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InstagramのUGC活用事例6選|Airbnbやスターバックスなど6選

InstagramのUGC活用事例6選|Airbnbやスターバックスなど6選

InstagramのUGC(ユーザーコンテンツ)は多くの場面において色々な方法でマーケティングに活用されています。
今回は、海外では既に盛んな取り組みである、UGCを自社のInstagramアカウントやWEBサイトでシェアして、ファンとのコミュニケーションに活かす事例を紹介していきます。

日本国内に比べ、英語圏の膨大な数の人々を相手にしている欧米のブランドは、たびたび先行して見本となる手法を示してくれます。かなり参考になる部分が多いので、是非チェックしてみましょう。

目次

  1. InstagramにおけるUGCとは?
    1. InstagramでUGCを活用する目的
  2. UGCが欧米ブランドに多い理由とは?
  3. InstagramのUGC活用事例6選
    1. Airbnb
    2. スターバックス
    3. IKEA USA
    4. west elm
    5. Crocs
    6. H&M
  4. InstagramでUGCを活用する方法|4ステップ
    1. ハッシュタグを独自に作る
    2. ユーザーの投稿から選ぶ
    3. ユーザーに許可を取る
    4. リポストで投稿
  5. まとめ

InstagramにおけるUGCとは?

UGCとは、「User Generated Contens」の略で、日本語では「ユーザー生成コンテンツ」と呼ばれています。

つまり、SNSの投稿や口コミ、掲示板への書き込みなど、個人によって発信されたもコンテンツのことを指します。

InstagramにおけるUGCは、おもにユーザーが自身のアカウントで公開している投稿のことです。

InstagramでUGCを活用する目的

現代ではSNSから情報を集めることが主流です。企業からの宣伝ではなく、一般ユーザーによる投稿をすることで、信頼性が高まります。

また商品やサービスのポジティブなUGCが増えることで、認知度向上や購買につながるでしょう。

InstagramにおけるUGC獲得は、マーケティング施策としても注目されているのです。

UGCが欧米ブランドに多い理由とは?

以下に紹介していきますが、各事例に共通しており、注目したいポイントは以下の3点です。

  1. ユーザーに直接承諾を得ている
  2. ユーザー名を入れてシェア
  3. オープンな場で直接コミュニケーション

1と2は当然のように思いますが、3の「オープンな場でコミュニケーション」しているところは、国内の事例に比べ、欧米ブランドに特徴的な部分です。

DMなどのクローズな場でコミュニケーションを取るのと比較すると、オープンな場でコミュニケーションを取ると、ユーザーは公の場でブランドに賞賛されたと感じられます。そしてさらに、自身のコンテンツがブランドで取り上げられたことをシェアしやすくなる効果があります。

また、それを目にする他のユーザーにもブランドとの親近感が感じられたり、同様のコンテンツを持つユーザーを刺激することにもつながったりします。

InstagramのUGC活用事例6選

ここからは、InstagramにおけるUGC活用事例を6つ紹介します。

Airbnb

@airbnb

AirbnbのInstagramの投稿は、ほぼ全てがUGCだと思われます。
取り上げられたユーザー投稿のコメント欄をご覧ください。ハッシュタグ「#AirbnbPhoto」を使って、ユーザーから許可を得ていることがわかります。

この承認ハッシュタグ「#AirbnbPhoto」を見てみると、当記事を書いている5月22日現在、6万5千を超える投稿が存在しますね。Airbnb自身の投稿数は1,200ほどですので、承諾のやり取りではないけど、このハッシュタグを付けて投稿しているというユーザーがたくさん出てきていることもわかります。

ちなみに、Airbnb自身は、自社アカウントの投稿のキャプションにはハッシュタグは何もつけていない場合も多いようです。自社の投稿に付けると、ハッシュタグ検索したときにUGCと重複して表示されることが出てくるので避けているのかもしれません。

また興味深いのは、投稿使用の承諾を得るコメントのやりとりの中で、「この投稿に写っているのはどの施設なのかURLを教えて欲しい」と呼びかけ、ユーザーがそれに応えてくれていることです。なぜこんなやり取りをしているかというと、プロフィールのリンク先にOlapicのTapshopが入っていて、そこで使われているんですね。

スターバックス

@starbucks

つづいてはスターバックスです。スターバックスは5分の1くらいがUGCでしょうか(ちゃんと数えたわけではなく、おおよその数字です)。
スターバックスのUGCは、コーヒーを持った手をかざしている写真が多いようですね。

 

ユーザー投稿のコメント欄を見ると、承認依頼のコメントで「DMを見てね」と書かれています。「DMを送るならコメントは不要では?」と思いますよね? 私たちは約1年以上ウォッチし続けていますが、ずっとこのやり方を続けているようです。コメントを活用したコミュニケーションを重視していることがわかります。

