゾンエイブルが実施したクリスマスプレゼントキャンペーンの事例です。
LINE友だち追加の上、フォームからアンケートに回答すると、選べる4つのコースごとのプレゼントに応募できるというもの。
また、公式Instagramをフォローすると当選確率がアップするというWチャンスも設けられており、Instagramのフォロワー増加も狙えます。
特設サイトには、メゾンエイブルの特典などお得な情報が発信されており、ブランドの認知拡大やCVR向上に寄与しています。
応募条件 |
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特徴 |
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6. モーリーファンタジー
参照:イオンファンタジーLINE公式アカウント|新LINE友だち追加キャンペーン4月14日(日)まで開催
アミューズメント施設「モーリーファンタジー」では、公式LINEアカウントがリニューアルするにあたって、友だち追加キャンペーンを実施しました。
これまで店舗別だったアカウントが1つになったことから、キャンペーンを通じて効率良く既存顧客・新規顧客の獲得を狙っています。
簡単なアンケートに回答すると、特典で選べるクーポンがプレゼントされ、5種類の特典から好きなもの1つを選んで、すぐにお店で利用できます。
また、LINEキャンペーンの開催記念として、X(旧:Twitter)でもフォロー&リポストキャンペーンを同時開催し、認知拡大に寄与しています。
応募条件 | アンケート回答で全員プレゼントまたは抽選で10人に1人もらえる |
特徴 |
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LINEマイレージキャンペーンの事例
最後に、スタンプやポイントを貯めて応募するマイレージ型のLINEキャンペーン事例を紹介します。
1. 味の素|ギョーザマイレージキャンペーン
味の素冷凍食品株式会社では、「ギョーザマイレージ」と称したLINEキャンペーンを実施しました。
対象商品を購入したレシートを撮影し、LINEで送るとポイントが貯まり、ポイントに応じて景品に応募できるというマイレージ形式のキャンペーンです。
景品内容は定期的に変わるため、既に景品を獲得したユーザーが飽きることなく、目当ての景品を見つけやすくなります。
また、毎月の対象商品購入数に応じて会員ランクがアップする「会員ランク制度」も設けられており、お得な特典や情報も発信されています。
マイレージ形式のキャンペーンは、リピーター獲得や販売促進、売上向上に有効です。
応募条件 |
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特徴 |
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2. クノール®|その場で当たる!クノール®マイレージキャンペーン
味の素株式会社が販売する「クノール®」シリーズでは、「LINE Pay残高が必ずもらえる!その場で当たる!クノール®マイレージキャンペーン」を実施しました。
対象商品を購入し、公式LINEアカウントからスタンプカードを開き、レシートと一緒に商品バーコードを撮影してスタンプを貯めるという内容です。
1、3スタンプ目はLINE Pay残高が先着で必ずもらえ、2、4、5スタンプ目はその場で当たりが分かる抽選ゲームに参加できます。
「先着で必ずもらえる」「その場で当たりが分かる」という内容はユーザーに喜ばれやすく、参加ハードルが下がりやすくなります。
応募条件 |
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特徴 |
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3. ライオン|一攫洗金キャンペーン
ライオン株式会社は、衣料用洗剤や柔軟剤などの対象商品を購入したユーザーを対象に、LINEを活用したマイレージキャンペーン「選べるデジタルポイントキャンペーン」を実施しました。
本キャンペーンでは、購入金額に応じてシールが付与され、シール枚数に応じて異なるコースに応募できる仕組みとなっており、継続的な購買行動を促しています。
対象商品には「NANOXone」や「アクロン」などの定番製品が多数含まれており、ユーザーは全国の実店舗・ECサイト問わず購入可能です。
また、獲得したデジタルポイントは、PayPayポイント・dポイント・EdyギフトIDなど複数の中から自由に選べる点も魅力的です。
LINEアカウント経由での応募を必須とすることで、継続的なリーチにもつなげており、EC・実店舗双方における販促とLINEチャネル活性化を両立させた好事例といえるでしょう。
応募条件 |
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特徴 |
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コンテンツ参加型のキャンペーンの事例3選
ここからは、コンテンツ参加型のLINEキャンペーン事例を紹介します。
1. サントリー|冒険型ビール工場体験キャンペーン
サントリー公式ホームページでは、「BEER iLAND 冒険型ビール工場体験」と称したオリジナルコンテンツを提供しています。
