SNS運用を任されたものの、リポストのやり方が今ひとつ分からず、引用リポストとどう違うのか迷ってしまうという声をよく耳にします。手順を間違えると拡散効果が下がったり、思わぬトラブルにつながったりするため、正しい方法を押さえておきたいところです。
XとInstagramでは操作が異なり、企業アカウントならではの注意点もあります。そこで今回は、XとInstagramそれぞれのリポストの手順や引用リポストとの違い、企業が安全に運用するためのポイントまでをまとめて解説します。ぜひ参考にしてください。
【著者プロフィール】
この記事は、SNSキャンペーン/UGCマーケティングツール「OWNLY」を運営するSmart Share Lab 編集部が監修しています。Smart Share Lab 編集部は、Instagram・X・TikTok・LINEなど主要SNSを横断したキャンペーン設計やUGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用支援を専門領域としています。
これまでに数多くの企業のフォロー&リポストキャンペーンやハッシュタグ施策の企画・分析に携わり、応募導線の設計から効果測定までの実務知見を蓄積してきました。最新のSNS仕様や景品表示法をふまえた、実務で使える情報をお届けします。
リポストとは|SNS運用でまず押さえたい基本機能
リポストはSNS運用の土台となる機能であり、仕組みを正しく理解しておくことで拡散施策の精度が大きく変わります。まずはリポストの意味やリツイートとの違い、企業が活用するメリットを順番に整理しました。基本を押さえておくことで、このあと解説する具体的な手順もスムーズに理解できるようになります。
リポストの意味と仕組み
「そもそもリポストとは何を指すのか、いまいち説明できない」と感じている運用担当者の方は少なくないのではないでしょうか。リポストとは、他のユーザーが投稿した内容を自分のタイムラインに再共有する機能のことです。X(旧Twitter)でいえば、リポストした投稿は自分のフォロワーのタイムラインに表示される際、「○○さんがリポストしました」という表示とともに、元の投稿者の名前やアイコン、投稿内容がそのまま保持された状態で届きます。
つまり、自分が一から文章を書かなくても、価値のある情報を素早くフォロワーへ広げられる仕組みです。良質な情報を見つけたら、こまめにリポストして自分のタイムラインを充実させていくことを心がけましょう。
リポストとリツイートの違い
「以前はリツイートと呼んでいた気がするけれど、リポストとは別の機能なのか」という疑問を持つ方も多いはずです。結論からお伝えすると、リポストとリツイートは基本的に同じ機能を指します。X(旧Twitter)が2023年にサービス名やロゴを変更した際に、これまで「リツイート(RT)」と呼ばれていた機能の名称が「リポスト」へと変わりました。
例えば、過去のマニュアルや他社の記事で「リツイート」と書かれていても、操作内容や効果は現在の「リポスト」と変わりません。名称の変更にとらわれず、機能そのものは従来どおりと理解しておくと安心です。
リポストとシェア・スクショ投稿の違い
「リポストとスクリーンショットでの紹介は、どちらでも同じではないか」と考えてしまう場面もあるかもしれません。リポストは元の投稿そのものを公式機能で再共有するのに対し、スクリーンショット投稿は画面を画像として保存し、自分の投稿として載せ直す行為を指します。両者は見た目が似ていても、性質が大きく異なります。
スクリーンショットでの紹介は、元の投稿者の許可なく行うと著作権の侵害につながる恐れがあります。一方でリポストは公式機能のため、元投稿へのリンクが保たれ、投稿者に通知も届きます。特に企業アカウントでは、無断のスクリーンショット投稿を避け、公式のリポスト機能を使うことを基本方針にしましょう。
企業がリポストを活用する3つのメリット
「個人の楽しみならともかく、企業がリポストを使う意味はあるのか」と疑問に思う担当者の方もいるのではないでしょうか。企業がリポストを活用するメリットは、運用負担を抑えながら認知や信頼を広げられる点にあります。具体的には、次のような効果が期待できます。
- 自社で一から投稿を作らなくても、ユーザーの好意的な声を拡散できる
- UGC(ユーザー生成コンテンツ。ユーザーが自発的に作った投稿のことです)を活用し、第三者からの評価として信頼性を高められる
- フォロワーとの双方向のつながりが生まれ、ファン化を促進できる
