ノート機能を活用することで、近況や今の気持ちをシェアしたり、ユーザーとの気軽な交流を図るきっかけを作ったりすることができます。
Instagramを使用している方の中には、「ノート機能って何?使い方は?」「ノートが表示されないときはどうすればいい?」と疑問に感じている方もいるでしょう。
この記事では、Instagramノート機能の使い方や注意点、表示されないときの注意点、企業が活用するメリットなどについて解説します。
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Instagramのノートとは?

Instagramのノートとは、ダイレクトメッセージの画面に最大60文字のテキストや絵文字を残し、今の気持ちや近況をシェアできる新機能です。
昨年12月にアメリカなど、一部の国で導入されたノート機能。2023年1月に日本やイギリス、ヨーロッパ圏にも提供を拡大しました。
ノート機能のおもな内容は下記のとおり。
- 60文字以内のテキストと絵文字を投稿できる
- ノートの公開範囲を設定できる
- 投稿したノートは24時間経過すると消える
- ノートに対して返信を送れる
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ノートは相互フォローのユーザー、あるいは親しい友達リストに登録しているアカウントに向けて発信でき、DMの受信箱の上部に24時間表示されます。
投稿から24時間が経過すると、投稿したノートは自動的に閲覧できなくなる仕組みです。
今の気持ちやプライベートな話題、出来事などを文字にして呟いたり、気軽に投稿できる便利な機能となっています。
Instagramのノートの使い方とは?
ここからは、Instagramのノートにおける基本的な使い方を解説します。
- ノートを見る
- ノートを投稿する
- ノートを消す
- ノートに返信する
それぞれ順に見ていきましょう。
ノートを見る
Instagramのノートは、ダイレクトメッセージ(DM)画面の最上部に表示されます。
DM画面を開き、円のアイコンが大きくなっている箇所がノート機能です。ここに自分のノートやフォロワーのノートが表示されるようになっています。
ノートはDM画面でのみ閲覧できるので、フィード画面やストーリーズトレイ上には表示されません。
ノートを投稿する

はじめに、ダイレクトメッセージ画面を開いて自分のアイコンの「ノートを残す」をタップします。
60文字以内のテキストを入力して、共有範囲を指定します。相互フォロー関係のアカウントまたは親しい友達リストの2種類から選択可能です。

続いて、シェアボタンを押すとノートの投稿が完了します。
ノートは、フォローバックしていないユーザーや第三者には公開されません。公開範囲は投稿時に設定できるので、投稿内容によって公開範囲を使い分けましょう。
ノートを消す
投稿済みノートを削除したい場合は、既にシェアしたノートをタップします。
「ノートを削除」をタップあるいは新しいノートを追加(上書き)することで削除できます。

なお、ノートは投稿後24時間が経過すると消える仕組みとなっており、複数のノートを同時に投稿することはできません。
ノートに返信する
他の人が投稿したノートに返信したい場合は、DM画面で返信したいノートをタップします。続いて、入力欄に返信を入力して送信ボタンを押すと完了です。
返信した内容は、ストーリーズのリアクションと同様に相手とのチャット画面に届きます。
「ノートに返信がありました」と通知され、一緒に返信が送信されるため、どのノートに対する返信かも分かるようになっています。
Instagramノートにおける注意点
Instagramノートを活用するときは、下記の点に注意しましょう。
- 複数のノートは同時投稿できない
- 投稿後のノートは編集できない
- 投稿後の共有範囲は変更できない
ここでは、それぞれの注意点について解説します。
複数のノートは同時投稿できない
Instagramのノートは、常に1つのノートしか投稿できない仕様になっています。
ストーリーズのように複数のノートを同時投稿することはできません。
そのため、「新しいノートを残す」から新規ノートを投稿すると、投稿済みのノートは上書きされて消えてしまうため注意しましょう。
投稿後のノートは編集できない
誤った内容でノートを投稿してしまったり、後から内容を変えたくなったりした場合に、ノートを編集することはできません。
ノートの内容を変更したい場合は、投稿済みのノートを削除して新しいノートを投稿しなおしましょう。
投稿後の共有範囲は変更できない
ノートの公開範囲は投稿後に変更することができません。投稿作成画面にて、公開範囲を選択するときにのみ設定できます。
もし後から「相互フォロワー全員に表示させたい」「親しい友達に公開したい」という場合は、再度ノートを作成しなおす必要があります。
Instagramノートが表示されない・出てこないときは?

