ハッシュタグキャンペーンとは?成功事例から運営のポイントまでご紹介!

SNSマーケティングのひとつに、ハッシュタグを使ったキャンペーンが挙げられます。ハッシュタグをつけてユーザーに投稿してもらうことで、効果的にPR活動を行うことができます。ここでは、ハッシュタグキャンペーンの概要やメリット、弊社での成功事例や方法についてわかりやすくご紹介します。

▼目次

  1. ハッシュタグキャンペーンとは
  2. ハッシュタグキャンペーンのメリット
  3. ハッシュタグキャンペーンの成功事例
  4. ハッシュタグキャンペーンの運営のポイント
  5. まとめ

ハッシュタグキャンペーンとは

ハッシュタグキャンペーンとは

ハッシュタグキャンペーンとは、キャンペーン指定のハッシュタグをつけてSNSに投稿するタイプのキャンペーンのことです。
投稿と同時に、企業アカウントのフォローを応募条件にする場合もあります。
このキャンペーンは、アンケートやスピードくじ型のキャンペーンと異なり、ユーザーが自分のSNSアカウントから投稿することで参加できるキャンペーンです。
写真の投稿が条件の場合、商品購入やイベント参加など何かしらの体験をしたユーザーのみ応募することができるものがほとんどです。
このハッシュタグキャンペーンでは、企業やブランドに対する一定以上の興味を持ったユーザーが多く参加し、フォロワーへ情報伝達しやすいというメリットがあります。

投稿数の多いTwitterでは、ハッシュタグをつけた投稿型キャンペーンが盛んで、多くの企業が活用しています。
また、写真の投稿がメインのInstagramでも、購入した商品を撮影した写真投稿キャンペーンなどを開催しやすく、こうしたハッシュタグキャンペーンを導入する企業が増加しています。

ハッシュタグキャンペーンのメリット

ハッシュタグキャンペーンを実施するメリット

SNSユーザーには、ハッシュタグを使った検索が普及しており、ハッシュタグがクチコミの集積場所として機能するようになります。
キャンペーンのハッシュタグで検索すると、SNS上の投稿がカテゴリとして整理され、一般ユーザーの投稿を集める役割があります。
この時、検索先のコンテンツを充実させておくとキャンペーン効果が上がるため、実施する際には十分に戦略を練っておく必要があるでしょう。

関連のハッシュタグで親和性の高いユーザーへリーチ

また、SNSのユーザーは投稿に複数のハッシュタグを付ける傾向があり、特にInstagramではこの傾向が顕著に見られます。
キャンペーンタグだけでなく、商品名のタグなどの関連ハッシュタグをつけた投稿からは、キャンペーン参加者以外の親和性の高いユーザーの流入を獲得することが可能です。

投稿の二次利用が可能

ハッシュタグキャンペーンでは、キャンペーンで集めた投稿を自社サイト等で二次利用することも可能です。
TwitterやInstagramから公式に提供されている投稿の埋め込み機能を利用し、商品やサービスに関する口コミをサイトに埋め込む方法が主流です。
プラットフォームの審査を受けたハッシュタグの収集ツールを活用し、コンバージョンの向上につなげることができます。
また、イベントの様子を特設ページに掲載すれば、イベント盛り上がりの可視化を図ることもできます。
これを広告や紙媒体へ利用する際や画像のダウンロードが必要な際は、必ずユーザーから許可を取る必要があります。

集客や認知拡大の必要な費用を抑える

SNSのハッシュタグキャンペーンでは、Web上の一般的な広告よりも安価に集客が可能です。
キャンペーンの投稿がSNS上で拡散されることを考えると、キャンペーン企画に必要となった労力以上の集客ができると言えます。
さらに、投稿に対して複数のハッシュタグをつけるSNSユーザーの傾向を加味すれば、関連ハッシュタグからの流入によるさらなる効果も期待できます。

ハッシュタグキャンペーンの成功事例

スマートシェアで紹介しているハッシュタグキャンペーンについて、成功事例を3社5つの事例でご紹介します。(敬称略)

KIRIN

飲料メーカーのKIRINでは、コーヒー飲料の新発売に際してTwitterでハッシュタグキャンペーンを行いました。
事前に抽選で新製品のサンプリング品が当選した人が参加対象で、サンプリング品の写真と飲んだ感想をツイートしたユーザーの中から1000名にQUOカードが当たるというキャンペーンです。
新製品の周知や話題作り、さらには口コミ収集に役立つキャンペーンとなりました。

また、同社ではInstagramでも飲料のハッシュタグキャンペーンを実施しました。
商品名とキャンペーンのタグをつけて該当商品の写真を投稿すると、オリジナル製品がもらえるというキャンペーンです。
キャンペーンへの参加には、商品の公式アカウントのフォローも条件となっています。こちらはひとり何回でも投稿が可能で、多数の投稿が集まりました。

TSUTAYA

TSUTAYAでは東日本大震災の被災地支援活動の一環としてハッシュタグキャンペーンを2016年に実施しました。
#SmileForTOHOKUというタグを付けTwitterとInstagramで投稿すると、投稿数に応じて寄付額が増えるというもので、合計6,196,600円分のTポイントが被災地に贈られました。
企業イメージの向上や、社会貢献活動を行っていることの認知拡大につなげることに成功しました。

