「IT業界に転職したいけど、自分に合った転職サイトを選ぶにはどうすればいいんだろう」「評判や口コミの真偽が気になる」などと考えていませんか?
ハイキャリアや年収アップ狙い、興味のあるIT分野への特化、仕事のスケジュールを自由に調整など、これから転職する上で求める条件はさまざまです。
ちなみに、各転職サイトの利用者723人の口コミ調査によると、総合的に次の3社がおすすめなのが分かりました。
転職サイト | 総評 | 求人力 | 提案力 | 特長 |
---|---|---|---|---|
レバテックキャリア | ◎ | ◎ | ◎ | 最大年収200万円UP/業界認知度No.1 |
ワークポート | ◎ | ◯ | ◎ | 50万人の利用実績/創業19年 |
マイナビエージェント×IT | ◯ | ◎ | ◎ | 20代に強い/非公開求人数多数 |
※上記データは2020年4月時点のものです。
ただ、これらのIT転職サイトが必ずしもあなたの目的に合うとは限らないため、いくつか注意点を踏まえつつ、以下の観点から詳しく解説していきます。
- 目的別おすすめ転職サイト選
- IT転職で失敗しない3つのポイント
- IT業界への転職でよくある質問
このページを読むことで、あなたに合った転職サイトが分かりますので、IT・Web系の転職に踏み出す際には、ぜひお役立てください。
目的別おすすめIT転職サイト13選
ここでは、以下の目的別に合わせて、おすすめのIT転職サイト13選を紹介していきます。
どのサイトも、公開・非公開求人数が豊富で、ターゲットの絞り込みや条件指定ができることが前提です。
- 【総合】IT・Web業界のクリエイターを目指す
- ゲーム業界を目指す
- 高収入・年収アップできる企業限定
- フリーランス・在宅・ノマドワーカーを目指す
- 30代以上の経験者におすすめ
- 女性のキャリアプランに強い
- まずはどんなIT転職サイトがあるか見る
とりあえず、気になる転職サイトを2、3社登録しておき、比較しながら企業探しをしていくのがおすすめです。
【総合】IT・Web業界のクリエイターを目指したい
まずは、総合的に人気が高く、多くの目的に合わせてサービスを提供している転職サイト3社を紹介します。
レバテックキャリア
「レバテックキャリア」は、15年以上積み重ねたノウハウをもとに、キャリアアップのサポートを行う、業界認知度No.1のITエンジニア、デザイナー専門エージェントです。
元エンジニアや、年収を200万円アップさせた実績を持つキャリアアドバイザーが、今よりも上を目指す転職活動をマンツーマンでサポートしてくれます。
また、「転職は考えているけど、今すぐにというわけではない」という人でも相談できます。
公式ページで無料登録を行うだけでレバテックキャリアの非公開求人が見られますし、カウンセリングに参加すれば、キャリアプランの相談だけでなく、最新のIT転職事情についての情報収集も可能です。
カウンセリングを行っている場所は渋谷、横浜、大阪、福岡と限られていますが、電話やオンラインでの対応もしています。
レバテックキャリアの詳細を見るレバテックキャリアの公式ページを見る
ワークポート
「ワークポート」は、転職決定率No.1を誇る総合転職エージェントです。
地方に住んでいる人でも電話やメールで相談できますが、ワークポートが持つ情報は主に東京圏のものなので、どちらかといえば東京近郊の企業への転職を目指す人向けのエージェントだといえるでしょう。
マイナビエージェント×IT
マイナビエージェント×ITの詳細を見るマイナビエージェント×ITの公式ページを見る
ゲーム業界を目指したい
IT業界でも需要の高いゲーム業界ですが、とりわけ求人数が多く、成功率の高い転職サイトを2社ピックアップします。
Geekly
非公開求人の年代比率は、20代が39%、30代が42%、40代が19%となっていますので、30代での転職に不安を抱えている人は、一度Geeklyで相談してみるといいかもしれません。
シリコンスタジオエージェント
「シリコンスタジオエージェント」は、ゲーム・映像業界に特化した実務経験者向けの転職エージェントです。
1999年の創立からゲーム・映像業界向けの事業を展開している企業が運営しているため、ゲーム業界のほとんどの企業と取引があります。
さらに、人事部だけでなく、開発部門とのつながりも強いため、より詳しい現場の情報を得ることが可能です。
扱っている求人のほとんどは、ゲーム・映像業界での経験が求められる中途採用求人ですが、他業界での実績やスキルがあれば紹介できる求人もあるので、相談に行く際はポートフォリオや職務経歴書を持参しましょう。
高収入・年収アップできる企業限定
続いては、マネージャー職以上や高収入や高待遇を望んでいる場合、最低でも年収500万円以上からの求人案件のみに限定したIT転職サイト3社を紹介します。
ビズリーチ
