
LINEキャンペーンとは?種類やメリット、面白いキャンペーンの成功事例3選を紹介
LINEは日常的な連絡手段ツールとして使われており、数あるSNSの中でもトップクラスの国内ユーザー数を誇ります。
2022年9月時点では9,200万人にも上り、かつアクティブ率も非常に高いことから、プロモーションや販促に活用している企業も多くいます。
この記事では、LINEキャンペーンの種類やメリット5つ、面白いLINEキャンペーンの成功事例について紹介します。
LINEキャンペーンで効果的な施策のひとつに「マストバイキャンペーン」があります。販売促進や集客効果があり、売上アップやリピーター育成につながる点が大きなメリットです。
下記の資料では、OWNLYとKIRINが共同開発した「マイレージ型マストバイキャンペーン」を事例付きで紹介しています。
無料でダウンロードできるので、LINEキャンペーン施策を検討している方は、ぜひご覧ください。
目次[非表示]
- 1.LINEキャンペーンとは
- 2.LINEキャンペーンのおもな種類
- 2.1.友だち登録キャンペーン
- 2.2.くじ引き・アンケート
- 2.3.その場で当たるインスタントウィン
- 2.4.マストバイキャンペーン
- 3.LINEキャンペーンを実施するメリット5つ
- 3.1.1. 新規顧客を獲得しやすい
- 3.2.2. 低コストで友だち登録者を増やせる
- 3.3.3. 既存顧客の離脱防止になる
- 3.4.4. ユーザー属性や興味関心を把握できる
- 3.5.5. クローズドな空間でアプローチできる
- 4.LINEキャンペーンの面白い成功事例3選
- 5.LINEキャンペーンまとめ
LINEキャンペーンとは
LINEキャンペーンとは、LINE上で実施するキャンペーンのことを指し、大きく分けると「オープンキャンペーン」と「クローズドキャンペーン」の2種類に分かれます。
オープンキャンペーン:LINEアカウントがあれば誰でも参加できる クローズドキャンペーン:商品購入後にLINEを通じて応募できる |
オープンキャンペーンは、LINE公式アカウントの友だち登録など、LINEのみでキャンペーンへの参加が完結するものです。
クローズドキャンペーンは、LINEアカウントのほかに対象商品を購入するなどの条件があり、レシートやQRコードを使って参加できる仕組みになっています。
LINEキャンペーンのおもな種類
LINEキャンペーンでよく実施されているのは、主に下記があります。
- 友だち登録キャンペーン
- レシートキャンペーン
- くじ引き・アンケート
- その場で当たるインスタントウィン
ここからは、それぞれの種類について解説します。
友だち登録キャンペーン
友だち登録キャンペーンは、LINEの友だち登録のみで応募が完了するものです。簡単なエントリーの手順を踏んで参加するケースもあります。
ユーザーは面倒な手順を踏む必要がなく、気軽に参加しやすいのがメリットです。ユーザーの参加ハードルが低くなることで、多くの参加者が見込まれるでしょう。
くじ引き・アンケート
LINE友だち登録後、トーク画面上もしくはWebサイトに遷移して、くじ引きやアンケートへの回答をすることで応募できるものです。
くじ引きやゲームを通じて応募することで、ユーザーが楽しめるコンテンツとして広がりやすくなるメリットがあります。
アンケート回答を応募条件にすれば、ユーザー属性や興味関心などを把握しやすくなり、今後のマーケティング施策にも活かしやすくなるでしょう。
その場で当たるインスタントウィン
ユーザーがキャンペーンに参加したのち、抽選結果がすぐに表示される「インスタントウィン」形式のキャンペーン手法です。
インスタントウィンは、すぐに結果が分かることからユーザーに参加してもらいやすく、ユーザー同士の共有による2次拡散が期待できます。
デジタルギフトなどと相性が良く、商品券やクーポンなどを即時に発行することで、商品の購買行動・来店促進にもつながるでしょう。
マストバイキャンペーン
マストバイキャンペーンは、対象商品の購入もしくは一定金額以上のお買い物をしたユーザーが参加できるキャンペーン手法です。
購入したレシートをトーク画面上もしくはWebサイト上にアップロードすることで、キャンペーンに応募できる仕組みとなっています。
マストバイキャンペーンは、対象商品の売上アップに直接貢献できる点がメリットです。また店舗への来店促進にもつながりやすくなります。
LINEキャンペーンを実施するメリット5つ
LINEキャンペーンを実施するメリットには、下記の5つがあります。
- 新規顧客を獲得しやすい
- 低コストで友だち登録者を増やせる
- 既存顧客の離脱防止になる
- ユーザー属性や興味関心を把握できる
- クローズドな空間でアプローチできる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
1. 新規顧客を獲得しやすい
LINEはユーザー数が多く、国内の月間アクティブユーザー数は約9,200万人にも上ります。(2022年9月時点)そのため、新規顧客を獲得しやすいSNSと言えるでしょう。
普段利用していないSNSでキャンペーンに参加するとなると、アプリをインストールしたりアカウント登録したりと手間がかかります。
