Instagramのエンゲージメントとは、いいねやコメント、リンククリック、プロフィールアクセスなど、ユーザーからの反応のことを指します。
Instagramのエンゲージメントを高めることで、発見タブに表示されやすくなったり、ユーザーの興味関心を把握してマーケティングに活かせるのがメリットです。
本記事では、Instagramのエンゲージメントとは何かについてや、エンゲージメント率を高めるべき理由、具体的な施策例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
エンゲージメント率とは?
エンゲージメントとは、投稿やコンテンツに対するユーザーからの反応を指します。特定のSNSに限らず、多くのプラットフォームで重要な指標として活用されています。
代表的なエンゲージメントの例は次のとおりです。
- いいね
- コメント
- 保存
- シェア
- リンククリック
- プロフィールアクセス
運用においては、これらの反応をいかに増やすかが運用の成果を左右します。単にフォロワー数を増やすだけでなく、実際に反応が生まれているかを確認することが重要です。
エンゲージメントを割合で示した指標が「エンゲージメント率」です。数値が高いほど、ユーザーが投稿内容に関心を持っている状態と判断できるでしょう。
エンゲージメント率の目安
エンゲージメント率に絶対的な基準はありませんが、一定の目安を把握しておくと運用改善の判断材料になります。
一般的には、1%未満は反応が少ない状態とされ、投稿内容やターゲット設定の見直しが必要です。1〜3%は標準的な水準で、安定した運用ができているといえます。3〜5%程度になると、投稿に対する関心が高い状態です。
フォロワー数だけでなく、反応の割合を確認することで、発信の質を客観的に評価できます。
エンゲージメント率の計算方法
エンゲージメント率の算出方法は、SNSごとにカウント方法が異なります。主要なプラットフォーム別に、計算の考え方を整理します。
- X(旧Twitter)の場合
- Instagramの場合
- Facebookの場合
- TikTokの場合
X(旧Twitter)の場合
Xでは、投稿に対する反応の合計を、インプレッション数で割ってエンゲージメント率を算出します。基本的な計算式は次のとおりです。
|
(エンゲージメント総数 ÷ インプレッション数)×100 |
インプレッション数は、投稿がタイムラインなどに表示された回数を指します。同じユーザーに複数回表示された場合も、その都度カウントされます。
エンゲージメントに含まれる主なアクションは以下の通りです。
- いいね
- リポスト
- 返信
- フォロー
- リンクやハッシュタグのクリック
- プロフィール閲覧
- 詳細表示のクリック
例えば、エンゲージメントの合計が200件、インプレッションが2,000回だった場合、エンゲージメント率は10%です。表示回数が分母になるため、他のSNSと比べて数値は低めに出る傾向があります。
Instagramの場合
Instagramでは、投稿に対する反応数をリーチ数やフォロワー数で割ってエンゲージメント率を算出します。一般的な計算式は次の通りです。
|
(エンゲージメント総数 ÷ リーチ数)×100 |
リーチ数は、投稿を見たアカウントの人数です。同じユーザーに複数回表示されても、1人としてカウントされます。
分母にインプレッション数を用いる場合もありますが、実際に何人へ届いたかを重視するならリーチ数を使う方法が一般的です。
エンゲージメントに含まれる主なアクションは以下の通りです。
- いいね
- コメント
- 保存
- シェア
- 返信
例えば、エンゲージメントが120件、リーチ数が3,000人の場合、エンゲージメント率は4%です。
Facebookの場合
Facebookでは、投稿に反応したユーザーの人数を投稿リーチ数で割り、エンゲージメント率を算出します。計算式は次の通りです。
|
(エンゲージメントした人数 ÷ 投稿リーチ数)×100 |
ここでのポイントは、反応の「回数」ではなく「人数」で計測する点です。同一ユーザーがいいねとシェアの両方を行っても、1人としてカウントされます。
エンゲージメントに含まれる主なアクションは以下の通りです。
- いいね
- コメント
- シェア