テレビCMでもおなじみの転職サイト「ビズリーチ」。
こちらはキャリアアドバイザーから転職支援が受けられるエージェントではなく、登録した職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからスカウトの連絡がきたり、ビズリーチから書類通過の可能性が高いと判断された求人案内が届いたりするマッチングサイトです。
無料で利用することもできますが、有料会員になると全てのスカウトの閲覧・返信、求人の閲覧・応募、ヘッドハンターへの相談が可能になります。
1週間の無料お試し期間もありますので、自分の市場価値を知りたい人や、本当に必要とされる企業に出会いたい人特におすすめです。
JACリクルートメント
TechClipsエージェント
「TechClipsエージェント」は、現役エンジニアに相談ができる、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)限定の求人情報を扱う転職エージェントです。
「技術者の価値を理解できる企業に、信用できる人材を」というコンセプト通り、全ての求人が年収500万円以上、紹介先は事業会社に限定しているため、より深い話を聞ける環境が整っています。
フロントエンジニアやゲームプログラマーといった職種以外にも、VR、AI(人工知能)、機械学習、データサイエンティスト分野などの求人もあるので、新しいテクノロジーに挑戦したい人にもおすすめです。
問い合わせはLINEでもできるので、無料登録をする前に聞いておきたいことがあれば、メッセージを送ってみてください。
TechClipsエージェントの詳細を見るTechClipsエージェントの公式ページを見る
30代以上のIT経験者におすすめ
現在、IT業界で働いていて、転職でさらなるキャリアアップや年収アップを狙いたい30代におすすめする2社です。
レバテックエキスパート
国家資格保有者やエンジニア経験者のキャリアアドバイザーが、カウンセリングから入社・退社手続きまでをサポートしてくれるので、現在重要なポジションで働いている人でもスムーズに転職活動を行えますね。
取引先の企業とは年間累計3,000回以上、CTOやPMとミーティングを行うことで確かな信頼を築いているため、適切な年収交渉や、人材採用を前提とした新規事業の立ち上げを行ったこともあります。
まずはWebで無料登録をして、どんな求人があるのかを確認してみてくださいね。
Geekly
「ゲーム業界を目指したい」の項目でも紹介した「Geekly(ギークリー)」。
非公開求人の年代比率が、30代は4割と20代よりも多いため、他社と比べても30代に強い転職エージェントだといえます。
女性のキャリアプランに強い
男性比率の高いIT業界を希望するからこそ、女性目線のアドバイスを求めたい人におすすめのエージェントはこちら。
type女性の転職エージェント
女性向け転職サイト「女の転職type」と同じ会社が運営している「type女性の転職エージェント」。
結婚・出産・育児といった、キャリアと両立したいけれどなかなか難しいことでも相談しやすいように、女性のキャリアアドバイザーが多く常駐しています。
エンジニア・ヘルプデスク・Webディレクター・Webデザイナーといった、IT領域専門の女性アドバイザーがいるのも嬉しいポイントです。
転職相談から入社3ヶ月まで全て無料でフォローしてもらえるので、無事に転職活動を終えた後も安心して仕事に集中できます。
面接対策では、スーツに合うメイクアップを教えてもらえるサービスも行っているので、気になる人はぜひカウンセリングに参加してみてください。
フリーランス・在宅・ノマドワーカーを目指したい
転職ではなく、フリーランスとしてリモートワークを希望する人におすすめのエージェント2社を紹介します。
レバテックフリーランス
「レバテックフリーランス」は、IT・Web系フリーエンジニア向けの案件・求人募集情報を専門に扱うエージェントです。
多くの企業からエンド直請けで案件・求人を受注しているため、業界最高レベルの高単価案件の中から自分のスキルに合ったものを選べます。
また、案件を受注できた後も担当のフォロワーに相談ができたり、節税対策や経理処理代行などのサポートを受けられたりと、フリーランスならではの悩みに寄り添ってくれます。
他にもレバテックでは、転職希望者向けのサービスも数多く行っているので、企業への就職も選択肢の中に入れておきたい人にもおすすめです。
公式ページには、フリーランスで仕事を始めるにあたってやるべきことなどの、お役立ち記事も多数掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Midworks
「Midworks」は、IT系フリーランスエンジニアやデザイナーを専門にサポートするエージェントサービスです。
