物件の問い合わせを増やしたいと考えながらも、SNSをどう運用すれば成果につながるのか迷っている、という不動産会社の担当者は多いのではないでしょうか。広告費を抑えて認知を広げられる点は、SNSマーケティングならではの魅力です。とはいえ、やみくもな投稿では反響につながりにくく、目的に沿った設計が欠かせません。
そこで今回は、不動産業界におけるSNSマーケティングの進め方や活用事例を、基礎から徹底的に解説します。ぜひ参考にしてください。
【著者プロフィール】
本記事は、SNSキャンペーン・UGCマーケティングツール「OWNLY」を運営するSmart Share Lab 編集部が監修しています。これまでに大手企業から地域の事業者まで、累計数百件規模のSNSキャンペーンの企画・分析・運用支援に携わり、業界ごとの勝ちパターンを蓄積してきました。
不動産分野においても、物件の認知拡大から口コミ活用、反響獲得までの実務知見をもとに、現場で本当に役立つ情報をわかりやすくお届けします。
不動産業界でSNSマーケティングが欠かせない理由
不動産の集客といえばポータルサイトや折り込みチラシが中心でしたが、ここ数年で状況は大きく変わってきました。なぜ今、多くの不動産会社がSNSに力を入れているのか、その背景とメリットを整理しました。自社で取り組む意義を改めて確認しておきましょう。
そもそも不動産業界でSNS活用が広がっている背景とは
「最近よく不動産会社のSNS活用を耳にするけれど、なぜここまで注目されているのだろう」と感じている方も多いのではないでしょうか。背景にあるのは、情報収集の入り口がSNSへと移ってきた流れです。SNSとは、InstagramやXのように利用者同士が情報を発信し合えるサービスのことで、いまや検索エンジン代わりに使われる場面も増えています。
例えば、引っ越しを検討している20代の方が、ポータルサイトよりも先にInstagramで「#一人暮らし 部屋」と検索し、雰囲気の良い部屋を見つけてから問い合わせる、という流れは珍しくありません。まずは「物件探しの起点がSNSに広がっている」という前提を押さえておきましょう。
物件探しの行動はどう変化しているのか
「お客様はどうやって物件を探しているのだろう」という疑問は、集客を考えるうえで欠かせない視点です。かつては気になる物件を見つけてから来店する流れが一般的でしたが、現在は来店前にSNSや動画で会社や物件の雰囲気を確認する行動が定着しています。例えば、TikTokでルームツアー動画を見て物件のイメージをつかみ、会社のXアカウントで対応の丁寧さを確かめ、最後にLINEで内見を予約する、といった具合です。
ルームツアー動画とは、玄関から各部屋を順番に映し、実際に内見しているように見せる動画のことです。こうした行動の変化に合わせて、来店前の段階から接点を持てるSNSを整えておくことを心がけましょう。
不動産会社がSNSに取り組む3つのメリット
「手間をかけてまでSNSに取り組む価値があるのだろうか」と迷う担当者もいるかもしれません。SNSには、ほかの集客手段にはない強みがあります。1つ目は広告費を抑えながら認知を広げられる点で、無料で始められるオーガニック投稿が中心になります。オーガニック投稿とは、広告費をかけずに自然に表示される通常の投稿のことです。2つ目はエリアや年齢で絞り込んだターゲティングができる点、3つ目は継続的な発信を通じて「この会社に相談したい」と思ってもらえるファンを育てられる点です。
まずは自社が得たい成果に近いメリットから意識して運用を始めてみましょう。
SNS活用のメリットチェックリスト
- 広告費を抑えながら、地域の見込み客に認知を広げられます
- エリアや年齢、ライフスタイルに合わせたターゲティングがしやすくなります
- 物件の雰囲気や接客の人柄が伝わり、来店前の信頼づくりにつながります
- 投稿が資産として蓄積し、長期的に問い合わせの土台になります
- 入居者や購入者の口コミ(UGC)を集めて、第三者目線の信頼を得られます
ポータルサイト・自社サイトとの違いと使い分けの考え方
