X(Twitter)で投稿したいタイミングはあるものの、その時間に必ず作業できるとは限らず、運用の負担を感じている担当者の方は少なくありません。
予約投稿のやり方を覚えておくと、深夜や早朝の投稿も計画的に進められ、運用の安定につながります。ただし公式アプリでは設定できないなど、つまずきやすいポイントもいくつか存在します。
そこで今回は、X(Twitter)の予約投稿の手順を、PCとスマホアプリそれぞれの操作方法や注意点まで含めて解説します。ぜひ参考にしてください。
【著者プロフィール】
監修:Smart Share Lab 編集部(SNSマーケティングメディア「OWNLY」運営)
Smart Share Lab 編集部は、SNSキャンペーン設計やUGC(ユーザー生成コンテンツ、利用者自身が作成した投稿や口コミのことです)活用を中心に、企業のSNS運用を支援してきたチームです。
これまでにインスタントウィンやハッシュタグキャンペーンなど、累計で数多くのSNS施策の企画・分析に携わり、運用現場でつまずきやすい論点を数多く見てきました。実務で得た知見をもとに、再現性のある運用ノウハウをわかりやすくお届けします。
X(Twitter)予約投稿とは|まず押さえておきたい基礎知識
予約投稿という言葉は知っていても、具体的にどこまでできるのかをあいまいなまま使っている方も多いものです。まずは機能の全体像と、企業のSNS運用で重視される背景を整理しました。基本を押さえておくと、このあとの手順もスムーズに理解できます。
予約投稿とはどのような機能か
「投稿したい時間が決まっているのに、その時刻にいつもパソコンの前にいられるわけではない」という悩みを抱えている担当者は多いのではないでしょうか。予約投稿とは、あらかじめ投稿内容と公開日時を設定しておくことで、指定した日時に自動でポストが公開される機能のことです。ポストとは、X(Twitter)上での1件の投稿を指す言葉になります。
例えば、平日の朝8時に新商品の告知を出したい場合でも、前日の夜のうちに内容を作って予約しておけば、当日の朝に自分で操作する必要がなくなります。X(Twitter)では公式機能として予約投稿が無料で用意されており、追加料金なしで利用できます。まずは公式機能で試しながら、運用に合った使い方を見つけていきましょう。
予約投稿が企業のSNS運用で注目される理由
「個人の利用ならともかく、企業のアカウントでわざわざ予約する意味はあるのか」と感じる方もいるかもしれません。企業のSNS運用では、投稿の質と継続性の両方が求められるため、計画的に投稿を準備できる予約投稿の価値が大きくなります。SNS運用とは、企業がアカウントを通じて情報発信やコミュニケーションを行う活動全般のことです。
例えば、担当者が1人で複数のSNSを運用している場合、その日の業務に追われて投稿が後回しになり、発信が途切れてしまうことがあります。予約投稿を使えば、時間に余裕のあるときにまとめて投稿を準備でき、発信のリズムを保ちやすくなります。属人化(特定の担当者しか業務を進められない状態のことです)を防ぐうえでも、予約投稿を運用の標準にしておくことをおすすめします。
予約投稿でできること・できないこと
「予約投稿ならどんな投稿でも自由に設定できる」と思い込んでいると、いざ設定しようとしたときにつまずいてしまいます。X(Twitter)の公式予約投稿には、対応している投稿と対応していない投稿があるため、あらかじめ把握しておくことが大切です。
例えば、テキストと画像を組み合わせた通常のポストは問題なく予約できますが、複数の投稿をつなげるスレッド投稿(ツリー投稿とも呼ばれ、1つの話題を複数のポストに分けて連続させる投稿のことです)は公式機能では予約できません。下記のチェックリストで、自分が出したい投稿が対応しているかを確認しておきましょう。
予約投稿の対応・非対応チェックリスト
・テキストのみのポスト:予約できます
・画像や動画を添付したポスト:予約できます
・ハッシュタグ付きのポスト:予約できます
・スレッド(ツリー)投稿:予約できません