例えば、自社商品を紹介してくれたユーザーの投稿をリポストすれば、感謝を示しながら他のユーザーにも自然な口コミとして届けられます。まずは自社に関する好意的な投稿を見つけ、積極的にリポストすることから始めてみましょう。
OWNLYでは、SNS運用の基礎を体系的に学べる資料「国内のSNS利用状況まとめとSNSキャンペーンの活用シーンと効果について」を無料で配布しています。リポストを含めたSNS施策の全体像をつかみたい方は、あわせてご活用ください。

リポストと引用リポストの違いを徹底比較
リポストと引用リポストは似ているようでいて、拡散の仕方や得られる効果が大きく異なります。この違いを理解しないまま運用すると、せっかくの投稿が伸び悩む原因にもなりかねません。両者の特徴と使い分けの目安を、具体例とチェックリストを交えて確認しておきましょう。
リポストと引用リポストの基本的な違い
「リポストと引用リポストは、結局どこが違うのか」とつまずく方は非常に多いです。最大の違いは、自分のコメントを添えられるかどうかにあります。リポストとは元の投稿をそのまま再共有する機能であるのに対し、引用リポスト(引用リツイート)とは、他ユーザーの投稿に自分のコメントを添えて再投稿できる機能のことです。
例えば、業界ニュースをただ広めたいだけならリポスト、自社の見解や補足を加えて発信したいなら引用リポストが適しています。引用リポストは情報の共有にオリジナル性と説得力を加えられる点が強みです。伝えたいメッセージがあるかどうかを基準に、2つの機能を選び分けましょう。
インプレッションや拡散効果の違い
「どちらを使っても拡散効果は同じなのではないか」と感じる方もいるかもしれません。しかし、効果の表れ方には明確な差があります。リポストは他者のポストを拡散する協力にとどまりますが、引用リポストは自分のポストとしてXに判断されるため、得られたインプレッション(投稿が表示された回数のことです)が自社アカウントの数字として蓄積されます。
例えば、同じ投稿を広めるとしても、引用リポストであれば自社の発信実績やエンゲージメント(いいねや返信などの反応のことです)として残ります。自社アカウントの数字を伸ばしたい場面では、コメントを添えた引用リポストを選ぶのがおすすめです。
目的別・リポストと引用リポストの使い分けの目安
「実際の運用では、どんなときにどちらを使えばよいのか判断に迷う」という声もよく聞かれます。使い分けの基本は、発信の目的が「拡散」か「意見の付加」かを見極めることです。スピード重視で情報を広めたいときはリポスト、自社の文脈や価値を加えたいときは引用リポストが向いています。
例えば、災害情報や公式発表を素早く広めたい場合はリポスト、商品レビューに感謝を添えて紹介したい場合は引用リポストといった使い分けが考えられます。目的を一度言語化してから操作することで、毎回の判断がぶれにくくなります。
リポストと引用リポストの使い分けチェックリスト
- 情報をそのまま素早く広めたい → リポスト
- 自社の見解やコメントを添えたい → 引用リポスト
- 自社アカウントのインプレッションを伸ばしたい → 引用リポスト
- 元投稿者への純粋な応援・拡散協力をしたい → リポスト
- キャンペーンの参加条件として拡散を促したい → リポスト(フォロー&リポスト)
X(旧Twitter)でのリポストのやり方
Xのリポストは数タップで完了する手軽な操作ですが、スマホとPCで画面が少し異なります。取り消しの方法やリポストできないときの対処法まで知っておくと、運用中に慌てずに済みます。ここでは具体的な手順を画面の流れに沿って解説します。
スマホアプリでのリポストの手順
「スマホでリポストしたいけれど、どのボタンを押せばよいのか分からない」という初心者の方も安心してください。Xのスマホアプリでは、次の手順でリポストができます。
Step1:リポストしたい投稿を表示する
Step2:投稿の下部にあるリポストアイコン(2つの矢印が回転したマーク)をタップする
Step3:表示されたメニューから「リポスト」を選ぶ
Step4:アイコンが緑色に変われば完了する
例えば、自社商品を褒めてくれたユーザーの投稿を見つけたら、この4ステップですぐに自分のタイムラインへ共有できます。操作後はアイコンの色が変わったかを確認し、確実にリポストできているかをチェックしましょう。
PC・ブラウザでのリポストの手順
「パソコンから運用しているが、スマホと操作が違うのか不安だ」という方もいるのではないでしょうか。PCのブラウザ版でも、基本的な流れはスマホとほぼ同じです。リポストしたい投稿の下にあるリポストアイコンにマウスを合わせてクリックし、表示されるメニューから「リポスト」を選択すれば完了します。