RPGのようなゲーム感覚でビール工場体験ができるという内容で、コンテンツが終了すると「こだわり堪能キット」というプレゼントが当たる企画に応募できます。
プレゼントキャンペーンに応募するためには、サントリーの公式LINEアカウントを友だち登録することが条件です。
自社ホームページへのアクセスを増やしつつ、自社商品や製法をアピールし、さらに友だち登録者の獲得と、さまざまな効果が期待できるキャンペーンとなっています。
応募条件 |
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特徴 |
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2. ニッスイ|から揚げラップバトルキャンペーン
ニッスイは、家庭用冷凍食品の人気商品「今日のおかず 若鶏の竜田揚げ」など3品を対象に、LINEを活用した「から揚げラップバトルキャンペーン」を実施しました。
本キャンペーンでは、お笑いトリオ「ハナコ」が登場するラップバトル風のムービーを展開し、視聴後に一番食べたい商品を選んで投票する形式で、ユーザーの参加を促しています。
投票者の中から抽選で、BOSEの高性能ヘッドホンなど豪華賞品が当たる設計となっており、参加のしやすさとエンタメ性を両立したプロモーションとして話題を集めました。
さらに、LINEからの応募に加え、対象商品の購入レシートを使ったキャンペーンも同時開催。LINEでの応募にも対応し、販促とブランド理解の両面で効果を発揮しています。
本企画は、商品の魅力をラップというユニークな切り口で訴求することで、特に若年層の興味を引き、SNS拡散にもつながった事例といえるでしょう。
応募条件 |
※【購入型】対象商品を購入&レシートをLINEまたははがきで送付 |
特徴 |
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3. ピュリナ「プロプラン リブクリア」|LINEチャレンジキャンペーン
ネスレ日本は、「ピュリナ プロプラン」シリーズのLINE公式アカウントを活用し、愛猫と飼い主に向けた「リブクリアチャレンジ」キャンペーンを実施しました。
本キャンペーンは、アレルゲン低減機能を持つキャットフード「プロプラン リブクリア」の効果を体験してもらうため、LINE経由で50gのサンプルを申し込むと、もれなくプレゼントされる仕組みになっています。
その後、実際にサンプルを試してもらい、食事中の様子や感想をInstagramに指定ハッシュタグ付きで投稿することで、抽選で1.5kgの製品やQUOカードPayが当たる追加特典にも応募可能です。
また、LINEのメニューから簡単に申込フローへ進める導線設計がされており、ユーザーの負担を抑えつつ、製品の使用体験とSNSでの認知拡大を同時に実現しています。
購入を伴わない無料サンプルと投稿体験を軸にした共感型プロモーションとして、顧客体験とエンゲージメントを重視した施策となっています。
応募条件 | LINEで「ピュリナ プロプラン」公式アカウントを友だち追加し、<br>LINEメニューから50gサンプルを申し込む(※ネスレ会員登録が必要)<br>+Instagramにハッシュタグ投稿で抽選応募可能 |
特徴 |
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LINEキャンペーンのやり方|6ステップ
LINEキャンペーンを実施する際は、次の手順で進めましょう。
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1. 目的やターゲットを明確にする
LINEキャンペーンを成功させるためには、目的とターゲットの明確化が欠かせません。
目的が曖昧だと、施策の方向性がブレやすく、成果につながりにくくなります。
たとえば、以下のような目的が考えられます。
- 友だち追加数を増やす
- 店舗への来店を促進する
- リピーターを増やす
- 商品・サービスの認知度を高める
ターゲットも「新規顧客」「既存顧客」「休眠顧客」など、できるだけ細かく設定しましょう。ユーザー属性や関心事に合わせたキャンペーン設計ができれば、参加率や効果が大きく向上します。最初のキャンペーン設計が全体の成果を左右するため、丁寧に行うことが大切です。
2. 目標やKPIを設定する
目的が決まったら、次は具体的な数値目標(KPI)を設定します。
KPIはキャンペーンの進捗や効果を測るための指標で、以下のような例が挙げられます。
- 友だち追加数:1,000人増加
- クーポン使用率:20%以上
- アンケート回答率:30%
- 購入率:5%向上
KPIは最終的な目標(KGI)を補完する形で設定し、複数の指標を段階的に設けると課題の特定がしやすくなります。
過去実績や業界平均を参考に、現実的かつ達成可能な数値を設定することで、目標達成の意識が高まります。
3. キャンペーン内容を企画する
目的やターゲットが決まったら、適切なキャンペーン形式を選定して内容を企画します。
LINEキャンペーンには多様な形式があり、目的に応じて以下のように使い分けます。
友だち追加 |
インスタントウィン、くじ引き |
購買促進 |
レシート応募、マストバイキャンペーン |
認知拡大・エンゲージメント強化 |
アンケート、クイズ、UGC投稿 |
また、LINEキャンペーンを実施するにあたって、景品選びも重要です。ユーザーにとって魅力的かつ参加しやすい設計にすることで、応募率が大きく変わります。
