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Threads(スレッズ)とは?機能や使い方、ビジネス活用事例4選を紹介

Threads(スレッズ)とは?機能や使い方、ビジネス活用事例4選を紹介

米Metaは2023年7月6日、新たなテキスト投稿サービス「Threads」を提供開始しました。Twitterに代わるSNSとして注目され、約3日間でユーザー数が7,000万人以上に達しています。

「Threadsではどんなことができる?」「ビジネスで活用する方法は?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、Threadsの特徴や機能、使い方について解説します。またビジネスにおける活用法や事例についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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Threads(スレッズ)とは?

Threads(スレッズ)は、Meta Instagramチームが提供するコミュニケーションアプリです。

ユーザー同士が密接につながり、リアルタイムでメッセージのやり取りや共有を行うことができます。Threadsは、主にスマートフォン向けに開発され、Instagramアカウントを使用してログインします。

近年API制限などをはじめ、さまざまな問題を抱えるTwitterに代わり、注目されているSNSのひとつです。

Threadsの利用者数

Threadsは、リリースからわずか5日で登録者数が1億人を突破し、SNS史上最速の成長を記録しました。その後も利用者は増加を続け、2025年3月時点では月間アクティブユーザー数が3億5,000万人を超えたと発表されています。

デイリーユーザー数(DAU)も1億人前後に達しており、旧Twitter(X)と並ぶ水準にまで拡大しています。日本国内では、アプリの普及調査から約100万人前後が利用。

短期間でここまで定着した背景には、Metaの既存ユーザー基盤の活用と、Xからの移行ユーザーの流入が挙げられます。

今後は、広告機能や検索機能の拡充により、より多様な目的で利用されるSNSへと進化していくとみられます。

Threadsの利用条件

Threadsは、Instagramチームが開発したアプリなので、利用時にはInstagramアカウントを持っていることが必須です。

16歳未満のユーザーは、Threadsに参加するとデフォルトで非公開アカウントに設定されるようになっています。

アカウントIDや名前、ユーザーネームなどはInstagramアカウントからそのまま引き継がれる仕組みです。

なお、プロフィールやフォローしているアカウントなどについては、利用開始時に引き継ぐかどうかを選べます。

Threadsと他SNSの違い

ThreadsはInstagramの運営元であるMeta社が提供する新しいSNSです。

似たような機能を持つX(旧Twitter)やInstagramとの違いを知ることで、Threadsの特徴や使い方がより明確になります。

ThreadsとX(旧Twitter)の違い

ThreadsとX(旧Twitter)は、どちらもテキスト中心のSNSですが、目的や雰囲気には大きな違いがあります。

Xはニュースやトレンド、政治的な話題などが集まりやすく、情報発信や議論を目的としたユーザーが多いのが特徴です。拡散性が高く、ビジネスやマーケティングの場としても広く活用されています。