例えば、複数の投稿をまとめて確認しながら運用する場合は、画面の広いPCのほうが作業しやすい場面もあります。スマホとPCを併用する運用では、どちらの操作にも慣れておくと業務がスムーズになります。
リポストを取り消す・削除する方法
「間違えてリポストしてしまったが、どうやって取り消せばよいのか」と焦った経験がある方もいるかもしれません。リポストの取り消しは、リポストしたときと同じアイコンから簡単に行えます。緑色になっているリポストアイコンをもう一度タップし、「リポストを取り消す」を選べば、自分のタイムラインから削除されます。
例えば、誤った情報を含む投稿をうっかり広めてしまった場合も、この操作で速やかに取り消せます。リポストする前に内容をよく確認し、万が一のときは落ち着いて取り消しの操作を行いましょう。
リポストできないときの原因と対処法
「リポストアイコンを押しても反応しない」という状況に直面することもあります。リポストができない主な原因は、元の投稿者側の設定や通信環境にあります。投稿者がアカウントを非公開(鍵アカウント)に設定している場合や、リポストを許可しない設定にしている場合は、そもそもリポストができません。
例えば、アプリのバージョンが古い場合や通信が不安定な場合も、操作が反映されないことがあります。まずはアプリを最新版に更新し、通信環境を確認したうえで、それでも難しいときは投稿者の設定を疑ってみましょう。
Xでの拡散施策をさらに深く学びたい方には、OWNLYの「フォロー&リツイートキャンペーン 成功事例から見る運用のポイント」が役立ちます。リポストを軸にしたキャンペーンの設計図として参考にしてみてください。

X(旧Twitter)での引用リポストのやり方
引用リポストは、自社の言葉を添えて発信できる点が大きな魅力です。手順自体は通常のリポストとほとんど変わりませんが、コメントの付け方ひとつで反応が大きく変わります。ここでは操作手順に加え、企業アカウントが成果を出すためのコツや例文も紹介します。
スマホ・PCでの引用リポストの手順
「引用リポストはなんだか難しそうだ」と身構えてしまう方もいるかもしれませんが、操作はとてもシンプルです。引用リポストの手順は次のとおりです。
Step1:引用したい投稿の下部にあるリポストアイコンをタップする
Step2:メニューから「引用」または「引用ポストとしてリポスト」を選ぶ
Step3:表示されたテキストボックスに自社のコメントや補足を入力する
Step4:内容を確認して「ポスト」をタップする
例えば、ユーザーのレビュー投稿に「ご愛用ありがとうございます」と一言添えるだけでも、丁寧な印象を与えられます。コメント欄を空欄のまま投稿せず、必ず自社ならではの言葉を加えることを意識しましょう。
反応を高めるコメントの付け方のコツ
「引用リポストをしてもなかなか反応が伸びない」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。反応を高めるコツは、元の投稿に新しい価値や視点を加えることにあります。単に「すごいですね」と感想を述べるだけでなく、補足情報や自社ならではの見解を添えると、フォロワーにとっての読む価値が高まります。
例えば、製品レビューを引用するなら、その商品の活用のコツや関連情報を一言添えると、より親切な発信になります。コメントは「読んだ人にとって有益な情報になっているか」を基準に書くことを心がけましょう。
引用リポストのコメント例文
- お客様の声を紹介する場合:「うれしいお声をありがとうございます。○○のように使っていただけると、より便利にお楽しみいただけます」
- 業界ニュースを共有する場合:「こちらの動向は、SNS運用の現場でも見逃せないポイントです。自社の施策にも取り入れていきたい内容でした」
- キャンペーン告知を補足する場合:「本日より応募受付を開始しました。参加方法はこちらの投稿をご覧ください。締切は○月○日までとなっております」
企業アカウントが引用リポストを使うべきタイミング
「引用リポストは、どんな場面で使うと効果的なのか」と判断に迷うこともあるかもしれません。企業アカウントが引用リポストを活かしやすいのは、自社の姿勢や付加情報を示したい場面です。お客様の声への返信や、自社の見解を示したいニュースの共有、キャンペーンの補足告知などが代表例として挙げられます。
例えば、ポジティブな口コミを引用リポストして感謝を伝えれば、丁寧な企業姿勢が他のフォロワーにも伝わります。反応を得たい投稿ほど、自社のコメントで文脈を補う引用リポストを活用しましょう。