H.I.S

旅行会社のH.I.S.では、Instagramを使って写真投稿を集めるLike the WorldというWebサービスを展開し、ハッシュタグキャンペーンも開催しています。
ハッシュタグキャンペーンでは、特定のイベントやスポットなどで撮影した写真にタグを付け、TwitterやInstagramで投稿したユーザーの中から抽選でプレゼントを行うというものです。
キャンペーンの参加にはH.I.S.の公式アカウントのフォローが必要で、集客や認知拡大、旅行意欲の向上やフォロワー数の増加などを狙ったキャンペーンになっています。

また、びゅうとらべるサービスでは、列車での旅の様子を、TwitterかInstagramで写真投稿するハッシュタグキャンペーンを開催しました。
2つのハッシュタグをつけることと、公式アカウントをフォローすることが参加の条件で、ひとり何回でも投稿が可能です。
こちらも集客・認知拡大、旅行意欲の向上やフォロワー数の増加などの成果が期待できます。

ハッシュタグキャンペーン運営のポイント

ハッシュタグの設計

ハッシュタグキャンペーンを運営するにあたり、まずハッシュタグの設計をしなくてはなりません。
この時、キャンペーンオリジナルのタグを設定する必要があります。
キャンペーン応募者へのプレゼントを用意する場合は、専用ハッシュタグの投稿ユーザーから当選者を選定し、ダイレクトメッセージで連絡するという形式がとられます。
もしタグがキャンペーン固有のものでない場合、キャンペーンに参加した意識のないユーザーを当選者にしてしまう可能性もあるので、タグの設定には注意が必要です。
また、ユーザーが投稿したくなるタグにすることも重要なポイントです。
ハッシュタグキャンペーンは自分のSNSアカウントへの投稿が参加の必須条件であるため、ユーザーが積極的に投稿したいと思えるタグにすることが肝要です。
ハッシュタグキャンペーンの狙いは投稿を促すだけでなく、商品やブランドのイメージ向上なども目的になります。従って、プレゼントのみをインセンティブにして投稿を促すのではなく、ユーザーが自分ごととして投稿したくなるコピーや企画を考えることも大事です。

キャンペーン告知のポイント

キャンペーンを成功させるためには、商品購入者やイベント参加者へのキャンペーン告知が必要です。
Twitterなら、特別な体験がなくても大喜利などアイディア投稿系の企画が成り立ちます。
一方、Instagramは写真か動画の投稿が必須のため、参加者には投稿のネタとなる何かしらの体験が必要です。
体験をしたユーザーがキャンペーンに参加できる導線が必要で、チラシやイベント会場内のポスターなどWeb以外でも告知を行う必要があります。
また、商品の写真投稿が必須のキャンペーンの場合、事前サンプリングと組み合わせるのが有効です。
すでに店頭に並んでいる商品ではパッケージの制約があり、店頭での告知は困難です。事前サンプリングを行えば、キャンペーン初期の盛り上がりを演出することもできます。

また、キャンペーンの際には投稿文言を指定しないようにしましょう。
自分の言葉で投稿してもらわないと、一般のSNSユーザーに不快感を与える原因になってしまいます。
ハッシュタグコピーや企画の設計を工夫すれば、十分質の高い投稿を集めることが可能です。
ハッシュタグ自体の認知を高めるプロモーションは、オフラインでも行うと効果が上がります。
自社のSNSアカウントやメルマガなどのオウンドメディアの他にも、店頭などでハッシュタグを告知すると、ハッシュタグを検索してくれるユーザーが増加します。
SNSで商品情報を検索するユーザーが増加すると、ハッシュタグでのクチコミ検索も活発化し、よりよいキャンペーン効果を見込めます。

製品にハッシュタグを統合し、商品そのものにハッシュタグを付与するのも有効です。
ブログやWEBサービスなど、Twitter上でシェアしてもらいたいコンテンツやキーワードをハッシュタグ化させることで、興味関心の近いユーザーにリーチを広げることができます。
また、多くのフォロワーを持つインフルエンサーを活用することも重要です。
インフルエンサーはSNSの特性を活かしたコンテンツ作成に長けているため、SNS上でブランドイメージを上手に伝えることが可能です。有名なInstagrammerやYouTuberを起用し、それぞれのSNSのトンマナや世界観を活用しましょう。
成功事例でもあったように、キャンペーンに参加する際は、キャンペーン専用のハッシュタグに加えて別で用意した関連ハッシュタグを付けてもらうのもおすすめです。ブ
ランドに関連するハッシュタグを複数おすすめすることで、投稿のリーチの増加につながります。
望ましい投稿を増やすためには、投稿写真の凡例をつけると良いでしょう。
どんな写真がおしゃれなのか、どんな投稿にいいねが集まるのか例を示すことで、ユーザーの投稿へのハードルを下げることができます。「どんな写真をすればよいのか分からない」という理由で、キャンペーンから離脱するユーザーがいます。投稿の例を提示することで、ユーザーの投稿前の離脱を防止することができます。

ハッシュタグキャンペーンを使って上手なマーケティングを行おう

SNSを使ったハッシュタグキャンペーンでは、比較的少ない費用で効率よく宣伝活動を行うことができます。
ユーザーの自発性を尊重したキャンペーンでもあり、ユーザーの投稿を二次利用することができるのもメリットです。
スマートシェアではハッシュタグキャンペーンでのエンゲージメント向上のサポートを行っています。ぜひお気軽にご相談ください。

Photo credit: oggin via VisualHunt.com / CC BY-NC