「ポータルサイトや自社サイトがあれば、SNSは不要なのではないか」という声もよく聞かれます。それぞれ役割が異なるため、組み合わせて使うことが大切です。ポータルサイトは「今すぐ探している顕在層」に強く、自社サイトは「会社をきちんと知りたい層」の受け皿になります。これに対してSNSは、まだ本格的に探していない潜在層との接点づくりや、ファンの育成に向いています。
例えば、SNSで興味を持ってもらい、自社サイトやLINEへ誘導し、最終的に来店につなげる、という流れが理想的です。3つの媒体の役割を分けて考え、SNSを「入り口」として位置づける設計を心がけましょう。
【あわせて読みたい資料】SNSにこれから本腰を入れたい場合は、各SNSの利用動向と活用シーンをまとめた「国内のSNS利用状況まとめとSNSキャンペーンの活用シーンと効果について」が参考になります。基礎の整理に役立つ無料資料です。

不動産マーケティングに使う主要SNSの選び方
SNSと一口にいっても、Instagram・X・TikTok・LINE・YouTubeでは得意分野がまったく異なります。それぞれの特徴と不動産での活かし方を整理し、自社に合うSNSを選べるようにまとめました。無理なく続けられる組み合わせを見つけていきましょう。
結局どのSNSから始めればよいのか
「SNSが多すぎて、どれから手をつければよいのか分からない」という悩みは、最初に必ずぶつかる壁です。結論からいえば、すべてに同時に取り組む必要はありません。大切なのは、ターゲットとする顧客層と、自社が用意できる投稿の形式に合わせて選ぶことです。
例えば、若い単身者を狙うならビジュアル重視のInstagramやTikTok、ファミリー層への信頼づくりなら情報を届けやすいLINEやYouTube、といった具合です。まずは1つか2つに絞り、運用に慣れてから広げていく進め方をおすすめします。
Instagramの特徴と不動産での活用方法
「Instagramは映える写真がないと難しいのではないか」と身構える方もいるかもしれません。Instagramとは、写真や短い動画を中心に発信するSNSのことで、物件の雰囲気を視覚的に伝えるのに最も適しています。例えば、家具や観葉植物を置いて生活感を演出した部屋の写真や、リール(最長90秒ほどの縦型ショート動画)を使ったルームツアーは、保存やシェアを集めやすい傾向があります。
実際に女性向け賃貸サービスでは、おしゃれな内装写真とルームツアーを連日投稿し、開始から3カ月でフォロワー1万人を達成した事例もあります。空室をそのまま撮るのではなく、暮らしがイメージできる見せ方を心がけましょう。
X(旧Twitter)の特徴と拡散・キャンペーンでの活かし方
「Xは拡散力があると聞くけれど、不動産で何を発信すればよいのだろう」と迷う担当者は少なくありません。Xとは、短い文章を中心にすばやく情報を広げられるSNSのことです。リポスト(ほかの利用者の投稿を自分のフォロワーに共有する機能のことで、旧称はリツイートです)によって一気に情報が広がるため、エリア情報の発信やキャンペーンとの相性が良いという特徴があります。
例えば、フォロー&リポストキャンペーン(公式アカウントをフォローし、対象の投稿を拡散すると応募が完了する形式のことです)を使えば、短期間でフォロワーと認知を伸ばせます。拡散を狙う発信や応募企画にはXを活用しましょう。
TikTok・YouTubeの特徴とショート動画での集客方法
「動画は編集が大変そうで手が出しにくい」と感じる方も多いのではないでしょうか。TikTokとは縦型のショート動画を中心としたSNSで、YouTubeは長尺から短尺まで幅広い動画を扱えるサービスです。どちらもルームツアー動画と相性が良く、玄関から各部屋を回る構成や、サムネイルに「最寄り駅」「家賃」「平米数」を載せる工夫が効果を高めます。
実際に、ルームツアー形式の動画は視聴維持率が高く、ほかの形式より平均視聴率が1.5倍ほど伸びたという支援事例もあります。物件紹介を7割、お役立ち情報を2割、エンタメを1割ほどの配分にすると、拡散と信頼のバランスが取りやすくなります。スマートフォン1台からでよいので、まずは1本撮ってみることをおすすめします。
