
Twitterの公式マーク(認証バッジ)の申請方法は?取得条件や値段を解説
2022年12月頃よりTwitterの公式マークの定義が変更され、一般人や個人でも有料で青い認証バッジが付けられるようになりました。
それと同時に、企業アカウントは金色のバッジに、政府向けアカウントはグレーに変わるなどさまざまな変化が生まれています。
この記事では、新しいTwitter公式マークの取得条件や申請方法、企業向けの金色の公式マークとの違い、取得するメリットなどについて解説します。
以下の資料では、Twitterの企業アカウントで企業担当者の方が知っておくべきポイントを解説しています。
企業公式アカウントの運用における始め方と注意点から、Twitterの運用効果の具体的な測定方法を解説しています。
- 興味を持ってもらえるプロフィールを作りたい
- 投稿が見てほしいターゲット層に届かない
- 企業公式アカウントの運用における始め方と注意点が分からない
上記でお悩みの方は是非ご参考ください。
目次[非表示]
- 1.Twitter公式マーク(認証バッジ)とは
- 2.従来の公式マークとの違い
- 3.Twitter公式マークを取得するメリット
- 3.1.信頼性が高くなりフォローされやすい
- 3.2.なりすまし被害を防げる
- 3.3.Twitterの機能が拡張される
- 4.Twitter公式マークの取得条件
- 4.1.青色(有料)の公式マークの取得条件
- 4.2.金色(黄色)の公式マークの取得条件
- 5.Twitter公式マーク(認証バッジ)の値段
- 6.Twitterの公式マーク(認証バッジ)の申請方法
- 7.Twitter公式マークの注意点
- 8.Twitter公式マークのよくある質問
- 8.1.一般人でも取得できる?
- 8.2.従来の公式マークとの見分け方は?
- 8.3.バッジを付けずに公式とアピールするには?
- 8.4.公式マークが消えてしまったのはなぜ?
- 9.Twitter公式マークまとめ
Twitter公式マーク(認証バッジ)とは
Twitterの公式マークは、正確には「認証バッジ」です。
これまでは一定の条件を満たしており、著名で信頼のあるアカウントのみ公式マークを取得できましたが、2022年12月頃より定義が変更されました。
現在公式マークは下記の3つに分類されています。(※2023年2月現在)
青色の公式マーク:サブスクリプション型の認証バッジ(Twitter Blue) 金色の公式マーク:企業アカウントが取得できる認証バッジ 灰色の公式マーク:政府関係や多国籍組織アカウントに付与される認証バッジ |
企業公式の金色のチェックマークは、こちらからウェイティングリストに申し込むと、資格がある場合にリストに追加されるようです。
従来の公式マークとの違い
ここでは、従来の公式マークと現在の認証バッジの違いについて解説します。
公式マークの意味
従来の公式マークは、著名人や政治家、企業など、世間の興味関心を集めるアカウントが「本物である」ということを示す意味がありました。
本人性を高めることでなりすましを防止し、信頼性を高める目的がありました。
一方で、現在の青い認証バッジは「Twitter Blueのサブスクリプションに加入して、一定の要件を満たしている」または「従来の条件を満たして認証された」という意味になります。
申請方法や条件
従来の認証バッジを獲得するには、カテゴリーやアカウントの種類、認証の資格を証明するデータを入力して申請する必要がありました。
申請が承認されると、自動的に青い公式マークが表示される仕組みです。
しかし、現在の青い認証バッジを獲得するには上記の方法で申請は受け付けておらず、「Twitter Blue」に加入する必要があります。
Twitter Blueにサブスクリプションする方法は、記事後半または下記の記事で解説しています
料金
従来の公式マークは、承認されれば料金はかかりません。一方、青い認証バッジはサブスクリプションの料金を支払うことで、バッジを維持できるようになっています。
詳しい料金プランについては、記事後半で詳しく紹介しています。
Twitter公式マークを取得するメリット
Twitter公式マークを取得するメリットは、下記のとおりです。
- 信頼性が高くなりフォローされやすい
- なりすまし被害を防げる
- Twitterの機能が拡張される
ここからは、それぞれのメリットを順に解説します。
信頼性が高くなりフォローされやすい
公式マークを取得することによって、公式・本人であることが証明されるため、客観的に見てアカウントの信頼度が高まるのがメリットのひとつです。