・アンケート機能を使った投稿:予約できません
・他アカウントをタグ付けした投稿:予約できません
・返信できる人を制限した投稿:予約できません
公式機能で対応していない投稿を予約したい場合は、後述する外部ツールの活用を検討しましょう。
なお、X(Twitter)を含むSNS全般の運用設計を体系的に学びたい場合は、OWNLYで配布している「X企業アカウントの運用で効果を出す13ポイント」もあわせて確認しておくと、予約投稿を運用全体のなかで位置づけやすくなります。

X(Twitter)予約投稿のメリット|企業運用で得られる効果
予約投稿は単に「あとで投稿できる」だけの機能ではありません。使いこなすことで、リーチの拡大や工数削減、投稿品質の向上といった効果が生まれます。企業のSNS運用にどう役立つのかを整理しました。
投稿時間を最適化してリーチを伸ばせる
「せっかく投稿しても、なかなか見てもらえない」という手応えのなさを感じたことはないでしょうか。X(Twitter)では、フォロワーが多く活動している時間帯に投稿するほど、より多くの人に届きやすくなります。リーチとは、投稿が表示された人の数のことで、インプレッション(投稿が画面に表示された回数のことです)とあわせて、発信の広がりを測る指標になります。
例えば、通勤時間帯の朝7時から8時や、昼休みの12時前後、就寝前の22時前後は、利用者が多くなりやすい時間帯として知られています。こうした時間に手動で投稿するのは負担が大きいものの、予約投稿を使えば前もって準備しておけます。過去の投稿データを振り返りながら、自社のフォロワーが反応しやすい時間帯を見極めて設定しましょう。
運用工数を削減し属人化を防げる
「毎日決まった時間に投稿する作業が、地味に負担になっている」と感じる担当者は少なくありません。予約投稿を使うと、1週間分や1か月分の投稿をまとめて準備できるため、日々の投稿作業に追われずに済みます。工数とは、業務にかかる作業時間や手間のことを指します。
例えば、週の初めに5日分の定例投稿をまとめて作成して予約しておけば、平日は内容のチェックや返信対応に集中できます。また、投稿のストックを残しておくことで、担当者が不在の日でも発信を止めずに済みます。属人化を避けるためにも、予約投稿の内容をチーム内で共有できる状態を整えておきましょう。
チェック体制を整えて投稿の質を高められる
「急いで投稿したら誤字に気づかず、あとから慌てて消した」という経験をした方もいるかもしれません。予約投稿は公開までに時間の余裕が生まれるため、投稿前に内容を見直す体制を作りやすくなります。企業アカウントでは、不適切な表現が炎上(投稿に批判が殺到し、収拾がつかなくなる状態のことです)につながる可能性もあるため、事前確認の仕組みが欠かせません。
例えば、投稿を作成する担当者とは別の人が、公開前に文面や画像を確認する流れを作っておくと、誤字脱字や表現上の問題に気づきやすくなります。予約投稿によって生まれた時間を、こうしたダブルチェックに充てることが効果的です。投稿の質を安定させるためにも、確認のルールをあらかじめ決めておきましょう。
キャンペーンやイベント告知を計画的に進められる
「キャンペーンの告知を、当日バタバタしながら出すことになってしまう」という状況に心当たりはないでしょうか。予約投稿を使えば、キャンペーンの開始告知やリマインド、終了間際の呼びかけまで、あらかじめスケジュールに沿って配信できます。キャンペーンとは、企業が一定期間に実施する販促や応募企画のことです。
例えば、ハッシュタグキャンペーン(特定のハッシュタグを付けて投稿してもらう参加型の企画のことです)を実施する場合、開始日の朝に告知ポスト、中間日にリマインド、最終日に締め切り告知という流れを事前に予約しておけます。下記のように、配信のタイミングを設計してから予約するとスムーズです。
・Step1:キャンペーン開始日の朝に告知ポストを予約する
・Step2:期間中盤にリマインドのポストを予約する
・Step3:締め切り前日に「まもなく終了」の告知を予約する