クライアントとの契約や交渉といった営業業務をコンサルタントが行ってくれるので、より効率よく仕事を進められるようになります。
Midworksのサービスには、フリーランス向けの賠償責任補償や健康診断優待のある「フリーランス協会」、次の案件までブランクがあっても給与を保障する「給与保証制度」といった、正社員に近い保障がついているので安心です。
特に、これからフリーランスとして仕事を受注したいのであれば、すでに企業からの信頼を得ているエージェントを通したほうが発注価格が上がる可能性が高いので、利用することをおすすめします。
まずはどんなIT転職サイトがあるか見る
まだ具体的な条件や希望がまとまっていないという人におすすめしたいのはこちら。
リクルートエージェント
言わずと知れたリクルートが運営している「リクルートエージェント」は、非公開求人の保有数が業界最大級の約20万件を超えています。
ITエンジニア・SEだけでも公開求人が約36,000件、非公開求人が約44,000件と、求人数は他に類を見ません。
圧倒的な情報量と実績数がありますので、とりあえず転職エージェントがどんなものかを知るにはもってこいのエージェントです。
リクルートでは他にも専門領域に特化した転職支援も行っていますので、まずは無料登録をしてキャリアアドバイザーと面談することをおすすめします。
リクルートエージェントの詳細を見るリクルートエージェントの公式ページを見る
IT業界への転職で失敗しない3つのポイント
転職をしたことによって、年収が下がったり条件が悪くなったりしては、元も子もありません。
そこで、転職活動を始める前に押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- スキルゼロからのエンジニア転職は厳しい
- 会社に依存せず自分の身は自分で守る
- 副業も視野に入れて働いてみる
転職はあくまでも通過点であり、大切なのはその後のキャリアプランです。
広い視野と長期目線で転職活動を行うためにも、この3つを頭に入れておきましょう。
スキルゼロからのエンジニア転職は厳しい
プログラミングの知識や実践スキルがない初心者がエンジニアになりたいと思っても、おそらくどの転職サイトでも求人先を見つけられないはずです。
確かにIT人材不足は深刻化していますが、エンジニアを目指す人が増えているので、どの求人も企業が求めるプログラミング言語スキルは、最低限習得しておくことが前提になっています。
Webエンジニアの学習教材といえばProgateが有名ですが、
エンジニアに転職するならProgateによる学習で十分でも、実務に入るとそのスキルレベルでは通用しません。
私は未経験でエンジニアに転職しましたが、転職前より後の方が勉強量は多いです。
平日週末関係なく勉強しないとついていけない現実。
出典:Twitter
ずば抜けてプログラミング能力が高い場合は別ですが、未経験者は意思と意欲でしか可能性を図れないので。「流行りに乗ってるだけ」と思われてはダメ。
自分の言葉で語って面接で私たちを納得させてください。
出典:Twitter
口コミにもあるように、もし、希望する転職先の求めるレベルが満たない場合でも、可能性はゼロではありません。
実務未経験やスキル不足であっても、自分がエンジニアとして何をしたいのか、何を作りたいのかなどをポートフォリオとともにプレゼンすれば、その熱意が担当者に伝わります。
なので、試しに応募してみるのも良いですが、まずは今のスキルで狙える手堅い企業を視野に入れて動いてみましょう。
会社に依存せず自分の身は自分で守る
たとえ、無事に大手のIT・Web系企業に入れたとしても、今後の安泰を過度に期待せず、スキルアップを続けるべきです。
終身雇用制度が崩壊したにも関わらず、さらに人生100年時代という言葉が生まれ、昔よりも長期的な目線でライフプランを立てる必要がありますよね。
エンジニアは、企業に属さないフリーランスとして活動しやすい職種の一つです。
会社に万が一のことが起こったとしても、自分で稼げるスキルを持っていれば、路頭に迷う可能性を下げられます。
副業も視野に入れて働いてみる
今の仕事がつまらないと感じたり、待遇に不満があったりという理由で転職を考えている人も多いのではないでしょうか。
かといって、転職するために十分なスキルを持ち合わせておらず、二の足を踏んでいるのであれば、まず副業に挑戦することをおすすめします。
副業で実務経験を積めば、転職活動をした際により条件のいい求人に挑戦できるだけでなく、報酬によって多少の収入アップも見込めるので、お金をもらいながらスキルを伸ばすことが可能です。
それによって、転職という選択がベストなのか判断できますし、今の仕事に対する見方も変わるかもしれません。
IT業界への転職でよくある質問(Q&A)
それでは、IT転職サイトの口コミを参考に、よくある質問をまとめてみましたので紹介します。
- 未経験でも転職できますか?