いくら魅力的なキャンペーンであっても、参加までの工数が煩雑だと参加してもらえないこともあります。
一方LINEであれば普段から連絡手段として利用しているユーザーも多いため、多くのキャンペーン参加者が見込めるでしょう。
2. 低コストで友だち登録者を増やせる
LINEの友だち登録キャンペーンを実施することで、低コストで友だち登録者を増やせます。LINEでは友だち追加広告を配信することもできますが、出稿にコストがかかります。
一方LINEキャンペーンであれば、デジタルギフトなどを活用することで比較的低コストで済むでしょう。
LINEはクローズドSNSなので、他のSNSのように拡散力がありません。そのため、キャンペーンを開催することで友だち登録者数を効率的に増やしやすくなります。
3. 既存顧客の離脱防止になる
LINEを使ってキャンペーンを実施することで、友だち登録したユーザーの離脱やブロックを防げることもメリットのひとつです。
友だち登録の解除やブロックをした場合、当選が無効になる旨を記載すれば、キャンペーンの期間中は離脱・ブロックされにくくなります。
定期的にキャンペーンの実施やクーポンを配布すれば、ファンとして定着しやすくなり、友だち登録を継続してもらえるようになるでしょう。
4. ユーザー属性や興味関心を把握できる
キャンペーンでアンケート回答を応募条件とすることで、ユーザー属性や興味関心を把握できるようになります。
ユーザーの要望や需要に合ったマーケティング施策に活かせるため、商品開発や改善による顧客満足度の向上、売上アップなどに間接的に寄与できるでしょう。
5. クローズドな空間でアプローチできる
LINEは、クローズドな空間だからこそ発信できる内容の幅も広がり、特別感を演出しやすいメリットがあります。
TwitterやInstagramなどのオープンなSNSは、フォロー外であっても他アカウントが発信する情報をチェックできます。一方、LINEによる情報発信は友だち登録者でなければ閲覧できません。
たとえばお得なクーポンやタイムセール情報を流したり、LINE連携によってお得に買い物できるなど、さまざまな工夫によってファン獲得を目指せるでしょう。
LINEキャンペーンの面白い成功事例3選
ここからは、LINEキャンペーンの面白い成功事例を3つ紹介します。
なお、さらに詳しい成功事例を知りたい方は「LINEの友だち登録キャンペーンの事例6選|メリット・デメリットを解説」をぜひご覧ください。
1. グランツリー武蔵小杉|レシート応募
はじめに紹介するのは、グランツリー武蔵小杉のLINEキャンペーン事例です。LINE友だち・新規友だち限定で参加でき、応募者から抽選で100名に商品券がプレゼントされました。
期間中に対象店舗で3,000円以上のレシートを撮影し、トーク画面のメニューから「お応募する」ボタンを押して、レシート写真を送信すると応募できます。
LINEの友だちであればレシート1枚につき1回参加できるため、友だち登録数増加にくわえて、商品の販売促進や集客につながるのが魅力です。
2. 株式会社そごう・西武|ダブルチャンス
続いては、株式会社そごう・西武のLINEキャンペーン事例を紹介します。このキャンペーンは、LINEとTwitterで同時に開催されていることが特徴です。
LINEでは、友だち登録後に抽選で「nanacoギフト omni 500円分」が2万名に当たるプレゼントキャンペーンを実施しました。
当選者数が2万名と非常に多いことから、「自分も当たるかもしれない」という気持ちになり、多くのユーザーに参加してもらいやすくなります。
またTwitterでは、豪華賞品がその場で当たるキャンペーンが同時開催されました。Twitterだけでなく、LINEキャンペーンの認知拡大・参加者増加に貢献していると言えるでしょう。
3. Food Nations 肉フェスTOKYO|友だち登録
参照:http://blog.lineat.jp/archives/44354040.html
日本・世界各国の肉料理を集めるフードイベント「Food Nations 肉フェスTOKYO2015春」のLINEキャンペーンの事例です。
友だち登録数が増えるごとに、お得なクーポンが当たる抽選券が発行されるというもので、指定人数に達する度に何度でも抽選に参加できます。
イベントでは、実際に肉フェス公式キャラクターがQRコードを持って会場を歩いたり、LINE@ブースを配置したりと、キャンペーン実施の宣伝活動が行われました。
これらの宣伝が功を奏して、短期間のイベントでは異例の約4万5000人に友だち追加されたようです。
LINEキャンペーンまとめ
LINEキャンペーンには、マストバイキャンペーンやその場で当たるインスタントウィンなど、さまざまな種類があります。
ターゲットや目的に応じて適切に設計することで、商品やブランドの認知拡大や販売促進に大きな成果が見込めるでしょう。
LINEキャンペーンを実施するなら、SNSキャンペーンツール「OWNLY」がおすすめです。LINE以外のSNSも無制限で活用していただけるので、SNS上でキャンペーン施策を検討している方はぜひご活用ください。