・Step4:終了後にお礼や結果報告のポストを予約する
告知のタイミングを逃さないためにも、キャンペーン全体の流れを見渡して予約を組み立てましょう。
【PC編】X(Twitter)予約投稿のやり方|画面操作の手順
ここからは実際の操作手順を解説します。PCのブラウザは予約投稿の機能が使いやすく、企業の運用にも向いています。基本のステップから、画像やハッシュタグを含めた投稿の作り方、タイムゾーンの注意点までを確認しておきましょう。
PCブラウザで予約投稿する基本手順
「予約投稿のボタンがどこにあるのか分からず、結局そのまま投稿してしまった」という方も多いのではないでしょうか。PCの場合は、Webブラウザでx.comにアクセスして操作します。ブラウザとは、Google ChromeやSafariなど、Webサイトを閲覧するためのソフトのことです。
例えば、投稿作成画面を開いたあと、ツールバーにあるカレンダーと時計の形をしたアイコンを探すのがポイントになります。このアイコンが予約設定の入り口です。下記のステップに沿って進めれば、初めてでも迷わず設定できます。
PCでの予約投稿ステップ一覧
・Step1:x.comにログインし、「ポストする」をクリックして投稿作成画面を開く
・Step2:テキストを入力し、必要に応じて画像や動画を追加する
・Step3:入力欄の下にあるカレンダーと時計のアイコンをクリックする
・Step4:表示された画面で「年」「月」「日」「時間」を指定する
・Step5:タイムゾーンが「日本標準時」になっているかを確認する
・Step6:「確認する」をクリックし、内容を見直したうえで「予約設定」を押す
設定が完了すると、指定した日時に自動でポストが公開されます。最初は数分後の日時で試し投稿をして、動作を確かめておくと安心です。
画像やハッシュタグを含めた投稿の作り方
「テキストだけでなく、画像やハッシュタグも付けた状態で予約できるのか気になる」という方もいるでしょう。X(Twitter)の予約投稿では、通常の投稿と同じように画像・動画・ハッシュタグを含めて設定できます。ハッシュタグとは、「#」記号に続けてキーワードを付けることで、同じ話題の投稿をまとめて検索できるようにする仕組みのことです。
例えば、新商品の告知であれば、商品画像を添付し、本文に商品名やキャンペーン名のハッシュタグを2個から3個ほど添えると、関連する話題から見つけてもらいやすくなります。ハッシュタグを付ける作業も、予約設定の前に通常どおり済ませておけば問題ありません。視認性を高めるためにも、画像は明るく見やすいものを選びましょう。
タイムゾーン設定で気をつけるポイント
「予約したはずの時間とずれて投稿されてしまった」というトラブルは、意外と多く起こります。その主な原因が、タイムゾーンの設定です。タイムゾーンとは、地域ごとの標準時刻の区分のことで、日本の場合は「日本標準時(JST)」が基準になります。
例えば、予約設定画面のタイムゾーンが海外の時刻になっていると、入力した時間と実際の公開時間が数時間ずれてしまいます。日本国内向けに投稿する場合は、設定画面の下部に「日本標準時」と表示されているかを必ず確認しましょう。意図しない時間に公開されないよう、予約を確定する前にタイムゾーンを見直す習慣をつけることが大切です。
【スマホ・アプリ編】X(Twitter)予約投稿のやり方
外出先や移動中にスマホで予約したい場面も多いものです。ところが、ここには見落としやすい落とし穴があります。公式アプリの仕様とスマホブラウザでの手順、操作時の注意点を順番に確認しておきましょう。
公式アプリで予約投稿できない理由
「スマホアプリで予約しようとしたのに、それらしいボタンが見当たらない」と戸惑った経験はないでしょうか。これは操作ミスではなく、X(Twitter)の公式スマホアプリには予約投稿機能が用意されていないためです。iPhoneやAndroidのアプリ版では、投稿画面にカレンダーアイコンが表示されません。