LINEの特徴と来店・追客への活かし方
「フォロワーは増えても、なかなか来店につながらない」という悩みは、多くの担当者が抱えています。その解決策として有効なのがLINEの活用です。LINE公式アカウントとは、企業が顧客と1対1でやり取りできる窓口のことで、友だち追加してもらうことで内見予約や質問対応をスムーズに行えます。
例えば、InstagramやTikTokのプロフィール欄からLINEへ誘導し、そこで具体的な相談に乗る、という流れが王道です。SNSで広く認知を取り、LINEで一人ひとりを追客して来店につなげる、という役割分担を意識しましょう。
目的別SNS選びの目安一覧
- 若い単身者の認知を広げたい場合は、InstagramとTikTokが向いています
- 短期間で拡散とフォロワーを増やしたい場合は、Xが向いています
- 物件の魅力を動画でじっくり伝えたい場合は、YouTubeとTikTokが向いています
- 来店予約や追客などの個別対応を強化したい場合は、LINEが向いています
- ファミリー層に安心感を届けたい場合は、YouTubeとLINEの組み合わせが向いています
不動産SNSマーケティングの進め方・始め方
SNSは「とりあえず始める」と続かなくなりがちです。成果につなげるには、目的の設定からターゲット決め、運用ルールづくりまでを順番に固めることが近道になります。立ち上げ時に押さえておきたい流れを整理しました。
何から手をつければよいか分からないときの考え方
「アカウントは作ったものの、何から始めればよいのか分からないまま止まっている」という状態に陥る会社は少なくありません。最初にやるべきは、いきなり投稿を始めることではなく、ゴールから逆算して全体の流れを描くことです。具体的には、目的を決め、ターゲットを定め、投稿テーマと運用ルールを整え、効果測定の準備をする、という順番で進めます。
例えば「半年で問い合わせを月10件増やす」と決めれば、必要なフォロワー数や投稿頻度の見当がつきます。焦って投稿を増やす前に、まずは設計から始めましょう。
目的とゴール(KGI)の決め方
「SNSで成果を出したいけれど、そもそも何を成果と呼べばよいのだろう」という疑問は、最初に向き合うべき問いです。ここで決めておきたいのがKGIです。KGIとは重要目標達成指標のことで、最終的に目指すゴールを数値で表したものを指します。不動産であれば「問い合わせ件数」「来店予約数」「資料請求数」などが当てはまります。
例えば「1年後にSNS経由の問い合わせを月20件にする」と定めれば、取るべき施策が具体的に見えてきます。なんとなくフォロワーを増やすのではなく、事業成果に直結するゴールを最初に決めておきましょう。
ターゲット(ペルソナ)の設定方法
「誰に向けて発信すればよいのか曖昧なまま投稿している」という状態では、メッセージがぼやけてしまいます。そこで役立つのがペルソナの設定です。ペルソナとは、自社が届けたい理想の顧客像を、年齢や職業、ライフスタイルまで具体的に描いた人物像のことです。
例えば「都心に通勤する28歳の単身女性で、初めての一人暮らしに不安を抱えている」と設定すれば、発信すべき内容が自然と決まってきます。投稿を作る前に、たった1人の顧客像を具体的に描くことを心がけましょう。
投稿テーマと運用ルールの作り方
「毎回ネタを考えるのに疲れてしまい、更新が止まってしまう」という悩みは、多くの担当者に共通します。これを防ぐには、投稿テーマをいくつかの型に分け、運用ルールを決めておくことが効果的です。例えば、物件紹介・周辺エリア情報・お役立ち情報・スタッフ紹介、といったテーマを曜日ごとに割り当てておけば、迷う時間を減らせます。
あわせて、投稿前に複数人で事実確認と表現チェックを行うルールを設けておくと、後述する炎上のリスクも下げられます。続けやすい仕組みを先に整えてから運用を始めましょう。
SNS運用 立ち上げチェックリスト