それと、このUGCを見て気づくのは、ハッシュタグ「#STARBUCKS」がないことです。「#icedcoconutmilkmochamacchiato」と、ずいぶん長いハッシュタグになっています。この長いハッシュタグを見ると、なんと3,389件(2017/5/10現在)。こんなに長いのに、付けている人が多いですね。

IKEA USA

@ikeausa

つづいてIKEA USA。こちらはUGCの割合は10分の1くらいのようです。

収集しているハッシュタグは、「#IKEA」,「#IKEAUSA」,「#MyIKEAUSA」などがありそうです。
コメント欄の承認ハッシュタグは「#hejIKEA」のようです。

IKEA USAのプロフィールからのリンク先にはLike2Buyが入っていますね。

最近、インテリアのUGCでは日本のRoomClipも人気ですが、インテリアもビジュアルで訴えるためInstagramと相性がいいですね。

つづいて、もう一つインテリア系を見てみましょう。

west elm

@westelm

west elmは、ニューヨーク・ブルックリン発のインテリアショップです。日本では知る人ぞ知るショップですが、実はアメリカを中心にカナダ、オーストラリア、イギリス、中東など多くの店舗を構えています。Instagramのフォロワーも130万人と、人気アカウントです。

プロフィール欄で指定ハッシュタグ「#mywestelm」を告知しています。
余談が続きますが、west elmもCuralateのLike2Buyを使っていますね。

Instagramアカウントでは素敵なインテリア写真がたくさんシェアされています。
承認ハッシュタグは「#sharemywestelm」のようですね。

west elmのWEBサイトを見ると、トップページに「SHARE YOUR STYLE WITH #MYWESTELM」が埋め込まれていて、そのリンク先には綺麗にカテゴリー分けされたUGCのギャラリーページがあります。そのギャラリーは一つ一つのインスタ投稿写真に商品がタグ付けされていて、west elmのライフスタイルの世界に引き込まれます。そして、ちゃんと商品詳細が見られるようになっており、購入もできるようになっています。

Crocs

@crocs

CrocsはたびたびInstagram上でフォトコンテストを行っていて、つい最近も、母の日のコンテストが行われていました。

WEBサイトのギャラリーはこんな感じです。昨年のハッシュタグは「#FindYourFun」でしたが、今年は 「#ComeAsYouAre」のようですね。こちらのUGCもショップタグ付きで便利です。

クロックスのUGCの取り組みも長く継続して行われています。承認ハッシュタグは「#crocsok」を使っています。

H&M

つづいては2,000万人以上のフォロワーを抱えるH&Mです。
#HM GALLERY」では、多くのUGCがシェアされています。やはり当然のようにショップタグ付きです。

さすがH&M。国際色豊かです。

承認ハッシュタグは「#YesHM」。
Instagramはコーディネートの宝庫ですね。

InstagramでUGCを活用する方法|4ステップ

ここからは、InstagramでUGCを活用する方法について紹介します。

1.ハッシュタグを独自に作る

キャンペーンの企画内容やブランドを伝えるためには、独自のハッシュタグを設定することが重要です。

自社アカウントのキャプションやプロフィール内で、設定したハッシュタグを紹介しましょう。

ユーザーに対して、ハッシュタグの使用を促します。

2.ユーザーの投稿から選ぶ

反応があったユーザーの投稿から、方向性やイメージとマッチするものを選定します。

またハッシュタグ収集ツールを利用することで、特定のハッシュタグをもとにSNS上からコンテンツを収集可能です。

3.ユーザーに許可を取る

ユーザーの投稿を無断で使用すると、トラブルに発展するリスクがあります。訴訟問題など法的なトラブルに発展するため、必ず許可を得て使用しましょう。

Instagramの投稿やダイレクトメッセージにて、使用したい旨を伝えるのが一般的です。

顔がうつっている場合などは、著作権や肖像権、プライバシーには十分配慮しておきましょう。

4.リポストで投稿

使用の許可が取れたら、UGCをリポストとして投稿します。

元の投稿者がわかるよう、画像内もしくはキャプション内にアカウント名を記載します。引用元の情報は、Instagramのメンション機能を使うと便利です。

なお、UGCの著作権はユーザーにあるため、編集や加工はしないようにしましょう。キャプション内に投稿を活用したお礼を記載しておくのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「UGCを活用」というと、コンテンツを二次利用しているだけのように思われるかもしれませんが、ブランドとユーザーのコミュニケーションの場にもなっていることが分かります。今回ご紹介した事例では、「承認を取りに行く行為」自体をコミュニケーションととらえ、しかもインスタジェニックなターゲットにそのコミュニティが広がる様子を感じていただけたかと思います。

まだまだたくさんのUGC事例がありますので、今後もまた切り口を変えてご紹介していきたいと思います。

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