一方で、Threadsはより日常のつぶやきや趣味、感情の共有といった会話を楽しむ投稿が中心で、攻撃的な言論や誹謗中傷が少ない傾向があります。

また、Xにはトレンド欄やハッシュタグ検索など、情報を拡散・収集しやすい機能がありますが、Threadsは自然な会話の流れを重視したシンプルな設計です。

ThreadsとInstagramの違い

ThreadsとInstagramは、どちらもMeta社が運営するSNSですが、発信スタイルとコミュニケーションの目的が大きく異なります。

Instagramは写真や動画などのビジュアルを通じて、自分の世界観やライフスタイルを発信するプラットフォームです。

一方、Threadsは見た目よりも言葉を重視したSNSです。画像がなくても投稿でき、思ったことをそのまま言葉で共有できます。

Instagramほど整った発信を求められないため、よりラフで自然なコミュニケーションが生まれやすいのが特徴です。

また、Instagramのアカウントと連携できるため、既存のフォロワーとそのままつながりを保てる点もメリットです。

Threadsで何ができる?主な機能一覧

Threadsには、テキスト投稿を中心に、画像・動画の共有、コメント機能、検索機能など、日常的なコミュニケーションを快適に楽しむための機能がそろっています。

以下に主な機能をまとめました。

テキスト投稿 1投稿あたり最大500文字まで投稿可能。画像は最大10枚、動画は最大5分まで添付できる。
リンク投稿(直リンク可) URLを貼るとサムネイル・タイトル・概要が自動表示され、外部サイトへ直接誘導できる。
いいね・返信・再投稿・引用 投稿に対して「いいね」や「返信」ができるほか、「再投稿」やコメント付きの「引用」も可能。
画像・動画の共有 写真や動画を複数まとめて投稿でき、視覚的な発信も可能。
メンション機能 「@ユーザー名」で他のユーザーを投稿内にタグ付けできる。
トピックタグ(#タグ) 投稿にトピックを1つだけタグ付けし、関連するテーマを検索・閲覧できる。
検索機能 キーワード検索に対応しており、投稿やユーザーを簡単に探せる。
タイムラインの切り替え 「おすすめ」と「フォロー中」の2タブを切り替えて投稿を表示できる。
Threads Voice(音声投稿) 音声を録音・投稿できる機能。自動文字起こし付きで、再生位置も視覚的に表示される。
投稿編集機能 投稿後5分以内であれば内容を編集できる。誤字修正などに便利。
投票機能 投稿内にアンケートを作成し、ユーザーの意見を集められる。
GIFスタンプ機能 投稿にGIFアニメーションを追加して、より表情豊かな発信が可能。
リプライ範囲設定 「全員」「フォロー中の人」「メンションした人」から返信可能範囲を設定できる。
公開範囲設定 アカウント全体を「公開」または「非公開」に切り替えられる。
投稿アクティビティ 自分の投稿に対して「いいね」「再投稿」「引用」したユーザーを確認できる。
Instagram連携 Threadsの投稿をInstagramのストーリーズやフィードでシェアできる。
タイアップ投稿 ブランドや企業とのコラボ投稿が可能。PRやキャンペーン向け機能。
翻訳機能 投稿テキストをワンタップで自動翻訳できる。多言語の交流に便利。
Threadsは、複雑な設定を必要とせず、直感的な操作で投稿・共有・交流を楽しめるのが魅力です。特に、音声投稿や投票機能などの新しい仕組みも続々と追加されており、今後のアップデートにも注目が集まっています。

Threadsの始め方

Threadsを使い始めるには、下記のステップを踏みましょう。

はじめに、Androidの場合はGoogle Playストアから、iPhoneの場合はApp StoreからThreadsアプリをダウンロードします。

アプリを開き、下部の「Instagramでログイン」をタップすると、Instagramアプリでログインしているアカウントが表示されるので、ログインしましょう。

次に、プロフィールをカスタマイズします。 アカウントIDやユーザーネームはThreads上では変更できず、Instagram上で変更しなければなりません

プライバシー設定を選択し、公開プロフィールまたは非公開プロフィールを選択します。

Threadsのしくみが表示され、利用可能になります。

なおThreadsで自己紹介やプロフィール、リンクなどを選択しても、Instagram上には影響ありません。ただし、アカウントIDやユーザーネームは同じである必要があります。

Threadsの使い方・操作方法

ここでは、Threadsの使い方や操作方法について解説します。

Threadsは画面下部のメニューバーから画面を切り替えることができます。

 

