InstagramのUGC活用事例 Airbnbやスターバックスなど7選

InstagramのUGC(ユーザーコンテンツ)は多くの場面において色々な方法でマーケティングに活用されています。
今回は、海外で盛んな例として、UGCを自社のInstagramアカウントやWEBサイトでシェアすることで、ファンとのコミュニケーションに活かしている事例を紹介したいと思います。
国内の同様の取り組みによる成功事例については、また別の機会に書きたいと思います。

日本国内に比べ、英語圏の膨大な数の人々を相手にしている欧米のブランドは、たびたび先行して見本となる手法を示してくれます。
以下に紹介していきますが、注目したい共通したポイントは以下の3点です。

1.ユーザーに直接承諾を得ている

2.オープンな場で直接コミュニケーション

3.ユーザー名を入れてシェア

1と3は当然のように思いますが、国内の事例に比べ、欧米ブランドの特徴は2番の「オープンな場でコミュニケーション」しているところです。
これによって、ユーザーは公の場でブランドに賞賛され、それを目にする他のユーザーにも親近感が感じられたり、同様のコンテンツを持つユーザーを刺激することにもつながったり、声をかけられたユーザーも自身のコンテンツが取り上げられたことをさらにシェアしやすくなるような効果があります。

それでは見ていきましょう。

目次

    1.Airbnb

    @airbnb

    AirbnbのInstagramの投稿は、ほぼ全てがUGCだと思われます。
    取り上げられたユーザー投稿のコメント欄をご覧ください。ハッシュタグ「#AirbnbPhoto」を使って許可を得ていることがわかります。

    この承認ハッシュタグ「#AirbnbPhoto」を見てみると、当記事を書いている5月22日現在、6万5千を超える投稿が存在しますね。(「#airbnb」は100万を超えていますが…)
    Airbnb自身の投稿数は1,200ほどですので、承諾のやり取りではないけどこのハッシュタグを付けているというユーザーがたくさん出てきていることもわかります。
    ちなみに、Airbnb自身は、自社アカウントの投稿のキャプションにはハッシュタグは何もつけていない場合も多いようです。自社の投稿に付けると、ハッシュタグ検索したときにUGCと重複して表示されることが出てくるので避けているのかもしれません。

    また、興味深いのは、承諾を得るコメントの中で、どの施設なのかURLを教えて欲しいと呼びかけ、ユーザーがそれに応えてくれています。それがどこに使われているかというと、プロフィールのリンク先にOlapicのTapshopが入っていて、そこです。

    2.スターバックス

    @starbucks

    つづいてはスターバックスです。スターバックスは5分の1くらいがUGCでしょうか(ちゃんと数えたわけではありません)。
    スターバックスのUGCはコーヒーを持った手をかざしている写真が多いようですね。

    コメントを見ると、承認依頼のコメントがありますが、「DMを見てね」ということになっています。ここで、「DMを送るならコメントは不要では?」と思ったりしますよね? 私たちはおそらく1年以上ウォッチし続けていますが、ずっとこのやり方を続けているようです。コメントを活用したコミュニケーションを重視していることがわかります。

    それと、このUGCを見て気づくのは、ハッシュタグ「#STARBUCKS」がないことです。「#icedcoconutmilkmochamacchiato」と、ずいぶん長いハッシュタグになっています。この長いハッシュタグを見ると、なんと3,389件(2017/5/10現在)。長いのに、付けている人多いですね。

    3.IKEA USA

    @ikeausa

    つづいてIKEA USA。こちらはUGCの割合は10分の1くらいのようです。

    収集しているハッシュタグは、「#IKEA」,「#IKEAUSA」,「#MyIKEAUSA」などがありそうです。
    コメント欄の承認ハッシュタグは「#hejIKEA」のようです。

    IKEA USAのプロフィールからのリンク先にはLike2Buyが入っていますね。

    最近、インテリアのUGCでは日本のRoomClipも人気ですが、インテリアもビジュアルで訴えるためInstagramと相性がいいですね。

    つづいて、もう一つインテリア系を見てみましょう。

    4.west elm

    @westelm

    日本では知る人ぞ知るインテリアショップですが、ニューヨーク・ブルックリン発のショップで、アメリカを中心にカナダ、オーストラリア、イギリス、中東など多くの店舗を構えています。Instagramのフォロワーも130万人と、人気アカウントです。

    プロフィール欄で指定ハッシュタグ「#mywestelm」を告知しています。
    余談が続きますが、west elmもCuralateのLike2Buyを使っていますね。

    Instagramアカウントでは素敵なインテリア写真がたくさんシェアされています。
    承認ハッシュタグは「#sharemywestelm」のようですね。

    west elmのWEBサイトを見ると、トップページに「SHARE YOUR STYLE WITH #MYWESTELM」が埋め込まれていて、そのリンク先には綺麗にカテゴリー分けされたUGCのギャラリーページがあります。そのギャラリーは一つ一つのインスタ投稿写真に商品がタグ付けされていて、west elmのライフスタイルの世界に引き込まれた先で、ちゃんと商品詳細が見れたり購入できるようになっています。

    5.Crocs

    @crocs

    CrocsはたびたびInstagram上でフォトコンテストを行っていて、つい最近も母の日のコンテストが行われていました。

    WEBサイトのギャラリーはこんな感じです。昨年のハッシュタグは「#FindYourFun」でしたが、今年は 「#ComeAsYouAre」のようですね。こちらのUGCもショップタグ付きで便利です。

    クロックスのUGCの取り組みも長く継続して行われています。承認ハッシュタグは「#crocsok」を使っています。

    6.H&M

    つづいては2,000万人以上のフォロワーを抱えるH&Mです。
    #HM GALLERY」では、多くのUGCがシェアされています。やはり当然のようにショップタグ付きです。

    さすがH&M。国際色豊かです。

    承認ハッシュタグは「#YesHM」。
    Instagramはコーディネートの宝庫ですね。

    7.ALLSAINTS

    最後はかっこいいどころのAll Saintsで締めたいと思います。
    これだけクールなブランドでもそのイメージを崩さずディスプレイされたUGCギャラリーは魅力ですね。

    All Saintsはご存知のとおりイギリス発のブランド。本国のサイトでは、各商品ページにもそれぞれの商品ごとのUGCが表示されます。(日本国内ではJPサイトにリダイレクトされて見ることができません)

    承認ハッシュタグは「#YesAllSaints」を使っています。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか?
    「UGCを活用」というと、コンテンツを二次利用しているだけのように思われるかもしれませんが、今回ご紹介した事例のように、「承認を取りに行く行為」自体をコミュニケーションととらえ、しかもインスタジェニックなターゲットにそのコミュニティが広がる様子を感じていただけたかと思います。

    まだまだたくさんのUGC事例がありますので、こちらでまた切り口を変えたりしてご紹介していきたいと思います。

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