Instagramのノートは2023年1月に追加された新機能です。そのためアカウントや環境によってはノート機能が使えないケースも考えられます。
おもに考えられる原因は下記のとおり。
- ノートの使い方を間違えている
- Instagramのバグや不具合
- 端末のバグや不具合
- 通信状態が悪い
- Instagram側の障害
下記では、Instagramのノート機能が使えないときの対処法を解説します。
アプリやOSをアップデートする
まずはInstagramアプリが最新版にアップデートされているかチェックしましょう。また、OSバージョンのアップデートがないかも確認してみてください。
アップデートを確認する手順は下記のとおり。
- App StoreまたはGoogle Play ストアを開く
- アップデート欄またはアプリ画面を開いてチェック
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Instagramアプリと端末を再起動し、ノート機能が追加されているか確認しましょう。
対応されるまで待つ
Instagramでは、新機能を使えるアカウントがランダムに選定されています。
一斉に世界中のユーザーが使えるようになるのではなく、人数制限がかけられながら徐々に機能が追加される仕組みです。
まだ新機能が追加されていないが、アップデートは完了しているという場合は、順次対応されるのを待ちましょう。
企業がInstagramのノート機能を活用するメリット
企業がノート機能を活用するメリットは下記のとおり。
- ユーザーと交流を図るきっかけになる
- 他の機能と比べて投稿が目立ちやすい
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
ユーザーと交流を図るきっかけになる
SNSではユーザーとのコミュニケーションが非常に重要です。ノート機能は、ユーザーと交流を図るひとつのきっかけを作れる機能と言えるでしょう。
たとえば、ノートでおすすめや意見を募ったり、簡単な宣伝・告知を行ったりするのが有効です。
ノート機能はどちらかというと気軽な投稿を楽しむ場なので、ユーザーとのフランクな会話やコミュニケーションを取ることをおすすめします。
ただし、ノートが表示されるのは相互フォロー関係のユーザーのみとなるので、自分がフォローしていないフォロワーに対しては発信できません。
他の機能と比べて投稿が目立ちやすい
ノートは新しい機能なので、活用しているユーザーはまだまだ多くありません。ストーリーやフィード投稿のように埋もれにくく、DM画面上で目立たせられるのがメリットです。
普段ストーリーやフィードをあまり閲覧しないユーザーや、DM画面をよく開くユーザーに対して表示することで、自然とユーザーとの接触回数を増やせるでしょう。
ユーザーとの接触回数が増えると、ファン獲得や育成につながり、購買意欲を高めやすくなります。
なお、DM画面上では目立ちますが、ノート機能単体ではアピール力が弱いため、ストーリーなどと併用して活用するといいでしょう。

Instagramノートでよくある質問

ここからは、Instagramのノートでよくある質問に回答します。
足跡や通知機能はある?
ノート機能はストーリーズのように足跡や閲覧人数が残りません。足跡を残したくない相手のノートも気軽に見れるでしょう。
一方で通知のような機能もないため、ノートを投稿してもユーザーに見てもらえない可能性もあります。
ノート機能を上手く活用したい場合は単体ではなく、ストーリーや他SNSと併用するなど一工夫する必要がありそうです。
特定のアカウントを非表示にできる?
ミュート機能を使うと、特定アカウントのノートを非表示にできます。
相手のアカウントプロフィールの「フォロー中」から「ミュート」を選択し、「ノート」をオンにするとミュートの設定が完了です。
相手のノートは自分のDM画面上から非表示となり、ミュートしたことが相手に通知されることもありません。
なお、自分のノートを相手に非表示にしたい場合は、親しい友達リストで投稿するようにしましょう。
PC版でもノート機能は使える?
現時点ではアプリ版Instagramのみノート機能が活用できます。(2023年3月時点)
PC版でも機能が追加される可能性については、現在発表されていません。
Instagramのノート機能まとめ
Instagramのノート機能を活用することで、ユーザーとの交流を図ったり、簡単な宣伝や発信を行ったりすることができます。
一方で現時点ではコミュニケーションツールとしての側面が強く、ビジネス活用するにはやや訴求力が弱いともいえるでしょう。そのため、他の施策や機能と併用しつつ、上手に活用することが求められます。
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