Twitter Blueは、新しく追加された有料のサブスクリプションサービス。日本でもリリースされ、多くのユーザーが実際に利用し始めています。
しかし「具体的にどんなメリットがあるのか」「料金や支払い方法について知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、Twitter Blueでできることや公式マークとの違い、料金などについて徹底的に解説します。
以下の資料では、Twitterの企業アカウントで企業担当者の方が知っておくべきポイントを解説しています。
- 興味を持ってもらえるプロフィールを作りたい
- 投稿が見てほしいターゲット層に届かない
- 企業公式アカウントの運用における始め方と注意点が分からない
上記でお悩みの方は是非ご参考ください。
Twitter Blue(X Premium)とは?
Twitter Blueとは、2022年12月にスタートしたTwitterのサブスクリプションサービスです。
月額料金を支払うと、ユーザー名の横に青色の認証バッジが付与され、Twitterにおけるさまざまな機能が利用可能になります。
ツイートの編集や長尺動画のアップロードといった新機能や、表示される広告数の低減、アカウントの優先表示などさまざまな機能を利用できます。
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X Premium(旧Twitter Blue)の料金プラン
X Premiumには「ベーシック」「プレミアム」「プレミアムプラス」の3つのプランがあり、加入ルートによって金額が変わります(2025年11月27日時点)。
■ PC(ウェブ)決済の料金
| プラン |
月額 |
年額 |
月換算(年額) |
| ベーシック |
368円 |
3,916円 |
約326円 |
| プレミアム |
980円 |
10,280円 |
約857円 |
| プレミアムプラス |
6,080円 |
60,040円 |
約5,003円 |
■ スマホ(アプリ)決済の料金
| プラン |
月額 |
年額 |
月換算(年額) |
| ベーシック |
600円 |
6,000円 |
約500円 |
|
プレミアム
|
1,380円 |
14,300円 |
約1,191円 |
| プレミアムプラス |
8,000円 |
80,000円 |
約6,666円 |
アプリ経由は手数料が上乗せされるため、同じプランでもPC(ウェブ)からの登録と比べて割高になります。
Webからの加入はアプリより月額で数百円、年額では数千円単位で差が出ます。
頻繁に投稿する人や、Xをビジネス活用したいユーザーは、コストを抑えやすいWeb契約のプレミアムプランを選ぶのがおすすめです。
X Premium(旧Twitter Blue)でできること・主な機能一覧
Twitter Blueに加入すると、Twitterをさらに使いやすくカスタマイズできる多彩な機能を利用することができます。ここでは、代表的な機能について紹介します。
参照:X Premiumについて
ベーシックプラン
まずは、ベーシックプランで使える主な機能について解説します。
- ポストの編集・取り消し
- 長文のポスト
- 長尺動画のアップロード
- 返信の上位表示
- ブックマークフォルダ
- カスタムアプリアイコン
それぞれの機能について解説します。
ポスト投稿後の編集や取り消し
Twitter Blueユーザーは、最大1時間以内のツイートを編集することができます。
ツイート内容の更新、タグ付け、添付したメディアの並べ替えなどの変更を一定回数行うことが可能です。
ツイートした後に内容を読み返して、誤字があったり内容に不備があった場合に修正できるため、誤ったコンテンツの拡散を予防できます。
長文のポスト
ベーシックプランでは、最大25,000文字まで投稿できる長文ポストが利用できます。
通常投稿だけでなく、引用や返信でも長文を使えるため、補足説明や深掘りした解説を書く場面でも役立ちます。
情報量が増えることで、ユーザーの滞在時間が伸びやすくなり、アルゴリズム上の評価にもプラスに働く可能性があります。
長尺の動画アップロード
Twitter Blueのユーザーは、最大3時間、8GBまでの動画(1080p)をアップロードできます。
これまでは最大2分20秒までの動画しか投稿できなかったものの、この制限が大幅に緩和されました。
今後はTwitter上だけで長尺の動画を発信できるようになるため、企業や個人のコンテンツ展開やプロモーションにも大きな影響を与えるでしょう。
返信の上位表示
返信がスレッド内で上位に表示されやすくなります。
多くのユーザーが閲覧する位置に固定されやすくなるため、露出が増え、プロフィールへの流入や認知拡大にもつながります。
ブックマークフォルダ
保存したポストをフォルダごとに整理できます。
無料版のブックマークは1か所にまとまるだけですが、フォルダ機能を使うと「参考資料」「ネタ」「デザイン」などテーマ別に分類可能です。
長期的にXを活用したい人や、収集した投稿を分析したい人に便利な管理機能です。