- 今の仕事を辞めてから転職活動するのはありですか?
- エージェントから断られた場合はどうするの?
- 条件が良すぎる場合はブラック企業と疑うべきか?
- IT転職サイト以外で転職活動する方法はあるの?
①未経験でも転職できますか?
実務未経験でも転職を成功した例は数多くありますが、プログラミング自体の経験がない場合は、まず応募できる求人が見つかりません。
転職サイトの中には、求人検索ができるものも数多くありますので、現在のスキルで絞り込み検索をしてみてください。
②今の仕事を辞めてから転職活動するのはありですか?
一般的に、転職エージェントを利用して転職活動を行った場合、内定が出るまで平均で2ヶ月かかるといわれています。
また、スキルや状況によっては内定が出るまで時間を要することもありますので、仕事を続けながら転職活動を行うほうがおすすめです。
平日夜や休日も相談できるエージェントも多いので、退職する前に一度無料相談に行ってみましょう。
③エージェントから断られた場合はどうするの?
転職エージェントによって扱う求人のレベルはさまざまなので、スキルや条件によっては、マッチングできる求人がなく、断られることもあります。
転職成功者は平均で4社以上のエージェントに登録していたというデータもありますので、気にせずに他のエージェントに登録してみましょう。
もし、どうしても断られたエージェントを利用したい場合は、条件を変えて登録し直すという手段もあります。
④条件が良すぎる場合はブラック企業と疑うべきか?
残業なしや、相場に見合わない高給を前面に打ち出している求人は、気をつけたほうがいいかもしれません。
求人情報に載っている条件は、応募者を集めるために書かれていますので、実情をありのまま載せることはしないですよね。
こういった求人に応募しないためにも、企業をよく知るアドバイザーから、求人に書かれていない情報をもらって判断する必要があります。
⑤IT転職サイト以外で転職活動する方法はあるの?
転職活動の方法はいくつかあり、転職サイトを使わない場合は、企業の採用ページから直接応募したり、ハローワークを使ったりという手段があります。
そういった場合、履歴書・職務経歴書の作成から入社・退社の手続きまでを全て自分で行わなければなりません。
また、ハローワークには未経験でも応募できる求人が多くある半面、求人の質はかなり低いといえます。
転職サイトを利用する場合でも、IT・Web系専門と総合サイトでは取り扱っている求人に違いがありますので、複数のサイトに登録して比較することをおすすめします。
まとめ
以上、「目的別で選ぶおすすめIT転職サイト13選」の紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
特に、業界認知度No.1のレバテックキャリアは、IT業界への転職を考えている人であれば一度見てみてほしい転職エージェントです。
転職をすべきかどうかの相談から、内定が出た後の書類作成や入社日の調整、さらに現在の勤務先を円満退社するためのフォローまで行ってくれるので、安心して転職活動のスタートからゴールまで全てを任せられます。
まずは、情報収集のために総合的に高いサポートで定評のレバテックキャリアに登録して、今後のキャリアプランについて考えてみてくださいね。
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