インフルエンサーの適切な選び方5つ｜ポイントやキャスティング方法も

インフルエンサーを選ぶときは、「フォロワー数」だけを見て依頼すると失敗してしまうリスクがあります。適切な選び方について知ることで、より高い効果が見込めるでしょう。

「インフルエンサーの選び方とは？」「どんなインフルエンサーに依頼すると高い効果が得られる？」と疑問をお考えの方もいるのではないでしょうか。

本記事では、インフルエンサーの適切な選び方のポイントや、SNS別インフルエンサーの特徴、起用を避けるべきインフルエンサーの特徴などを紹介します。

インフルエンサーの適切な選び方5つ

成果につながるインフルエンサーを選ぶときは、以下のポイントに沿って選定しましょう。

• インフルエンサーの特徴
• フォロワー数や再生回数
• エンゲージメント率
• ターゲット層
• PR投稿の経験

ここでは、それぞれのポイントについて順に解説します。

インフルエンサーの特徴

まずは、インフルエンサー本人の特性に着目して選定しましょう。

たとえば、インフルエンサーの投稿カテゴリーや投稿傾向、フォロワーの反応、よく使っているハッシュタグなどをチェックします。

自社のPR依頼がインフルエンサー自身の興味があるジャンルであれば、前向きにPRに取り組んでもらえる可能性が高まります。

一口に美容系YouTuberと言っても、商品紹介やレビューを得意としているインフルエンサーもいれば、メイク方法やテクニックを得意とするインフルエンサーもいるでしょう。

それぞれのインフルエンサーに合わせた企画を行いましょう。

フォロワー数や再生回数

フォロワー数や再生回数のみでインフルエンサーを選定するのも指標のひとつです。

インフルエンサーマーケティングにどのような効果を期待しているか、何を目的に起用するかによって指標とする数字は異なります。

たとえば、認知拡大を目的としているにもかかわらず、フォロワー数が数千人のインフルエンサーを起用しても、大きなリーチは期待できないためです。

ただし、フォロワー数=インプレッション数や再生回数になると考えないよう注意しましょう。

TikTokのようなレコメンド機能に特化したSNSの場合は、フォロワー数よりも再生回数を重視したほうが予測しやすくなります。

エンゲージメント率

次に、投稿のエンゲージメント率も確認しましょう。

フォロワー数が多いからといって、インフルエンサーの投稿に興味を持つ熱量の高いフォロワーが多いとは限らないためです。

複数のインフルエンサーを選定してエンゲージメント率を比較すれば、より成果の高いインフルエンサー選びの参考になります。

ターゲット層

インフルエンサーのフォロワー層と自社商品のターゲット層が一致しているかどうかも重要です。フォロワー層を見極めるときは、以下のポイントを意識しましょう。

• フォロワーの男女比
• フォロワーの年代分布

ここで注意すべきなのは、インフルエンサーの投稿ジャンルだけで、フォロワーやファン層を判断しないことです。

たとえば、女性インフルエンサーが美容やファッションについて投稿している場合でも、場合によっては男性のフォロワーが多いこともあるでしょう。

PR投稿の経験

インフルエンサー自身にPR投稿の経験があるかも確認しましょう。

PR投稿の経験は必須ではないものの、過去に何度も経験のあるインフルエンサーはPR依頼に慣れており、スムーズに進行しやすいでしょう。

ある程度フォロワーがいるにもかかわらず、PR投稿がないインフルエンサーの場合は、そもそも案件を断っているケースがあります。

まずは、PR依頼を相談できるかどうか確認することが必要です。

また、PR投稿の経験がないインフルエンサーを起用したい場合、PR内容や契約情報、支払いまで丁寧なコミュニケーションを心がけましょう。

【注意】起用を避けるべきインフルエンサーの特徴

インフルエンサーを選定する際は、以下のポイントに注意しましょう。

• 投稿頻度が少ない
• 過去に炎上している
• フォロワー数を買っている

ここでは、起用を避けるべきインフルエンサーの特徴について解説します。

投稿頻度が少ない

投稿頻度が少ないインフルエンサーは、エンゲージメントが低い可能性があります。

エンゲージメントとは、フォロワーがインフルエンサーの投稿にどれだけ反応するかという指標です。エンゲージメントが低いと、広告効果も期待しにくいと言えるでしょう。

また、投稿頻度が少ないと、フォロワーの関心を引き続けるのが難しいため、PR効果が一時的になりやすく、継続的な影響力を発揮しにくくなります。

そのため、定期的に投稿しているインフルエンサーの方が、高い宣伝効果が期待できるでしょう。

過去に炎上している

過去に炎上したことがあるインフルエンサーを起用する際は十分に検討しましょう。

炎上経験のあるインフルエンサーは、既にフォロワーや世間からネガティブなイメージを持たれている可能性が否めません。

企業が炎上経験のあるインフルエンサーを起用すると、企業自体のイメージも悪化するリスクがあります。

炎上の原因やその後の対応によっては、信頼を取り戻しているケースもありますが、慎重に検討する必要があります。過去の炎上内容をよくリサーチし、十分に考慮した上で判断しましょう。