カスタムアプリアイコン
ベーシックプランでは、Xアプリのホーム画面アイコンを好みのデザインに変更できます。季節のテーマやシンプルな配色など、複数のバリエーションから選べるため、スマホの画面を自分好みに統一したい人に向いている機能です。
プレミアムプラン
プレミアムプランでは、ベーシックのすべての機能に加えて、以下の機能を利用できます。
- 認証バッジの付与
- 広告数の半減
- クリエイター収益分配の申請
- クリエイターサブスクリプション
- Grok AIの利用上限の引き上げ
- Media Studio
それぞれの機能を詳しく解説します。
広告数の半減
プレミアムに加入すると、広告が表示される回数が減ります。
完全に広告が無くなるわけではないものの、広告の数が多いと感じている人にとっては対策になるでしょう。
クリエイター収益分配の申請
自分の投稿に付いた広告収益の一部を受け取れる「クリエイター収益分配」に申請できます。
一定のフォロワー数やエンゲージメントなど、条件を満たす必要はありますが、日常の発信がそのまま収益化につながる仕組みです。
クリエイターサブスクリプション
月額制で支援を受けられる「クリエイターサブスクリプション」を開設できます。限定ポストや特典を提供し、ファンから直接収益を得られる仕組みです。
活動内容に合わせて価格や特典を自由に設定できるため、創作・解説・エンタメなど幅広いジャンルで活用されています。
Grok AIの利用上限の引き上げ
無料ユーザーに比べて、「Grok」の質問回数や生成量の制限が緩和されます。調べもの・文章作成・アイデア出しなどを頻繁に行うユーザーに便利です。
トレンドデータをもとに回答するGrokの強みを活かしやすく、X上での情報収集を効率化したい人にとって大きなメリットになります。
Media Studio
画像・動画管理に特化した「Media Studio」を利用できます。
投稿した動画を一覧で管理し、タイトル・サムネイル・説明文などを後から編集できるため、動画中心の発信をするユーザーに便利です。
視聴データも確認できるため、どの動画が伸びやすいか判断しやすく、改善に役立ちます。
プレミアムプラス
プレミアムプラスでは、ベーシック・プレミアムのすべての機能に加えて、以下の機能を利用できます。
- 広告の非表示
- 返信のブースト
- Radarサーチ
- 記事機能
それぞれの機能について詳しく見ていきましょう。
広告の非表示
タイムラインや返信欄に表示される広告を非表示にできます。
投稿だけに集中でき、情報収集もスムーズにおこなえるため、長時間Xを使う人ほど快適に利用できるプランです。
返信のブースト
返信の表示優先度がさらに高まり、大規模なスレッドでも自分のコメントが見つけてもらいやすくなります。
Radarサーチ
急上昇中の話題を素早く把握できる「Radarサーチ」が利用できます。
通常より広い範囲のトレンドを拾えるため、ニュースの早期発見や企画のヒント探しに役立ちます。
記事機能
プレミアムプラスでは、長文を記事として公開できる専用機能が使えます。
太字やリンク挿入など編集の自由度が高く、ブログのように整理された形で情報発信が可能です。
X Premium(旧Twitter Blue)に加入するメリット
X Premiumに加入するメリットには、主に以下があります。
- 注目を集めやすい
- なりすまし対策になる
- 炎上リスクを低減できる
ここからは、それぞれのメリットを解説します。
注目を集めやすい
X Premiumに加入しているユーザーは、ツイートのリプライ上で優先的に表示されるのがメリットのひとつです。
そのため、会話を通じて多くのユーザーに見てもらえる機会を増やすことができます。
加えて公式・本人であることが証明されているため、ユーザーから信頼されやすく、多くのフォロワー獲得を期待できるでしょう。
なりすまし対策になる
X Premiumはサブスクリプションサービスとなっており、認証バッジを得るには本人確認が必要です。そのため、認証バッジが付いていることによってアカウントの信頼性が高まります。
万が一なりすましアカウントが発生した場合でも、どちらが本物かを一目で判断できるようになるので、被害を未然に防ぎやすくなるでしょう。
しかし、X Premiumの登場によって、かえってなりすましアカウントが発生する可能性も考えられるので、なりすまし対策は引き続き必要不可欠です。
炎上リスクを低減できる
X Premiumで追加された機能によって、炎上リスクを低減できるのもメリットのひとつです。
これまで、ツイートに誤字を見つけたときにやURLが間違っていたときに「ユーザーから多く反応をもらったから消したくない」「削除して再投稿は印象が悪い?」と悩んでいた方もいたのではないでしょうか。
X Premiumの新機能を活用することで、誤った投稿の修正や公開前のプレビュー確認が行えるので、誤ツイートを防止することができます。
アカウントを間違えたり不適切な投稿をすると、炎上や情報漏洩などのリスクにつながります。これらの機能を使えるのは大きなメリットといえるでしょう。