- リンクや画像のクリック
例えば、投稿を5人が閲覧し、そのうち3人が何らかの反応を示した場合、エンゲージメント率は60%です。
TikTokの場合
TikTokでは、動画に対する反応の合計を再生回数で割ってエンゲージメント率を算出します。基本的な計算式は次の通りです。
|
(エンゲージメント総数 ÷ 再生回数)×100 |
再生回数は動画が再生された回数を指し、同一ユーザーが複数回視聴した場合も都度カウントされます。拡散力の高いプラットフォームであるため、分母が大きくなりやすい点が特徴です。
エンゲージメントに含まれる主なアクションは以下の通りです。
- いいね
- コメント
- シェア
例えば、エンゲージメントが100件、再生回数が2,000回の場合、エンゲージメント率は5%です。
エンゲージメント率を高めるべき理由
ここからは、エンゲージメント率を高めるべき理由について解説します。
- タイムラインやおすすめに表示されやすい
- 投稿の質や成果を測れる
- ユーザーの興味関心を把握できる
それぞれの理由について順に見ていきましょう。
タイムラインやおすすめに表示されやすい
SNS上でエンゲージメント率を高めれば、タイムラインやおすすめタブに表示されやすくなるのがメリットのひとつです。
SNSのアルゴリズムでは、再生数や保存数、クリック数などのエンゲージメント率が高いコンテンツがより拡散されやすいのが特徴です。
多くのユーザーのタイムライン上に表示されれば、SNS運用の目的であるフォロワーや新規顧客の獲得、認知度、売上アップにもつながるでしょう。
投稿の質や成果を測れる
エンゲージメント率を見ることで、投稿の品質を測れる点もメリットです。
投稿の質を判断するときは、「A投稿のほうが見栄えが良い」「B投稿が見やすい」など、人によって個人差があるもの。
この投稿の質を定量的に判断するためには「エンゲージメント率」を算出することが大切です。
投稿の質を可視化し、自社投稿の質を高めていければ、フォロワーやファン獲得などの成果につながるでしょう。
ユーザーの興味関心を把握できる
エンゲージメント率を比較すれば、ユーザーの興味関心を把握しやすいというメリットもあります。
エンゲージメントは、「ユーザーにとって有益な情報を届けられているか」「A投稿とB投稿どちらの訴求が効果的か」といった点を検証できる指標です。
投稿を繰り返す中で、エンゲージメント率を比較し、飛び抜けて高いor低い投稿が見つかるのではないでしょうか。
これらの投稿を分析すれば、ユーザーがどんな投稿に興味関心を持っているかについて把握しやすくなります。
SNSのエンゲージメントの高め方|施策例8選
Instagramのエンゲージメントを高めるためには、下記の施策を実施するのがおすすめです。
- 1. フォロワーのペルソナを設定する
- ユーザーへアクションを促す
- コミュニケーションを取る
- コンテンツの統一感を保つ
- 多様な形式のコンテンツを作成する
- 投稿時間を最適化する
- インフルエンサーを起用する
- キャンペーンを実施する
ここでは、それぞれの施策例について解説します。
1. フォロワーのペルソナを設定する
SNSでエンゲージメントを高めるには、まず「誰に向けて投稿するのか」を明確にすることが欠かせません。
そのためには、フォロワーのペルソナを設定しましょう。投稿の内容やトーン、デザインがぶれにくくなり、共感や反応が得やすくなります。
ペルソナを設定する際は、以下のような項目を洗い出すのが効果的です。
- 年齢・性別
- 居住地・生活環境
- 職業・収入・勤務形態
- 趣味・関心のあるテーマ
- SNSの利用目的(情報収集/暇つぶし/買い物 など)
- SNSでどんな投稿に反応しやすいか
こうした情報をもとに、1人の具体的な人物像を描くことで、フォロワーの目線に立った投稿設計ができるようになります。
2. ユーザーへアクションを促す
Instagramでエンゲージメントを高めるには、ユーザーからのアクションを促すことが大切です。
Instagramのエンゲージメントには、いいねやコメント、保存、フォローなどさまざまな指標があります。
これらのアクションを促すためには、投稿の最後に「投稿をダブルタップ(いいね)」「保存して見返してください」といった文言を追加するといいでしょう。
3. コミュニケーションを取る