- 目的とKGI(最終ゴールの数値)を決めましたか
- 届けたいペルソナ(理想の顧客像)を1人具体的に描きましたか
- 運用するSNSを1つから2つに絞り込みましたか
- 投稿テーマの型と更新頻度を決めましたか
- 投稿前のチェック体制と運用ルールを文章にまとめましたか
反響につながる不動産SNSコンテンツの作り方
フォロワーが増えても問い合わせにつながらない、という壁は多くの担当者がぶつかるところです。物件の魅力を伝える動画から、保存される投稿、来店につなげる導線まで、反響を生むコンテンツのコツをまとめました。日々の投稿づくりに役立てていきましょう。
「投稿しても反応がない」を抜け出すには
「毎日投稿しているのに、いいねもコメントもつかない」という状態は、続けるほどつらくなるものです。反応が得られないときは、投稿が「会社が言いたいこと」中心になっていないかを見直すことが第一歩になります。SNSで伸びる投稿の多くは、見る人にとっての役立ちや楽しさを起点にしています。
例えば「内見でチェックすべき5つのポイント」のように、見る人の悩みに答える内容は保存されやすくなります。発信のテーマを「自社の宣伝」から「顧客の役立ち」へと切り替えていきましょう。
物件の魅力が伝わるルームツアー動画の作り方
「ルームツアー動画が良いとは聞くものの、どう撮れば魅力が伝わるのか分からない」という方は多いのではないでしょうか。ポイントは、実際に内見しているような目線で撮ることです。玄関から入り、リビング、キッチン、水回り、収納の順に、立ち止まりながらゆっくり映すと空間がイメージしやすくなります。
例えば、冒頭の3秒で「家賃8万円、駅徒歩5分の1LDK」と要点を見せると、最後まで見てもらいやすくなります。完璧な編集より、まずは分かりやすさと最初の数秒を優先して撮影しましょう。
保存・シェアされるお役立ち投稿のコツ
「拡散される投稿は、どうすれば作れるのだろう」という疑問は、運用に慣れてきた頃に出てくるものです。鍵を握るのが、保存とシェアにつながる「お役立ち情報」です。物件紹介ばかりではなく、引っ越しや暮らしに関する知識を織り交ぜると、見る人が「後で見返したい」と感じて保存します。
例えば「初期費用を抑える交渉のコツ」「退去時に損しないための注意点」などは、エリアを問わず役立つため拡散されやすい内容です。物件紹介と並行して、見る人が思わず保存したくなる情報を発信しましょう。
来店・問い合わせにつなげる応募導線の設計方法
「投稿は見てもらえているのに、問い合わせにつながらない」という場合、原因は導線にあることがほとんどです。応募導線とは、投稿を見た人が問い合わせや予約にたどり着くまでの道筋のことを指します。例えば、プロフィール欄にLINEや予約フォームへのリンクを置き、投稿の最後で「詳しくはプロフィールのリンクから」と一言添えるだけでも、行動につながりやすくなります。
せっかく集めた関心を逃さないよう、投稿のたびに次の行動を示す導線を用意しておきましょう。
プロフィール・導線チェックリスト
- プロフィールに会社名・エリア・取り扱い物件が一目で分かるよう書いていますか
- プロフィールにLINEや問い合わせフォームへのリンクを設置していますか
- 投稿の最後に「次にしてほしい行動」を明記していますか
- リンク先のページがスマートフォンで見やすくなっていますか
- 問い合わせから返信までの対応時間を社内で決めていますか
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認知を広げる不動産SNSキャンペーンのやり方
日々の投稿に加えてキャンペーンを取り入れると、認知拡大やフォロワー獲得を一気に加速できます。不動産と相性の良い手法選びから、口コミ活用、そのまま使える例文や成功事例までを整理しました。一歩進んだ施策として取り入れてみましょう。
そもそもSNSキャンペーンとは何か