例えば、アプリで投稿を作成しても、その場で公開するか下書きに保存するかの選択肢しかなく、日時を指定して予約することはできません。スマホから予約したい場合は、アプリではなくブラウザを使う必要があります。この仕様を知らないまま操作すると時間を無駄にしてしまうため、まずはアプリでは予約できないという前提を覚えておきましょう。
スマホブラウザで予約投稿する手順
「スマホでは予約できないと諦めていた」という方も、ブラウザを使えば設定が可能です。スマホのSafariやGoogle Chromeからx.comにアクセスすると、PCとほぼ同じ画面で予約投稿を操作できます。
例えば、ブラウザでX(Twitter)にログインし、投稿作成画面を開くと、PCと同じカレンダーと時計のアイコンが表示されます。あとはPCと同じ流れで日時を指定するだけです。下記のステップに沿って進めましょう。
スマホでの予約投稿ステップ一覧
・Step1:SafariやChromeなどのブラウザでx.comを開いてログインする
・Step2:投稿作成画面を開き、テキストや画像を入力する
・Step3:入力欄の下にあるカレンダーと時計のアイコンをタップする
・Step4:日時を指定し、「日本標準時」になっているかを確認する
・Step5:「確認する」をタップし、内容を見直して「予約設定」を押す
ブラウザによってはPC表示に切り替えると操作しやすくなる場合もあるため、アイコンが見つけにくいときは表示設定も確認しましょう。
スマホで操作するときの注意点
「スマホで予約したつもりが、うまく設定できていなかった」という失敗も起こりがちです。スマホは画面が小さく、ボタンの押し間違いや確認漏れが起きやすいため、いくつか注意しておきたい点があります。
例えば、日時を入力したあとに「予約設定」を押し忘れると、投稿が予約されないままになってしまいます。また、ブラウザでログイン状態が切れていると、途中で作成した内容が消えてしまうこともあります。確実に予約を完了させるためにも、設定後は予約済みの一覧に表示されているかを必ず確認しましょう。
予約した投稿の確認・編集・削除のやり方
予約は設定して終わりではありません。内容を見直したり、状況に応じて差し替えたりする場面も出てきます。予約済み投稿の確認・編集・削除の手順と、操作ミスを防ぐポイントをまとめました。
予約済み投稿を確認する方法
「予約したはずだけれど、本当に登録できているのか不安になる」という声はよく聞かれます。予約した投稿は、投稿作成画面から一覧で確認できます。確認の入り口は、予約設定と同じカレンダーのアイコンです。
例えば、投稿作成画面を開いてカレンダーアイコンをクリックすると、「予約済みのポスト」という画面が表示され、これまでに設定したすべての予約が日時とともに並びます。ここで内容や公開予定時刻を見直せます。予約直後はこの一覧を開いて、意図したとおりに登録できているかを確認する習慣をつけましょう。
予約投稿を編集する方法
「予約したあとに、文章を少し直したくなった」という場面もよくあります。予約済みの投稿は、公開前であれば内容や日時を編集できます。編集も「予約済みのポスト」の一覧から行います。
例えば、一覧から該当する投稿を選ぶと、本文や公開日時を修正できる画面が開きます。ただし、編集できるのは投稿内容と公開日時が中心で、添付した画像や動画の差し替えには対応していない場合があります。メディアを変更したいときは、いったん削除して作り直すほうが確実です。修正後は再度予約を確定する操作を忘れないようにしましょう。
予約投稿を削除する方法
「不要になった予約を、そのままにしておいてよいのか」と迷うこともあるでしょう。公開を取りやめたい予約投稿は、一覧画面から削除できます。削除すれば、その投稿が公開されることはありません。
例えば、内容が古くなったキャンペーン告知や、急きょ中止になったイベントの案内などは、早めに削除しておくことが大切です。予約件数には上限があるため、不要な予約を残しておくと新しい予約が登録できなくなることもあります。使わなくなった予約は、こまめに整理しておきましょう。
編集・削除でよくある操作ミスチェックリスト