認証バッジが付いていることでユーザーから信頼されやすく、多くのフォロワー獲得につながる可能性もあるでしょう。
なりすまし被害を防げる
公式マークが付いていることで、なりすましアカウントが発生した場合でもどちらが本物かを一目で判断できるようになります。そのため、なりすまし被害を未然に防ぎやすくなるでしょう。
しかし現在ではTwitter Blueの登場によって、かえってなりすましアカウントが発生してしまうケースも考えられます。匿名性が高いSNSでは、なりすましの対策は引き続き必要です。
企業アカウントの場合は、金色の公式マークを取得することが最善の策と言えるでしょう。
Twitterの機能が拡張される
Twitter Blueに加入すると、青い公式マークにくわえて、Twitterをさらに使いやすくカスタマイズできる機能を利用することができます。
下記をはじめとするさまざまな機能があるようです。
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Twitter Blue 機能|ヘルプセンター より一部抜粋・改変(※2023年2月現在)
これまで、ツイートに誤字を見つけたときや添付URLが間違っていた場合、「削除して再投稿は印象が悪いのでは?」「多くの反応が来たため消したくない」と悩んでいた方もいたのではないでしょうか。
Twitter Blueに加入することによって誤った投稿を修正できるうえに、公開前のプレビュー確認ができるため、誤ツイートを防ぐことができます。
アカウントを間違えたり、不適切な発言は炎上や情報漏洩などにもつながりやすいため、これらの機能を使えるのは大きなメリットと言えるでしょう。
Twitter公式マークの取得条件
ここからは、Twitter公式マークの取得条件について、Twitter Blue(サブスクリプション)の場合と、金色の認証バッジの場合に分けて紹介します。
青色(有料)の公式マークの取得条件
青色の公式マークは、「Twitter Blue」にサブスクライブしたうえで、一定の条件を満たすことで取得・維持することができます。
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Twitter Blue 機能|ヘルプセンター より一部抜粋・改変(※2023年2月現在)
Twitter BlueにサブスクライブしたアカウントをTwitterが審査し、すべての要件を満たしていることが確認されると、公式マークが表示されます。
さらに、アカウントを作成して90日以上経過しており、登録されている電話番号が認証済みである必要があるようです。
なお、Twitterヘルプでは、認証バッジについて下記のように名言しています。
今回の変更を受け、Twitterでは過去の基準に基づく認証の申請は今後受け付けません。 |
過去の基準とは、著名で信頼に値するアクティブなアカウントであるということです。そのため、今後公式マークを取得したい方は、Twitter Blueへの加入が必須になります。
金色(黄色)の公式マークの取得条件
2020年12月頃より、企業アカウントの公式マークが青色から金色に変更されました。
金色の公式マークは、Twitterが公式に認証している本物のビジネスアカウントであることを示しています。しかし金色のマークはごく一部で、日本ではまだ少ないようです。
企業向け認証プログラム「Verification for Organizations」(旧名:Twitter Blue for Business)で提供されており、現在は早期アクセスの段階です。資格がある場合はTwitter社から招待が届く仕組みとなっています。
こちらからウェイティングリストに申し込むことも可能です。
現在は限られた企業のみ付与されていますが、正式にプログラムがリリースされると、多くの企業アカウントの間でも金色の公式マークを取得できるようになるかもしれません。
Twitter公式マーク(認証バッジ)の値段
Twitter Blueは、月額の利用料金が発生します。料金は以下の通りです。(2023年2月時点)
iOS・Android |
Webサイト |
Webサイト |
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日本 |
1,380円(月額) |
980円(月額) |
10,280円(年額) |
iOSやAndroidとWebサイトでは金額が異なりますが、どこから利用登録するかによって金額が変わります。加入するとユーザーが中止手続きをするまでは毎月自動更新されます。
また2023年2月6日に発表された情報によると、企業の金色の認証バッジを維持するには、月額1,000ドルにくわえて、関連するサブアカウントに対して月額50ドルを支払うよう求めるとされています。