「キャンペーンという言葉はよく聞くものの、具体的に何を指すのかあいまいだ」という方もいるのではないでしょうか。SNSキャンペーンとは、応募や参加を促す企画を通じて、認知拡大やフォロワー獲得、口コミの創出を狙う施策のことです。例えば、フォローと投稿の拡散を条件にギフト券を抽選で配る企画などが代表的です。
通常の投稿が「じわじわ届ける」施策だとすれば、キャンペーンは「短期間で一気に広げる」施策だといえます。認知を一気に高めたい時期に合わせて、計画的に取り入れていきましょう。
不動産と相性のよいキャンペーン手法の選び方
「キャンペーンにもいろいろな種類があるようで、どれを選べばよいのか迷う」という声はよく聞かれます。手法は目的によって選ぶことが大切です。手軽な参加で認知を広げたいならフォロー&リポストやインスタントウィン、口コミや写真を集めたいならハッシュタグ投稿キャンペーン、来店を促したいならクーポン配布、といった具合に向き不向きがあります。インスタントウィンとは、応募するとその場で当落がすぐに分かる形式のことです。
狙う成果に合わせて、最適な手法を選びましょう。
主要キャンペーン手法の比較
- フォロー&リポストキャンペーン:参加のハードルが低く、短期間でフォロワーと拡散を増やしたい場合に向いています
- インスタントウィン:その場で当落が分かる手軽さが魅力で、参加率を高めたい場合に向いています
- ハッシュタグ投稿キャンペーン(フォトコンテスト):指定のハッシュタグをつけて投稿してもらう形式で、口コミ(UGC)を集めたい場合に向いています
- 来店・内見クーポン配布:オンラインの関心を実際の来店につなげたい場合に向いています
口コミ・入居者の声(UGC)を集めて活用する方法
「広告を出しても、なかなか信用してもらえない」という悩みは、不動産業界で特に根深いものです。その解決に効くのがUGCの活用です。UGCとはユーザー生成コンテンツの略で、入居者や購入者など利用者自身が投稿した写真や口コミのことを指します。広告らしさがなく、第三者の本音として伝わるため、信頼や共感を得やすいという特徴があります。
例えば、オーナーや入居者に「お気に入りの部屋」を投稿してもらうフォトコンテストを開けば、リアルな声を集めながら認知も広げられます。集めた投稿を自社の発信に使う際は、必ず投稿者から使用許諾を得ましょう。使用許諾とは、その投稿を広告やサイトなどに二次利用してよいという承諾のことです。
そのまま使えるキャンペーン告知文・応募規約の例文
「キャンペーンをやってみたいけれど、告知文や規約をどう書けばよいか分からない」という担当者は多いはずです。基本の型を押さえておけば、迷わず準備を進められます。以下の例文をたたき台として、自社の内容に合わせて調整してみてください。
【告知文の例文】 お住まいのお気に入りの空間を募集します。ハッシュタグ「#わが家の好きな場所」をつけて、公式アカウントをフォローのうえご投稿ください。抽選で10名様にギフト券3,000円分をプレゼントいたします。応募期間は2026年6月1日から6月30日までです。当選者へは公式アカウントからのダイレクトメッセージでご連絡いたします。
応募規約チェックリスト
- 応募期間(開始日と終了日)を明記していますか
- 応募方法と参加条件を分かりやすく示していますか
- 当選人数と賞品の内容を具体的に記載していますか
- 当選者への連絡方法と連絡時期を明記していますか
- 個人情報の取り扱いと利用目的を記載していますか
- 景品表示法など関連ルールに沿った賞品設計になっていますか
不動産SNSキャンペーンの成功事例
「ほかの不動産会社は、実際にどんなキャンペーンで成果を出しているのだろう」という関心は、企画を考えるうえで大きなヒントになります。例えば、ある住宅会社ではオーナー参加型のフォトコンテストを開催し、住まいの写真という質の高いUGCを多数集めることに成功しました。また、ある不動産店舗ではAmazonギフト券が当たる手軽な企画を実施し、参加ハードルの低さから1投稿で798件のいいねを獲得しています。
共通するのは、参加が簡単で、賞品とターゲットがかみ合っている点です。自社でも、まずは参加しやすい小さな企画から試してみましょう。