・編集後に「予約設定」を押し忘れ、変更が保存されていない
・公開時刻の直前に編集して、操作が間に合わなくなる
・画像を差し替えたつもりが、メディアは変更できていなかった
・削除したい予約と別の予約を間違えて操作してしまう
・タイムゾーンを再確認せずに日時だけ変更してしまう
ミスを防ぐためにも、編集や削除は公開時刻に余裕をもって行いましょう。
X(Twitter)予約投稿ができないときの原因と対処法
手順どおり進めても、予約がうまくいかないことがあります。原因の多くは、投稿タイプや上限、環境のいずれかにあります。つまずいたときに確認したいポイントと対処法を整理しました。
予約できない投稿タイプを選んでいないか
「設定しようとしてもカレンダーアイコンが押せない、または予約が完了しない」という場合、投稿の種類が原因かもしれません。前述のとおり、X(Twitter)の公式機能では予約できない投稿タイプがいくつか存在します。
例えば、スレッド投稿やアンケート機能を使った投稿、他アカウントへのタグ付けを含む投稿、返信できる人を制限した投稿などは、公式の予約投稿に対応していません。こうした投稿を予約したいときは、通常の単独ポストに作り変えるか、外部ツールの利用を検討する必要があります。まずは予約したい投稿が対応タイプかどうかを見直しましょう。
予約件数や期間の上限を超えていないか
「特に変わったことはしていないのに、急に予約できなくなった」というときは、上限に達している可能性があります。X(Twitter)の公式予約投稿には、登録できる件数と予約できる日時の範囲に制限があります。
例えば、1つのアカウントで予約できる投稿は最大64件まで、予約できる日時は最長で18か月先までと決められています。64件の上限に達すると、既存の予約が公開されるか、不要な予約を削除しない限り、新しい予約を追加できません。予約が登録できないときは、まず一覧を開いて件数を確認し、不要な予約を整理しましょう。
アプリやブラウザの不具合が起きていないか
「手順は合っているはずなのに、なぜか設定が進まない」という場合、環境側に原因があることもあります。X(Twitter)の予約投稿は、利用しているアプリやブラウザの状態に影響を受けることがあります。
例えば、公式アプリで操作している場合は、そもそも予約機能がないため設定できません。ブラウザを使っていても、一時的に保存されたデータの影響で画面が正しく表示されないことがあります。その際は、ブラウザのキャッシュ(一時的に保存された表示データのことです)を削除したり、別のブラウザで試したりすると改善する場合があります。状況が改善しないときは、時間をおいてから再度操作してみましょう。
予約投稿トラブル対処チェックリスト
・予約できない投稿タイプ(スレッド・アンケートなど)を選んでいないか確認する
・予約件数が64件の上限に達していないか確認する
・予約日時が18か月以内に収まっているか確認する
・公式アプリではなくブラウザで操作しているか確認する
・タイムゾーンが「日本標準時」になっているか確認する
・ブラウザのキャッシュ削除や別ブラウザでの操作を試す
ひとつずつ確認していけば、多くのトラブルは原因を特定できます。落ち着いて順番にチェックしていきましょう。
企業のSNS運用で予約投稿を活かすコツと注意点
予約投稿は使い方しだいで成果が大きく変わります。承認フローや投稿時間の見極め、ツールの使い分け、キャンペーンへの組み込みなど、運用の精度を高めるコツをまとめました。最後まで確認しておきましょう。
投稿前のダブルチェックと承認フローを整える
「担当者にすべて任せていて、投稿前の確認が十分にできていない」という不安を抱える組織は少なくありません。企業アカウントでは、たった1件の投稿が企業全体の印象を左右することもあるため、公開前のチェック体制が欠かせません。承認フローとは、投稿を公開する前に複数の担当者が内容を確認・承認する一連の流れのことです。