ただし企業の認証プログラムはまだリリース前の段階なので、正式な金額などは発表されていません。
Twitterの公式マーク(認証バッジ)の申請方法
Twitter Blueの青い公式マークを申請する手順を紹介します。
はじめにTwitterアプリをひらき、タブから「Twittter Blue」をタップしてください。
Twitter Blueのページが表示されるので、「購入する」ボタンをタップします。電話番号認証が済んでいない場合は、認証を完了するようメッセージが表示されます。
次にメールアドレスやカード情報を記入し、「申し込む」をクリックすると完了です。加入手順は多くなく、簡単に申し込めるでしょう。
Twitter Blueの機能はすぐに利用できるようになりますが、公式マークが反映されるには審査結果を待つ必要があります。
なお、Webサイトから申請するとお得に利用できます。iOSやAndroidユーザーでもWebサイトから申請できるので試してみてください。
Twitter公式マークの注意点
Twitter Blueで認証バッジを取得した後、利用規約に基づいて公式マークが予告なく剥奪されることがあることを把握しておきましょう。
バッジ獲得後にプロフィール画像・表示名・ユーザー名を変更すると、再び要件を満たしているかの審査が行われます。
この期間中は青いチェックマークは表示されず、審査に通ると再表示されます。
Twitterルールへの違反が深刻であったり、違反行為が繰り返されたりすると、公式マークの剥奪だけでなくアカウント凍結の恐れもあるため注意が必要です。
Twitterアカウントを運用する場合は、必ずTwitterガイドラインを遵守しましょう。
Twitter公式マークのよくある質問
ここからは、Twitter公式マークでよくある質問に回答していきます。
一般人でも取得できる?
Twitter Blueにサブスクライブのうえ、審査に通れば個人でも取得できます。なおサブスクライブするには、アカウントが過去30日間にわたってアクティブである必要があるようです。
さらに作成後90日以上が経過しており、電話番号が認証されているアカウントでなければなりません。
また過去の公式マークの基準にもとづく認証の申請は、今後受け付けないようです。
従来の公式マークとの見分け方は?
現在、従来の青い公式マークが付与されているアカウントと、Twitter Blueによる青い認証バッジが付与されているアカウントがあります。
Twitter Blueの有料ユーザーなのか見分けるには、アカウント上に表示された青色認証バッジをタップすると見分けることが可能です。
過去のTwitterの基準に基づく認証アカウントの場合は、下記のように表示されます。
一方、Twitter Blueの有料ユーザーの場合は、下記のような内容が表示されるため、有料のTwitter Blue加入によって認証バッジを取得していることが分かります。
バッジを付けずに公式とアピールするには?
中には、「金色の認証バッジを獲得するまで待ちたい」「Twitter Blueに加入できない」という方もいることでしょう。
Twitter Blueの公式マークを付けずに、公式アカウントとアピールするには下記の方法があります。
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公式マークが消えてしまったのはなぜ?
Twitter Blueで公式マークを獲得した後に、プロフィール画像・表示名・ユーザー名を変更すると、一時的に公式マークが表示されなくなります。
再び要件を満たしているか審査に入るため、公式マークを獲得後は安易にプロフィールを変更しないほうがよいかもしれません。
さらには、Twitterのルール違反が深刻である場合は、予告なく剥奪されるため注意が必要です。
Twitter公式マークまとめ
Twitter公式マークは2023年2月時点で変更されたばかりで、企業の金色の認証バッジについては、これから進展していく予定です。今後も大きな変更や機能の追加などが発表される可能性もあるでしょう。
個人アカウントや企業アカウントに関わらず、Twitter上で注目されるには、認証バッジの取得が必要不可欠になりつつあるのかもしれません。
とくに企業アカウントとして運用していく場合は、公式マークの取得だけでなく、多くのユーザーに知ってもらうためにさまざまな工夫が必要となるでしょう。
今後本格的なTwitter運用を検討している方や成果を出したい方は、無料でダウンロードいただけますので、ぜひ下記の資料をご覧ください。