Instagram(インスタ)でのリポストのやり方
Instagramは、Xのようなワンタップのリポスト機能が長らくありませんでしたが、近年は仕様が変わりつつあります。ストーリーズ・フィード・外部アプリという3つの方法を理解しておくと、目的に応じて使い分けられます。それぞれの手順と、つまずきやすいポイントを整理しました。
ストーリーズでリポストする方法
「インスタで他の人の投稿を自分のアカウントで紹介したいが、どうすればよいのか」と迷う方は多いはずです。最も手軽なのは、ストーリーズ(24時間で消える縦型の投稿のことです)を使ったリポストです。手順は次のとおりです。
Step1:リポストしたい投稿を開き、紙飛行機のマーク(シェアアイコン)をタップする
Step2:表示されたメニューから「ストーリーズに追加」を選ぶ
Step3:ストーリーズの編集画面でテキストやスタンプを加える
Step4:投稿元のアカウント名を残したまま「シェア」する
ただし、ストーリーズへの追加ができるのは、相手が公開アカウントで、かつシェアを許可している場合に限られます。投稿元のアカウント名のスタンプは消さず、誰の投稿かが分かる状態でシェアしましょう。
フィード・リールでリポストする方法(2025年の新機能)
「ストーリーズではなく、フィードに残る形でリポストしたい」というニーズも増えています。Instagramでは2025年に新しい再投稿機能が追加され、他ユーザーの投稿をフォロワーのフィードや自分のプロフィールにシェアできるようになりました。リール動画やフィード投稿に表示されるリポスト専用のマークをタップするだけで、再投稿が可能です。
例えば、自社のサービスを紹介してくれた投稿を、フィードに残る形で広く届けたい場合に役立ちます。新機能は順次提供されているため、自社アカウントで専用マークが表示されているかをまず確認してみましょう。
外部アプリを使ったリポストの方法
「以前から使われているリポストアプリは、今でも使えるのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。Instagramの公式機能とは別に、フィード投稿として再投稿したい場合は外部アプリを使う方法もあります。iPhoneでは「Repost for Instagram」、Androidでは「Repost - Video Downloader」などの無料アプリが知られています。
これらのアプリでは、リポストしたい投稿のリンクをコピーし、アプリ上で読み込むことで、投稿元のクレジット(出典表示のことです)付きで再投稿できます。外部アプリを使う場合も、必ず投稿元の表示を残し、無断転載にならないよう配慮しましょう。
インスタでリポストできないときの対処法
「シェアアイコンを押しても、ストーリーズに追加が表示されない」という場面もよくあります。リポストができない主な原因は、相手のアカウント設定にあります。投稿者が非公開アカウントの場合や、シェアを許可しない設定にしている場合は、ストーリーズへの追加ができません。
例えば、相手が公開アカウントでも、著作権保護のためにシェアを制限していることもあります。そうしたときは無理に転載せず、投稿者へダイレクトメッセージで許可を求めるなど、丁寧な対応を心がけましょう。
Instagramでのリポストや拡散をマーケティングに活かしたい方には、OWNLYの「Instagramお役立ち資料 一括ダウンロード」がおすすめです。運用のポイントを体系的に確認できます。

リポストを行う際の注意点とマナー
リポストは便利な機能である一方、使い方を誤ると著作権や法律上のトラブルにつながる恐れがあります。特に企業アカウントでは、個人の利用以上に慎重な配慮が求められます。ここでは安全に運用するために押さえておきたい注意点とマナーを、チェックリストとともに整理しました。
著作権・使用許諾を必ず確認する
「公開されている投稿なら、自由にリポストしてよいのではないか」と考えてしまいがちですが、ここには大きな落とし穴があります。投稿された画像や動画の著作権は投稿者本人に帰属するため、許可を得ずにリポストすると著作権の侵害に該当する可能性があります。特に、スクリーンショットや外部アプリを使った再投稿では注意が必要です。
ここでいう使用許諾(二次利用)とは、他者が作ったコンテンツを自社で使ってよいという許可のことです。例えば、ユーザーの写真を自社の広告やフィードに転載する場合は、商用利用にあたるため事前の許可が欠かせません。企業がリポストを行う際は、必ず投稿者の許可を得ることを社内ルールにしましょう。