エンゲージメントを高めるために、ユーザーと積極的にコミュニケーションを取ることもおすすめです。
具体的には、以下のようなアクションを行うのが有効です。
- コメントやDMにはしっかり返信する
- ストーリーズ機能を使ってアンケートやQ&Aを実施する
- シェアしてくれたものはアンケートを利用する
- コメントを返せない場合は「すべて目を通している」と記載する
コミュニケーションを通じて親密度が上がれば、いいねやコメントなどのアクション数は増えていくでしょう。
4. コンテンツの統一感を保つ
Instagramでは、アカウント全体の世界観が整っているかどうかがフォロワーの印象に大きく影響します。
投稿ごとにバラバラな内容やデザインだと、何を発信しているアカウントなのかが伝わりにくく、フォローや反応につながりにくくなります。
色使い、フォント、構図、トーン、テーマなどをある程度ルール化し、アカウントの方向性をはっきりさせましょう。
統一感のあるコンテンツは視覚的な安心感を与えるだけでなく、ブランディングや信頼獲得にもつながります。
新しい投稿が流れてきたときに「このアカウントの投稿だ」と気づいてもらえることも、エンゲージメント向上には重要な要素です。
5. 多様な形式のコンテンツを作成する
SNSでは、多彩な投稿形式が用意されており、それぞれ特徴があります。
たとえばInstagramなら、静止画・動画・リール・ストーリーズ・ライブ配信など、、目的によって適した使い方があります。
| 投稿形式 | 特徴 |
| フィード投稿 | ・ブランドイメージを丁寧に伝えられる ・プロフィール上に蓄積され、長期間閲覧されやすい |
| リール動画 | ・拡散性が高く、非フォロワーにも表示されやすい ・エンタメ性やテンポのよさが重視される |
| ストーリーズ | ・24時間限定の投稿で、気軽な更新が可能 ・アンケート・質問などでフォロワーと手軽に交流できる |
| ライブ配信 | ・リアルタイムで視聴者と会話できる ・親近感や没入感を与えやすく、エンゲージメントが高まりやすい |
形式ごとにアプローチできるユーザー層や反応のされ方が異なるため、目的やターゲットに応じて投稿形式を使い分けることが重要です。
多様なコンテンツを展開することで、アルゴリズム上でも評価されやすく、アカウントの成長につながるでしょう。
6. 投稿時間を最適化する
エンゲージメント率を高めるには、投稿の内容だけでなく「いつ投稿するか」も重要な要素です。
同じ投稿でも、タイミングによってリーチや反応数が大きく変わることがあります。
たとえば、通勤中の朝8時台、昼休みの12時台、就寝前の21時以降などは、多くのユーザーがSNSをチェックしやすい時間帯です。
ターゲットとしているペルソナのライフスタイルを想定し、どの時間帯が最も見てもらいやすいかを考慮して投稿しましょう。
さらに、SNSのインサイト機能を使えば、フォロワーがアクティブになる曜日や時間帯を確認できます。データをもとに投稿タイミングを調整していくことで、より多くの反応が得られやすくなります。
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7. インフルエンサーを起用する
インフルエンサーを起用し、コラボ投稿やプロモーション施策を行うのも効果的です。
影響力の高いインフルエンサーの力を借りることで、効果的にエンゲージメント率を高められます。
インフルエンサー施策を展開する際は、起用するインフルエンサーの影響力が非常に重要です。
フォロワー数が多いからといって影響力が高いわけではないので、インフルエンサーの選定は慎重に行いましょう。
8. キャンペーンを実施する
SNSキャンペーンを実施することもエンゲージメント向上につながる方法のひとつです。
たとえば、いいね&フォローで参加できるもの、ハッシュタグをつけて投稿すると抽選で当たるものなど、ユーザーのアクションを条件に景品をプレゼントします。
キャンペーンに参加するにはアクションが必要になるので、エンゲージメントが効率的に向上するといえます。
同時に、認知度向上やファン獲得・育成、ブランディング効果なども見込める施策です。
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