【今すぐできるUGC活用】導入のきっかけは「お客様が写真を手にした時の感動を共有したい!」
子供向け、ブライダルを中心とした写真スタジオを全国に展開している、株式会社キャラット。
弊社のスーパー営業マンの吉田が「OWNLY」を導入するまでの経緯・導入後・今後の展開まで、根掘り葉掘りお話を伺いました!!
スマートシェア営業担当ヨシダが訪問してきました。
目次[非表示]
- 1.スタジオキャラットが掲げる企業理念
- 2.UGC活用を真剣に考え始めたきっかけは「インスタ映え」が流行語大賞になったこと
- 3.OWNLY導入の決め手は、操作画面のわかりやすさ。企画検討段階で落とし込みやすい
- 4.最初の取り組みは失敗。しかし改善の結果、お客さまの投稿数は10倍に増加
- 4.1.①スタッフの手間になってしまい浸透しなかった
- 4.2.②OWNLYの特設ページにお客さまのSNS投稿を掲載していたため、見てもらえていなかった。
- 4.3.③「#幸せのメッセージ」というハッシュタグの意味が、一般ユーザーにわかりづらかった
- 5.OWNLYはかなり重宝しており、今後はキャンペーン企画もやっていきたい
スタジオキャラットが掲げる企業理念
企業理念:すべての人の笑顔が未来と社会を創ります
【写真は未来のタイムマシン】
写真を見て振り返ることができる写真の良さ。
それをわざわざ、写真スタジオでちゃんと撮ろうという。
写真は撮っている時も楽しい時間でないともったいない。
昔のように暗室で撮っている時代ではなく、日常の中で写真を撮る機会が増えている中、写真を撮る時の楽しさや着物を着る体験、スタジオのセットで撮る体験等を大切にしてほしい。
UGC活用を真剣に考え始めたきっかけは「インスタ映え」が流行語大賞になったこと
–OWNLYを導入する前にあった課題を教えてください。
実はSNSが普及する以前に、お客様から感想やメッセージをいただくために「幸せのメッセージ」というアンケートのようなものを、当時はFAXで送ってもらっていました。
そこには、お客様が写真を手にした時の感動や、写真館で撮影したときの素敵な思い出も綴られていました。
幸せのメッセージは、時代とともにメールで投稿してもらうようになりました。しかしそれは、あくまでも自社のHPでしか閲覧できない状態でした。
そのうち、SNSの時代になり、自社アカウントを作り運用を始めました。「#幸せのメッセージ」をInstagramで投稿してもらおうと考えたのですが、ハッシュタグ「#幸せのメッセージ」は普及せず、上手くいきませんでした。
しかし一方で、Instagram上では自然発生的なハッシュタグ「#スタジオキャラット」が存在しており、その投稿数が年々増えてきていることに気づきました。
お客様のハッシュタグ投稿を調べてみたら、良い評判しか書いていませんでした。
ただ、「#スタジオキャラット」の中にはお客様の投稿もあれば、自社の投稿も混ざっているのが煩わしいなと…
「インスタ映え」が流行語大賞になった頃、Instagramを活用して何かできないか模索していたところ、「OWNLY」に出会ったのです。
Instagramを生かしたかった理由の一つには、社内の士気をあげたかったということもあります。七五三の時期は衣装をレンタルしてお参りできるプランがあり、実際のお参りに行っている投稿写真をスタッフにも共有したいと思いました。
OWNLY導入の決め手は、操作画面のわかりやすさ。企画検討段階で落とし込みやすい
―OWNLY導入に至るまでのハードルは何かありましたか?
当時、経営層のUGCに関する知識も乏しかったのです。はじめに経営層に向けて、Instagramを生かしたUGCマーケティングについてのプレゼンから行いました。
同時に、自社アカウントの現状はどうなのか、無料分析ツールのInsight Suiteを使ってInstagramの反応を可視化したものを見せ、説明しました。
そのおかげで、経営層もUGC活用に対してポジティブに捉えることができ、納得してもらうことができました。
―OWNLYの導入の決め手は何ですか?
決め手になったのは操作画面がわかりやすく、企画検討の段階でスムーズに落とし込めそうだったことです。
実は検討段階では、沢山あるツールの中で3~4つに絞って検討していました(笑)
どのツールが弊社に合っているかを考えた結果、利用することに決めたのはOWNLYでした。
最初の取り組みは失敗。しかし改善の結果、お客さまの投稿数は10倍に増加
―導入後の反応や効果はいかがですか?