例えば、投稿を作成する担当者、内容をレビューする担当者、最終的に公開を承認する責任者という役割を分けておくと、誤字や不適切な表現を見つけやすくなります。予約投稿で生まれた時間の余裕を、この確認プロセスに充てることが効果的です。炎上のリスクを抑えるためにも、投稿前の承認ルールをチームで取り決めておきましょう。
最適な投稿時間を見極める
「いつ投稿すれば一番見てもらえるのか、感覚で決めてしまっている」という担当者も多いものです。投稿の効果を高めるには、自社のフォロワーが活発に動いている時間帯を把握することが大切です。その手がかりになるのが、エンゲージメントのデータです。エンゲージメントとは、いいねやリポスト、返信など、投稿に対する反応のことを指します。
例えば、X(Twitter)が公式に提供するアナリティクス(投稿の反応や表示回数を分析できる機能のことです)を使うと、どの時間帯の投稿が反応を集めているかを確認できます。エンゲージメント率(投稿を見た人のうち反応した人の割合のことです)の高い時間帯が見えてきたら、その時間に合わせて予約を設定します。データを根拠に投稿時間を決めることで、再現性のある運用に近づけましょう。
公式機能と外部ツールを使い分ける
「公式機能だけでは物足りないけれど、ツールを導入すべきか迷う」という方もいるでしょう。X(Twitter)の公式予約投稿はシンプルで使いやすい一方、件数の上限やスレッド非対応といった制約があります。より高度な運用を目指す場合は、外部ツールの活用が選択肢になります。
例えば、SocialDogのような予約投稿ツールを使うと、プランによっては予約件数の制限が緩和されたり、複数アカウントの一括管理やスレッド投稿の予約に対応できたりします。下記のように、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
・公式機能が向いている場合:少数の投稿を無料で手軽に予約したいとき
・外部ツールが向いている場合:大量の投稿管理や複数アカウント運用、詳細な分析が必要なとき
・キャンペーン運用が中心の場合:応募管理やUGC収集まで一元化できる専用ツールを使うとき
自社の運用規模と目的を踏まえて、最適な手段を選びましょう。
キャンペーン告知に予約投稿を組み込む
「キャンペーンの告知が場当たり的になり、盛り上がりを作れない」という課題を感じることもあるのではないでしょうか。予約投稿は、キャンペーンの一連の告知をあらかじめ設計しておくことで、計画的な情報発信を実現します。フォロー&リポストキャンペーン(アカウントのフォローと対象投稿のリポストを応募条件にする企画のことです)など、参加を促す施策と相性がよい機能です。
例えば、開始告知から中間リマインド、締め切り前の最終案内、終了後のお礼までを事前に予約しておけば、担当者の手が空かない日でも告知を途切れさせずに済みます。下記のチェックリストを使って、予約の抜け漏れを防ぎましょう。
予約投稿の運用チェックリスト
・投稿前に承認フローを通したか
・タイムゾーンが日本標準時になっているか
・予約件数が上限に近づいていないか
・キャンペーンの告知タイミングを設計できているか
・公開後の反応を見て次の投稿時間に反映する準備があるか
なお、Xキャンペーンの設計や告知の組み立て方をより深く知りたい場合は、OWNLYで配布している「フォロー&リツイートキャンペーン 成功事例から見る運用のポイント」が参考になります。予約投稿と組み合わせることで、施策全体の精度を高められます。
予約投稿を運用の仕組みに組み込み、継続的な発信と確実な告知を両立させましょう。
X予約投稿・キャンペーン運用を効率化するなら「OWNLY」
ここまで予約投稿のやり方や運用のコツを見てきましたが、キャンペーンまで含めて運用しようとすると、予約投稿だけでは手が回らない場面も出てきます。投稿の予約から応募の受付、UGCの活用までを一気通貫で支える手段として、SNSマーケティングツール「OWNLY」を紹介します。OWNLYとは、SNSキャンペーンの企画から応募管理、UGCの収集・活用までをまとめて支援するツールのことです。
キャンペーン企画・設計の迷いを解消できる
