近年急成長しているアニメ業界は、SNSとも相性が良く、キャンペーンや告知情報を発信するプラットフォームとして活用されています。
「アニメ業界の効果的なSNS活用事例を知りたい」「アニメ業界のSNSユーザー動向やメリットは?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、アニメ業界におけるSNS活用事例や効果的なマーケティング施策例、メリットなどを解説するのでぜひ参考にしてください。

アニメ業界におけるSNSのユーザー動向
SNSの中でも、とくにX(Twitter)では作品の感想や意見などをポストしているアカウントが多い傾向にあります。
リアルタイムでアニメを視聴しながら、内容や感想についてポストするユーザーも見受けられ、アニメに関する話題は盛り上がりを見せています。
TVアニメは決まった時間に放送されるので、感想をポストすることで、他のユーザーと交流を図りやすいことも特徴です。
また、アニメ業界は他のメディアやブランドとのコラボレーションも増えており、新たなファン層の獲得やブランド強化につながります。
さらに、ファンが自ら発信するコンテンツ(UGC)もSNS上において大きな役割を果たしており、ファンコミュニティが活性化しているのも特徴です。
アニメ業界がSNSを運用するメリット
アニメ業界のSNS運用は、以下のようなメリットが挙げられます。
- アニメの認知拡大につながる
- ファンのロイヤリティが高まる
- 国内外のファンにアプローチできる
ここでは、それぞれのメリットについて順に解説します。
アニメの認知拡大につながる
アニメ業界がSNSを運用するメリットとして、認知拡大につながる点が挙げられます。
X(Twitter)やInstagram、Facebook、TikTokなど、さまざまなプラットフォームを活用することで、多種多様なユーザー層にアプローチできます。
とくに、X(Twitter)はハッシュタグを使うことで多くの人々に作品を知ってもらえるので、短期間で多くの人に作品を知ってもらえるでしょう。
ファンのロイヤリティが高まる
SNSを通じてファンとの交流が可能になることで、ファンのロイヤリティが高まるという効果もあります。
公式アカウントからの投稿に対するコメントやメッセージに返信することで、ファンとの距離感を縮められるでしょう。
また、メイキング映像や特別な裏話、キャラクターの特別な話など、公式アカウントでしか見られないコンテンツを提供することで、ファンの関心を引き続けることができます。
国内外のファンにアプローチできる
SNSは、国境を超えたコミュニケーションが行えるツールです。日本アニメの世界市場は急速に拡大しており、市場は10年で2倍にも成長しています。
英語をはじめとする多言語での情報発信することで、海外のファンにも情報を発信することができます。
海外のアニメイベントなどの情報をSNSで告知すれば、現地のファンにも直接アプローチできるでしょう。
アニメ業界のSNS活用事例5選
ここからは、アニメ業界のSNS活用事例について紹介します。
1. おそ松さん|松野家6つ子生誕祭メッセージ企画
TVアニメ「おそ松さん」の公式Xでは、『松野家6つ子生誕祭2020企画』として、6つ子への誕生日メッセージを募集する企画を開催しました。
指定のハッシュタグを付けて66文字以内で投稿し、メッセージによってデザインされた特別ビジュアルを別サイトで公開するというものです。
参照元:松野家6つ子生誕祭2020企画第1弾 6つ子たちにお誕生日のお祝いメッセージを届けよう!|OWNLY導入事例
普段キャンペーンに参加しない層に「参加したい!」と思わせるような企画を実施することで、多くのUGC生成に成功しました。
特設ページでは、ハッシュタグ付きの投稿が自動で掲載されるようになっており、キャンペーンの盛り上がりをチェックできるようになっています。
2. 僕の心のヤバイやつ|バレンタイン感想投稿キャンペーン
エイベックス・ピクチャーズ株式会社では、TVアニメ「僕の心のヤバいやつ」公式Xアカウントにて、バレンタイン感想投稿キャンペーンを実施しました。
ファンが「アニメの好きな場面写真」を選び、アニメの感想をハッシュタグ付きで投稿することで、抽選で3名にグッズの詰め合わせがプレゼントされるという内容です。
参照:僕ヤバ愛を語ろう!バレンタイン感想投稿キャンペーン|ONWLY導入事例
バレンタインにあわせてファンに作品について呟いてもらうことで、UGCを生み出し、作品の認知・拡散を促進しています。
3. ラブオールプレー|投票キャンペーン
TVアニメ「ラブオールプレー」公式Xでは、アニメに出演するネコの名前をXのカンバセーショナルカードで決める、投票キャンペーンを実施しました。
4つの候補から選んでツイートし、決定した名前に投票してくれた方の中から抽選で5名に「番組オリジナルクオカード」がプレゼントされるという内容です。
参照:ラブオールプレー『#ネコの名前を投票で決めるよ』Twitterキャンペーン|OWNLY導入事例
投票結果はXでトレンドにも上がる「猫の日」に発表され、より注目を浴びるよう工夫されています。
番組内に登場するキャラクターの名前を投票することで、番組の認知・拡散、視聴への誘導を可能にした事例となりました。
4. 盾の勇者の成り上がり|コラボレーション記念キャンペーン
大人気TVアニメ「盾の勇者の成り上がり」と超本格王道スマートフォンRPGゲーム「グランドサマナーズ」のコラボレーションを記念して、海外ユーザー向けにキャンペーンを実施しました。
フォロー&リポストで66日間ひとり1日1回参加でき、抽選結果は即時にリプライで送られるインスタントウィン形式で実施されました。
参照:OWNLY初、海外向けキャンペーン!⽇本のポップカルチャーを世界へ配信!|OWNLY導入事例
投稿本文とリプライ内容は英文で記載されているので、海外ユーザーでも参加できる仕組みに。フォロワー増加数は18,023人と大盛況なキャンペーンとなりました。
5. CLAMP|X投稿キャンペーン