「幸せのメッセージ」という名前で運営していたときは、お客さまからの喜びの声をFAXで集めていました。そこで当初はそれをSNSから送ってもらうやり方にシフトしようとしたのですが、実は最初の取り組みは失敗したのです。失敗の原因を分析・改善し、結果的にお客さまの投稿数は、FAX時代と比べ10倍に増加しています。
<最初の失敗原因>
①スタッフの手間になってしまい浸透しなかった。
②特設ページに幸せのメッセージを表示させるようにしていたが、独立したページだったため流入数が少なかった。
③「#幸せのメッセージ」というハッシュタグの意味が、一般ユーザーにわかりづらかった。
①スタッフの手間になってしまい浸透しなかった
最初は、「SNSで投稿してください」とスタッフからお客さまへ伝えてもらっていました。しかしその一言を伝えてもらうのは案外難しいのだと分かってきました。
解決方法:
人的リソースを軽減し、投稿が自然発生するように、ショップカードで「ハッシュタグをつけて投稿してね!」と伝える運用方法に変更しました。
②OWNLYの特設ページにお客さまのSNS投稿を掲載していたため、見てもらえていなかった。
OWNLYでは特設ページを簡単に作成できたので、当初はお客さまの声を特設ページで紹介していました。しかしページ流入数は思うように伸びず、あまり見てもらえていないようでした。
解決方法:
スマートシェアからのアドバイスをもらい、スタジオキャラットのサービスTOPページにUGCを直接埋込しました。これにより、スタジオキャラットのホームページに来てくれたお客さんが、他のお客さまの投稿を、直接閲覧できるようになりました。
③「#幸せのメッセージ」というハッシュタグの意味が、一般ユーザーにわかりづらかった
お客さまがSNSに投稿する際、#幸せのメッセージ というハッシュタグは思い出しにくいのかもしれないと考えました。またお客さまの投稿を目にした一般ユーザーにとっても、#幸せのメッセージ というタグでは意味が分かりづらいかもしれません。
解決方法:
一般ユーザーからもひと目で意味が伝わるハッシュタグ「#キャラットで撮ってきた」に変更することにしました。
かつ各店舗のInstagramアカウントのプロフィール欄にも「#キャラットで撮ってきた のハッシュタグをつけて投稿してね」と記載するようにしました。
こうした点を改善しているうちに、ユーザーからの投稿は目に見えて増えてきました。FAXで送ってもらっていた頃の「幸せのメッセージ」と比べると、「#キャラットで撮ってきた」のSNS投稿は10倍も多くなっています。
OWNLYはかなり重宝しており、今後はキャンペーン企画もやっていきたい
-Insight Suite(スマートシェアが提供するInstagramインサイト分析ツール)はどのように利用していますか?
店舗の投稿をいいね数順で並べかえて、どの写真の評判が良かったのかを共有し、各店舗の営業活動に活用してもらっています。
レポートも各店舗ごとに出して分析していますが、正直まだまだ活用しきれていない店舗もあるので、そこは今後の課題となっています。
-今後やってみたい施策はなんですか?
UGCは、スタジオキャラットのご利用を検討中のお客様の後押しになっています。今後はUGCを見て終わるような施策だけでなく、この内容のプランがいくらで、申し込みをするに至った経緯はどうだったのかまで落とし込みをして、より多くの集客につなげたいと思っています。
また、キャンペーンを企画して、より認知していただけるようにしようとも思っています。
―OWNLYを使ってみて実際どうでしたか?難しいところはありませんでしたか。
設定は導入時の際にサポートしてもらいましたが、特別難しいことはなかったですね。
OWNLYの特に気に入っているところは、収集するハッシュタグの条件をかなり柔軟に変えられるので、よりセグメントしたUGCを集められるところです。たとえば複数のハッシュタグで投稿を収集して、分類したりしています。
さらに埋め込みタグや特設ページもツール内で作成できるので、担当者のリソースもあまり割かなくてすみました。
投稿のキュレーション管理画面では、いいねの数が多い順にソートできるのが便利です。第三者のいいねを基準に評判の良い投稿を判断でき、かなり重宝しています。
全体的に設定に苦労せず利用できているところが、一番のOWNLYオススメポイントです。
スタジオキャラットさま、ありがとうございました!
<ツールの使用感のまとめ> ・収集条件がフレキシブルに変更できる |
利用サービス OWNLY
<企業情報詳細>
株式会社キャラット
サービスページ
業界(撮影・写真スタジオ運営)
規模感(店舗数30・従業員数840人)