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SNSバナー設計の全手順|成果を生むキャンペーン用バナーの作り方

SNSバナー設計の全手順|成果を生むキャンペーン用バナーの作り方

SNS上でキャンペーンを実施しても、「思ったより参加者が集まらない」「投稿の反応がいまいち伸びない」と感じたことはありませんか?その原因はキャンペーンの見せ方、つまりバナー画像にあるかもしれません。

この記事では、SNSキャンペーンの成果を高めるバナー作成のコツと制作の手順を、長年企業のSNSマーケティングを支援してきた弊社のノウハウをもとに解説します。キャンペーンの効果を最大化したいSNS担当者の方は、ぜひ参考にして見てください。

SNSキャンペーンバナーとは?

SNSキャンペーンバナーとは、X(Twitter)、Instagram、LINEなどのSNS上で実施されるキャンペーンを告知する際に使われる画像のことです。SNSでは企業や個人を問わず、日々数えきれないほどのキャンペーンが行われています。

そんな中で、ユーザーの心をつかむには、視覚的に目を引くだけでなく、キャンペーン内容を分かりやすく理解できる設計が欠かせません。SNSキャンペーンバナーは参加率を高める鍵とも言えます。

SNSキャンペーンバナーはなぜ重要なのか?

SNSでは1つの投稿が1秒以内にスクロールされるため、「テキスト」よりも「画像」の方がユーザーの目に留まり、思わず投稿クリックさせるきっかけになります。

良質なキャンペーンバナーはユーザーの注意を引き、キャンペーンの拡散率や参加率に寄与することも期待できます。

また、X(Twitter)など文字数制限のあるSNSでは、キャンペーンバナーを活用することで、

  • キャンペーン名
  • 開催期間
  • 応募方法
  • 当選人数
  • 景品

など、テキストでは伝えきれない情報を一目で伝えられます。

成果の出るSNSキャンペーンバナー作りの3つのコツ

弊社が支援してきた3万件以上のキャンペーンデータから見えた、成果を左右する実践的ポイントを紹介します。

「目的」と「体験導線」を一致させる

キャンペーンの目的(例:フォロワー増加、UGC獲得)に応じて、バナー内で伝える行動のゴールを明確にします。例:UGC施策なら“投稿ボタンを押したくなる”感情設計、フォロー&RTなら“秒で理解できる応募導線”。

弊社の公式X(Twitter)で実施したキャンペーンでは、もっとも目を引く位置に「フォロー&リポスト」の文言を配置しました。ユーザーが数秒以内で参加方法を理解できるよう工夫したことで、多くの参加につながりました。

テキストは「読む」ではなく「瞬時に理解」させる

プラットフォームの特性上、ポストの平均滞在時間はせいぜい数秒。大きな訴求ワード+補足ワードという構成が鉄板。例:「その場で当たる!」「投稿でギフトGET」など、アクションワードを先頭に置きます。

「マツキヨココカラ」のバナーでは、上部に「その場で当たる!」の文言を配置し、キャンペーンの魅力を直感的に伝えています。バナーの真ん中には賞品の画像を大きく配置しており、訴求がわかりやすい構成になっています。

背景は“トーン統一”よりも“差別化”や”視認性”を優先させる

自社や商品のブランドカラーにこだわらず、SNSタイムライン上で浮く色(例:彩度の高い補色や白抜き構成)を選ぶことで、参加率が最大1.5倍程度まで向上する可能性があります。

「ニチレイフーズ」のバナーでは、背景の赤が目を引くだけでなく、賞品のPayPayポイントを自然とイメージさせる効果もあります。さらに、参加方法の「フォロー&リポスト」や賞品の「1,000ポイント」を太めの白抜き文字でしっかりと強調しており、ひと目で内容が伝わるデザインになっています。

SNSキャンペーンバナーの作り方と5つの手順

SNSキャンペーンの成功には、バナーのデザインが重要な役割を果たします。ユーザーの目を引き、参加を促すためのバナー制作の基本的なステップを紹介します。

① キャンペーンの目的とターゲットを明確にする

キャンペーンを通じて達成したい目標を設定しましょう。例えば、「新商品の認知拡大」「フォロワー数の増加」「特定商品の購入促進」などです。目標が明確であれば、バナーのデザインやメッセージも自然と決まってきます。

② バナーに含める情報を整理する

バナーに載せるべき情報をリストアップします。主な要素としては、「キャンペーン名」「開催期間」「応募方法」「景品内容」「応募条件」などがあります。

情報が多すぎると視覚的に読みにくくなりますので、最も伝えたいポイントを絞り込むことが大切です。

③ 掲載するSNSの仕様を確認する

各SNSには推奨される画像サイズやフォーマットがあります。例えば、X(Twitter)では正方形の画像が効果的で、Instagramでは縦長の画像が好まれます。

投稿するSNSに合わせて、画像のサイズやアスペクト比を調整しましょう。

④ バナーに入れる要素の優先順位を付けてラフ案を作成する

バナーに含める情報とSNSの仕様を踏まえ、ラフ案を作成します。ラフ案はあくまでデザイナーにイメージを伝えるためのものなので、PowerPointやCanvaなど手軽なツールを活用すると便利です。

フォントの配置や最も強調したいポイント、バナーに入れる要素を意識しながら構成を考えましょう。

⑤ デザイナーに制作を依頼する

ラフ案が決まったら、デザイナーに制作を依頼します。依頼時には、キャンペーンの目的やターゲット、バナーに含める情報、使用するSNSの仕様など、必要な情報をしっかりと伝えましょう。

まとめ

SNSでは企業のキャンペーン告知だけではなく、日々膨大な情報が流れています。ユーザーの目を引き、参加したくなるようなバナー画像を作成することが、キャンペーン成功につながる鍵になります。ぜひ本記事で紹介したキャンペーンバナー作りのコツを参考に、参加率をあげるバナー画像を作りましょう。

もし「デザイナーがいない」「社内にSNSキャンペーン実施の知見がない」といった場合は、プロに依頼することもおすすめします。

スマートシェアでは、SNSキャンペーンツール「OWNLY」の提供に加え、キャンペーン企画からクリエイティブ制作などの支援も承っております。SNSキャンペーン実施を検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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