【あわせて読みたい資料】口コミやUGCを集めて売上につなげたい場合は、「SNS上の資産を売上に繋げるUGCマーケティングソリューション『UGC Collect』」が参考になります。収集から活用までの流れを無料でまとめています。

不動産SNSで失敗しないための注意点と効果測定の方法
SNSは拡散力が大きいぶん、ひとつの表現が炎上や法令違反につながるリスクもあります。安心して運用するための注意点と、成果を伸ばすための効果測定の方法を整理しました。守りと改善の両面を押さえておきましょう。
炎上やクレームを防ぐ運用のコツ
「気軽に投稿して炎上したらどうしよう」という不安は、運用を始めるほど現実的な心配になります。炎上とは、不適切な投稿に批判が殺到して拡散が止まらなくなる状態のことです。防ぐために有効なのは、投稿前に複数人で事実確認と表現チェックを行う仕組みづくりです。
例えば、家賃や設備などの数値は最新かを確認し、誇張した表現や差別的に受け取られかねない言い回しを避けるルールを決めておきます。一度公開した投稿は完全には取り消せないという前提で、慎重に運用する姿勢を心がけましょう。
知っておきたい不動産広告の法律(景品表示法・宅建業法)
「SNSの投稿にも法律が関わるのだろうか」という疑問は、見落とされがちですが非常に重要です。物件の価格や徒歩分数、面積などを含む投稿は、原則として広告とみなされ、景品表示法や宅地建物取引業法の対象になります。景品表示法とは、消費者をだますような不当な表示や過大な景品を禁じる法律のことです。特に注意したいのがおとり広告で、これは実際には契約できない物件を掲載する行為を指し、悪意がなくても違反となります。
SNSだからと油断せず、社内ガイドラインを整えて運用しましょう。
景品表示法の景品上限の目安
- オープン懸賞(購入や来店を条件とせず、誰でも応募できる形式):景品額に金額の上限はありません
- 一般懸賞(自社の契約や購入を条件とする形式):景品の最高額は取引価額の20倍まで、ただし上限は10万円です
- 一般懸賞の景品総額:売上予定総額の2%までが目安になります
- 総付景品(応募者全員にもれなく渡す形式):取引価額が1,000円以上なら、その20%までが目安です
効果測定で見るべきSNSの指標
「投稿は続けているけれど、効果が出ているのか分からない」という状態では、改善の方向が定まりません。そこで欠かせないのが効果測定です。効果測定では、リーチ(投稿が届いた人数のことです)、インプレッション(投稿が表示された回数のことです)、エンゲージメント率(いいねや保存などの反応の割合のことです)といった指標を確認します。
例えば、保存数が多い投稿は役立つ情報として評価された証拠なので、同じテーマを増やす判断ができます。各SNSの公式インサイト(運用状況を分析できる無料機能のことです)を使い、数値をもとに振り返る習慣をつけましょう。
不動産SNSで追うべきKPI一覧
- リーチ数とインプレッション数で、どれだけ多くの人に届いたかを確認します
- エンゲージメント率で、いいねやコメント、保存、シェアの反応の割合を測ります
- フォロワー増加数で、中長期的なファンの広がりを把握します
- プロフィールアクセス数とリンククリック数で、次の行動への関心度を見ます
- UGC投稿数とハッシュタグ投稿数で、口コミの広がりを確認します
- 問い合わせ数や内見予約数、資料請求数で、成果に直結するコンバージョンを測ります
PDCAを回して改善を続けるコツ
「効果測定をしても、その後どう活かせばよいのか分からない」という声もよく聞きます。数値はあくまで改善のための材料であり、見て終わりにしないことが大切です。PDCAとは、計画・実行・評価・改善を繰り返して質を高めていく考え方のことです。例えば、エンゲージメント率の高い投稿を分析し、その要素を次の投稿に取り入れ、また結果を見て調整する、というサイクルを回します。
月に1度は数値を振り返る時間を設け、小さな改善を積み重ねていきましょう。
不動産SNSマーケティング・キャンペーンを成功させるなら「OWNLY」