左から順に、「①タイムライン②検索③投稿作成④アクティビティ⑤ホーム画面」です。

1. タイムライン

Twitterに似たタイムラインになっており、時系列ではなくランダムで投稿が表示されます。

テキスト投稿以外にも、画像や動画付きの投稿も見られており、Twitterの代わりにThreadsを使うことも十分できるでしょう。

投稿に対して「いいね」「コメント」「返信」「再投稿」「シェア」などのリアクションをおこなえます。

2023年7月10日現在は、「投稿の保存」や「ブックマーク」機能はまだありません。

2. 検索

虫眼鏡マークのボタンをタップすると検索窓が表示されます。

検索したいキーワードを入れると、キーワードが含まれるユーザーが検索結果に表示される仕組みになっています

2023年7月10日時点では、ツイートの単語やハッシュタグでの検索はおこなえません。

3. 投稿作成

画面真ん中のボタンをタップすると、投稿画面に遷移します。

クリップマークをタップすると、写真や動画を投稿することもできます。写真は10枚まで投稿でき、動画は5分まで投稿可能です

なお、URLの記載は直リンクになるため、企業がPRツールとして使う可能性も出てきます。

@メンションもおこなえますが、2023年7月10日現在ハッシュタグの利用には対応していません。

4. アクティビティ

画面下部メニューバーのハートボタンをタップすると、アクティビティに遷移します。

返信やメンション、フォローリクエストなどの通知を確認することができます。

5. ホーム画面

画面下部メニューバーの右側のマークをタップすると、ホーム画面に戻ります。

自分が投稿した内容や再投稿、引用した投稿が時系列で並ぶ「スレッド」と、返信した内容が並ぶ「返信」のタブを切り替えることが可能です。

Threadsはビジネスでどう活用する?

すでにThreadsを活用している企業も増えており、Instagramを活用している企業はThreadsへの展開を検討してもいいでしょう。

現時点で備わっている主な機能から、活用例をいくつか挙げます。

  • オウンドメディアへの遷移
  • 複数枚の画像によるカルーセル投稿
  • ThreadsからInstagramに誘導する
  • 偽アカウント防止のためにアカウント取得する
  • 他SNSのキャンペーン投稿に遷移させる
  • 自社製品やサービスのプロモーション

ただし、Threadsアカウントを完全に削除したい場合は、連携しているInstagramアカウントを削除する必要があります。(※2023年7月時点)

企業アカウントの運用方針によっては、Threads活用は慎重に検討しましょう。

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Threadsの企業による活用事例4選

ここからは、Threadsの企業活用事例を紹介します。

ユニクロ公式

ユニクロ公式アカウントでは、Instagram投稿を引用したカルーセル投稿によって、ユーザーからのエンゲージメントを獲得しています。

また「Threadsではどんなコンテンツが見たいですか?」と質問することで、ユーザーニーズの調査にも役立っています

参照:https://www.threads.net/@uniqlo_jp

モデルプレス(オフィシャル)

ニュースサイトのモデルプレスでは、カルーセル画像縦型画像を使用した投稿を実施しています。

Instagram投稿やメディアサイトを引用した投稿も見られます。

参照:https://www.threads.net/@modelpress

ブルーシールアイスクリーム|沖縄(公式)

沖縄のアイスクリームメーカー・ブルーシールアイスクリームでは、「皆さんの好きなアイスを教えてください」と呼びかける投稿をしました。

さらに「どなたか優しき方、再投稿か引用してみてくれませんでしょうか🥺」と、Threadsの機能を使用するようユーザーに促しています

参照:https://www.threads.net/@blueseal_icecream

KORG INC.

電子楽器メーカー・KPRG Inc.の公式アカウントでは、「偽アカウントが出ると困る」という理由からアカウントを開設しました。

KORGの楽器を使用しているユーザーの投稿を再投稿したり、画像や動画でのプロモーションも積極的におこなっています。

参照:https://www.threads.net/@korg_inc

Threadsまとめ

Threadsは世界中で約7,000万人を超えるユーザー数を抱えるに至っており、今後もThreadsは多くのユーザーに注目されるでしょう。

ビジネスにおける具体的な活用方法はさまざまですが、多くの企業の間ではまだ手探り状態です。

Threadsの今後の動向に注目しつつ、ビジネス活用に生かせるよう方針を検討しましょう。

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