X Premium(旧Twitter Blue)に加入するデメリット
X Premiumは多くの機能を利用できる一方で、加入前に理解しておきたい注意点もあります。
- 月額のコストがかかる
- ユーザー名やプロフィール画像を変更しづらい
- 成果を出すには運用の知識が必要
上記の観点から、加入前に確認すべきポイントを解説します。
月額のコストがかかる
X Premiumはサブスクリプション型のサービスであり、加入すると毎月の利用料金が発生します。無料プランでも基本的な投稿や閲覧は可能なため、費用対効果を見極めずに加入すると負担に感じる場合があります。
特に個人利用では、長文投稿や広告表示の削減などの機能がどれほど必要かを検討することが重要です。発信頻度が低い場合や、趣味の範囲で利用している場合は、料金に見合うメリットを感じにくいこともあります。
年間で考えると一定の金額になるため、運用目的や目標と照らし合わせて判断しましょう。
ユーザー名やプロフィール画像を変更しづらい
X Premiumに加入すると認証バッジが付与されますが、ユーザー名やプロフィール画像を変更すると、一時的に認証が外れる場合があります。
再審査が行われるまでバッジが表示されないこともあるため、頻繁にプロフィール情報を更新する運用スタイルには向いていません。
企業アカウントでは、認証バッジの有無が信頼性に影響する可能性があります。加入前に、プロフィール変更の頻度や運用方針を整理しておくことが重要です。
成果を出すには運用の知識が必要
X Premiumに加入したからといって、自動的にフォロワーが増えたり売上が伸びたりするわけではありません。機能を活用するには、アルゴリズムの理解や投稿設計など、一定の運用スキルが求められます。
例えば長文投稿や動画機能を使っても、内容が整理されていなければ読まれにくくなります。返信の上位表示機能も、発信内容やタイミングが適切でなければ十分な効果は得られません。
ビジネス目的で活用する場合は、ターゲット設定やKPI設計も重要です。機能に頼るのではなく、戦略を立てて活用するように心がけましょう。
X Premium(旧Twitter Blue)に加入する条件
X Premiumに加入するには、サブスクリプションと一定の条件を満たす必要があります。
- 情報に不備がないこと
- アクティブに利用されていること
- セキュリティが担保されていること
- 欺瞞的行為に加担していないこと
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Xプレミアムについて より一部抜粋・改変
X Premiumにサブスクライブすると、Xから審査が入ります。すべての要件を満たすことで、青色の認証バッジが付与されるようです。
なお、X Premiumに加入するには、アカウントを作成して90日以上経過しており、電話番号が認証済みである必要があります。
X Premium(旧Twitter Blue)の支払い方法
X Premiumで対応している支払い方法は下記のとおりです。
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iOSアプリ
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クレジットカード、キャリア決済、iTunesカード
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Androidアプリ
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クレジットカード、キャリア決済、GooglePlayカード、PayPal
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Webサイト
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クレジットカードのみ
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iOSやAndroidは幅広い支払い方法に対応していますが、割高になるのでWebサイトから加入するとなるとクレジットカードになるでしょう。
なお、デビットカードやプリペイドカードでも代用できます。

X Premiumのマーケティング・ビジネス活用のコツ
X Premiumは、個人利用だけでなく、企業や事業者のマーケティングにも活用できます。機能を戦略的に組み合わせることで、発信力と信頼性を高められます。
- 公式アカウントの認知・信頼性向上
- 長文投稿・動画コンテンツによる訴求力強化
- 投稿の拡散・エンゲージメント向上
上記の観点から、ビジネス活用の具体的なポイントを解説します。
公式アカウントの認知・信頼性向上
X Premiumに加入すると認証バッジが付与され、アカウントの信頼性を視覚的に示せます。企業やブランドにとって、公式であることが一目で伝わる点は大きな強みです。検索結果や返信欄でも目に留まりやすくなり、認知拡大につながります。