ここまで進め方や手法を見てきたものの、「自社だけで設計から運用までやりきれるだろうか」と感じた担当者も多いのではないでしょうか。そうした課題をまとめて解決できるのが、SNSキャンペーン・UGCマーケティングツール「OWNLY」です。読者が抱えがちな悩みに沿って、解決のポイントを整理しました。
- 豊富なキャンペーン手法から、目的に合うものを選べます
- 応募フォームの作成やサイトへの埋め込みに対応しています
- 口コミ(UGC)の収集から使用許諾、二次活用までを一元化できます
- Instagram・X・TikTok・LINEなど主要SNSを横断して運用できます
- 当選連絡や個人情報管理などの事務局業務を代行できます
手法選びに迷わない|豊富なキャンペーン手法から最適なものを選べる
「どのキャンペーン手法を選べばよいか分からない」という迷いは、最初の大きな壁になります。OWNLYは、インスタントウィン、ハッシュタグ投稿、フォロー&リポスト、レシート応募など、幅広いキャンペーン手法に対応しています。レシート応募とは、商品購入のレシートを撮影して応募する形式のことです。目的やターゲットに合わせて最適な手法を選べるため、企画段階の迷いを解消できます。
手法選びに自信が持てないという場面で力を発揮します。
応募導線をスムーズに|フォーム作成・サイト埋め込みに対応
「応募フォームをどう用意すればよいか分からない」という悩みは、いざ実施しようとすると必ず出てきます。OWNLYは応募フォームの作成に対応し、CSSによるデザイン調整やHTMLタグでの埋め込みもできます。CSSとはページの見た目を整える仕組みのことで、HTMLタグとはWebページに要素を組み込むための記述のことです。これにより、自社サイトやランディングページに自然になじむ応募導線をつくれます。
応募のしやすさで取りこぼしを減らしたいという場面で力を発揮します。
口コミ収集から二次活用まで一元化|UGCをワンストップで
「口コミを集めても、その後どう活用すればよいか分からない」という課題は、UGCに取り組むほど大きくなります。OWNLYは、口コミや投稿の自動収集から、使用許諾の取得、分析、二次活用までをひとつの流れで完結できます。例えば、入居者の声をフォトコンテストで集め、許諾を得たうえで広告や自社サイトに展開する、といった活用がスムーズになります。
集めた口コミを資産として売上につなげたいという場面で力を発揮します。
主要SNSを横断して実施・運用できる
「複数のSNSを別々に管理するのが大変だ」という悩みは、運用するSNSが増えるほど深刻になります。OWNLYは、Instagram・X・TikTok・LINEなど主要なSNSをまたいでキャンペーンを実施・運用できます。例えば、Xで一気に拡散しつつ、LINEで一人ひとりを追客する、といった横断的な施策も組み立てやすくなります。
複数のSNSを連携させて成果を最大化したいという場面で力を発揮します。
事務局運営・効果測定までまかせて安心
「当選連絡や賞品発送、個人情報の管理まで手が回らない」という不安は、キャンペーンを大きくするほど現実になります。OWNLYは、当選連絡や賞品発送、個人情報管理といった事務局業務の代行に対応し、プライバシーマーク(個人情報を適切に扱う体制を備えた企業に与えられる認証のことです)も取得済みです。あわせて分析やレポートで効果検証も行えます。手間とリスクを抑えて安心して任せたいという場面で力を発揮します。
【無料資料のご案内】OWNLYの全体像をまず知りたい場合は、「3分で分かる!SNSマーケティングツール『OWNLY』」をご覧ください。機能や活用シーンをコンパクトにまとめた無料資料です。

不動産SNSマーケティングは、目的の決め方からSNSの選び方、コンテンツの作り方、キャンペーンの設計、応募導線づくり、効果測定までを順番に押さえれば、着実に反響へとつながります。まずはできるところから始め、より本格的に取り組みたいと感じたら、OWNLYの活用もぜひ検討してみてください。