フォロワー数を買っている

フォロワー数を買っているインフルエンサーを見極めることも非常に重要です。

偽物のフォロワーが多い場合、一見フォロワーが多いように見えても、実際にはインフルエンサーの影響力は低いと言えます。

広告や宣伝を行っても、ほとんど効果がない可能性があるので注意しましょう。

インフルエンサーを選ぶ際には、フォロワー数だけでなく、コメントや「いいね」の数、フォロワーの質なども確認することが大切です。

そうすることによって、本当に影響力のあるインフルエンサーを見つけることができます。

SNS別インフルエンサーの特徴

インフルエンサーを選定する際は、SNSごとにチェックするべきポイントが異なります。ここでは、SNS別のインフルエンサーの特徴について紹介します。

Instagram

Instagramのインフルエンサーは、写真や動画などのビジュアルコンテンツを投稿して活動しており、視覚的な魅力が求められます。

Instagramのインフルエンサーを選定する際は、いいねやコメント数、フォロワー属性などをチェックしましょう。

インフルエンサーとフォロワーの距離感が近く、信頼関係が築けている場合は、高いPR効果が期待できます。

YouTube

YouTubeのインフルエンサーは、動画コンテンツを通じて情報やストーリーを伝えることが得意です。動画の内容は、商品レビュー、チュートリアル、Vlogなど多岐にわたります。

YouTubeでは、視聴者がじっくりと動画を見る傾向があるため、商品の詳細な紹介や使用方法を詳しく説明するのに向いています。

チャンネル登録者数ばかりに注目しがちですが、登録者数に対する再生回数もチェックしましょう。

TikTok

TikTokのインフルエンサーは、即効性が高いプロモーションが見込めるSNSです。

TikTokは特に若い世代に人気があり、急激にバズる可能性を秘めているので、短期間で多くの人にリーチすることを期待できます。

頻繁におすすめに表示されるインフルエンサーは、PRでもより大きな効果が見込めるでしょう。

X（Twitter）

X（旧Twitter）はテキスト中心のSNSなので、投稿する文章や信頼性が重要です。

また、Xはリポストやコメントを通じてフォロワーと双方向のコミュニケーションを取りやすいという特徴があります。

Xは拡散性が高く、話題性のあるコンテンツが瞬時に拡散されやすいため、インフルエンサーのフォロワー以外にも情報を届けやすいです。

以下の資料では、TikTokをはじめとした日本国内で利用されているSNSの利用状況と具体的な活用シーンを効果別に解説しています。

「自社のサービスはどのSNSが合うの？」「今から参入すべきSNSは？」とお悩みの方は是非ご参考ください。

インフルエンサーに依頼する方法

インフルエンサーの依頼する方法として、以下のようなものが挙げられます。

• SNSを通して直接依頼する
• インフルエンサーツールで探す
• インフルエンサーキャスティング会社に依頼する

ここでは、それぞれの方法について解説します。

SNSを通して直接依頼する

1つ目は、SNSを通して直接インフルエンサーに依頼する方法です。

まず、企業がPR依頼したいインフルエンサーを見つけたら、インフルエンサーのプロフィールを確認し、DMやメールアドレスから連絡を取ります。

インフルエンサーと直接やり取りすることで、中間マージンが発生せずコストを抑えられる点や、スピード感のあるPRが行えるのもメリットです。

ただし、PRのディレクションや商品の発送、リスク対策などを自社ですべて行わなければなりません。

インフルエンサーマッチングプラットフォームで探す

インフルエンサープラットフォームを利用し、インフルエンサーの選定やプロモーション企画を相談する方法もあります。

ツールによっては、投稿ジャンルをもとに自社にマッチした人物を選定したり、フォロワー数をもとに最適なインフルエンサーを探せる点がメリットです。

ただし、インフルエンサーのマネジメントや商品発送を自社で行わなければならないケースもあるので、どこまでサポートしてもらえるかはチェックしましょう。

また、ツールの月額費用とキャスティング費用が別途かかる点に注意が必要です。

インフルエンサーキャスティング会社に依頼する

インフルエンサーキャスティング会社やSNSマーケティング会社に依頼する方法もあります。インフルエンサーの施策から最終的なレポートまでを一括でサポートしてもらえます。

直接依頼やインフルエンサープラットフォームに比べてコストがかかるというデメリットはあるものの、専門的なノウハウや実績にもとづいたPRが可能です。

単にキャスティングやPRのみを行うのではなく、報酬の交渉や支払い、ディレクション、炎上対策、定量的な分析を一括代行してもらえるでしょう。

インフルエンサーマーケティングの知識や人的リソースがない場合は、企業に依頼するのがおすすめです。

まとめ

SNSマーケティングツール・OWNLYでは、インフルエンサーを起用した『ハッシュタグSEO』を提供しています。

ハッシュタグSEOを活用することで、Instagramのハッシュタグ検索で上位表示を狙い、ブランド影響力の向上や認知拡大を図ることができます。

検索結果の上位表示を目的としているため、インフルエンサー本人のフォロワーに留まらず、より多くの滞在顧客にリーチを広げられるのがメリットです。

お申込みから最短20〜30営業日で投稿素材を納品し、重要なハッシュタグの検索上位にUGCが表示される状態を目指します。

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