参照:4月1日の「CLAMPの日」をお祝いしよう!Twitter投稿キャンペーン|OWNLY導入事例
株式会社講談社では、TVアニメ「CLAMP」の公式アカウントにて、4月1日の「CLAMP」の日をお祝いするX投稿キャンペーンを実施しました。
作品への応援や想いを、ハッシュタグ付きで投稿または引用リツイートすると、CLAMP特製QUOカード500円分が抽選で50名に当たるという内容です。
ファンのお祝いメッセージをSNS上に創出させることで、「CLAMPの日」の認知・拡散を促進させることができます。
また、CLAMP特製QUOカードを賞品に設定することで、多くのファンを楽しませる仕様になっていることも特徴です。
アニメ業界でSNSを活用するマーケティングの施策例(700字)
アニメ業界では、以下のようなSNSマーケティング施策が効果的です。
- ファンとのコミュニケーションを図る
- UGCを創出・活用する
- SNSキャンペーンを実施する
ここでは、それぞれの施策例について紹介します。
ファンとのコミュニケーションを図る
アニメ業界では、SNSを活用してファンとのコミュニケーションを図ることが非常に重要です。
公式アカウントを通じて最新情報を提供するだけでなく、ファンのコメントに返信したり、アンケートを実施したりすることで、ファンとの距離を縮めることができます。
コミュニケーションを図ることで、ファンは作品への愛着が深まり、アニメへの興味関心を保ちつづけられます。
ファンと積極的なコミュニケーションを取ることで、作品の認知度向上とロイヤリティの強化につながるでしょう。
UGCを創出・活用する
アニメ業界では、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を創出・活用することが効果的なマーケティング手法です。
ファンが自ら作成したイラスト、コスプレ写真、感想動画などをSNSでシェアするよう促すことで、自然と作品の宣伝が広がります。
公式アカウントがこれらのUGCをリポストすることで、ファンは自分の作品が認められたと感じ、さらなるコンテンツ制作へのモチベーションが高まります。
また、コンテストを開催して優秀な作品を表彰することで、より多くのファンが参加しやすくなり、コミュニティが活性化するでしょう。
SNSキャンペーンを実施する
アニメ業界でSNSキャンペーンを実施することは、作品の認知度を一気に高める効果があります。
例えば、フォロー&リポストキャンペーンを実施し、抽選で限定グッズをプレゼントすることで、フォロワー数の増加を図れます。
また、特定のハッシュタグを使用して投稿を促すキャンペーンも効果的です。アニメに関連する投稿が増えることで、作品の話題性が高まります。
さらに、視聴者参加型のキャンペーンを実施することで、ファンのエンゲージメント向上につながるでしょう。

アニメ業界でSNSを活用するならOWNLYがおすすめ
本記事では、アニメ業界におけるSNS活用事例やユーザー動向を解説しました。
アニメ業界とSNSは相性が良く、とくにリアルタイムで盛り上がりやすいX(Twitter)などでは、あらかじめSNSを運用して放送前から期待を高めることが大切です。
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