リポスト時に明記すべき情報とお礼のマナー
「リポストするときに、何を書き添えればよいのか分からない」という担当者の方もいるかもしれません。リポストの際は、誰の投稿かが分かる情報を明記することが基本のマナーです。キャプションに「@ユーザー名」や「#Repost」と記載し、出典が明確になるようにしましょう。
例えば、投稿を許可してくれたユーザーには、リポスト後にお礼のメッセージを送ると、良好な関係を築けます。投稿する日時を事前に伝えておくことも丁寧な対応です。出典の明記とお礼をセットで行い、ユーザーが気持ちよく協力できる関係づくりを意識しましょう。
リポスト前の確認チェックリスト
□ 投稿者から使用許諾(二次利用の許可)を得たか
□ 出典として投稿者のアカウント名を明記したか
□ 元の投稿内容を改変していないか
□ 商用利用にあたる場合、その旨を投稿者に伝えたか
□ リポスト後にお礼の連絡をする準備ができているか
景品表示法・ステマ規制への配慮
「キャンペーンでリポストを使うときに、法律面で気をつけることはあるのか」という点も見落とせません。企業がリポストを使った施策を行う場合は、景品表示法やステマ規制への配慮が欠かせません。景品表示法とは、消費者に誤解を与える表示や過大な景品を規制する法律のことで、消費者庁がガイドラインを公開しています。
例えば、企業がユーザーに依頼して投稿してもらったにもかかわらず、それを隠して宣伝する行為は、ステマ(ステルスマーケティング。宣伝であることを隠した宣伝のことです)として規制の対象になります。2023年10月からは、ステマが景品表示法上の不当表示として明確に規制されています。キャンペーンで景品を出す際は上限額を確認し、依頼した投稿には「PR」と明示することを徹底しましょう。
企業のSNS運用でリポストを成果につなげる方法
リポストは単なる拡散手段にとどまらず、設計次第でキャンペーンやブランディングの強力な武器になります。フォロー&リポストキャンペーンの作り方から、UGCの活用、効果測定まで、成果につなげる視点を押さえておきましょう。実務でそのまま使えるステップや指標も紹介します。
フォロー&リポストキャンペーンの作り方
「拡散を狙ったキャンペーンを企画したいが、何から手をつければよいのか」と悩む担当者の方も多いのではないでしょうか。フォロー&リポストキャンペーンとは、自社アカウントのフォローと対象投稿のリポストを応募条件にした企画のことです。参加のハードルが低く、短期間で拡散とフォロワー増加を同時に狙えます。
実施の流れは、次のステップで整理できます。
Step1:目的(認知拡大・フォロワー増加など)とKPIを決める
Step2:景品と応募条件(フォロー&リポスト)を設定する
Step3:景品表示法に沿って応募規約を作成する
Step4:告知投稿を作成し、期間を決めて実施する
Step5:当選者を抽選し、ダイレクトメッセージで当選連絡を行う
例えば、応募期間を2週間、当選人数を10名と具体的に決めておくと、運用の見通しが立てやすくなります。まずは目的とKPIを明確にしてから、景品や条件を設計していきましょう。
UGCをリポストでブランド資産に育てる方法
「ユーザーの投稿をどう活かせば、長期的な効果につながるのか」と考えたことはないでしょうか。UGCをリポストで活用することは、第三者からの信頼の声をブランドの資産に育てる有効な方法です。ユーザーのリアルな声は、企業発信の広告よりも自然で共感を得やすい特徴があります。
例えば、商品を使った感想やレビュー投稿をこまめにリポストすれば、「多くの人に支持されている」という印象を継続的に発信できます。集めたUGCは、リポストだけでなく、許可を得たうえで広告やLP(ランディングページ。商品紹介に特化したページのことです)への二次活用も可能です。ユーザーの好意的な投稿を継続的に集め、許諾を得てさまざまな場面で活用していきましょう。
リポスト施策の効果測定とKPIの設計
「リポスト施策をやってみたものの、効果があったのか分からない」という状態に陥っていないでしょうか。施策の成果を判断するには、あらかじめKPI(重要業績評価指標。目標達成度を測る指標のことです)を設定し、数値で振り返ることが欠かせません。感覚的な評価ではなく、データに基づいて改善を重ねることが成果への近道です。
例えば、リポスト数だけでなく、リーチ(投稿が届いた人数のことです)やエンゲージメント率、フォロワーの増加数などを総合的に確認します。施策の前に測定する指標を決めておき、終了後に必ず数値を振り返る習慣をつけましょう。