特にキャンペーンや新商品発表など、多くのユーザーが情報を確認する場面では、認証バッジの有無が安心感に影響します。なりすまし対策としても有効で、誤情報の拡散リスクを抑えられます。
プロフィール欄に事業内容や問い合わせ導線を整理し、バッジと合わせて公式性を明確に打ち出す運用が重要です。
長文投稿・動画コンテンツによる訴求力強化
X Premiumでは、通常よりも長いテキストや長尺動画を投稿できます。
商品やサービスの特徴を丁寧に説明できるため、情報量で差別化しやすくなります。短文では伝えきれない背景や導入事例も掲載するのもおすすめです。
例えば新サービスの発表時に、開発の経緯や活用シーンを具体的に示すことで、サービスへの理解度が高まります。動画を活用すれば、使い方や導入メリットを視覚的に伝えられるでしょう。
長文を投稿する際は、見出しや箇条書きを取り入れ、読みやすい構成に整えることも重要です。単に長くするのではなく、目的に沿った情報設計を行うことで、訴求力の向上につながります。
投稿の拡散・エンゲージメント向上
X Premiumでは返信の上位表示などを活用できます。そのため、自社アカウントの発信が多くのユーザーの目に留まりやすくなります。
自社に関連するポストに積極的に返信したり、引用リポストを活用することで、ユーザーへの接触機会を増やしやすいでしょう。
ただし、拡散は機能だけで実現できるものではありません。投稿内容が具体的で、ユーザーの関心に沿っていることが前提です。
例えば、キャンペーン情報や限定オファーを打ち出したり、アンケート機能や動画投稿を組み合わせると参加意欲が高まります。
投稿後はインプレッションやエンゲージメント率を確認し、改善を重ねることが大切です。
X Premium(旧Twitter Blue)でよくある質問
ここからは、X Premiumでよくある質問に回答します。
X Premium(旧Twitter Blue)を押してしまった!課金されてる?
X Premiumのタブや「購入する」ボタンは、押すだけでは課金されません。購入するボタンを押すと支払い画面が表示され、必要な情報を入力することで課金されます。
支払い画面で「サブスクリプションに登録」あるいは「申し込む」を押すと、料金が発生してしまうので、加入しない方は注意しましょう。
なお、解約したい場合はX Premiumの「サブスクリプションを管理」からWeb版のXでプランをキャンセルすることで解約できます。
X Premium(旧Twitter Blue)が出てこない・登録できない
X Premiumに加入するにはアカウント作成後90日が経過しており、電話番号が認証されているアクティブなアカウントである必要があります。
自身のアカウントが加入条件に満たしているかを確認したうえで、それでも出てこない場合はXヘルプセンターから問い合わせてみましょう。
X Premium(旧Twitter Blue)は複数アカウントで加入できる?
X Premiumは、原則複数アカウントで加入できません。
X Premiumに加入するには、電話番号認証が必要です。そのため電話番号をリンクしているアカウントでしか加入できない仕組みになっています。
なお、1つのアカウントにつき電話番号が必要となるため、複数の電話番号をお持ちの場合は、複数アカウントに対応させることもできるでしょう。
X Premium(旧Twitter Blue)で名前変更はできる?
Twitter Blueに申し込み後、審査が完了してバッジが付くまでは、アカウント名やアイコンは変更することができません。
また、Twitter Blueに加入後、表示名・アイコン画像・ユーザーIDを変更すると、一時的に認証マークが取り下げられます。
これまで、イベントを宣伝するために表示名の後に「○○@イベント名」のような使い方をしていた企業や個人の方も多かったはずです。
しかし、自由に名前やアイコンを変えることができなくなったため、不便に感じるユーザーも多いようです。
Twitter Blueに加入しても名前変更はできるものの、Twitter側の確認が終わるまでは認証マークが非表示となるため注意しましょう。
X Premium(旧Twitter Blue)で予約投稿機能は使える?
Twitterは、ブラウザ版のTwitterから誰でも予約投稿を行うことができます。ただし、スマートフォンからは予約投稿ができません。
Twitter Blueに加入した場合でも、変わらずブラウザ版のみ使用可能です。
また、予約投稿機能が備わった外部ツールを使うのもよいでしょう。自社の運用体制に合ったものを選ぶと、運用の負担を削減することができます。
X Premium(旧Twitter Blue)まとめ
Twitter Blueに加入することで、アカウントの信頼性が高まり注目されやすくなるメリットがあります。またBlue加入者限定のさまざまな機能によって、よりTwitterが使いやすくなるでしょう。
Twitter Blueに加入する場合は、Webサイトから加入するとお得です。なお、企業アカウントの場合は「金色の公式マーク」を取得する手もあるので、下記の記事をぜひご覧ください。