「どのキャンペーン手法を選べばよいのか分からず、企画段階で立ち止まってしまう」という悩みは、運用担当者によく見られます。OWNLYでは、インスタントウィン(応募するとその場で当落が分かる抽選方式のことです)やハッシュタグキャンペーン、レシート投稿(購入したレシートを撮影して応募してもらう方式のことです)など、豊富な手法から目的に合ったものを選べます。
例えば、認知を広げたい場合はフォロー&リポスト、購買につなげたい場合はレシート応募といったように、目的に応じた手法を組み合わせられます。手法選びの段階から相談できるため、企画の迷いを減らし、成果につながる設計を進めやすくなります。
応募フォームや応募導線を作りやすい
「応募フォームの作成に手間取り、施策の立ち上げが遅れてしまう」という場面で力を発揮します。応募導線とは、利用者が投稿を見てから実際に応募を完了するまでの一連の流れのことです。OWNLYは、CSSによる見た目のカスタマイズやHTMLタグの埋め込みにも対応しています。
例えば、自社サイトやLP(ランディングページ、応募や購入を促す目的で作られた専用ページのことです)に応募フォームを自然に組み込めるため、ブランドの世界観を保ったまま応募を受け付けられます。応募までの導線がスムーズになることで、途中離脱を減らし、応募数の最大化につなげやすくなります。
UGCの収集・使用許諾・二次活用を一元化できる
「集まった口コミを活用したいけれど、許諾の確認や管理が煩雑で手が回らない」という課題を抱えている方に向いています。UGCの二次活用には、投稿者から使用許諾(その投稿を広告やサイトで使ってよいという許可のことです)を得る手続きが欠かせません。OWNLYは、口コミの自動収集から使用許諾の取得、分析・活用までをワンストップで完結できます。
例えば、キャンペーンで集まった投稿のなかから活用したいものを選び、許諾を依頼して、自社サイトや広告に展開するまでを同じツール内で進められます。煩雑になりがちなUGC活用の工程を一元管理できるため、投稿という資産を売上につなげやすくなります。
複数のSNSを横断して運用できる
「SNSごとに別々のツールを使っていて、運用が分散してしまう」という状況に心当たりはないでしょうか。OWNLYは、Instagram・X(Twitter)・TikTok・LINEなど、主要なSNSをまたいでキャンペーンを実施・運用できます。
例えば、X(Twitter)で拡散を狙いつつ、LINEで継続的な接点を作るといった複数SNSをまたいだ施策も、ひとつのツールで管理できます。媒体ごとに担当や管理画面を分ける必要がなくなり、運用全体を見渡しやすくなります。チームの負担を抑えながら、横断的なキャンペーンを進めやすくなります。
事務局運営や効果測定まで任せられる
「当選連絡や賞品発送、個人情報の管理まで自社で対応するのは負担が大きい」という声も多く聞かれます。OWNLYでは、当選連絡や賞品発送、応募者の個人情報管理といった事務局業務を代行できます。事務局とは、キャンペーンの応募受付から当選者対応までを担う運営窓口のことです。
例えば、プライバシーマーク(個人情報を適切に扱う体制を備えた事業者に与えられる認証のことです)を取得済みのため、応募者の個人情報を安心して任せられます。さらに、施策ごとの分析やレポートによって効果を検証できるため、次の施策の改善にもつなげられます。運用と検証の負担を軽くしながら、成果の出るキャンペーンを継続できます。
サービスの全体像を短時間で把握したい場合は、「3分で分かる!SNSマーケティングツール『OWNLY』」の資料が参考になります。予約投稿を含むSNS運用を、企画から効果測定まで一貫して効率化したいときに役立ちます。

まとめ
今回は、X(Twitter)予約投稿のやり方を、PC・スマホ別の手順から確認・編集・削除の方法、できないときの対処法、企業運用で活かすコツまで解説しました。予約投稿を仕組みとして取り入れれば、発信の安定とキャンペーンの計画的な運用を両立できます。OWNLYも活用しながら、成果につながるSNS運用に踏み出していきましょう。