リポスト施策で見るべき指標の例
- リポスト数:どれだけ拡散されたかを示す基本指標
- リーチ・インプレッション:投稿がどれだけ多くの人に届いたか
- エンゲージメント率:表示に対する反応(いいね・返信など)の割合
- フォロワー増加数:施策を通じて増えた新規フォロワーの数
- CPE(エンゲージメント単価。1反応あたりにかかった費用のことです):費用対効果の判断材料
SNSキャンペーン・UGC活用を効率化するなら「OWNLY」
ここまで解説してきたリポストの活用やキャンペーン運用には、多くの工数と専門知識が求められます。手作業での管理に限界を感じている運用担当者の方に向けて、課題をまとめて解決できるツールがOWNLYです。どのような場面で役立つのかを、具体的な課題に沿って紹介します。
多彩なキャンペーン手法から最適な施策を選べる
「フォロー&リポスト以外にも施策を試したいが、何が自社に合うのか分からない」という悩みを抱えている方は少なくありません。OWNLYは、インスタントウィン(その場で当選結果が分かる仕組みのことです)やハッシュタグ投稿、レシート投稿など、豊富なキャンペーン手法に対応しています。目的やターゲットに合わせて、最適な施策を選べる点が力を発揮します。
例えば、手軽な参加を促したいならインスタントウィン、UGCを集めたいならハッシュタグ投稿といった使い分けが可能です。施策の引き出しが増えることで、マンネリ化を防ぎながら継続的に成果を狙えます。
応募フォーム・応募導線をかんたんに作成できる
「応募フォームの設計や自社サイトへの組み込みに手間がかかる」という場面でも、OWNLYが役立ちます。OWNLYはCSSのカスタマイズやHTMLタグの埋め込みにも対応しているため、自社サイトやLPに応募導線を自然に組み込めます。デザインの統一感を保ちながら、スムーズな応募の流れを作れる点が魅力です。
例えば、ブランドイメージに合わせた応募フォームを用意したい場合でも、見た目を細かく調整できます。応募のハードルが下がることで、参加率の向上にもつながります。
UGCの収集から使用許諾・二次活用までワンストップ
「集めた口コミの許諾管理や二次活用が煩雑で、手が回らない」という課題を感じている担当者の方も多いはずです。OWNLYは、UGCの自動収集から使用許諾の取得、分析・活用までをワンストップで完結できます。バラバラになりがちな作業を一元化できるため、運用の負担を大きく減らせます。
例えば、ユーザーから集めた投稿の使用許可を個別に取り、広告やサイトに転用する作業も、ツール上でまとめて管理できます。許諾のやり取りを記録として残せるため、安心して二次活用を進められる場面で力を発揮します。
主要SNSを横断して実施・運用できる
「InstagramとXで別々に運用していて、管理が大変だ」と感じることはないでしょうか。OWNLYは、Instagram・X・TikTok・LINEなど主要SNSをまたいでキャンペーンを実施・運用できます。SNSごとにツールを使い分ける必要がなくなり、施策全体を一つの画面で見渡せます。
例えば、複数のSNSで同時にキャンペーンを展開し、それぞれの反応をまとめて把握したい場合に便利です。横断的な運用により、施策の比較や改善もしやすくなります。
事務局運営・効果測定まで安心して任せられる
「当選連絡や賞品発送、個人情報の管理まで自社で抱えるのは不安だ」という声もよく聞かれます。OWNLYは、当選連絡や賞品発送、個人情報管理といった事務局業務の代行にも対応しています。プライバシーマーク(個人情報を適切に扱う事業者に与えられる認証のことです)を取得しているため、安心して任せられる点が大きな強みです。
例えば、応募者数が想定より大きく増えても、事務局運営を任せることで本来の業務に集中できます。さらに、分析やレポート機能で施策の効果を検証できるため、次の施策の改善にもつなげられます。
リポストやUGCを成果につなげる具体的なイメージをつかみたい方は、「3分で分かる!SNSマーケティングツール『OWNLY』」や「SNS上の資産を売上に繋げるUGCマーケティングソリューション『UGC Collect』」の資料をぜひダウンロードしてみてください。


まとめ
今回は、XとInstagramでのリポストのやり方や引用リポストとの違い、著作権などの注意点、フォロー&リポストキャンペーンの作り方から効果測定の方法までをまとめて解説しました。正しい手順とマナーを押さえれば、リポストは認知拡大とファンづくりの強い味方になります。OWNLYを活用しながら、自社に合ったSNSキャンペーンに踏み出してみてください。