キャンペーンの目的達成に直結する企画設計を心がけましょう。
4. キャンペーンツールを選定する
LINEキャンペーンを円滑に運用するには、適切なツールの選定が必要です。
ツールによって対応できるキャンペーン形式や、分析機能が異なるため、目的に合ったものを選びましょう。
主な機能例は以下の通りです。
- インスタントウィン
- アンケート・クイズ作成機能
- レシート応募・マイレージ管理
- 効果測定・分析レポート など
とくに効果測定機能が充実しているツールを選べば、実施後の改善に役立ちます。
導入前に、操作性や費用感を確認することも大切です。自社のリソースや担当者のスキルに合わせて、無理なく運用できるものを選びましょう。
5. キャンペーンを実施する
準備が整ったら、いよいよキャンペーンの実施です。単に実施するだけでなく、配信タイミングや告知方法も重要です。
ターゲットユーザーがアクティブな時間帯を狙って配信したり、以下のようなチャネルと組み合わせて告知を強化しましょう。
- LINE公式アカウントでのメッセージ配信
- 他SNS(Instagram、Xなど)での告知
- 自社のWEBサイトや店頭での周知
キャンペーン導線はシンプルで分かりやすく設計し、ユーザーが迷わず参加できる仕組みを作ることが重要です。
また、途中経過を確認し、必要に応じて文言や配信タイミングを微調整することで、成果の最大化が期待できるでしょう。
6. 効果検証をおこなう
キャンペーン終了後は、設定したKPIをもとに効果検証を行います。
以下のような数値を分析しましょう。
- 友だち追加数の推移
- 応募数やクーポン使用率
- 購入率やサイト遷移数
- ユーザーの反応やエンゲージメント率
これらのデータをもとに、目標達成度と施策の改善ポイントを洗い出します。
特に、「どの施策が効果的だったか」「どこに課題があったか」を把握することで、次回以降のキャンペーンの質を高められるでしょう。
LINEキャンペーンの効果測定方法と改善ポイント
LINEキャンペーンの効果を最大化するには、実施後の効果測定と改善が欠かせません。
KPIを設定しただけでは意味がなく、実際に成果を数値化し、どの部分に課題があるかを把握することで、次回以降の精度を高めることができます。
代表的な効果測定項目は以下の通りです。
指標 | 内容 |
友だち追加数 |
キャンペーン前後の増加数 |
応募率・参加率 |
応募数 ÷ メッセージ配信数など |
クーポン使用率 |
配布したクーポンのうち、実際の利用率 |
購入率・CVR |
応募者のうち、購入やアクションに至った割合 |
エンゲージメント率 |
クリック率、アンケート回答率などの反応率 |
これらの指標を分析し、「どの施策が効果的だったか」「改善すべきポイントはどこか」を振り返ります。特に、友だち追加だけでなく、購入や利用までつながったかを確認することが重要です。数値の変動から仮説を立て、次回の施策に活かしましょう。
LINEキャンペーンを成功させるコツ4つ
LINEキャンペーンを成功させるコツは、以下のとおりです。
- 参加ハードルを下げる
- 販促につながる応募条件を設定する
- 他のSNSと組み合わせる
- 複数回の購入を後押しする
それぞれのコツについて詳しく見ていきましょう。
参加ハードルを下げる
LINEキャンペーンは、第一に「LINEを追加する」という手間が発生します。そのため、友だち追加後の応募条件はなるべく手軽なものに設定するといいでしょう。
「友だち追加後抽選で応募完了」「簡単なアンケートで参加できる」など、ユーザーの手間を減らして参加ハードルを下げることも大切です。
販促につながる応募条件を設定する
LINEキャンペーンを実施した後に、自社商品やサービスの販促につなげられるような仕組みを作っておくこともおすすめです。
たとえば、「LINE連携」や「通知オン」などを応募条件にすることで、キャンペーン終了後もプッシュ通知やクーポン配布などの施策を展開することができます。
他のSNSと組み合わせる
LINEのメッセージは、友だち追加しているユーザーにしか配信されません。そのため他のSNSに比べると拡散性が低いのがデメリットのひとつです。
LINE単体では拡散が難しいため、他のSNSを活用してLINEキャンペーンの存在をPRすることで、さらなる参加者増が見込めるでしょう。
一方で、「友だち登録者限定」といったお得感や特別感を演出しやすいメリットもあるので、LINEの特性を上手く活用することが求められます。
複数回の購入を後押しする
LINEポイントを景品にする場合は、1度ポイントを付与して終わりではなく、段階的に付与していく方法も効果的です。
対象商品の購入回数や金額に応じてポイントを付与すれば、「購入するほど多くのポイントがもらえる」と、購買意欲を掻き立てられます。
また、ユーザーとの接触回数が増えるので、顧客のリピート化も見込めます。
LINEキャンペーンまとめ
LINEキャンペーンには、マストバイキャンペーンやその場で当たるインスタントウィンなど、さまざまな種類があります。
ターゲットや目的に応じて適切に設計することで、商品やブランドの認知拡大や販売促進に大きな成果が見込めるでしょう。
LINEキャンペーンを実施するなら、SNSキャンペーンツール「OWNLY」がおすすめです。LINE以外のSNSも無制限で活用していただけるので、SNS上でキャンペーン施策を検討している方はぜひご活用ください。