潜在ユーザーを獲得!話題のコンテンツマーケティングの実態は?

コンテンツマーケティングは、動画や写真などのコンテンツを配信し、顧客獲得を目指す手法のことです。従来のマーケティングと比べて、ターゲットもアプローチの方法も大きく異なります。コンテンツは主にSNS上で配信されており、全世界で広く行われています。
この記事では、コンテンツマーケティングの概要やメリット、成功事例をわかりやすくご紹介します。

目次

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、動画や写真などの価値あるコンテンツを提供し続けることでユーザーエンゲージメントを生み、最終的な収益に繋げるための一連のマーケティング手法です。
マーケティング手法は「読者にとって価値あるコンテンツの制作・発信」「見込み顧客のニーズを育成」「最終的にファンとして定着させる」という3ステップに及びます。
コンテンツマーケティングとは段階的なマーケティングプロセスを構築するための考え方のことであり、ある単一のツールや手法を指し示す言葉ではありません。
コンテンツの配信が即購買に結びつくのはまれで、ファンを増やして長期的な顧客を獲得するのが主な狙いとなっています。

コンテンツマーケティングの特徴

コンテンツマーケティングの大きな特徴は、ニーズが顕在化していない「潜在層」をターゲットにしていることです。
従来のマーケティング手法では顕在顧客をターゲットすることが多いのに対し、コンテンツマーケティングでは潜在層向けのコンテンツを配信し、自社の存在を認知させ段階的に購買へとつなげていくことがアプローチの目的です。

コンテンツマーケティングのメリット

コンテンツマーケティングのメリットをいくつかご紹介します。
一つ目は、コストが少なく始められることです。
自社のノウハウやサービスについてユーザーのニーズに応じたコンテンツを作成することは、広告と違い少ない予算で始められます。
また、一度配信したコンテンツは、その後も資産として長期に渡り活かすことができます。
コンテンツを増やせば増やすほど顧客との接点は増える一方で、コンテンツが増えすぎたからといって悪いことはありません。配信した情報の内容が大幅に変わるなどしてコンテンツ自体の情報価値が失われないかぎりは、長期にわたる集客方法として機能していきます。
ただ、広告のようにすぐに効果が出るものではないので、継続的な取り組みが必要となります。

二つ目は、企業ががその分野の「専門家」として認識、信用されるというメリットです。
顧客が興味を抱く情報を継続的に提供することで、専門性のある会社として覚えてもらうことができ、ブランド力が弱かったり認知度が低かったりする場合は特に有効な策となりえます。

三つ目は、コンテンツはSNSで拡散されやすいことです。
良質なコンテンツは、ユーザーの自発的行動によりSNSで拡散されていきます。そのコンテンツに共感したユーザーは自然に知人や友人に紹介してくれます。
Twitter、FacebookなどのSNSシェアされることで、口コミ効果が期待できます。
ユーザーにとって本当に価値のあるコンテンツを配信できれば、勝手に広がっていってくれるでしょう。

コンテンツマーケティングの成功事例

では、コンテンツマーケティングの成功事例をいくつか見てみましょう。
まずは、国内の事例です。

事例1:北欧、暮らしの道具店

北欧雑貨を販売するECサイトの「北欧、暮らしの道具店」では、ECサイトが一つのメディアのようになっていて、商品やライフスタイルにまつわる様々なコンテンツが配信されています。

「北欧、暮らしの道具店」のWEBサイト

常に様々な特集が組まれていて、取り扱い商品に直接関わる特集はもちろん、スタッフの愛用品紹介コラムや、著名人の仕事論に迫るインタビュー、レシピや収納術などのライフスタイルに関わる特集など、多彩なコンテンツが存在しています。記事の内容もや写真も丁寧に作り込まれていて、読み物として価値のあるものになっています。
さらに、取り扱い商品1つ1つの詳細ページでも、その商品が使われるシーンやサイズなどの詳細な説明が写真とともに紹介されていて、購入意欲を促進します。
サイト全体が北欧雑貨のようなあたたかく柔らかいイメージで統一されており、自社で運用しているFacebookページやInstagramアカウントも同様に徹底したブランディングがされています。

事例2:土屋鞄製造所

鞄専門店の土屋鞄製造所が運営するFacebookページでは、非常にクオリティの高い写真コンテンツが豊富に配信されており、製作工程や職人の作業風景などの動画コンテンツも提供されています。
商品に対するこだわりと信頼感が伝わる内容の投稿を継続的に行うことで、ブランドのイメージアップやファン拡大に効果が出ています。
Facebookでのいいね!数は2017年2月時点で約300,000件。美しい写真投稿はシェアの数も多く、ブランドの認知拡大に大きく役立っています。

続けて、海外の事例も見ていきましょう。

事例3:GoPro

ウェアラブルカメラメーカーのGoProは、動画コンテンツを使って成功を収めた企業の一つです。
商品の魅力そのものを伝えるのではなく、ユーザー体験を通して魅力を伝えることに注力し、Youtubeを駆使したコンテンツマーケティングを展開しています。
GoProのYouTubeアカウントには460 万人のYouTube登録ユーザー(2017年2月時点)が存在し、カメラを装着したユーザーの体験動画がたくさん投稿されています。
また、Youtube以外の自社のSNSアカウントでも多数のファンを抱えていて、動画コンテンツが広く拡散される仕組みを持っています。

まとめ

コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって有益なコンテンツを配信することで、潜在的な顧客をファンとして定着させるマーケティング手法です。
コンテンツは資産として長期にわたって効果を発揮し、SNSでの拡散によってブランドの認知拡大に大きな効果をもたらすことができます。
ブランド力の向上に役立つコンテンツマーケティングを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。